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買いたいモデルが比べてわかる!大人気!ミニノートPC比較大図鑑

最新事情と製品選びのポイント 人気沸騰 「ミニノートPC」とは?
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最新事情と製品選びのポイント

人気沸騰「ミニノートPC」とは?
今年1月の「Eee PC 4G-X」(ASUSTek)発売以来、ミニノートPCは日本でも一気に注目を集め、今では多くのモデルが登場する一大カテゴリになりました。そんなミニノートPCの現状や、“ミニノートPCならでは”の製品選びのポイントを解説します!

「Eee PC 4G-X」(ASUSTek)

ミニノートPCブームのきっかけとなった「Eee PC 4G-X」(ASUSTek)。新たに発売されたシリーズ上位モデル「Eee PC 901-X」については本特集でも比較チェックをおこなっている

低価格のミニノートPCが躍進を続けている。「Eee PC 4G-X」の登場に端を発するこの人気だが、現在、そのEee PCシリーズを販売するASUSTekだけでなく、同じくパーツベンダーとして有名な台湾のメーカーMSIや、HP、デルといった米国2大PCメーカーも新たにこのジャンルの製品を投入。そして、国内大手メーカーもついに動きを見せ、富士通のLOOXシリーズだけでなく、東芝の参入などが発表され、ますます活気を帯びてきている。


「Eee PC 4G-X」が登場するまでは日本にこのような市場すらなかったわけだが(一部製品を除く)、BCNの調査によれば、現在(2008年8月)、国内のノートパソコンの販売台数のうち約20%がミニノートPCであるという。5台に1台はミニノートPCというその人気の高さは、ノートパソコンカテゴリーにおける「価格.com注目ランキング」でもうかがえる。2008年9月25日現在で、10位以内にいわゆるミニノートPCが7製品がランクインしているという関心の高さなのだ。


「UMPC」「Netbook」とは?

そもそも「ミニノートPC」の定義とは

これだけの人気市場だが、「何をもってミニノートPCというのか?」と疑問に感じている人もいるのではないだろうか。確かに、「ミニノートPC」には厳密な定義はなく、「Netbook」や「UMPC(Ultra-Mobile PC)」といった呼び名もある。

「Netbook」というのは、インテルが定義したコンパクトで軽量なパソコンの呼称で、 CPUに「Atom」を採用し、液晶パネルサイズが10型程度のPCを指す。また、「UMPC」は、マイクロソフトが提唱する呼称で、Windowsを利用できる小型・軽量パソコンを指している。

インテルの新CPU「Atom」

ミニノート市場に追い風となったのは、インテルの新CPU「Atom」の登場だ。Atomは、45nmプロセスで製造されるCPUで、小型、低消費電力であるという特徴をもつ。現在、ミニノートPCの最新ラインアップでは、CPUに「Atom N270」か「Atom Z500」番台を搭載するのが標準となっている

「Netbook」や「UMPC」という呼称は、現状では混同して用いられていたり、条件に合致していても「Netbook」「UMPC」という呼称を使っていない場合もあるなど、メーカーにより厳密な定義がされてない。一般的には、おおむね以下の条件に合致するものをミニノートPCとしてラインアップしている。

ミニノートPCとは
  • 液晶パネルのサイズが10型以下/前後
  • 価格は10万円以下/前後
  • CPUに、インテルの「Atom」シリーズやVIA「CM-7」などモバイル向けCPUを採用
  • OSに、Windowsまたは、Linuxを採用

何を重視すべきか?

ミニノートPCのチェックポイント

ミニノートPC選びで失敗しないコツを担当直入に言うならば、「普通のノートPCとして考えない」ということだろう。 本特集次ページ以降で、7モデルのミニノートPCのチェックを行っているので、ご確認いただきたいが、ミニノートPCの最大の魅力は、なんと言っても「価格の安さ」「コンパクトさ」にある。これまでの「小型のノートPC」といえばおおむね20万円台で、“高価”な印象があった。ところが、今話題のミニノートPCは5万円台から存在する。ところが、「価格が下がった今こそ買いだ!」と飛びつけば、後悔する可能性が高い。

ミニノートPCは、インターネットやメールを中心とした用途のために作られたパソコンで、動画編集やヘビーな画像加工、高いパフォーマンスが必要なゲームなどには向いていない。低価格を実現するために、処理能力や拡張性、液晶パネルの性能など、割り切る部分は割り切られているのだ。とはいえ、モバイル中心の作業を行うには問題なく、サブマシンとしては必要十分な機能と性能が備わっており、コストパフォーマンスは非常に高いといえる。このようなミニノートの特性を踏まえた上で以下の点をチェックすれば、それぞれのモデルの個性が見えてくるはずだ。低価格PCならではのそれぞれの“一長一短”を把握したうえで、「自分にとって一番バランスのよいモデル」を選んでほしい。

ここをチェック

携帯性は?

携帯性は?

携帯性を考えるならば、当然、小さくて薄くて軽いほうがよい。本体だけでなくAC電源の大きさや重さもチェックしておきたい。重量の目安としては、本体とAC電源をあわせて1.5s未満。


キーボードの打ちやすさは?

キーボードの打ちやすさは?

ミニノートPCでは、本体の小ささゆえ「キー配列」や「キーサイズ」に若干無理がある場合があるので、忘れずにチェック。配列やストローク感にもよるが、目安として、キーピッチが16mm以上ならばタイピングもスムーズに行えるはずだ。


画面のサイズや見やすさは?

画面のサイズや見やすさは?

液晶パネルは価格の差が出やすい部分だが、一般的なウェブサイトを横スクロールせずに閲覧するためには、解像度は「1024×600ドット以上」が望ましい。そのほか、モバイル用途を考え、輝度や視野角も確認しておきたい。


バッテリー駆動時間は?

バッテリー駆動時間は?

持ち歩いて使用することが多いことを考えると、バッテリー駆動時間はかなり重要なポイントとなる。駆動時間は長いに超したことはないが、実測値で2時間程度は動いてほしいところ。大容量バッテリの有無もチェックしておきたい。


処理性能は?

処理性能は?

現状のミニノートPCのラインアップでは、まだCPUやメモリーなどのスペックに大きな差がないため、ベンチマークソフトのスコア差は出にくい。そこで、製品によって違いのある「記憶装置(HDD/SSD)の容量」や、メモリーの増設の可否、また、放熱性などをチェックし製品選びの参考にしたい。


次ページ以降では、ミニノートPCのラインアップから注目の7モデルをピックアップし、上記のチェックポイントを各モデル同条件で検証している。7モデルともほぼ同様のページ構成になっているので、ぜひ、製品選びの際の比較検討に役立てていただきたい。

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