
HDDタイプのソニー「HDR-SR1」、SDカードタイプの松下電器産業「HDC-SD1」、DVタイプのキヤノン「iVIS HV10」の3機種について、人物撮影を行ってみました。その結果をレポートします。

視聴テストを終えて最初に伝えておきたいのは、ハイビジョン対応ビデオカメラで撮影した映像のクオリティに、素直に驚いたということ。検証用モニタとしてフルハイビジョン表示対応の37V型液晶テレビ(東芝「REGZA 37Z2000」)を使用したこともあり、従来のスタンダードタイプのビデオカメラとは解像感が根本的に異なる映像に感動した。ハイビジョンカムで撮影した映像は、スタンダードタイプのビデオカメラで撮影したものと別次元のものだと、あらためて認識させられた。
画質面で細かい違いはあるものの、今回の検証に使用した3機種のいずれも、人物の顔の細かい表情まで映し出せるだけでなく、木々の葉や建物の窓など、背景のディテール部分もキッチリと描写できる映像性能を備えると評価したい。すでにハイビジョン対応テレビを所有している方で、これからビデオカメラを購入する方は、ぜひ、今回紹介するハイビジョンカムを選択して、「ハイビジョンカム&ハイビジョンモニタ」の組み合わせで高精細な映像を存分に楽しんでほしい。
 |
価格.com最安価格(*) 210,400円
|
今回の視聴テストに使用した液晶テレビ。価格.com人気アイテムランキングでも高い人気を誇るフルハイビジョン対応の37V型モデルだ。描写力にすぐれるだけでなく、3系統のHDMI端子など豊富なインターフェイスを装備しているのも特徴

今回、ポートレートに絞って、2パターン(日中と夕方)で撮影を行ったので、それぞれの画質の傾向を簡単にレポートしよう。なお、サンプルとして、動画から等倍でキャプチャした静止画を掲載する。




いずれも日中の順光で撮影。先に述べたとおり、3機種とも文句のつけようのない高画質を実現している。その中でも、フルHD(1920×1080ドット)での読み出しが可能なキヤノン「iVIS HV10」の解像感が一歩上回っているという印象だ。また、ソニー「HDR-SR1」はアンバー気味の色味で、松下電器産業「HDC-SD1」は発色が強いという印象を受けた。




こちらは夕方の斜光で撮影したものとなる。静止画ではうまく伝えられないが、モニタで視聴した場合、解像感ではやはりキヤノン「iVIS HV10」がすぐれているように感じた。画質面では、ソニー「HDR-SR1」の適正なホワイトバランスと、松下電器産業「HDC-SD1」のくっきりとした緑色が印象に残った。
※価格.com最安価格は、2007年2月2日現在のものです |