エアコン・クーラーの選び方

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選び方ガイド 自分に最適な製品選びをサポート

「エアコン・クーラーってどういう家電なの?」「どんなサイズを選べばいいの?」「再熱除湿って何?」「何が違うの?」など、エアコン・クーラー選びの際に浮かぶ疑問などを解決できるのが選び方ガイドです。エアコン・クーラー選びに必要な基礎知識、用語解説はこちらでチェックしましょう!

エアコン・クーラー選びの前に

エアコン・クーラーのトレンド

暑い夏や寒い冬に欠かせないエアコンは、省エネ性能が年々向上しています。また、フィルターの汚れを自動的にキレイにする「フィルター自動洗浄機能」や、風が直接当たらず常に快適な室内環境に整える「気流制御機能」を搭載するなど進化しているのです。製品選びに入る前に、ここではエアコンのトレンドをチェックしましょう!

10年前よりも省エネ性能が大幅に向上

10年前よりも省エネ性能が大幅に向上

最新製品は、センサーや気流制御技術の搭載で、省エネ性能が大幅に向上。14畳向け機種の場合、10年前と比べて期間電気代が約40%安くなることも。

省エネ評価:★★★★★〜の製品を探す

フィルター自動洗浄機能搭載機種が増加

フィルター自動洗浄機能搭載機種が増加

性能に影響するフィルターの清掃を自動で行い、清潔に保てるフィルター自動洗浄機能を搭載した製品が増えています。手入れが楽になり人気です。

フィルター自動洗浄搭載製品を探す

室内を快適にする気流制御が可能に

室内を快適にする気流制御が可能に

リビングの奥まで風が届くロング気流や、部屋全体に気流を循環させるサーキュレーション気流など、部屋の中に温度ムラがない快適環境を実現しています。

快適気流/気流制御搭載製品を探す

同じ適用畳数のエアコンでも、数万円も価格が変わる理由

省エネ性能の高さと付加機能の多さが価格に反映

同一メーカーで適用面積が同じ製品同士なのに、価格差がとても大きいものがあります。価格が異なる理由の1つは省エネ性能の差。たとえば、あるメーカーの14畳向け上位機種は、普及機種よりも価格が35,000円ほど高くなりますが、期間電気代(※)は12,000円安くなります。

もう1つの理由が搭載する機能の数です。上位機種は、利便性が高い機能や快適に過ごすための機能が充実していますが、普及機種には搭載されない傾向にあります。上位機種は電気代が安く、快適で便利な機能が多いと言えます。

※期間電気代とは、冷房期間3.6か月間(6月2日〜9月21日)、暖房期間5.5か月間(10月28日〜4月14日)の消費電力量から電気代を算出したもの。

【参考例】上位機種と普及機種の価格・機能比較(14畳向け)

霧ヶ峰 MSZ-ZW405S-W
(14畳向け上位機種)
霧ヶ峰 MSZ-AXV405S-W
(14畳向け普及機種)
価格.com最安価格 129,200円 93,800円
期間電気代 31,833円 44,172円
再熱除湿 ×
除菌 ×
フィルター自動洗浄 ×

注:価格.com最安価格は2015年7月31日現在

リビングなど使用頻度が多い場所は、電気代を抑えた上位機種を

リビングルームは面積が広いうえに、家族団らんで滞在する時間が長く、使う機会が多いので、高い省エネ性能が求められます。冷暖房効率の維持につながる「フィルター自動洗浄」をはじめ、リビングにいる家族1人ひとりが快適に過ごせる「快適気流/気流制御」などを搭載した上位機種は、満足度が高くなるようです。

寝室や子供部屋には、最小限の機能で価格が安い普及機種を

リビングルームに比べて使用頻度の低い寝室や子供部屋などの面積は6〜8畳程度が中心と言われています。寝室や子供部屋にエアコン・クーラーを設置する場合、上位機種に搭載されている「フィルター自動洗浄機能」や「体感センサー」などの付加機能を省いた、お手ごろ価格の普及機種で十分のようです。

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買い物ナビ

選び方のポイント

設置する部屋に合わせて性能を選ぶ

エアコン・クーラー選びではじめに基準となるのが、設置する部屋の面積でしょう。しかし、面積が合っていれば必ず快適に使えるというわけではありません! 冷房と暖房のどちらを重視するのか、部屋が南向きであったり、キッチンがあったりなどで求められる性能が異なるのです。そんな注意点をご紹介します。

暖房性能は冷房性能よりも小さい

暖房性能は冷房性能よりも小さい

冷暖房能力が「8〜12畳」とある場合、一戸建て木造住宅で8畳、鉄筋集合住宅で12畳の部屋が最適という意味。また、暖房能力は適応畳数が減ります。

南向きなら実面積より2畳広め向け製品

南向きなら実面積より2畳広め向け製品

南向きなどの日当たりがよい部屋は、室内の温度が上がりやすいので、実際の面積よりも2畳広い部屋向けのエアコンを選ぶと快適に使えるでしょう。

キッチンは実面積より4畳広め向けを

キッチンは実面積より4畳広め向けを

キッチンがある部屋は、ガスコンロなどの熱に加え、換気扇の使用で夏は涼しくなりにくいものです。実際の面積よりも4畳広い部屋向けの製品を選ぶのが◎。

エアコン・クーラーの省エネ性能のポイント

エアコン・クーラーは家庭の電気代の多くを占める家電のため、省エネ性能を重視する方も多いのではないでしょうか。こちらでは、省エネ性能の理解をいっそう深めることができるポイントをご紹介します。

多段階評価の基準

室内機の形態、冷房能力、室内機の寸法など区分ごとに省エネの目標基準値が設定されています。この省エネ基準達成率が高くなるほど省エネ性が優れています。また、達成率を星の数で示す評価方法もあり、星の数が多いほど省エネ性能が高くなります。

省エネ評価 省エネ基準達成率
★★★★★ 121%以上
★★★★ 114%〜121%
★★★ 107%〜114%
★★ 100%〜107%
〜100%

エアコンの“燃費”を示す「APF」に注目!

「APF」とは、1年間に必要な冷暖房能力を消費電力量で割って算出した「通年エネルギー消費効率」です。いわばエアコンの“燃費”を示したもので、大きい数値ほど効率のよい省エネタイプになります。

APFの数値から選ぶ

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主なシリーズ

パナソニック

パナソニック

明かりと音楽がリラックス空間を演出してくれる

エコナビ搭載で、センサーが部屋の状況をチェック、風向きや冷暖房の強さを最適化し自動で節電します。中でもNXシリーズは天井をほのかに照らすLEDと、ワイヤレスで音楽再生できる機能を用意しています。

NXシリーズを探す

ダイキン

ダイキン

充実した機能、加湿もできる高性能エアコン

給水なしで加湿できる「うるる加湿」、必要な量だけ除湿する「さらら除湿」、気流を回して部屋全体が心地よい「サーキュレーション気流」、0.5度単位で温度制御が可能な「プレミアム冷房」など、充実した機能を搭載しています。

うるさら7を探す

三菱電機

三菱電機

快適さにとことんこだわった高性能エアコン

サーモカメラ「ムーブアイ極」が部屋の隅々までチェック、さらに身体の部位ごとに表面温度を0.1度単位で測定します。独立した4枚のフラップが動く「匠フラップ」は状況に応じて送風できるなど快適さにこだわりました。

霧ヶ峰を探す

日立

日立

3Dカメラが人と家具の状況を感知して送風

「くらしカメラ3D」を搭載し、人の場所や温度、家具の位置や形状をチェック。最適な気流の通り道を見つけ、きめ細やかな送風を可能にする3分割されたフラップを装備。除菌効果の高いステンレスを採用したのも特長です。

白くまくんを探す

シャープ

シャープ

吹き出す風が清潔! カビの発生を抑える

アレル物質・花粉・ウイルスなどの作用を抑え、除菌、脱臭、美肌に効果がある「プラズマクラスター」が全モデルに導入。冷暖房が不要なオフシーズンでも、プラズマクラスターイオン発生機として使うことも可能です。

SXシリーズを探す

東芝

東芝

充実した空気清浄機能と自動掃除機能が便利

コンプレッサーを2つのシリンダーで構成した独自の「デュアルコンプレッサー」を採用。1シリンダー・2シリンダーを使い分け、少ない消費電力を実現しました。熱交換器表面の汚れを洗い流す機能も注目です。

大清快を探す

三菱重工

三菱重工

JETとワープのハイパワーで快適冷暖房

JETエンジン設計の解析技術を応用して開発した独自の「JET BODY」。少ない電力で大風力を生み出し、遠く広く風を送ります。熱交換器や送風路を掃除する「内部クリーン運転」や「防カビエアフィルター」などで風も常に清潔。

ビーバーエアコンを探す

富士通ゼネラル

富士通ゼネラル

ハイブリッド気流が生み出す上質な快適空間

2種類の温度の気流を作る「DUAL BLASTER」を採用し、省エネと快適な空間を実現。冷房時は冷風を身体に当てずに部屋を均一に冷やし、暖房時は暖気の吹き上がりを抑えて足元から暖めることができます。

nocriaを探す

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エアコン・クーラーの購入前に確認しよう

設置環境をチェック!

エアコン・クーラーを買った後、自宅に届いて使おうと思ったら、取り付けることできなかった…というのはイヤですよね? エアコン・クーラーを取り付けることができる前途として、室内機や室外機を置く場所、コンセントの形状などを確認することが重要です。チェックしておくべきポイントをご紹介します。

室内機の設置場所

室内機の設置場所

室内機を設置するには、天井まで7cm以上、左右は5cm以上、下はおおむね10cm程度のスペースが必要です。

室外機の設置場所

室外機の設置場所

室外機の設置では、前方25cm以上、後方5cm以上、左右10cm(配管を受ける側は30cm)以上のスペースが必要です。

コンセントの形状

コンセントの形状

エアコン専用のコンセントは100V用(15A・20A)と200V用(15A・20A)など4種類。プラグの形状も異なります。

「標準取付工事」に含まれる内容

エアコン・クーラーを購入する際、本体価格と消費税に加え、ある一定額の「標準取付工事費」がかかります。この標準取付工事の範囲を超えてしまうと追加料金が発生するのです。ここでは標準取付工事費に含まれる主な内容について解説します。

木造モルタルの家屋で1か所穴を開ける
木造モルタルの家屋で1か所穴を開ける

木造モルタルの家屋で、室内機から水を排出するための穴を1か所空けるのは標準取付工事です。販売店によって追加料金が発生することもあります。

室内機と室外機の間が4m以内の配管工事
室内機と室外機の間が4m以内の配管工事

室内機にたまった水を外に排水するドレンホースを取り付けるのが配管工事です。室内機と室外機の間が4mまでは標準取付工事となります。

室外機を地面やベランダに設置する
室外機を地面やベランダに設置する

室外機を地面やベランダに設置するのは標準取付工事の範囲。屋根や壁面への設置や、天井からつり下げる形で設置する場合など追加料金が発生します。

標準取付工事費の目安

能力 価格(税抜き)
〜2.2kw 9,515〜13,176円
2.2〜4.0kw 9,515〜17,143円
4.0kw〜 14,515〜24,000円

注:標準取付工事費について、販売店によって販売価格に含む場合と分けている場合があるので、購入の際に必ずご確認ください。

取付工事対応のネットショップが増加

「ネットショップはエアコン・クーラーを販売しても、取付まではやらないんじゃないの?」というイメージを持つ方は多いのでは? ところが、現在ではネットショップでも販売から配送、取付や取り外しまで対応するところが増えているのです。ネットショップでの購入を検討している方は、ショップに問い合わせてみてください。

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エアコン・クーラーの機能をチェック

空調関連機能

体感センサー

室内の温度や部屋にいる人の数・動きなどを感知し、空調範囲や設定温度を自動調整。状況に応じて風を送るので、ムダを省いた運転が可能です。

快適気流/気流制御

空気の流れを調整する機能で、部屋全体に効率よく冷暖房の空気を行き渡らせます。風を身体に直接当てる・当てないの設定などもできます。

除湿

空気中の湿度を下げます。冷房と同様冷たい空気が室内に流れる冷房(弱冷房)除湿と、空気を暖め直して部屋に戻す再熱除湿の2種類があります。

加湿

エアコンの運転をしながら、湿度を上げて空気中の潤いを保ち続けることができます。冬場の暖房でも、室内の空気を乾燥から防ぐことができます。

新冷媒R32

従来の冷媒R410Aに比べて、地球温暖化係数が約1/3と低いのが特長です。R32にあわせたコンプレッサーの搭載で、省エネ性能も向上します。

換気

タバコの煙やペットの匂い、ホコリ、チリなど気になる空気の汚れを窓を開けることなく屋外へ排出し、室内をキレイな空気で保つ機能です。

衣類乾燥

エアコンの除湿機能を利用し、部屋干しの洗濯物を清潔に乾燥できる機能です。高層マンションで洗濯物が干せない場合などに最適です。

寒冷地対応

雪が多く、冬場の外気温が非常に低い寒冷地でも快適に使えるよう対策が施された製品です。高い暖房能力や凍結防止用ヒーター搭載などが特長。

再熱除湿

除湿の際に冷えた空気を暖め直して部屋に戻すのが再熱除湿です。冷房除湿と異なり、温度を下げすぎずに湿度を下げることができます。

冷房専用

文字通り冷房機能のみで暖房機能がないエアコンです。冷暖房エアコンと比べると、機能がシンプルで価格も手ごろです。

空清関連機能

空気清浄

ホコリや花粉、カビ・細菌などの物質をフィルターや電気の力で集じんし、空気を浄化する機能。単体の空気清浄機と能力が同じエアコンもあります。

PM2.5対応

ホコリや花粉、カビ・細菌だけでなくPM2.5(2.5マイクロメートル以下の微小な粒子状の物質の総称)の集じんにも対応しているエアコンです。

除菌

イオンの力で空気中に浮遊する菌やカビを抑制し、空気を清潔に保つ機能です。方式は「プラズマクラスター」、「ナノイー」、「光速ストリーマ」など。

脱臭

空気中のタバコやペット、汗の匂いを除去することができます。壁やカーテン、カーペットにしみついた嫌な匂いを脱臭するエアコンもあります。

イオン機能

イオンは電子を帯びた原子です。空気中に放出したイオンが、菌・花粉などのアレル物質や、匂い分子と反応すると、除菌や脱臭効果があります。

操作関連機能

自動熱交換器洗浄

熱交換器の表面の汚れを冷房や除湿運転時に発生した水で洗い流して屋外に排出したり、本体内部に送風することでカビの発生を抑制したりします。

音声ガイド

設定した内容や運転状況を音声で知らせる機能です。リモコンのボタンを押すことで、現在の運転状況を音声で説明する機種もあります。

スマートフォン対応

専用アプリをダウンロードしたスマートフォンやタブレットをリモコンとして使える機能です。外出先からもオン/オフや、室内・外気温の確認もできます。なお、別売部品の購入や、専門業者による工事・設定が必要になることもあるので、事前に確認しておきましょう。

内部乾燥

冷房や除湿運転すると、室内機内部でカビが発生しやすくなります。内部乾燥機能で、エアコン停止後に内部を乾燥させて、カビを抑えられます。

フィルター自動洗浄

エアコンのフィルターを自動的に洗浄する機能です。フィルターの汚れを自動的に排出するタイプと、ダストボックスに集めるタイプがあります。

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FAQ(よくある質問と回答集)

Q期間消費電力量って何ですか?
Aエアコンの省エネ性能を示す指標の1つです。
一定の条件でエアコンを運転したときの試算値が、「1000kWh」のようにカタログに記載されています。1kWhの電気料金単価を使って、おおよその年間のランニングコストを算出することができます。電気料金単価を27円/kWhとした場合、1000×27で27,000円がエアコンにかかる電気代の目安となります。
Q暖房と冷房ではどちらの電気料金が高いでしょうか?
A暖房のほうが高くなる傾向にあります。
理由は、夏よりも冬のほうが外気温と室温の差が激しいからです。エアコンの設定温度を夏・冬とも25℃にした場合、冬場の外気温が0℃の場合では室温を25℃上げなければなりませんが、夏場の外気温が35℃の場合では室温を10℃下げるだけです。エアコンは室内を設定温度にするまでの間にもっとも電力を消費するので、温度差が激しい冬場のほうが電気料金は高くなります。
Q100Vと200V、どちらの機種の電気料金がお得ですか?
A同じ冷暖房能力の場合、一般的には200Vタイプのほうが消費電力が低くなります。
ただし、新たに200Vタイプのエアコンを設置する場合は、200Vに対応するための電源工事が必要になります。また、200Vタイプのほうが本体価格が高い場合もあるので、総合的な判断が必要です。
Qエアコンを設置するときに、電力容量(アンペア数)の契約変更は必要ですか?
A他の家電製品と合わせて快適にエアコンを使用するなら、30A以上が理想です。
最近のエアコンは省エネ設計になっていますが、運転開始直後には大きな電流が流れることがあり、新たにエアコンを設置したり大型のエアコンに切り替えた場合、ブレーカーの容量が不足することがあります。他の家電製品と合わせて快適にエアコンを使用するなら30A以上にしたいものです。容量が不足する場合は、電力会社との契約を変更すれば対応できます。なお、電力会社との契約は1年単位が基本なので、主にエアコンを使う夏や冬だけ容量を変更することはできません。
Q古いエアコンはどのように処分するのですか?
A設置時に別途料金を支払って処分してもらいます。
古いエアコンを新しいエアコンに交換する場合は、設置と同時に取り外しと処分を依頼するのが一般的です。取り外しや廃棄などに関わる費用は、標準取り付け工事代金に含まれていないため、別途、取り外し費用、エアコンリサイクル費用、運搬料が必要になります。金額は設置工事業者やエアコンメーカーによって異なりますが、取り外し費用は4,000〜6,000円程度(標準取り付け工事で取り付けられたもの)、リサイクル費用は1,402〜2,290円(メーカーや機種によって異なります)、運搬料は500〜4,000円程度となります。
Q自分でエアコンを設置できますか?
A理論上は可能ですが、あまりおすすめできません。
自分で設置してみたものの、ガス(冷媒)がもれてしまったり、取付板の固定が不十分で室内機が落下するなどのトラブルの可能性があります。また、設置には真空ポンプやパイプカッターなどの専用機器が必要です。しっかりした知識や経験があり、専用機器もお持ちであれば別ですが、単に工事代金を節約したいからという理由であればおすすめできません。

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用語集

エアパージ
エアコンの設置工事では、室内機と室外機をパイプでつなぎ、冷媒ガスを充填します。この際に何も対応しないと、配管の中に残った空気や湿気などの水分が冷媒ガスと混ざることになります。冷媒ガスに水分などが混ざるとエアコン本来の性能を発揮できない場合があるといわれており、「エアパージ」といわれる配管内の空気を抜き取る作業を行ってから、冷媒ガスを充填するのが一般的です。
真空引き
真空引きとは、「エアパージ」の作業方法の1つで、真空ポンプを使って配管内の空気を抜き、配管内の水分(湿気)も除去する作業のことをいいます。この「真空引き」を行う際、エアコン本来の性能を発揮させるためには、真空計のメーターがゼロになってから、さらに15〜20分は真空ポンプを回した状態にすることを、メーカー側は推奨しています。しかし、この作業は手間と時間がかかるため、据え付け業者がこれを無視して手抜きすることがあり得るため、販売店にも据え付け業者にも「真空引き」を念入りに行うよう、確認しておくとよいでしょう。
インバーターエアコン
「インバーター」とは、直流電力から交流電力を作り出す装置のことで、インバーターエアコンでは、エアコンの心臓部である「圧縮機(コンプレッサー)」のコントロールに「インバーター」を採用しています。すばやく冷暖房を行うときはフルパワーで運転し、設定温度に近づくとパワーを抑えて運転するなど、圧縮機の回転数を制御できることから、現在発売されているエアコンのほとんどはインバーターエアコンです。
マルチエアコン
1台の室外機で複数台の室内機を使えるエアコンのことをいいます。複数の室外機を置くスペースが確保できない場合でも、マルチエアコンでは複数の室内機を設置できます。室内機は、壁掛けタイプと床置きタイプなど、インテリアや好みに応じて自由に選ぶことができます。
ガスエアコン(ガス冷房)
通常のエアコンでは、電気モーターでエアコンの心臓部といえるコンプレッサー(圧縮機)を回転させますが、ガスエアコンは、ガスの燃焼エネルギーを動力にして(ガスエンジンを利用して)コンプレッサーを回転させるタイプのエアコンです。かつては家庭用のガスエアコンもありましたが、導入費用が高いことや定期的なメンテナンスが必要なこともあり、いまでは家庭用のものは見かけません。一方、電気よりも省エネルギーで暖房能力が高い、電力消費量を大幅に減らせるなどのメリットもあり、ビルやオフィス、店舗などの産業用冷暖房機器としては人気が高く、導入件数は年々増加傾向にあります。
霜取り運転(デフロスト)
エアコンの暖房運転は室内機から暖かい風を出し、室外機から冷たい風が排出されます。この際、室外機の熱交換器はとても冷たくなっており、空気中の水蒸気が熱交換器に氷結して霜が発生してしまいます。熱交換器に霜が付着すると熱を取り込めなくなるので、エアコンには熱交換器を暖めることによって霜を溶かす機能「霜取り運転機能」を装備しています。

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