ニンテンドーDSのこの冬最大の話題は、やはり、ニューモデルの登場でしょう! 新モデルとなる「ニンテンドーDSi」を、コレまでのモデルとスペックで比較しその違いと魅力を探っていきます。もちろん、発売直前のビッグタイトル情報も盛りだくさん!
2004年12月2日に発売されたニンテンドーDSは、2画面+タッチスクリーンという斬新な構成を持った携帯ゲーム機。その特性を生かした豊富なタイトルにこれまで携帯ゲーム機に興味がなかった層が興味を示し、空前の大ヒット商品となった。そんなDSの最新モデルとなる「ニンテンドーDSi」が先日発表され、話題を集めている。ここでは、その詳細を現行モデル「ニンテンドーDS Lite」のスペックと比べながら見ていこう。
「ニンテンドーDSi」のCPUやメモリー、VRAMといったパーツの種類は不明だが、従来機種と同じARM系を搭載しているものと思われる。画面サイズは、ニンテンドーDS Lite(以下、DS Lite)の3インチから3.25インチへと大型化。これにより、従来よりも画面が見やすくなっている。26万色が表示可能な、透過型TFTカラー液晶を搭載しているのはDS Lite と同じ。2画面であることも変更はなく、下画面はこれまで通りタッチパネルだ。解像度は256×192ピクセルとなっている。
本体サイズはわずかながら変化し、横137mm×縦74.9mmとなった。DS Lite と比べると、横が4mm、縦が1mm大きくなっている。ただし、厚みはDS Lite の21.5mmから18.9mmと薄くなった。これにともない、ゲームボーイアドバンス用のソフトを挿しこめる「ゲームボーイアドバンススロット」が廃止となっている。重量は、DS Lite の218gから4g軽い214gだ。
バッテリーの持続時間は、DSiが最高輝度で約3〜4時間。同じ輝度でDS Lite は約5〜8時間。残念ながら駆動時間は短くなっているようなので、多少プレイ時間は気にする必要がありそうだ。
DSi最大の特徴であり、見た目で一番大く変化したのが、折りたたみ部分と背面に設けられたカメラだろう。VGA解像度の30万画素カメラで、本体に内蔵したカメラアプリ「DSiカメラ」を使うことで、撮影したデータを加工できる。さらに、DSi同士であれば、撮影した画像の直接交換も可能だ。 本体右側面にはSDメモリーカードスロットを備え、DSiで撮影した画像や、内蔵しているマイクから録音した音声を保存・再生することもできる。カメラが付いたことで、プリクラのような従来とは違った楽しみ方ができるハードへと成長したといえるが、これまで市販されていた保護ケースにはカメラ穴がないので、使い回せなくなっている点には注意しておきたい。
■ニンテンドーDSi(ブラック) |
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中央のヒンジ部分にあるカメラが目立つ。DS Lite からの変更点としては、電源ボタンが十時キーの下側に配置されたことと、状態を表すランプが3つ独立したこと。スピーカーの音質も向上している |
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右側面にはSDメモリーカードスロットとタッチペン収納口を用意。SDメモリーカードの代わりに、変換アダプターを利用することでminiSD、microSDカードも使用できる。SDHCメモリーカードへの対応と、使用可能な上限容量については不明だ。 |
ネットワークについては、無線LAN機能により一般の公衆無線LANアクセスポイントや「ニンテンドーWi-Fi USBコネクタ」を利用することで、「ニンテンドーWi-Fiコネクション」へ接続できる。暗号化システムは、DS Lite まではWEPのみだったが、新たにWPAとWPA2に対応し、よりセキュリティ機能が向上している。設定プロファイルも、システム用3つ+手動設定3つの、合わせて6つを用意した。DSiシリーズ同士であれば、通信速度も向上している。 ブラウザーは内蔵していないものの、独自ネットワークサービスとして展開する「DSiショップ」にて、Operaベースのブラウザ“DSiブラウザー”が無償で提供されている。同サービスからは、DSi専用ソフトを有償/無償で入手することが可能だ。支払い方法は、Wiiと同じくニンテンドーポイントを使用する。
そのほかの違いをまとめておこう。 新たに搭載されたカメラなどを有効活用するための「DSiカメラ」「DSiサウンド」などが、初期状態で内蔵メモリーに保存されている。「DSiカメラ」では、ライブビュー表示されている画像をタッチペンで引っ張ることもでき、その状態での撮影も可能だ。さらに、撮影した画像に対して、タッチペンを使い絵や文字を書き込むこともできる。
「DSiサウンド」では、内蔵マイクを使用して10秒間の録音が可能。音楽再生にも対応しているが、公式にサポートするフォーマットはAACのみ。DRMのかかったファイルには対応していない。アプリケーションの特徴としては、再生中にボリューム変更や一時停止をタッチペンで行えるのはもちろん、エコーをつけた再生やゲーム風の音にしての再生機能も持つ。再生中は上画面に、懐かしい「エキサイトバイク」や、横スクロールするマリオなどの画面が表示される。
DSiは、カラーバリエーションとしてホワイトとブラックが用意されている。どちらも11月1日に発売で、値段は18,900円となっている。
GBAスロットが付き、プレイ時間もDSiより若干ながら長いDS Lite が16,800円で販売されていることを考えると、DSiとDS Lite のどちらを買ったらいいのか悩ましいところだ。
現在発売されているソフトを楽しみたいだけならば、安くカラーバリエーションも豊富なDS Lite がよいだろう。今後発売されるであろう、カメラやマイクなどを活用したDSi専用ソフトが遊びたい人は、DSiを選ぼう。
なお、通信機能を多用するゲームで遊ぶのであれば、よりセキュリティーの高いWPA2にまで対応したDSiを購入しておきたいところだ。
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