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自動車ローンの基礎知識

自動車の購入にあたって心強い味方になるのが自動車ローンです。ローンの種類や特徴を紹介したうえで、選び方と注意点を解説します。しっかりとポイントを抑えて、納得できるローンを選びましょう!(2016年5月17日 更新)

自動車ローンの種類は3つ

1. 銀行、JA、労金など 金融機関の自動車ローン

銀行や消費者金融、JA、労金などの金融機関が提供する自動車購入用のローン。
いずれもユーザーが自ら金融機関に申し込んで審査を受け、融資されたお金を自動車購入にあてるかたちとなります。 価格.comで紹介しているのも、こういった銀行などの自動車ローンです。

銀行/JA/労金など 金融機関の自動車ローンのポイント
▼ メリット
  • 一般的にディーラーローンに比べて、金融機関が提供するローンの最大のメリットは、金利が全般的に低い
  • 車種などに関係なく、低金利で自動車ローンを組める(フルローンでありながら大半が2.0〜2.9%の低水準)
  • ローン利用中でも車の所有権がユーザーにあり、売却や譲渡、カスタマイズなども行いやすい
  • ローンの資金使途が新車・中古車購入だけでなく、修理や借り換え、車検などにも利用可能
  • 自動車ローン以外の利用状況(住宅ローン、自動車共済など)によって、金利が優遇されることも
▼ デメリット
  • 審査が厳しく、手続きに時間と手間を要する(結果が分かるまで、土日を除いて3日ほどかかる場合も)
  • ディーラーのように土日に対応していない場合もある
  • 金融機関で自動車ローンを契約すると、返済にもその金融機関を利用することになるため引き落とし口座は自由に設定できない
  • JAや労金は会員資格などを求められることも

2.ディーラーローン

ディーラーローンとは、メーカー系列の信販会社(または販売会社と提携した信販会社)が提供する自動車の販売促進を目的としたローンです。

ディーラーローンのポイント
▼ メリット
  • 手間が少なく、審査も易しい
  • ローンを利用することで、値引き交渉ができたり、付帯サービスをつけられることも
▼ デメリット
  • ローンを完済するまで、自動車の所有権はディーラーにある
  • 金利は基本的に高くフルローンは今でも6〜9%程度、車種や販売店によって金利が異なる
金利で支払い額はどれくらい変わるのか?実際にくらべてみました! ディーラーローン VS 関西アーバン銀行のマイカーローン

借入条件 / 280万円を5年で返済 ボーナス月は2万円上乗せ の場合

某ディーラーローン
年8.0%
通常月
53,485円 × 50
ボーナス月
73,485円 × 10
総額
340万9,100円
関西アーバン銀行(変動金利型)
年1.4〜3.8%
通常月
45,023 〜 48,005円 × 50
ボーナス月
65,023 〜 68,005円 × 10
総額
290万1,380 〜 308万300円
なんと33〜50万円円もお得! 参考:ディーラーローン金利表 ※ディーラーローンの金利は参考値です
※実際にローンをお借り入れ頂いた場合のご返済額は表記の金額と異なる場合がありますのであらかじめご了承ください。

3.残価設定ローン

残価設定ローンは、契約時に数年後の残価(下取査定額)を設定しその分を差し引いた金額を分割で支払うローン。
仕組みはリースに似ており、低予算で新車に乗れるため、常に新車に乗りたい方向きのローンです。

残価設定ローン

例えば、車両価格が200万円で3年後の残価率が40%(80万円)とした場合。
3年間で残価80万円を除いた120万円を支払う。期間満了後も80万円分の残価(債務)があるため、自動車はユーザーの所有物にならないが月々の返済額は安く抑えられる。そして期間満了の段階で以下プランから好きなものを選ぶ。

  1. (1)車両を返却する
  2. (2)残価の80万円を一括で支払って車両を買い取る
  3. (3)残価の80万円に対して、改めてローンを組んで分割払いをしていく
残価設定ローンのポイント
▼ メリット
  • 月々の支払額が少ない
  • ローン期間満了後は、返却・買取・再ローン契約から好きなプランを選べる
▼ デメリット
  • 月々の支払額が低いために借金はなかなか減らず、設定した残価は契約満了まで債務として残り続ける
  • 自動車は借りている状態に近く、支払いが終わってもユーザーの所有物にならない
  • 走行距離が長い場合や擦り傷がある場合などでは、車両返却時に追加支払いが生じる
  • 残価が保証されていないことがあり、車両の人気(流通価値)によっては追加支払いが生じるケースもある

選び方と注意点 9つのポイント

1.自動車ローンを選ぶポイント

自動車ローンを比較検討する際は、つい金利に目がいきがちです。
けれど、金利だけでなく金利体系やその他のコスト、融資条件や借入期間などもチェックしておきましょう。

金利体系は固定と変動の2種類

自動車ローンの金利体系には、固定と変動の2種類があります。
固定金利とは、借り始めから完済まで適用金利が変わらないプランのことを言います。
変動金利とは、そのときの水準を加味して適用金利が変わるプランのことを言います。
ディーラーローンは通常固定金利で、銀行などのローンでは金利体系を選択できる場合があります。

一般的には固定よりも変動のほうが金利は低い設定です。
これは、借りる側が利率変動のリスクを請け負うことになるためです。
つまり両者の金利差は「今後の支払金額を変動させるか/させないか」の保険料にあたるとも考えられます。

銀行などにお金を預けるときの利子も、ローンのようにお金を借りるときの利息も、通常、景気が良くなると利率が上がり、景気が後退すると利率が下がります。
そのため「これから利率は上がる=景気が良くなる」と考えるなら固定を、「利率は変わらない or 下がる=景気が悪くなる」と考えるなら変動を選ぶと、結果的に総支払額を安くできることになります。

固定金利と変動金利

変動は景気などの影響を受けるため、支払い額が安くなる可能性がある反面リスクもともないます

たとえば、自動車を買うために、諸経費を除いた100万円を5年払いで借り入れたケースを見てみましょう。
変動3.0%、固定4.0%で、金利がずっと変わらなかった場合、総返済額は変動約108万円、固定約110万円となります。

ローンの借入期間=金利が変動するリスク期間の長さと考えると、1〜3年などの短期間であれば変動金利を選んでもよいでしょう。 また、将来数年間にわたって景気が上向く可能性が低いなら、金利が下がると予測して変動金利を検討するのもよいかもしれません。
逆に3年以上の長期間支払う場合は、リスクを抑えるために固定金利を選択するという判断もあります。

住宅と比べると、自動車は借入金額が少ないため、ローン借入期間も短くなるケースが多いです。
そうすると、そもそも変動と固定で総返済額にそれほど差が出ないこともあります。
「差がさほど大きくないなら、固定にして安心を得る方が合っている」と感じる方も多いかもしれませんね。
実際に借りる金額や利率で総返済額をシミュレーションし、金額差に価値を感じられるか検討するとよいでしょう。

金利以外のコスト

自動車ローンでは、金利以外にも保証料や繰上返済手数料などの費用がかかることがあります。

保証料

保証料とは、保証会社に保証人になってもらうための費用です。
この費用が金利に含まれるケースと、別途1%など負担が必要になるケースがあるため注意が必要です。
金利2.5%と3%のローン商品であれば2.5%の方が魅力的に感じますが、この商品が別途1%の保証料を必要とするプランであれば、保証料なし3%の方が有利ということもあります。
借りようとしているローンの保証料の有無を、あらかじめ確認することも大切です。

繰り上げ返済手数料

まとまった資金ができた場合に「利息を軽減するため繰り上げて支払いたい」と考える方もいるでしょう。
その際は、繰り上げ返済にかかる手数料にも注意が必要です。
近年、住宅ローンなどでは手数料がかからない商品が多くなっていますが、自動車ローンでは手数料がかかる商品がまだあります。 また、そもそも繰り上げ返済ができない商品や、一部返済ができず完済しか受け付けない商品もあります。
自分の返済計画が実現できるローン商品かどうか、事前にチェックしておくと良いですね。
なお、繰り上げ返済については、「繰り上げ返済したいとき」で詳しく解説します。

その他、チェックしておきたい項目

コストだけでなく、融資条件や返済計画に関わる部分などもチェックしておきましょう。

申込資格や借入金額上限など、融資条件

一般的に自動車ローンの審査では年齢、勤続年数、収入などが対象になります。
年齢は満20歳以上65歳未満が条件となることが多く、完済時の年齢で上限を決めている金融機関もあります。
勤続年数は、3年以上になると保証人が不要など、融資条件が有利になるケースが多いです。
収入についても、安定した収入があることだけでなく、勤め先などを含めて総合的に判断されます。

借りることができる金額の上限も、収入に応じて異なります。
一般的には、他の無担保借入との合計金額が年収の50%以下であること、他の借入も含めた年間返済額が年収の40%を超えないことが条件となっています。
たとえば年収400万円なら、無担保の総借入額は200万円以下、年間返済額は160万円以下が目安になります。
キャッシングなど他の借入をしている場合や、借入期間を短くして月々の支払額が多くなっている場合などでは、減額される可能性もあります。
大きな金額の借入を考えている方は、一度年収を踏まえて試算してみましょう。
審査や借入金額の決定については「審査に落ちる理由とは」で詳しく解説しています。

借入年数など、返済計画に関わる部分

自動車は、購入時の車体価格・諸費用だけでなく、購入後も車検や駐車場代、燃料代などの維持費がかかります。
車検に利用できる自動車ローンの商品もあるほどですので、そうした維持費も考慮して返済計画を立てたいところです。

返済計画を決めるにあたって重要なのが、借入年数(返済期間)です。
借入年数は、長く設定すれば月々の支払額を抑えられますし、逆に短く設定すれば月々の支払額が大きくなる分最終的な総支払額が抑えられます。
基本的には、3年(36回)、4年(48回)、5年(60回)などで組むケースが主流のようです。
借入年数の上限は、ローンによって異なりますが、ディーラーやJAのローンなら最長7〜8年、銀行や労金のローンなら最長10年程度が設定できるとされています。
また、一般的には「借入期間が長いほど審査は厳しくなる」とされますが、 一方で、返済比率(収入と1年間に支払う金額の比率)の指定もあるため、短すぎる期間は設定できないことがあります。
(詳しくは「審査に落ちる理由とは」で説明します。)

何年かけて返すのがいいか、月々の支払額に無理はないか、自身の収入や維持費なども踏まえて、ゆとりある返済計画を立てましょう。

自動車ローン選びのポイント
自動車ローンを選ぶポイント まとめ
自動車ローンを借りる時には、金利だけでなく以下の項目もチェックすると選びやすくなります。
自動車の維持費も考慮して、ゆとりある返済計画を立てましょう。
  • 金利体系(銀行ローンなどは、固定か変動かを選べることもある)
  • 保証料や繰り上げ返済手数料の有無
  • 審査基準(年齢、勤続年数、収入、借入金額の上限など)
  • 借入年数(月々の支払額)

2.自動車ローンの金利相場状況は?

自動車ローンを選ぶにあたって一番気になるのは金利かもしれません。続いて、金利相場を見ていきます。

手間がかからないディーラーローン、金利が安い銀行ローン

自動車ローンの金利は、ディーラーローンや銀行ローンなど、何を利用するかで相場が変わってきます。
銀行などのローンは2〜5%程度、ディーラーローンは4〜10%程度となることが多いです。

また、先ほども述べたとおり、ディーラーローンは固定金利ですが、銀行などのローンでは変動金利を選べることがあります。 景気動向に左右されますが、一般的には変動金利の方が利率は低くなります。

金利だけに注目すると、銀行のローンで借りることが一番有利に見えますが、いくつか注意点もあります。
例えば、保証料が別途1%などかかるケースがある点です。
ほかの借り入れと利率が近い場合では、支払利息がかえって多くなることも考えられます。
また、ディーラーローンなどと比較すると審査に多少時間がかかるのも注意点です。
ディーラーローンであればその日のうちに手続きが終了するところを、銀行のローンでは結果が出るまでに3日程度かかったり、土日に対応してもらえないことがあります。

金利は審査の厳しさに連動する

また審査の厳しさは利率の低さに連動することが多いです。
利率の低い借り入れは一般的には審査が厳しく、逆に審査が易しい借り入れは利率が高くなりがちです。
このルールで考えると、銀行のローンはディーラーローンよりも審査は厳しいことが多いといえます。

自動車ローンの種類 金利目安 備考
銀行などのローン 2〜5% 審査は厳しく時間もかかる
金利は低い
ディーラーローン 4〜10% 審査は易しい
金利は高い
低金利キャンペーンなどがある

ディーラーローンは、利息の一部がディーラーに対する手数料として戻ってくる仕組みがあります。
ディーラーとしては、車両販売手数料だけでなくローン利用手数料も入るため、ディーラーローンを勧めたいところでしょう。 ユーザーにとっては嬉しくない仕組みに思えますが、この構造のため、ディーラーローンでは車両の値引きや、金利を2%ほどに引き下げる低金利キャンペーンを実施することがあります。

銀行のローンをなんなく借りられる人は、最初から銀行ローンに選択肢を絞って検討しても良いのですが、 こだわって選ぶのであれば、ディーラーローンでの車両値引きの有無、キャンペーン金利の有無、借入スケジュールなども含めて考えると、より自分に有利な判断ができるかもしれません。

自動車ローンの金利相場 まとめ
金利相場は、銀行などのローンとディーラーローンとで異なります。また、金利は審査の厳しさに連動します。
かかる時間も購入スケジュールに影響するため、あらかじめ確認しておくと安心です。
  • 銀行などのローンは2〜5%程度、ディーラーローンは4〜10%程度
  • 金利は審査の厳しさに連動する(審査が厳しいほうが低くなる)
  • 表示されている金利だけでなく、金利体系もチェック
  • ディーラーローンなら、低金利キャンペーンの有無や車両価格の値引きなどから、総支払額を考慮

3.自動車ローンを組む際に頭金は必要?

一般的に自動車を購入する際には、車両価格の2〜3割程度の頭金が準備できれば安心と言われています。
次は頭金を準備することの効能について考えていきましょう。

頭金は審査を後押して、支払利息も抑えられる

お金を貸す側の目線で考えると、ローンの審査では「支払いが問題なく行われそうな場合」のほうが承認しやすいと想像できます。

たとえば、車両価格200万円の自動車を買う際、全額ローンを組む人と、50万円は頭金を入れて残り150万円のみローンにする人では、 やはり後者の「一部自分のお金を入れる人」の方が、貸しやすいと言えるでしょう。
いざ支払いが滞っても、同じ車両に対してローン残高が200万円残っている場合と150万円残っている場合では、 「ローンの残高が少ない方が自動車を売却するなどして対処しやすい」と、貸す側も考えるかもしれません。
このように、頭金には、貸し手に安心を与えて審査を通過しやすくする効能があります

また、借入金額が少なければ支払う利息も少なくて済みます。
車両価格200万円の自動車を、全額ローンの場合と、頭金50万円を入れた場合で考えてみましょう。
期間5年、年率5%で融資を受けたとすると、200万円のローン借入総額は約226万円、150万円のローン借入総額は約170万円となります。 頭金の50万円を合計すると、頭金を入れたケースでの総支払額は約220万円となり、全額ローンより6万円コストを抑えることができます
借入期間が長い場合や、借入利率が高い場合の差額はもっと大きくなります。

コスト面から考えると、資金にゆとりがあれば、頭金を入れることを検討することも有効といえます。

頭金の効能
頭金を入れ過ぎて、他で高利で借りるのは避けたい

しかし、コストを重視するあまり、手元に資金がほとんど残らないほど無理して頭金を入れるのは避けましょう。

自動車を購入する際は、自動車税、自動車取得税、自動車重量税、自賠責保険料、登録料などの諸費用が、車両価格とは別に、購入した自動車の価格の約1〜2割程度必要になります。 また、保有を続ける限り、車検、駐車場代、燃料代など継続的にかかる維持費も発生します。
手元のお金がギリギリになると、こうした諸費用や維持費が家計を圧迫し、別でお金を工面しなければならない状態になってしまう恐れがあります。

「自動車を買う」という目的が決まっているローンでは、カードローンなど目的を問わない借り入れに比べて、金利は低くなっていることが多いです。 無理に頭金入れたことで家計が苦しくなり、カードローンなどを利用するようになっては、結果的に高金利の借入をすることになり損かもしれません。

審査を進めやすくし、利息を減らす効果もある頭金ですが、購入後の維持費なども想定して、無理のない金額を検討していけると安心です。

頭金について まとめ
  • 頭金の目安は車両価格の1〜2割程度
  • 頭金は審査を通りやすくして利息を減らす効果あり
  • 購入後の生活も考慮して無理をせず組むこと

4.自動車ローンに保証人は必要?

ローンの審査を行うと保証人を求められることがあります。
どんな時に保証人が必要になるのか、保証人を立てる際はどう対応すればよいのかを考えてみましょう。

保証人は金融機関に安心をもうひと押しするためのもの

金融機関は、返済が心配と判断した場合に「保証人をつけてください」と返事をすることがあります。
保証人とは、自動車ローンを借りた人が支払いをできなくなった時に、代わりに支払う人のことです。
基本的には本人が支払いますが、いざという時のための保険として保証人を立てることになります。
保証人のお願いが来るということは、貸出が不可能という返答とは異なり、借りられる可能性がゼロというわけではありません。 金融機関の審査において、安心をもう一押しするためのものと考えましょう。

一般的に、以下のケースでは保証人を求められる可能性があります。
・借入をしようとしている人が未成年である
・勤続年数が1年以内などと短い
・収入に対して借入をしようとしている金額が大きい

保証人が立てられなければ、まずは条件を見直す

親など保証人を頼める人がいないケースでは、保証人を求められる条件を解消していくことが考えられます。
未成年や、勤続年数が1年未満ということであれば、成人したり、勤続年数が1年を経過するまで購入を見送ることができないか検討することも、手堅い判断といえます。
収入に対して借りたい金額が大きい場合は、車のグレードを下げたり、頭金を入れたりするのも有効です。

保証人を求められる基準には「住宅ローンを除く借入が収入の30%を超える」などが目安として挙げられます。
たとえば年収400万円の人で、既に50万円の借り入れがある場合、自動車のために追加で70万円を超える金額の審査を受けた場合などでは保証人を求められることもあるかもしれません。
こうしたケースでは、先に50万円を返済することも対策の1つになりますし、その他に
・自動車の価格を70万円以下に抑える
・購入したい自動車の価格と70万円との差額分を現金で払う
・そもそも現金で購入できる範囲で自動車を選択する
などを検討するのも堅実です。

それでも難しい時の対応策

「条件を見直したがやはり保証人を求められる、しかし保証人なしでローンを組む必要がある」という場合には、 利用目的を車の購入に限定しない、カードローンなども選択肢になります。
カードローンは、自動車ローンと比べ金利は高くなりますが、保証人が不要で審査も易しいものが多いです。

保証人が立てられない場合の対応策

自動車購入は、生活環境によっては必需品である側面と、 目の前のキャッシュフローを考えると、まとまった現金ではなくどうしても借り入れを並行して検討する必要があるケースも出てくるかもしれません。
金利が高いものは慎重に判断をする必要がありますが、計画的に利用していけると良いですね。

保証人について まとめ
金融機関から「返済が心配」と判断されると、保証人をつけるように言われることがあります。
これは「借りられる可能性がゼロ」というわけではありません。安心をもう一押しするためのものと考えましょう。
  • 未成年、勤続年数が1年以内、収入に対して借入金額が大きいときなどに保証人を求められる
  • 保証人を立てられるかどうかで借入ができる金額が変わる
  • 保証人を立てられるかどうかで選べるローンも変わってくる
  • 保証人を立てられない場合は、自分の状況に合わせて、購入対象の見直しも考えましょう

5.自動車ローンの審査に落ちる理由とは

自動車をローンで購入には、審査が通るかどうかが決め手になるシーンもあるでしょう。
より有利に借入するためにも審査の基準を知っておくと打てる手だてが生まれるかもしれません。

自動車ローンの審査基準

ローンを組むには、まず申込資格(安定した収入のある20〜70歳の方、など)を満たしている必要があります。
審査に進むと、申込条件に加えて勤続年数、年収、返済比率、住宅ローンなど他のローンの状況、過去の支払い遅延・滞納などを確認されることになります。

申込資格

金融機関によって条件はさまざまですが、基本的には「安定した収入があること」「20歳以上であること」を求めるところが多いです。 また、「完済時の年齢が70歳未満であること」を指定するローン会社も多数あります。
この点については、銀行ローンの厳しさに不自由を覚えるユーザーも少なくありません。

なお、学生でも、安定した収入があれば、自動車ローンで自動車やバイクを購入することができます。
ローンの中には「専業主婦、学生は申込不可」というものもありますが、必ずしも「学生だから自動車ローンが組めない(=カードローンなどを使わざるを得ない)」ということはありません。
ただし「自動車ローンに保証人は必要?」でも述べたとおり、未成年は保証人を求められることがあります。
また、学生や未成年は親の同意が必要というケースもあるため注意しましょう。

勤続年数

勤続年数は1年以上を求められることが多く、3年を超えると保証人なども不要で承認される確率が高くなります。 中には「勤続年数○年以上の正社員のみ」といった厳しい条件のローンもあるため、事前に確認しましょう。

年収と他のローンの状況

年収と他のローンの状況については、総合的に判断されることが多いです。
借入金額の合計で考えると「年収の50%以内」という1つの目安があります。
たとえば、年収400万円の人の場合、その他の借り入れも含めて200万円程度までが目安となります。
既にキャッシングなどで50万円を借り入れているなら、150万円程度が自動車購入のために借りられる上限となることが多いでしょう。
また、年収の30%を超える借り入れでは、保証人を求められることが多いです。
つまり年収400万円で他の借り入れが一切ない人の場合だと、120万円程度までが保証人なしで借りられる目安、200万円程度までが保証人つきで車のために借り入られる金額の目安となります。

ちなみに、2010年6月18日より個人の借入可能額を年収の1/3までにするという「総量規制」が導入されています。 対象となる借り入れは消費者金融やクレジットカード会社などで、自動車ローンは総量規制の対象ではありません。 そのため自動車ローンは、年収の50%を目安とした金額までの借入を目指せることになります。

返済比率

収入と借入金額の目安には、もう一つの観点があります。
それは、1年間で支払う金額の合計と収入の比率である「返済比率」と言われる基準です。
借入金額が少なくても、支払期間が短いとその比率は高くなります。
返済比率の目安は40%程度で、年収400万円の人なら年間返済額は約160万円(月々約13.3万円)程度までとなります。
反面、期間が長いほうが、一般的に審査は厳しいため、比率を考えると期間を長くした申し入れが有利ですが、最終的には総合判断をされるという側面があります。

なお、借入額は返済比率によって決まってきますが、必ずしも「年収が多ければ有利」というわけではありません。
金融機関側は、年によって年収にばらつきが出る方に対しては審査が厳しくなる傾向があります。
例えば、外資系企業に勤めていて年収3,000万円で全然頭金を入れられない方と、堅めの上場企業に勤めている年収600万円でコツコツと定期預金をし、100万円の頭金がある方ならば、後者の方が審査に通りやすいとか。
審査が通りやすくなる頭金の金額は金融機関によって異なりますが、やはり100万円程度から印象が変わってくる傾向にあるようです。

自動車ローン審査基準の例(金融機関によって異なります)

  • 安定した収入があること
  • 20歳以上であること
  • 完済時年齢が70未満であること
  • 勤続年数1年以上
  • 借り入れ金額の合計が年収の50%以内
    例)年収400万円の場合200万円が上限
  • 完済比率は年収の40%程度
    例)年収400万円の場合、月々の返済額合計が年間160万円まで
過去の遅延や滞納、その他の借入状況とは

過去の借入や遅延・滞納といった情報は、信用情報を取りまとめる機関に記録が残っています。
金融機関が貸出を実行する際はこれらの信用情報機関を利用して申込者の情報を照会することになります。

信用情報機関には、以下の3つがあります。
それぞれ窓口、インターネット、郵送などで、500〜1000円の手数料で自身の信用情報を照会することができます。

主な信用情報機構

  • CIC(株式会社シー・アイ・シー)
    クレジットカードや信販会社など
  • JICC(株式会社日本信用情報機構)
    消費者金融などの情報
  • JBA(一般社団法人全国銀行協会・全銀協)
    銀行などの情報

これらの信用情報に遅延や滞納の記録が残っていると、ローンの承認がおりにくいケースがあるため、気になる場合は自分の信用情報を一度確認してみるのも良いでしょう。
通常審査では、過去5〜10年程度の情報を参考にするとも言われています。
遅延や滞納があったとしても期間をおくことで、自動車に関する審査も通りやすくなる可能性があります。

また、自動車ローンを提供している金融機関の中には、インターネットで仮審査をしてくれる機関もあります。
いくらまでの車が選べるのか予算の目安にしたいという目的であれば、信用情報機関ではなく金融機関の仮審査を試してみるのも良いでしょう。

借りている認識なく信用情報に掲載されているものとして、携帯電話などの通信端末の分割払いなどがあります。
金融機関は、自分の借入状況をきちんと把握しているかを試すため「その他に借入がありますか?」と尋ねてくることがありますが、 この時に携帯電話端末の分割払いを伝えることができると「お金の管理をしっかりしている人」という印象を持ってもらえることもあります。

契約社員やアルバイトなど非正規雇用者は、審査に落ちやすい?

自動車ローンにおいて、まことしやかに言われているのが
「契約社員やアルバイトなど非正規雇用者は、職業がマイナスに判断され、頭金を多く求められたり、高金利を提示されたりして、よい条件では借りられない」ということ。
「非正規雇用者に対して自動車ローンの審査は厳しいのでは?」と噂されていることもあるようです。

ですが、これを聞いて「非正規雇用だから借りられないかも」「頭金を多く入れないといけない」と判断するのは早計。
価格.comが独自に金融機関に対して取材をしたところ、「雇用形態によって高金利を提案したり、頭金を増やすことを提案するということはない。雇用形態だけで判断して提案はしない」との解答が複数社からありました。

自動車ローンの審査では、上記に挙げたように「安定した収入があること」「勤続年数1年以上」「借り入れ金額の合計が年収の50%以内」などの事柄が目安となります。
また、過去の借入や遅延・滞納があるとマイナスになりますから、まずは自身の過去の借入や延滞の履歴などを確かめてみた方がよいでしょう。

とにかく借りたい一心で、複数社に申し込むのはNG

自動車ローンにおいてやりがちなのは、「複数社に申し込みをすれば、最低でもどこか1社からは借りられるだろう」という憶測で、手当たり次第に申し込みをしてしまうこと。
信用情報に傷がなく審査に通れば特に問題はありませんが、延滞履歴などがあり信用情報に傷があった場合は、しばらく自動車ローンが利用できなくなる可能性があります。

というのも、信用情報には「ローンに申し込み、審査に落ちた」という情報も記録されるから。
「審査に落ちる」=「信用情報に問題がある」ということなので、落ちてしまった場合は、CICなどから信用情報を取り寄せて、“何が傷になっていたのか”をしっかり探り、その問題を解決することが先決です。
「うっかり携帯電話料金を支払い損ねていた」という理由が信用情報の傷になっていることはあり得ます。
問題がクリアになったら、半年ほど待つことによって、信用情報に傷がない期間を積み重ねられます
その状況下で再度申し込んでみれば審査に通る可能性は高まるはずです。

信用情報の傷を残っている状況で「A社で落ちたから、今度はB社で……」と手当たり次第に自動車ローンを申し込む行為は、信用情報の傷をさらに増やす行為です。
自動車ローンを申し込む際には、あくまで「ディーラーローンよりもトータルでお得になるか」「自分の属性でも審査に通過しそうか」を判断した上で、慎重に行ってください。

自動車ローンの審査 まとめ
ローンを組むには、申し込み条件(安定した収入のある20〜70歳の方など)を満たしている必要があります。
その後、勤続年数、年収、返済比率、住宅ローンなど他のローンの状況、過去の支払い遅延・滞納などを確認されます。
  • 審査の基準となる借入金額の合計や、返済比率を知っておくと、購入できる金額の目安になる
  • 非正規雇用者かどうかで、審査の可否は決まらない
  • 審査に通らないからといって複数社申し込むのはNG
  • 不安がある人は、信用情報機関で照会をしてみるのもよい
  • 見落としがちな携帯電話の分割払いも「その他の借入」として意識しておきましょう

6.自動車ローンを一括・繰り上げ返済したいとき

自動車ローンの支払中にまとまった資金ができ「返済を早めたい!」と感じることもあるかもしれません。
続いては、前倒しで支払う「繰り上げ返済」について考えてみましょう。

繰り上げ返済のメリット

ローンを前倒して返す「繰り上げ返済」には、利息を節約する効果があります。
仮に100万円を、年利5%、5年間(60回)、元利均等方式で借りているケースで見てみましょう。

まず、繰り上げを行わずに5年かけて返す場合の総支払額は約113万円となります。
これに対し、2年経過した時点で残額を一括繰り上げ返済すると、総支払額は約108万円となります。
この時、一括繰り上げ返済の資金は約63万円で、全体の費用は約5万円節約することができます。
63万円を手元に残したまま利息などで5万円を得ることは難しいので、一括の繰り上げ返済は有効な節約手段になるといえます。

逆に、余裕資金があまりない状態などで、がんばって繰り上げ返済し、有事の際に高金利で借入をしてまかなうなどすると、かえって不利になることもあります。 繰り上げて支払う金額と、そのことで節約できる利息、その他の手元資金を確認して、本当に繰り上げ返済する方がよいかを判断するのがおすすめです。

自動車ローンの繰上返済
繰り上げ返済の注意点

自動車ローンの繰り上げ返済には、いくつか注意点があります。
それは、繰り上げをする際に手数料がかかることもある、という点です。
金融機関にもよりますが、1回の手数料は大体5,000円〜数万円程度です。
何度かに分けて支払う場合、その都度かかる手数料を合計すると、節約できる利息とほとんど同じくらいの金額になってしまう恐れもあります。

もちろん、手数料がかからないローンや、ネット手続きなら手数料無料のローンもあります。
繰り上げ返済を積極的に考えている場合には、今借りているローン、これから借りるローンで手数料がかかるのか確認しておいた方がよいでしょう。

また、そもそも繰り上げ返済ができないローンや、一部ではなく一括完済しかできないローンも存在します。 こまめに繰り上げて支払うつもりで借りたのに、実は一括完済しかできないとなると、困ってしまいますね。
自分の購入計画に合う自動車ローンかどうかをチェックしてから借りるようにしましょう。

ちなみに、信販会社などの自動車ローンの中には「アドオン方式」と呼ばれる返済方式をとるものがあります。
「アドオン方式」は、当初の借入金額に対して利息を計算し、支払回数で割るという計算方法になるため、 支払いが進んでも、支払い金額における元金と利息の割合は変わりませんし、繰上げ返済による利息軽減効果も期待できないケースが多いです。
繰り上げ返済を実施する前には軽減できる利息を予めシミュレーションしてから検討するのがよいでしょう。

繰り上げ返済について まとめ
自動車ローンを前倒して支払う「繰り上げ返済」には、利息を節約する効果があります。
ただし手数料がかかる場合は、小分けに繰り上げ返済をすることで損する可能性もあるため、よく考えて判断しましょう。
  • 繰り上げする事によって削減できる利息、手元資金などに応じて検討を
  • 一部だけの繰り上げ返済、あるいはそもそも繰り上げ返済ができないローンもある
  • アドオン方式の場合、利息があまり軽減できないこともあるため注意

7.自動車ローンを借り換えたいとき

「自動車購入後にもっと良いローンを見つけた」「利率が高い時期に借入をしてしまった」 といったケースでは「もっと金利が下げられたら……」と感じている人もいるかもしれません。
また、「自動車購入時は転職したばかりだったけれど、その後同じ会社に1年以上勤めた」というケースでは、選べるローンの選択肢が広がっている可能性があります。

そうした際は、自動車ローンの借り換えを検討するのも選択肢の1つです。
ただし、金利を下げられたからと言って、必ずしも借り換えの方がお得とは言えないケースもあるため、慎重に検討してみましょう。

支払総額、手数料なども考慮して

一般的には、利用目的を問わないフリーローンなどから銀行の自動車ローンへの借り換えは難しいです。
また、ディーラーローンを借りている場合だと、自動車の名義人がディーラーや信販会社になっているため借り換えできないケースもありますが、 最近は名義人がディーラーのローンの借り換えを受け付けている金融機関もあります。
銀行ローン間の借り換えであれば、比較的スムーズに選べるといえます。

借り換えを検討するときに気になるのは、どのくらい支払が減るのかという点でしょう。
仮に当初150万円を年利4%、5年間の元利金等方式で借りていたと仮定します。
1年経過後の残高は約122万円で、借り換えをしない場合、残り4年間の支払い総額は約133万円となります。
ここで年利2.55%のローンに借り換えをできたとします。
すると、残りの4年間での支払い総額は約129万円となり、約4万円の利息削減ができ、月々の支払額は787円軽くなることになります。
(この仮定では、端数処理などは金融機関によって違うこともあります。)

ここで注意が必要なのは、いくつかの手数料も含めて比較をする必要があるということです。
例えば、新しい借入先から受けた融資金を使って、元々借りていた金融機関に支払いをすることになりますが、その際に手数料が発生することが多いのです。
また、新しい借入先についても、融資を受けるための事務手数料や数千円の印紙代、保証料などがかかるケースもあります。
こういった手数料を含めても借り換えた方が費用を抑えられるのであれば、検討する価値があるといえます。

手間も含めると5%、100万円、5年以上が目安

また借り換えを行う場合、平日に窓口に出向いたり、必要な書類を揃えるなどが必要になります。
来店不要で借り換えができる商品もありますが、ある程度の手間はかかるといえます。
そのため、借り換えで減らすことのできる金額に見合わないと感じる人もいるかもしれません。

目安としては、
・借り換え前後の金利差が5%以上
・自動車ローンの残高が100万円以上
・支払い期間が5年以上残っている

などの条件をチェックしてみると良いでしょう。
すべて満たす場合、総支払額の差が10万円を超えるため、手数料や手間を加味しても借り換えるメリットがあると言えそうです。

自動車ローンの借換

自動車ローンの借り換え まとめ
利率が高い時に借りてしまった場合や、借入時よりも勤続年数が長くなった場合は、自動車ローンの借り換えが有効に働くこともあります。
金利差、総返済額の差、かかるコストや手間を比較して、賢く節約しましょう。
  • 金利差5%以上、残高100万円以上、残期間5年以上などが目安になる
  • 借り換えにかかる手数料や手間も加味して検討しよう

8.ローンが残っていても、自動車の名義変更は可能!?

生活の変化があり自動車を手放す場合や、とても気に入った車を見つけて乗り換える場合など、持っている自動車を売却したい場面もあるかもしれません。
そうした転機がローンの支払途中で訪れた場合、自動車の名義がどうなっているかで、手順が変わることがあります。

ディーラーローンでは、名義人が自分でないことも

ディーラーローンでは通常、自動車の名義人はローンを提供している信販会社などになっています。
車検証を確認すると「所有者」が信販会社などに、自分自身は「使用者」になっているかと思います。

この場合、所有者が自分ではないことから、売却や廃棄などの処分を勝手に行うことができません。
所有者である信販会社などに相談して、手続きを進めることになります。
名義が自分になっていない自動車の売却などを行う際は、原則としてはローンの完済が先。
その後、所有者を自分に変更する「所有権解除」の手続きを行います。
売却したお金でローンを返済することを考えているのであれば、買取業者と現在の「所有者」に同時に手続きできるよう相談して進めることになり、時間がかかることもあります。

また、ディーラーローンでは、仮にローンを完済していても「所有権解除」の手続きを行っていないと「所有者」が信販会社などのままになってしまいます。
ローン完済時に案内を出している会社もありますが、すべての会社が案内を出しているわけではありません。
完済後に「所有権解除」の手続きを忘れずしておくと、売却や廃車の手続きがスムーズに進めやすくなります。

銀行の自動車ローンでは名義人は自分に

銀行などのローンで自動車を購入した場合は、通常初めから「所有者」は自分になっています。
ディーラーローンは車の担保価値を厚く見ていて、銀行のローンは借りる人が返済できるかを慎重に見ているなどの違いがあります。
一般的に銀行のローンの審査が厳しいとされている理由は、こうしたところも要因の1つです。

「所有者」が自分になっている自動車では、名義変更を伴う売却や廃車などの処分はスムーズといえます。
自分名義の自動車であるため、ローンの支払いさえ滞らせることがなければ、理論上は、名義変更や廃車などの処分は自由です。
ただし契約条項の中で車両を売却等処分するには連絡を入れることが求められているケースもあります。
そのような場合は、銀行への連絡も忘れないよう気をつけましょう。

自動車ローンの種類 所有者 使用者 備考
銀行のローン 自分 自分 所有者が自分になっていると処分がスムーズ。但し処分時には銀行への連絡が必要なケースも。
ディーラーローン 信販会社など 自分 所有者が本人でなければ原則「先に完済」、名義変更をしてから処分。通常のローン完済時にも名義変更を忘れないよう注意。

「所有権解除」の手続きや、名義変更には原則先に完済が必要となるディーラーローンに比べると、 銀行の自動車ローンの方が処分時の手順は少なくて済みます。
ローン返済中の処分を予定している場合は、早めに名義の状態などを確認しておくと、いざというときに慌てずに済みそうです。

ローン返済中の名義変更について まとめ
ローンの種類によって、自動車の所有者は異なります。
自分が所有者でない自動車を処分するには、ローン完済・名義変更手続きが先となり時間がかかるため注意が必要です。
  • ディーラーローンでは、所有者が信販会社などになっていることが多い
  • 所有者が自分以外の場合、原則ローン完済⇒名義変更⇒その後処分ができる
  • 銀行ローンの場合、所有者は初めから自分になることが多い
  • 予め名義を確認しておけば、いざというときに手続きに焦らなくて済む

9.ローンが払えなくなったら

生活必需品の側面もある自動車ですが、ローンで購入した後、支払いが厳しくなることもあるかもしれません。
ここからは自動車ローンが返せなくなってしまったときについて考えていきます。

うっかり残高不足は、すぐに対応でリカバリ

毎月決まった日に引き落とされている自動車ローン。
当該日に残高が足りないなど引落しができなかった場合、ハガキや電話などで連絡がきます。
この「うっかり残高が足りていない」というケースは、比較的多いもの。
「メインバンクや給与支払い口座を変えたけれど、ローンの引き落とし口座はそのままにしていた」などミスが該当するでしょう。

その場合、ローン会社からの指示のように振込用紙での入金や所定された期日までに引落しできる残高を準備しておけば、 以降はいつも通り支払いを続ければ良いという流れになります。
ただし、この行為を繰り返してしまうと信用情報に記録がつく恐れがあります。

1度目の連絡でスムーズに対応できなかった場合、督促の連絡頻度が高くなっていきます。
「電話に出たくない」という気持ちもあると思いますが、電話に出ない等の方法は得策ではありません。
支払いが滞っている理由や、今後の収入目処などを素直に相談するのが良いでしょう。
介護や病気など一時的な理由で手元のお金が足りないことや、ボーナスなど支払われる目処のあるお金があれば具体的に伝えることも有効です。
うやむやにしてしまうと「待っても支払いの見込みがない」と判断されてしまうこともあります。

1か月半〜2か月以上の滞納は要注意

1か月半〜2か月以上滞納が続くと、自動車を差し押さえられる可能性も高まってきます。
自動車を差し押さえられると、使用状態や走行距離から売却査定価格が提示され、ローン残債と相殺されます。
ローンの残高が売却査定価格を上回ることが多いため、自動車は手元を離れますが、返済は続くことになります。
相殺することで残高は減るため、毎月数万円払っていた人が1万円未満の支払いになるなど月の負担は軽くなることになります。

自動車は、住んでいる地域によっては無くては生活できないというケースもあります。
そうした場合は、車両が差し押さえられる前に弁護士に相談し、任意整理して返済条件を緩和したり、 ローン会社に相談して支払期間を延長したりする対応もありますが、そういった対応をすると、同じ会社での借入が今後は難しくなる等のデメリットもあります。

自動車ローン滞納時の対応

返済が厳しくなってきたら、他の支払いは現金主義で

仮に自動車の差し押さえや任意整理などに至ると、信用情報に記録が残ります。
そうすると、5〜10年、クレジットカードを作ることを始め、あらゆる借入審査が難しくなります。
自動車なしでは生活が立ちゆかなくなる環境にあるケースでは、支払いが厳しい状況でも車を手元に残す方法を模索するケースも多いでしょう。
自動車をなんとか維持するためにも、返済に負担感を覚えた際は、その他の支出を抑えることを早めに実行することがおすすめです。

例えば、日々の支払いをクレジットカードで、通信端末も分割払いなどの生活をしている場合には、 1つずつ、現金決済の生活に変えるだけでも消費を抑える効果があります。
すべてのものを一気に現金決済にすることは難しいかもしれませんが、日々の買い物でクレジットカードの利用を辞めるなどして 資金繰りを一度健全化させることも選択肢の1つです。
現金での支払いの方がお金を使っている実感を得やすく消費が減るというデータもあります。

また、交通網が発達しているエリアにお住まいの方は、自動車を手放すことも選択肢に含めて検討してみてください。
都会は駐車場が高く維持費の負担も大きいため、地方に比べると生活必需品というよりは贅沢品の位置づけに近いケースもあります。

自動車への出費を減らすか、その他の出費を減らすか、悩ましい選択ですが、 ちょっと負担感があるなと思ったときに早めに改善しておくことで、本当に困ってしまう事態を避けやすくなります。

ローンが払えなくなったら まとめ
うっかり残高不足で、引落しが1度うまくいかなかった場合は、すぐに対応すれば大丈夫です。
長期にわたって支払いが滞るようなことになる前に、現金主義へのシフトや車を手放すことも検討しましょう。
  • 残高不足による未払いは、すぐに対応すれば問題ない
  • ただし繰り返すのはNG。信用情報に傷がつく可能性がある
  • 督促の電話などにはきちんと対応し、素直に相談するとよい
  • 1か月半〜2か月滞る場合、自動車の差し押さえもありえる
  • 負担に感じたら、現金主義や、自動車がない生活の検討も

(構成:渡辺陽一郎・風呂内亜矢)

自動車ローンのよくある質問

自動車ローンの審査のポイントについて教えてください
自動車ローンの審査では、年齢、年収、勤続年数、他での借入状況などを調べた上で、返済能力があるかどうかで借入の可否が判断されます。
どのような書類が必要ですか?
車のローンの審査時に必要な書類は一般的に以下のようになります。事前に用意しておくと便利です。
  • 本人確認書類(運転免許証、パスポート、健康保険証、住民基本台帳カードなど)
  • 年収を確認できる書類(所得証明書、源泉徴収票、納税証明書、確定申告書、住民税決定通知書など)
  • 資金使途の確認書類(請求書、契約書、注文書、見積書など)

※内容の詳細については各社HP等でご確認ください。

自動車ローンを借りる際に新車と中古車で審査に違いはありますか?
新車か中古車の違いによってローンの審査が通りやすいということはありません。どちらとも年齢や年収、勤続年数、他での借入状況などを調べた上で返済能力があるかどうかで判断されます。新車と中古車については、審査よりも金利に違いが出る場合があります。新車の方が担保としての価値の残存期間が長かったり、ディーラーが提携してキャンペーンを行ったりすることがあるため、一般的にには金利が低めとなる傾向があります。
自動車ローンに申し込んだ後、何日で借入ができますか?
一般的にはおおよそ1週間〜2週間程度で借入れることができるようです。 提出書類などの不足があった場合は、お振込までにさらに時間がかかる場合があります。
年収が少なくても自動車ローンを借りることができますか?
自動車ローンは各金融機関やローン会社などからの借入額と年収のバランスなどが審査されます。実際に借入れができるかどうかは、借入金額と年収などから見て無理なく返済できるかどうかを重要視されます。
自動車ローンはどのような用途に使えますか?
融資する金融機関の審査によって異なりますが、ほとんどの自動車ローンは、新車や中古車の購入以外に、車検、車の修理なども利用することもできるようです。また自動車だけでなくバイクにも利用することができるところもあります。
審査時に申込んだ金額について全額借りないといけないのでしょうか?
借入実行までは金額を減額できるローン会社が大半です。必要額が変更になった場合には確認してみましょう。
自動車ローンは仮審査の後、必ずローンの申込みをしないといけないのでしょうか?
必ずしも申込みする必要はありません。仮審査の後でも無料でキャンセルできるところが大半です。購入をやめたり、別のローンを利用するなどで、万が一借り入れが不要になった場合にはローン会社にお尋ねください。
必要な借入金額が決まっていなくても、ローンの仮審査はできますか?
借入金額が明確でなくても、仮審査できます。また購入したい車が決まっていなくても、おおよその金額でローンの仮審査を受けることも可能です。実際に正式に申し込む際に、金額を変更することもできます。ただし、その場合は金額が増えると再審査となる可能性が高くなります。
参考:ディーラーローンの平均的な金利幅

価格.com独自調査(※)に基づく数値であり、各ディーラーが公開している数値ではありません。実際の適用金利は、店舗、時期、車種などによって異なります。実際に購入を検討される際はお客様自身の条件で各ディーラーお見積もりの依頼をしてください。

  参考金利幅
トヨタ 4.9% 〜 10.4%
ホンダ 3.5%
スバル 3.9% 〜 5.5%
マツダ 3.9% 〜 7.9%
日産 3.9% 〜 6.2%
ダイハツ 3.9% 〜 7.0%
レクサス 4.3%
BMW 1.9% 〜 4.15%
メルセデス・ベンツ 3.99% 〜 4.29%
フォルクスワーゲン 2.89% 〜 3.89%

※複数販売店にて、新車フルローン購入として、極力条件をそろえて見積もった結果となります。残価設定ローンの金利は反映していません。

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■自動車ローン比較に関するご注意

・本サービスはローン商品等に関する情報の提供を目的としており、ローン契約締結の代理、媒介、あっ旋等を行うものではありません。
・本サービス内の申込ボタンをクリックすると、各金融機関のホームページに移動します。
・ローン契約の申込等はご利用者が契約先金融機関に対して直接行うこととします。
・本サービス内でローン契約の申し込み及び契約の締結を行うことはできません。
・キャンペーンは各掲載金融機関において実施されるものであり、掲載金融機関による募集要綱等を十分にご確認ください。
・詳細は利用規約をご覧ください。