2013年10月より新等級制度がスタート

2013年10月より新等級制度がスタート

自動車保険で事故を起こし、任意保険を使うと、翌年は3等級下がることになります(ダウン事故の場合)。等級が下がることで、割引率も下がり、保険料は高くなる仕組みでした。しかし2012年10月1日の始期分から事故を起こすと、翌年の更新から「事故有等級」が適用されることに!「事故有等級」では、これまでの3等級ダウンよりも割引率が下がり大幅な値上げになることが決定しています。

自動車保険のノンフリート等級制度(改定前)
等級 割引/割増 等級 割引/割増
1 52%割増 11 40%割引
2 26%割増 12 45%割引
3 10%割増 13 50%割引
4 1%割引 14 50%割引
5 10%割引 15 55%割引
6(F) 17%割引 16 55%割引
7(F) 23%割引 17 58%割引
8 30%割引 18 59%割引
9 33%割引 19 61%割引
10 40%割引 20 63%割引

※国内損保A社の場合(等級ごとの割引率、割増率は保険会社により異なります)

等級制度の現状

任意の自動車保険には等級制度があります。表の「自動車保険のノンフリート等級」は、一般的な保険会社の1〜20等級となります。
通常、任意の自動車保険は6等級からスタートし1年間無事故で過ごすことで1等級上がり7等級になります。こちらの表にある割引率では…

6等級 17%割引 → 7等級 23%割引

となり、6%ですが割引率が増える結果に。つまりその分だけ保険料が下がることになります。
しかし自動車に乗る限り、常に事故のリスクはついて回ります。交通事故により対人、対物などの賠償責任を負うと自動車保険でその責任を果たすことになります。すると翌年は3等級下がり、割引率が下がる…という仕組みです。
例えば10等級で事故を起こした場合…

10等級 40%割引 → 7等級 23%割引

と、一気に17%も割増になることに。「事故で保険を使えば翌年は保険料が上がる」というのはこのような仕組みが要因です。

新たな「事故有等級」とは?

2012年10月1日の始期以降、もし事故を起こして保険を使った場合、翌年の2013年10月1日以降の更新から、これまでとは違う事故有等級が適用されます。
2012年9月30日始期分までは、等級が上がっても、下がっても1種類の割増引率で対応していました。しかし今後は事故を起こした人は「事故有等級」、無事故の人は「無事故等級」に分かれることに。
表の「事故有等級のイメージ」を見てみましょう。これまでは事故で等級が下がった人と、前年無事故だった人は等級が同じなので割引率も一緒です。しかしこれからは事故有等級を適用され割引率そのものが変わるので保険料は大幅な値上げになってしまいます。

事故有等級のイメージ

※数値は割引率。数字が大きいほど保険料は割安になります。事故有等級は無事故等級に比べ2割前後割高に!

2012年9月30日満期分まで

等級 10
割引率 40%

嬉しい表情

前年9等級
事故なしで10等級に

=

等級 10
割引率 40%

悲しい表情

前年13等級
事故ありで10等級に

これまでは前年に事故があってもなくても等級が同じなら割引率も一緒

2012年10月1日始期以降(次回更新2013年10月1日以降)

等級 10
割引率 40%

嬉しい表情

前年9等級
事故なしで10等級に

>

等級 10
割引率 23%

悲しい表情

前年13等級
事故ありで10等級に

これからは前年事故があれば等級が同じでも割引率が変わる!

保険を使った翌年の料金はどう変わる?

今回の改定を一言でいうなら「事故で保険を使った人は割高の等級を適用します」というもの。事故を起こした人へのペナルティとの見方もあるようです。
では保険料はどのように変わるのでしょうか?保険料は等級だけでなく諸条件で変わってきます。そこで純粋に等級による割引率のみを比較したのが表の「20等級の契約中、3等級ダウンの事故が発生したケース」です。
翌年から事故有等級でスタートしますが、1年間だけ適用されるわけではなく、3年間割増料金を支払うことに…。これは負担が大きくなりそうです。

20等級の契約中、3等級ダウンの事故が発生した場合

20等級の契約中、3等級ダウンの事故が発生した場合の説明図

いつ使う? どう使う? 自動車保険との付き合い方が変わる

いつ使う? どう使う? 自動車保険との付き合い方が変わる イメージ図

事故は自分の責任…と言い切れないのが自動車事故。例えば完璧に交通ルールを守っていて走行中でも、脇道から突然出てきた車にぶつけられたら過失割合が発生します。それがもとで搭乗者や歩行者、相手側が大けがすることになったら…いくら値上がりすることがわかっていても保険を使わないわけにはいきません。
保険を「使う」「使わない」の選択ができるのは、ポケットマネーでなんとかなりそうな軽度な事故のみ。この場合も保険を使う前に翌年以降の保険料がいくらになるのか保険会社の担当者と共に計算する必要があります。
2012年9月末時点、「事故有等級」は大手損保の採用が決定しています。しかし、一部通販型の損保には事故有等級を採用しない会社も存在します。いつまでその状態が続くのかはわかりませんが、それらの会社を検討するのも自動車保険との上手な付き合い方といえそうです。

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