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復活チンクエチェント、新型フィアット500デビュー (2007年7月6日)

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 イタリア語で500を意味する“チンクエチェント”の愛称で、日本でも高い人気を誇る2代目フィアット500。その復刻版といえる新型フィアット500が、2代目誕生からちょうど50年目の2007年7月4日に発表された。


 トリノでお披露目された新型フィアット500は、2004年のジュネーブショーに出展されたフィアット・トレビーノ・コンセプトの市販バージョンで、トレビーノ同様、2代目フィアット500をモチーフにした愛らしいデザインが特徴。丸みを帯びたフォルムや、丸型2灯ヘッドライトとその下に配される同じく丸型の補助ランプ、ボディを1周するキャラクターライン、Cピラーからそのままなだらかに落ちるリアの形状など、誰もがひと目でフィアット500とわかるスタリングに仕立てられた。ちなみに、フィアット社内のスタイル・センターの仕事である。


 円と曲線が多用されたインテリアは、外観ほど2代目と瓜二つではないが、500らしさを上手に演出。フィアットパンダのコンポーネントを流用するインパネも、メッキパーツを効果的にあしらいうことで、パンダの面影を消している。


 全長3546mm、全幅1627mm、全高1488mmと、ボディサイズはフィアットパンダとほぼ同じ。2代目と比べればふた回りほど大きくなったとはいえ、それでも現行車種としては最小の部類に入る。ホイールベースはパンダと同値の2300mmだ。


 同じホイールベースから察することができるとおり、プラットフォームをはじめとする機械的な部分はパンダをベースにしている。つまり駆動方式はFF。残念ながら、RRではない。サスペンションは、フロントがマクファーソン・ストラット式、リアがトーションビーム式。こちらもパンダからの流用である。


 エンジンは3種類。1.2直4SOHC2バルブ(最高出力69bhp/最大トルク10.4kg-m)と1.4直4DOHC4バルブ(100bhp/13.4kg-m)の2機種のガソリンと、PDF付きの1.3直4DOHC4バルブ直噴ターボ(75bhp/14.8kg-m)の1機種のディーゼルを用意した。変速機は、M/Tが1.4リッターには6段M/Tで、1.2リッターと1.3リッター・ディーゼルは5段M/T2種類のガソリンでは、2ペダル5段M/Tのデュアロジックが選べる。


 多彩なバリエーションも新型フィアット500の特長だ。欧州の主要な市場では、グレードがネイキッド、ポップ、スポーツ、ラウンジの4種類、ボディカラーは12色、シート表皮はファブリックと革を合わせて3種類、タイヤ&ホイールは9種類も用意される。さらに、カスタマイズパーツも豊富で、ボディストライプやメッキパーツなど、なんと50万通りの組み合わせが可能だという。オプションのなかには、1960年代の2代目フィアット500が描かれたボディカバーといったユニークなパーツも存在する。


 生産はポーランドのティヒ工場。発表と同時に販売が開始された。日本への導入は来年以降で、ガソリン+デュアトロニックの組み合わせになる予定。

 
   

■フィアット500特設サイト(日本)
http://www.fiat-auto.co.jp/fiat500/  

■フィアット500特設サイト(本国)
http://www.fiat500.com/

   

 
FFながら、グリルレスを踏襲。新型500からフィアットバッヂも新しくなった。
▲FFながら、グリルレスを踏襲。新型500からフィアットバッヂも新しくなった。
2代目のイメージを色濃く残すものの、フロントと比べるとオリジナル度は若干下がる。
▲2代目のイメージを色濃く残すものの、フロントと比べるとオリジナル度は若干下がる。
パンダのコンポーネントを流用しつつも、500らしいデザインに仕立てられた。
▲パンダのコンポーネントを流用しつつも、500らしいデザインに仕立てられた。
丸いヘッドレストが特徴的。シート表皮はファブリックのほかに、革も選べる。
▲丸いヘッドレストが特徴的。シート表皮はファブリックのほかに、革も選べる。
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提供 ホビダス・オート
情報提供:ホビダス・オート