No.51 2008年6月27日更新

最新デジイチがわかる! 「デジタル一眼レフカメラ」の選び方

PART2<製品選び編> 自分にピッタリのデジイチは?

メーカー&価格で比較「最新デジイチマップ」

最新デジイチのチェックポイントがわかったら、次は「欲しい1台」を探しましょう。ここでは、現行モデルを「メーカー」「価格帯」で比較検討できるよう一覧表にしました。操作性や画作りの傾向などメーカーごとの特徴を説明するほか、入門機としてうってつけのモデルをカタログ形式で紹介します。

(1) メーカー&価格で比較 「現行モデル網羅 デジイチマップ」

「初めてのデジイチ」では、何を基準に欲しい1台を選び出せばよいか悩ましいところではないだろうか。ひとくちにデジイチといっても、人気市場だけにその種類は豊富で、現行機種として購入できるモデルだけでも約30機種はある。初めての製品選びならば、なおさら機能や画質、操作性という側面からは比較検討しにくいし、また、コンデジからのステップアップの場合、デジイチに求める要素が「背景をぼかしたい」「もう少し画作りを楽しみたい」など、デジイチ選びの条件としては曖昧なものになってしまいがちだ。
そこでここでは、初めてのデジイチ選びの基準を「予算」と考え、現行モデルを価格帯で分類し、比較検討できるよう一覧表にまとめてみた。

現行デジタル一眼レフカメラ 価格(ボディ)&メーカー総覧
メーカー/価格帯 〜7万以内 7〜10万 10〜15万 15〜25万 25万以上
オリンパス E-420
E-410
E-510
E-520 E-3    
キヤノン EOS Kiss デジタル X
EOS Kiss F
EOS Kiss X2 EOS 40D EOS 5D EOS-1D Mark III
EOS-1Ds Mark II
シグマ     SD14    
ソニー α200 α350 α700    
ニコン D40
D40X
D60
D80 D200 D300 D3
パナソニック   DMC-L10      
富士フイルム       FinePix S5 Pro  
ペンタックス K100Dsuper K200D K20D    

※価格は、2008年6月24日現在の価格.com登録製品の平均価格。

このように、現在ラインアップされているデジイチは、4万円代のエントリーモデルから100万円を越えるプロ用モデルまで幅広い価格帯となっている。プロ向けのモデルは別問題として、趣味として楽しむデジタル一眼レフカメラと考えるなら価格帯はおおよそ25万円以下のゾーンであろう。そのなかでも、入門〜中級者にとって扱いやすく、機能と価格のバランスが取れているモデルが充実しているのは、15万円以内のモデルである。
当然のことながら、4万円のモデルと15万円のモデルでは機能や性能に大きな差がある。とはいえ、それぞれのモデルが独自の機能や個性を持っており、「高いモデル=すべての希望をかなえてくれる」とは一概には言えない。たとえば、実売価格で約12万円前後のキヤノンの「EOS 40D」は、性能も高く機能も充実しており、“今もっともコストパフォーマンスにすぐれたバランスモデル”と評判の1台だが、本体重量が740gと女性が使うにはやや重く、また、多機能ゆえ、初めてデジイチを手にする人は若干操作に手間どうかもしれない。逆に、機能・性能面でやや物足りない部分があっても、非常にコンパクトなオリンパス「E-420」(重量はEOS40Dの約半分)や、約4万円で手に入るリーズナブルなニコン「D40」などは、気軽に持ち歩けるし、初心者を意識した操作系統になっているため、コンデジユーザーからステップアップされる方でも直感的に扱える。一眼レフ入門機としてはうってつけと言えるだろう。
そこで、次の項目では、さらに自分にピッタリの1台を見つける手助けとして、入門〜中級モデルを「欲しい機能」や「目的」別に分類してみた。

(2) 最新モデルを機能&目的別に分類 「自分にピッタリの“ファーストデジイチ”はコレ!」

予算のおおよそのメドが付いたら、次は、自分の目的に合った特徴を持ったモデルを探していこう。同じ価格帯のモデルでも、機能の違いにより得意な撮影分野も違ってくる。そこで、ここでは、機能・性能に注目し、入門〜初級モデルを目的別に分類。さらに、それぞれの仕様と特徴を紹介する。

気軽に持ち歩ける「軽量&コンパクト」モデル

世界最小・際薄! コンパクトモデルの代表格

E-420(オリンパス)の写真 クリックで詳細へ
E-420(オリンパス)

デジイチであることを忘れるほどの小型・軽量ボディが最大の魅力だろう。さらに、キットレンズとの組み合わせなら、「顔認識AF」も使え、液晶画面を見ながら撮影可能な「ライブビュー」機能も搭載するなど、操作感はまさにコンデジ。コンデジからのステップアップにピッタリな1台だ。


有効画素数 手ぶれ補正 ライブビュー AF測距点 連写(最大) 重量
1000万画素 なし あり 3点 3.5 380g

<もっと知りたい→PART3で作例をチェック!>

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使いやすさが人気の元祖コンパクトデジイチ

EOS Kiss X2(キヤノン)の写真 クリックで詳細へ
EOS Kiss X2(キヤノン)

高性能でありながら使いやすい操作性が入門機として人気。特に、ライブビュー機能は使いやすく、新たに搭載された「コントラストAF」機能により、より快適なAFが可能となっている。キットレンズも手ぶれ補正に対応しているなど、全般的に機能は高い。また、6月末には後継機である「EOS Kiss F」が発売予定だ。


有効画素数 手ぶれ補正 ライブビュー AF測距点 連写(最大) 重量
1220万画素 なし あり 9点 3.5コマ/秒 475g
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コンパクトながら機能充実の本格派モデル

D60(ニコン)の写真 クリックで詳細へ
D60(ニコン)

機能の割にはリーズナブルな価格設定で入門者に人気が高かった「D40X」の後継機がこのD60。大きな変更点は、画像処理エンジンの向上で、同社の上級モデルで採用されている「EXPEED」が採用された。なお、外観はD40とほとんど変わっていない。


有効画素数 手ぶれ補正 ライブビュー AF測距点 連写(最大) 重量
1020万画素 なし なし 3点 3コマ/秒 495g

<もっと知りたい→PART3で作例をチェック!>

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望遠撮影でもブレにくい「ボディ内手ぶれ補正搭載」のエントリーモデル

手ぶれを気にせず、液晶モニターを見ながら撮影できる

E-520(オリンパス)の写真 クリックで詳細へ
E-520(オリンパス)

ボディ内手ぶれ補正搭載なので、どのレンズでも補正がきくのはうれしい。コンパクトながら、グリップ部が大きいのでE-410に比べてホールド感は断然高い。望遠レンズでの撮影も手軽に楽しめるはず。


有効画素数 手ぶれ補正 ライブビュー AF測距点 連写(最大) 重量
1000万画素 ボディ内蔵 3点 3.5コマ/秒 475g
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手ぶれ補正機能搭載機で一番リーズナブル

α200(ソニー)の写真 クリックで詳細へ
α200(ソニー)

ボディ内手ぶれ補正搭載モデルで、6万円を切るというお買い得モデル。一眼レフ機でありながら、フルオート撮影機能が充実しているので、コンデジからのステップアップにもうってつけの1台である。


有効画素数 手ぶれ補正 ライブビュー AF測距点 連写(最大) 重量
1020万画素 ボディ内蔵 なし 9点 3コマ/秒 532g

<もっと知りたい→PART3で作例をチェック!>

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連写・防水・ゴミ取り機能など、エントリー価格ながら充実の装備

K200D(ペンタックス)の写真 クリックで詳細へ
K200D(ペンタックス)

K100Dsuperの後継機で、10万円を切る価格でありながら、本格的な防塵・防滴で機能を備えたモデル。画素数が610万から1020万画素にアップ。また、撮像素子に付着したゴミのイメージを撮影前にチェックできる独自機能「ダストアラート」も便利。


有効画素数 手ぶれ補正 ライブビュー AF測距点 連写(最大) 重量
1020万画素 ボディ内蔵 なし 11点 2.8コマ/秒 630g
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α350(ソニー)の写真 クリックで詳細へ
α200の上位モデル。手ぶれ補正機能も健在 α350(ソニー)

有効画素数 手ぶれ補正 ライブビュー AF測距点 連写(最大) 重量
1420万画素 ボディ内蔵 あり 9点 2.5コマ/秒 582g
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スポーツや乗り物の撮影に便利な「連写に強い」モデル

最大6.5コマ/秒の高い連写性能

EOS 40D(キヤノン)の写真 クリックで詳細へ
EOS 40D(キヤノン)

入門モデルとは一線を画す性能を持つ中級モデルながら、価格はとてもリーズナブル。最大6.5コマ/秒の高い連写機能が魅力で、コストパフォーマンスにすぐれた人気モデルだ。手ぶれ補正機能搭載のレンズとのセットはお買い得。


有効画素数 手ぶれ補正 ライブビュー AF測距点 連写(最大) 重量
1010万画素 なし あり 9点 6.5コマ/秒 740g
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独自開発の高精度・高速AFセンサー採用

α700(ソニー)の写真 クリックで詳細へ
α700(ソニー)

独自開発の高速AFセンサーと5コマ/秒の連写機能で、動きのある被写体に強い。さらに、ボディ内手ぶれ補正機能の搭載と見やすいファインダーで、スポーツ写真が趣味の方にうってつけの1台。


有効画素数 手ぶれ補正 ライブビュー AF測距点 連写(最大) 重量
1224万画素 ボディ内蔵 なし 11点 5コマ/秒 690g
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価格.com最安価格 

花やペットを迫力のアングルで狙える「ライブビュー+可動式液晶モニター」モデル

スイッチ1つで切り替えられるライブビュー機能が便利

α350(ソニー)の写真 クリックで詳細へ
α350(ソニー)

ソニー初の「ライブビュー」機能搭載モデル。1400万画素、ボディ内手ぶれ補正機能を搭載する高機能機でありながら、α200と同様、操作性はコンデジライク。レスポンスのよいライブビューはほかにはない魅力。


有効画素数 手ぶれ補正 ライブビュー AF測距点 連写(最大) 重量
1420万画素 ボディ内蔵 あり 9点 2.5コマ/秒 582g
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価格.com最安価格 

ライブビューのままAFピントあわせが可能

DMC-L10(パナソニック)の写真 クリックで詳細へ
DMC-L10(パナソニック)

ライブビューで画像を見ながらAF合焦が可能な「像面コントラストAF」を一眼レフで初めて採用。コンデジのように液晶画面を見みながら撮影可能。縦・横に回転可能な液晶モニターとあわせて、いろいろなアングルからの撮影が楽しめる。


有効画素数 手ぶれ補正 ライブビュー AF測距点 連写(最大) 重量
1010万画素 なし 3点 3コマ/秒 480g
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登山やマリンスポーツでも安心「堅牢/防滴/防塵」モデル

人気モデルK10Dから受け継ぐ高い防塵防滴性能が魅力

K20D(ペンタックス)の写真 クリックで詳細へ
K20D(ペンタックス)

1460万画素のCMOSセンサーと高性能画像処理エンジンを搭載する中級モデル。3コマ/秒の通常連写と21コマ/秒の高速連写機能は、このクラスではほかにはない性能である。また、K10Dから引き継がれた本格的防塵・防滴機構も魅力のタフな1台。


有効画素数 手ぶれ補正 ライブビュー AF測距点 連写(最大) 重量
1460万画素 ボディ内蔵 11点 3コマ/秒 715g
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E-3(オリンパス)の写真 クリックで詳細へ
マグネシウム合金ボディのプロ仕様タフモデル E-3(オリンパス)

有効画素数 手ぶれ補正 ライブビュー AF測距点 連写(最大) 重量
1010万画素 ボディ内蔵 あり 11点 5コマ/秒 810g
E-3(オリンパス)の詳細をチェック

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K200D(ペンタックス)の写真 クリックで詳細へ
低価格帯初の防塵・防滴仕様 K200D(ペンタックス)

有効画素数 手ぶれ補正 ライブビュー AF測距点 連写(最大) 重量
1020万画素 ボディ内蔵 なし 11点 2.8コマ/秒 630g
K200D(ペンタックス)の詳細をチェック

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