最新デジイチのチェックポイントがわかったら、次は「欲しい1台」を探しましょう。ここでは、現行モデルを「メーカー」「価格帯」で比較検討できるよう一覧表にしました。操作性や画作りの傾向などメーカーごとの特徴を説明するほか、入門機としてうってつけのモデルをカタログ形式で紹介します。
「初めてのデジイチ」では、何を基準に欲しい1台を選び出せばよいか悩ましいところではないだろうか。ひとくちにデジイチといっても、人気市場だけにその種類は豊富で、現行機種として購入できるモデルだけでも約30機種はある。初めての製品選びならば、なおさら機能や画質、操作性という側面からは比較検討しにくいし、また、コンデジからのステップアップの場合、デジイチに求める要素が「背景をぼかしたい」「もう少し画作りを楽しみたい」など、デジイチ選びの条件としては曖昧なものになってしまいがちだ。
そこでここでは、初めてのデジイチ選びの基準を「予算」と考え、現行モデルを価格帯で分類し、比較検討できるよう一覧表にまとめてみた。
| メーカー/価格帯 | 〜7万以内 | 7〜10万 | 10〜15万 | 15〜25万 | 25万以上 |
|---|---|---|---|---|---|
| オリンパス | E-420 E-410 E-510 |
E-520 | E-3 | ||
| キヤノン | EOS Kiss デジタル X EOS Kiss F |
EOS Kiss X2 | EOS 40D | EOS 5D | EOS-1D Mark III EOS-1Ds Mark II |
| シグマ | SD14 | ||||
| ソニー | α200 | α350 | α700 | ||
| ニコン | D40 D40X D60 |
D80 | D200 | D300 | D3 |
| パナソニック | DMC-L10 | ||||
| 富士フイルム | FinePix S5 Pro | ||||
| ペンタックス | K100Dsuper | K200D | K20D |
※価格は、2008年6月24日現在の価格.com登録製品の平均価格。
このように、現在ラインアップされているデジイチは、4万円代のエントリーモデルから100万円を越えるプロ用モデルまで幅広い価格帯となっている。プロ向けのモデルは別問題として、趣味として楽しむデジタル一眼レフカメラと考えるなら価格帯はおおよそ25万円以下のゾーンであろう。そのなかでも、入門〜中級者にとって扱いやすく、機能と価格のバランスが取れているモデルが充実しているのは、15万円以内のモデルである。
当然のことながら、4万円のモデルと15万円のモデルでは機能や性能に大きな差がある。とはいえ、それぞれのモデルが独自の機能や個性を持っており、「高いモデル=すべての希望をかなえてくれる」とは一概には言えない。たとえば、実売価格で約12万円前後のキヤノンの「EOS 40D」は、性能も高く機能も充実しており、“今もっともコストパフォーマンスにすぐれたバランスモデル”と評判の1台だが、本体重量が740gと女性が使うにはやや重く、また、多機能ゆえ、初めてデジイチを手にする人は若干操作に手間どうかもしれない。逆に、機能・性能面でやや物足りない部分があっても、非常にコンパクトなオリンパス「E-420」(重量はEOS40Dの約半分)や、約4万円で手に入るリーズナブルなニコン「D40」などは、気軽に持ち歩けるし、初心者を意識した操作系統になっているため、コンデジユーザーからステップアップされる方でも直感的に扱える。一眼レフ入門機としてはうってつけと言えるだろう。
そこで、次の項目では、さらに自分にピッタリの1台を見つける手助けとして、入門〜中級モデルを「欲しい機能」や「目的」別に分類してみた。
予算のおおよそのメドが付いたら、次は、自分の目的に合った特徴を持ったモデルを探していこう。同じ価格帯のモデルでも、機能の違いにより得意な撮影分野も違ってくる。そこで、ここでは、機能・性能に注目し、入門〜初級モデルを目的別に分類。さらに、それぞれの仕様と特徴を紹介する。
デジイチであることを忘れるほどの小型・軽量ボディが最大の魅力だろう。さらに、キットレンズとの組み合わせなら、「顔認識AF」も使え、液晶画面を見ながら撮影可能な「ライブビュー」機能も搭載するなど、操作感はまさにコンデジ。コンデジからのステップアップにピッタリな1台だ。
| 有効画素数 | 手ぶれ補正 | ライブビュー | AF測距点 | 連写(最大) | 重量 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1000万画素 | なし | あり | 3点 | 3.5 | 380g |
価格.com最安価格 円
高性能でありながら使いやすい操作性が入門機として人気。特に、ライブビュー機能は使いやすく、新たに搭載された「コントラストAF」機能により、より快適なAFが可能となっている。キットレンズも手ぶれ補正に対応しているなど、全般的に機能は高い。また、6月末には後継機である「EOS Kiss F」が発売予定だ。
| 有効画素数 | 手ぶれ補正 | ライブビュー | AF測距点 | 連写(最大) | 重量 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1220万画素 | なし | あり | 9点 | 3.5コマ/秒 | 475g |
価格.com最安価格 円
機能の割にはリーズナブルな価格設定で入門者に人気が高かった「D40X」の後継機がこのD60。大きな変更点は、画像処理エンジンの向上で、同社の上級モデルで採用されている「EXPEED」が採用された。なお、外観はD40とほとんど変わっていない。
| 有効画素数 | 手ぶれ補正 | ライブビュー | AF測距点 | 連写(最大) | 重量 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1020万画素 | なし | なし | 3点 | 3コマ/秒 | 495g |
価格.com最安価格 円
K100Dsuperの後継機で、10万円を切る価格でありながら、本格的な防塵・防滴で機能を備えたモデル。画素数が610万から1020万画素にアップ。また、撮像素子に付着したゴミのイメージを撮影前にチェックできる独自機能「ダストアラート」も便利。
| 有効画素数 | 手ぶれ補正 | ライブビュー | AF測距点 | 連写(最大) | 重量 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1020万画素 | ボディ内蔵 | なし | 11点 | 2.8コマ/秒 | 630g |
価格.com最安価格 円
入門モデルとは一線を画す性能を持つ中級モデルながら、価格はとてもリーズナブル。最大6.5コマ/秒の高い連写機能が魅力で、コストパフォーマンスにすぐれた人気モデルだ。手ぶれ補正機能搭載のレンズとのセットはお買い得。
| 有効画素数 | 手ぶれ補正 | ライブビュー | AF測距点 | 連写(最大) | 重量 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1010万画素 | なし | あり | 9点 | 6.5コマ/秒 | 740g |
価格.com最安価格 円
ソニー初の「ライブビュー」機能搭載モデル。1400万画素、ボディ内手ぶれ補正機能を搭載する高機能機でありながら、α200と同様、操作性はコンデジライク。レスポンスのよいライブビューはほかにはない魅力。
| 有効画素数 | 手ぶれ補正 | ライブビュー | AF測距点 | 連写(最大) | 重量 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1420万画素 | ボディ内蔵 | あり | 9点 | 2.5コマ/秒 | 582g |
価格.com最安価格 円
ライブビューで画像を見ながらAF合焦が可能な「像面コントラストAF」を一眼レフで初めて採用。コンデジのように液晶画面を見みながら撮影可能。縦・横に回転可能な液晶モニターとあわせて、いろいろなアングルからの撮影が楽しめる。
| 有効画素数 | 手ぶれ補正 | ライブビュー | AF測距点 | 連写(最大) | 重量 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1010万画素 | なし | ○ | 3点 | 3コマ/秒 | 480g |
価格.com最安価格 円



















