スマートフォンの選び方

選び方ガイド 自分に最適な製品選びをサポート

もはや暮らしの必需品となりつつあるスマートフォン(以下、「スマホ」)。しかし、メーカーのホームページを見ると、見た目は同じなのに種類ばかりが多くて、どれを買えばいいのか迷ってしまいます。ここでは、そんなスマホの選び方を解説します。

スマートフォン選びの前に

スマートフォンのトレンド

かつてはiPhoneの一強だったスマホ市場ですが、複数のメーカーが提供するラインアップから好みの一台を選択できるAndroidスマホも人気を高めています。そのほか、SIMフリー端末の急増や、大画面化など、変化の著しいスマホ市場のトレンドをチェックしていきましょう。

圧倒的な人気を誇るiPhoneと端末メーカー多いAndroidが拮抗

圧倒的な人気を誇るiPhoneと端末メーカー多いAndroidが拮抗

2008年の日本上陸からヒットが始まり、スマートフォンの代名詞となったiPhone。ユーザー数の多さからくる安心感と使いやすさで人気です。一方、自分好みの端末を選べ、カスタマイズもしやすいAndroidスマートフォンも評価を高めています。

iPhone・Android

キャリアのSIMロック解除義務化を追い風にSIMフリーモデルが急増

キャリアのSIMロック解除義務化を追い風にSIMフリーモデルが急増

キャリアで購入するスマホには、その通信網でしか利用できないように制限(SIMロック)がかけられていました。しかし、総務省の方針で、SIMロック解除が義務化。初めからSIMロックのない端末も続々と登場しています。

SIMフリー

動画やゲームの見やすさ重視、画面サイズ5インチ以上が人気

見やすさと薄型化により携帯性向上で画面サイズ5インチ以上が主流に

最近では、スマホでもインターネット動画共有サイトを楽しんだり、ゲームで遊ぶ人が増えています。動画やゲームをを高精細な画面で楽しむことができる、5インチを超える大型ディスプレイ搭載モデルが人気を集めています。

5インチ以上

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スマートフォンの選び方のポイント

OSで選ぶ

iPhone(iOS)も、Androidも、ゲームやスケジュール管理、書類の作成・閲覧など、多数の魅力的なアプリを利用できるという点では共通しています。大きな違いは、OSと端末を開発するメーカーが同じかどうか、また、それに伴うカスタマイズのしやすさなどが挙げられます。

iOS

iOS

iOSは、iPhoneのメーカーであるアップルが開発したOSです。iOSを搭載しているのは、iPhoneとiPadなどアップル製品のみです。OSとハードのメーカーが同じであるため、最適な動作になるようにチューニングされているのが強みです。

iOS

Android

Android

Googleが開発したスマホ・タブレット向けのOSがAndroidです。Andoroidは、メーカーの壁を越えて提供されていて、世界中でAndroid搭載のスマホが製造、販売されています。

Android

キャリアで選ぶ

2015年8月現在、docomo、au、ソフトバンクの主要キャリアでは、iPhone 5s以降のiPhoneおよびAndroidスマホの両方を取り扱っています。キャリアを選択する際には、自分が使いたい端末を取り扱っているか、料金プランや通話エリアは自分のニーズに合っているかなどをポイントにおきましょう。

docomo

伝統あるキャリアだけに通話エリアは広いですが、あまり通話しない人にとっては割高になるので注意が必要です。

docomo

au

LTEのエリアの広さと速度の速さに定評があるキャリアです。通話し放題プランと、従量制の両方を選択できます。

au

SoftBank

日本で最初にiPhoneを導入したのがSoftBankです。通話プランは、auと同様、通話し放題プランと、従量制の両方を選択可能です。

SoftBank

SIMフリー

SIM

SIMフリーとは

SIMフリー端末は、docomo、au、ソフトバンクなど、キャリアに関係なく、どのキャリアのSIMカードでも利用することができるスマホです。キャリアを変更しても端末を買い直す必要がありません。また、日本以外でも利用可能で、海外に行っても現地のSIMカードで通信できるなどの利点があります。

SIMフリー

メリット ・価格重視、コスト重視など、ライフスタイルによって端末を選べる
・キャリアを乗り換えやすい
・海外でも現地のSIMカードを利用できる
デメリット ・キャリアのサポートを受けられない
・端末によっては割高になる

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スマートフォンの主なシリーズ

APPLE

APPLE

iPhone

誰もが知っているスマートフォンの代名詞

iPhoneは、スマホを世界に定着させた立役者ともいえる存在。機種単体では、世界中で圧倒的なシェアを誇っています。軽快な動作、子供でも使いこなせるわかりやすいインターフェイス、シンプルな操作性に加え、豊富なアプリのラインアップで、世界中のユーザーの支持を集めています。2016年に発表された「iPhone 7」で防水対応や電子マネーに対応したことが話題となりました。

iPhone

SONY

SONY

Xperia

最先端をゆく高性能スマホをラインアップ

ソニーらしいスタイリッシュなデザインのラインアップで、ユーザーの人気を集めています。最先端のCPU、大容量のメモリを搭載するほか、ウォークマンやブルーレイレコーダーなども提供するソニーらしいマルチメディア連携機能で、映像や音楽をより楽しむための機能もそろえています。



Xperia

Huawei

Huawei

P8

コストパフォーマンスが高さで人気を集める

huaweiは、中国の通信機器メーカーです。日本国内では、ワイヤレスモバイルルーターのほか、SIMフリースマホのメーカーとしても知られています。同じ性能の端末同士で比較すると、他社製品より割安のコストパフォーマンスで人気ですが、6.8インチの大画面ディスプレイを搭載したハイスペックな「P8 Max」もあります。

P8

ASUS

ASUS

Zen Fone

スタンダードで使いやすいスマホを提供

ASUSは、マザーボード市場で世界トップシェアを走り、自作パソコンファンに人気のメーカーです。近年は、スマホや完成品パソコン、ワイヤレスルーターのトップメーカーとしても定着しつつあります。シンプルなデザインと、軽快に動作するパフォーマンスで評価が高く、特にSIMフリースマホでは、定番の存在となっています。

Zen Fone

富士通

富士通

ARROWS

国産メーカーらしい使い心地を追求

国内スマホの先駆けとして、日本のユーザーに愛用されている「ARROWS」。なぞって解除できるスムーズ操作がうれしい「スマート指紋センサー」や、通話しやすい「スーパーはっきりボイス」、カーステレオでスマホに保存した音楽を聞ける「FMトランスミッタ」といった機能を搭載しています。

ARROWS

サムスン

サムスン

Galaxy

エッジの効いた先進機能を搭載!

世界中で大ヒットした「Galaxy」シリーズ。その特徴は、先進的なスペックにあります。ディスプレイには有機ELを採用し、鮮やかな色彩の写真や映像を楽しめます。また、曲面液晶を搭載した「Edge」シリーズや、大画面の「Note」シリーズなど、上級者の心をつかむラインアップも取りそろえています。

Galaxy

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スマートフォンの機能をチェック

基本機能

耐水・防水機能

水に濡れても故障せずに使用できる機能です。雨や水滴に耐える生活防水から、水没した状態でも利用できる完全防水まで、製品によって耐久性に差がありますので、注意しましょう。

HDMI端子

スマホの画面をテレビやディスプレイに出力するための端子です。

4K撮影対応

フルハイビジョン(フルHD)の約4倍の情報量をもつ、高精細な映像を撮影可能です。なお、フルハイビジョンの解像度が1920×1080ドットなのに対し、4Kは3840×2160ドットです。

テレビ受信

スマホでテレビ放送を受信できる機能です。スマホで見られるテレビ放送には、家庭用の据え置きテレビと同じ地上波放送を見られる「フルセグ」と、携帯端末向けの放送「ワンセグ」の2種類があります。

MHL対応

HDMIと同じく、スマホの画面をテレビやディスプレイに出力するための端子です。microUSB端子と機能を兼ね、コンパクトな設計が可能なことから、最近のスマホのほどんどはHDMIではなく、MHLを採用しています。

おサイフケータイ/FeliCa

スマホをタッチすることで、買い物の支払いをしたり、駅の改札を通過したりすることができる機能です。これまで国内メーカーのスマホに搭載されていましたが、AppleもiPhone 7/7 Plusより対応するようになりました。

Apple Pay

Apple独自の決済サービスです。iPhone 6より導入されていましたが、日本では対応していない状況が続いていました。しかし、iPhone 7/7 Plusの発売にあわせて、JR東日本の「Suica」や「iD」、「QUICPay」などに対応したことで利用が広がるとみられています。

GPS機能

打ち上げられたGPS衛星を利用して、スマホの現在位置情報を取得するための機能です。最近では、ほぼすべてのスマホに 搭載されています。

認証機能(顔・指紋)

パスワードの代わりに、顔や指紋などの生体情報を利用して、ロックの解除などを行える機能です。

ハイレゾ音楽

ハイレゾとは、高解像度を意味する「ハイレゾリューション」の略。ハイレゾ音源はCDよりも音の情報量が豊富で、より原音に近い音を楽しむことができます。

ネットワーク機能

Wi-Fi

「無線LAN」とも呼ばれ、家庭やオフィス、公共機関に設置された無線LANブロードバンドルーターを経由してインターネットに接続できる機能です。ほぼすべてのスマホがWi-Fiに対応しています。

テザリング

スマホの電波を利用して、パソコンやタブレットなどの端末をインターネットに接続するための機能。スマホを無線LANブロードバンドルーターとして利用するイメージです。

Bluetooth

ヘッドセットやイヤホン、キーボードなどをワイヤレスで利用するための通信規格です。ほぼすべてのスマホに搭載されています。最大通信速度は24Mbpsです。

赤外線通信

連絡先など、テキスト中心の軽量なデータをスマホ同士でやり取りするための通信機能です。フィーチャーフォン(ガラケー)時代は一般的な機能で、現在も国内メーカーのスマホを中心に赤外線通信機能が搭載されています。

NFC機能

スマホをタッチすることでデータを通信するための機能です。現在は、無線LANブロードバンドルーターの設定や、写真などのデータの交換などの用途で利用されています。

LTE対応

スマホで通信を行うための規格です。最大150Mbpsでのインターネット通信が可能です。現在、特殊な用途の機種を除き、キャリアが提供するスマホは、すべてがLTEに対応していると考えて問題ありません。一方、SIMフリースマホの中には、LTE非対応の3Gモデルも存在します。

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FAQ(よくある質問と回答集)

Q機械が苦手なので、スマホを使いこなせるか心配です。
A従来のケータイで通話やメール以外にも使っていれば、スマホに乗り換えても問題なく使いこなせます。
慣れてきたら、スマホ内蔵機能のアプリを使ったり、新規にアプリをインストールしたりと、新しいことに挑戦してみてはいかがでしょうか。
Qクレジットカードを持っていませんが、アプリを購入する方法はありますか?
AiOSでは「iTunesカード」、Androidでは「Google Playギフトカード」を利用することで、アプリを購入できます。
いずれのカードも、コンビニや大手スーパーなどで販売されています。カードに記載されているコードを各Storeで入力し登録すれば、アプリを購入することができます。また、「Google Play」では、携帯料金と一緒にアプリの購入代金も支払い可能です。
Qスマホとケータイ(ガラケー)は、どちらがお買い得ですか?
A基本的な月額料金は、どちらも変わりません。
ただし、スマホは、ウェブページが見やすく、インターネットに接続する機会が増えるので、定額プランへの加入が必須のため、料金が高く感じられてしまいます。スマホの維持費を安くしたいのなら、MVNOへの乗り換えを検討してもよいでしょう。
Q使い方や操作方法が分からないときはどうすればいいですか?
A書店などで機種別(一部機種のみ)のガイド本が市販されています。
またインターネット上でも参考情報もあります。各キャリアでは、使い方などの有料の遠方支援サポートもあります。
Qスマホの電池の持ちはいかがですか?
Aインターネットへの接続頻度が高い分、従来のガラケーに比べると、スマホは電池を早く消耗してしまうことが多いです。
また、ディスプレイの明るさやWi-Fi、GPSの設定などを見直すことで、バッテリーの持ちがよくなります。外出中にバッテリー切れを頻繁に起こすようなら、市販のモバイルバッテリーを利用するとよいでしょう。

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用語集

App Store
Appleが運営する、iPhone(iOS)向けアプリの配布サイトです。
Google Play
Googleが運営する、Android向けのアプリ配布サイトです。
MVNO
docomoやauなど、主要キャリアの回線を借り受け、通信サービスを提供する業者です。主要キャリアと通話エリアは同じですが、同等プランで比較すると月額料金はかなり割安になります。SIMフリースマホと組み合わせて利用するのが一般的です。
内蔵メモリ(ROM)
写真や動画などを保存できるストレージの容量です。
内蔵メモリ(RAM)
アプリなどで扱うファイルを一時的に保存しておく記憶領域です。
クアッドコア、オクタコア
コアとは、CPUの中の計算する部品のこと、クアッドコアは4つ、オクタコアは8つのCPUを内蔵し、コアの数が増えるほど、処理速度は向上します。

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イラスト:Hisana Nakamura

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