解決!中古車探しの疑問・質問 契約する時に気をつけたいこと

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解決!中古車探しの疑問・質問

Q4 契約する時に気をつけたいこと

2013年11月27日掲載

中古車の購入契約をする時、どのような点に注意すれば良いのでしょうか。

もう一度落ち着いて車両のチェックを

欲しい中古車が見つかって購入の契約をする時は、気持ちも前のめりになっているものです。そこで、改めて車両のチェックを行います。中古車は新車と違って車両ごとに状況が異なりますから、見落としたキズやヘコミがあるかも知れません。エンジンルームのオイル漏れによるシミなども含め、明るい晴天の昼間に車両の確認をすべきでしょう。
この時点で試乗が済んでいない時は、自分で運転して、ハンドルが左右に取られたり、振動や異音が発生していないかを確認します。中古車は新車ではありませんから、ある程度疲労しているのは当然ですが、明らかに違和感として受け取られた場合は避けた方が無難でしょう。

車両のチェックがひととおり終了したら、検討時にもおこなった車検証との照合をもう一度行います。
車検証の記載事項の一部は中古車価格を記したプライスボードに併記されていますが、誤記がないとはいえません。とくに車検期間は重要です。当然ながら車検満了までの期間が長ければ、出費が抑えられます。車検期間が残っていない場合は、車検を取得した上での中古車価格なのか、改めて自分で負担する必要があるかで、損得勘定が大きく変わります。車検期間が残っていない車両には注意が必要です。

そして車検証に記載される所有者の名義も重要。信販会社になっている場合、ローンの返済が済んでいないことも考えられます。念のために車台番号も、車検証と照合しておきます。車種によって場所が違うこともありますが、エンジンルームの中などに刻印されていることが多いです。

中古車の価格は見積書と内訳を確認

以上のような車両のチェックが終わると契約に移ります。この時には見積書の金額と相違がないことを確認し、内訳を明確にすることも大切です。たとえば改めて車検を受ける訳ではないのに、高額な点検整備費用が上乗せされている場合、中古車価格に含めて考えるべきでしょう。「何のための費用なのか」を明らかにします。

なお、車検期間が残っている場合、重量税は車検満了時点まですでに納められているため、ユーザーが負担する必要はありません。取得税が発生するのは、取得価格が50万円を超える車両になります。それ以下で取得税は発生しません。名義変更の手続き方法も確認します。販売店に委任するのが一般的ですが、その費用と、書類を揃えて名義変更を行う日程を明らかにしておきましょう。

また、保証期間についても確認しておきましょう。期間・走行距離の条件があるのが一般的ですが、その他にメーカーや輸入ディーラーの保証、また認定中古車であればメーカー系列ディーラーの保証が使える場合もあります。条件と保証される内容を納得いくまで確認しましょう。

以上のように、車両価格、購入時に支払う諸費用の内訳とその金額、名義変更の日程、振り込み方法などを明確にした上で、契約されるのがよいでしょう。(文:渡辺 陽一郎)

用語解説

車検証【しゃけんしょう】

車に備え付けることが義務付けられている自動車検査証のことです。
登録車であれば、最初に検査を実施した「初度登録年月」、車両1台1台に固有の「車台番号」「型式」「用途(乗用・貨物)」のほか、本文でもお伝えしている車検の「有効期間満了日」が記載されています。
軽自動車の場合は「初度登録年月」が「初度検査年月」となりますが、その他の要素はほぼ同じとなっています。

見積書【みつもりしょ】

中古車販売店が提示する見積書には、一般的に車両本体の価格のほか、法定費用とその他手続き費用の項目があります。

法定費用にはまず自動車税・自動車取得税・自動車重量税がありますが、取得税・重量税については本文のとおり払わなくてよいケースがあります。
また、自賠責保険・リサイクル預託金も法定費用の中に入ります。

その他の手続き費用については登録・車庫証明などの代行料、車検切れの場合は車検費用のほか、陸送納車を希望する場合は陸送費が入ったり、ローンの場合は手数料が入ったりします。

認定中古車【にんていちゅうこしゃ】

国外メーカー中心で始まった認定中古車制度ですが、最近では国産メーカーも実施しています。

中古車の認定に当たっては物件の下取り・仕入れの時点からチェックし、一般的に100近くの項目で点検を実施します。必要に応じて部品(ブレーキまわりやタイヤなどの消耗品を含む)を交換し、基準をパスした中古車だけが認定中古車となります。

認定中古車は独自の保証が受けられることも魅力的です。もちろんその手間のぶん価格は高くなりますが、安心を重視するなら認定中古車は物件選びの基準に入るでしょう。

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