マンション、一戸建ての「維持費」何にいくらかかる?

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2013年12月9日掲載

基礎知識

マンション、一戸建ての「維持費」何にいくらかかる?

マイホームを取得すると、住宅ローンの支払いだけでなく、住宅を維持するためのランニングコストがかかります。住宅ローンを確実に返済していくためにも、前もってランニングコストを予定に入れておくことが必要。この支出を考慮していないと、購入後の家計を圧迫しかねません。ランニングコストとはどんなものなのか、どのくらいかかるのかを知っておきましょう。

何にどのくらいかかる? ランニングコストの基本

ランニングコストとは、住宅を所有しているとかかる税金や、建物や設備を維持するためにかかる費用のことです。購入後は所有している限り継続的に必要になるものです。では、どんな項目にどのくらいの費用がかかるのでしょうか。マンションと一戸建の場合のそれぞれのケースで把握しておきましょう。

何にどのくらいかかる? ランニングコストの基本【マンションの例】
物件価格4,000万円 専有面積80u 新築
コスト項目 一般的なポイント 費用例(目安額)
管理費 物件の広さ・グレードにより異なる。
戸数が少ない場合や物件価格の高いものほど高い傾向にある。
毎月1〜2万円程度
修繕積立金 毎月払いに加え、入居時には一時金が、大規模修繕時にも一時金が必要な場合がある。将来的に金額が上がる場合が多い。 毎月5千円〜2万円程度
駐車場代 場所により金額は異なる。屋内・屋外、立体式かにもよる。 毎月5千円〜1.5万円程度
固定資産税
都市計画税
固定資産税  税額=課税標準×1.4%(標準税率)
都市計画税  税額=課税標準×0.3%(制限税率)
※各市町村で適用税率は異なるので確認が必要。新築の場合には当初5年間は軽減措置がある。
年間12〜17万円程度
火災・地震
保険料
購入時に一時払いしてない場合、1年・5年ごとなどに必要。保険料は保険会社・補償内容による。地震保険の加入は任意。 毎年5万円程度
(地震保険ありの場合)

マンション特有の項目に、管理費・修繕積立金や駐車場代があります。仮にこれらが月々3万円でも年間36万円、30年で1,080万円にもなります。取得時にかかるコストは安くても、その後のランニングコストは一戸建てにくらべ高めになる傾向があります。

何にどのくらいかかる? ランニングコストの基本【一戸建ての例】
物件価格4500万円(建売り)120u 新築
コスト項目 一般的なポイント 費用例(目安額)
修繕費用 将来的には必ず必要。
外壁塗装・水回り・白アリ駆除など。
30年で300万〜500万円程度
固定資産税
都市計画税
固定資産税  税額=課税標準×1.4%(標準税率)
都市計画税  税額=課税標準×0.3%(制限税率)
※各市町村で適用税率は異なるので確認が必要。新築の場合には当初3年間は軽減措置がある。
年間10〜15万円程度
火災・地震
保険料
購入時に一時払いしてない場合、1年・5年ごとなどに必要。保険料は保険会社・補償内容による。地震保険の加入は任意。 年間7万円
(地震保険ありの場合)

一戸建ては管理費や修繕費を毎月必ず支払う必要がないことや、駐車場代がかからないことが多いので、マンションに比べると毎月のランニングコストは少なく済みます。ただし、将来まとまった修繕費が必要になるので、毎年計画的に積立てるなどの工夫も必要です。

物件別ランニングコスト準備のポイント

マンション

マンションの場合、長期の修繕計画があり、将来の大規模修繕も予定されています。毎月の修繕積立金は大規模修繕も予定に入れたものになっているはずですが、積立金だけでは足りないケースもあります。この場合には各戸に一時金の負担を求められることがあります。予定外の費用負担が発生しないか、わかる範囲で確認しておきましょう。教育費などの支出と重なると、突然の用意は厳しくなります。毎月分にならして、早くから貯蓄で備える事が大事です。また、当初は修繕積立金が低く設定されているものの、数年後から値上げが予定されていることもありますので、取得前に値上げ予定も聞いておきましょう。

一戸建て

一戸建も将来に備え、修繕費の準備は必要です。マンションと違い、修繕計画の予算は、自分で管理しなくてはなりません。その内容によっては、マンション以上の費用がかかることもあります。一方、最近は、大型メンテナンスをしなくても済むタイプの住宅(壁材など)もあります。購入時に、物件の修繕予算を確認しておくこともポイントです。強制的な徴収はされませんが、毎月の積立てで準備することを心がけましょう。

中古物件

中古物件は安い反面、取得時の状態次第で、後々のランニングコストが大きくなる場合があります。建物の状態は、床下など自分の目だけでは確認できない部分も多いので、専門家に見てもらう等の事前対策も重要。また、今までの管理や修繕の記録など、履歴を売主から聞いておきましょう。その上で、修繕の予算をたて、毎月の積立をしていくことがポイントです。

物件別ランニングコスト準備のポイント

物件購入予算はランニングコストも考えて決めよう!

ランニングコストの負担は決して小さいものではありません。ランニングコストを考慮せずに購入してしまうと、家計が厳しくなりかねません。購入予算は、「頭金+返せる住宅ローン借入額」が基本ですが、ローン返済に加え、ランニングコストも捻出できる範囲で、借入額を決めるようにしましょう。

予算を考える際に住宅にあてられる金額から毎月のランニングコストを先取りしておくことがコツです。住宅にあてられる額が15万円、毎月のランニングコストを4万円とすると、住宅ローンの返済に回せる額は、15万-4万=11万円。何も考えず、毎月15万返済の住宅ローンを組んでしまうと、ランニングコストが捻出できなくなります。

住宅ローンは払えても、メンテナンスができないでは困ります。ランニングコストを把握した予算決め、積立てによる早い準備が、購入後の家計を圧迫しない最大の対策です。

物件別ランニングコスト準備のポイント

じぶん銀行 住宅ローン

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