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格安SIMのデメリットや乗り換え時の注意点

格安SIMのデメリットや乗り換え時の注意点

今話題の格安SIMは、その名の通り、月々のスマホ代が大幅に安くなる点で知られています。
しかし、料金が安くなる反面、格安SIMには大手携帯キャリアと比較するとデメリットも存在しています。
格安SIMに乗り換える前に、そのデメリットや注意すべき点も確認しておきましょう。

キャリアのサービスが利用できなくなる

サポート窓口が少ない

格安SIMのサポート窓口は、基本的にはインターネットや電話の受付のみとなっております。楽天モバイルのようにショップを増やす格安SIM事業者もあるものの、大手携帯キャリアに比べれば、店頭で対面できる窓口は多くありません。

また、スマホ端末が壊れたなどのトラブルについては、購入方法によってサポート窓口が異なります。

キャリア契約時に購入した場合
キャリア版のスマホが故障した場合は、格安SIM事業者ではなく、キャリアに問い合わせるのがよいでしょう。キャリアから格安SIMに乗り換えた時点で、キャリアが提供する端末補償サービスの契約は切れますので、トラブルの内容によっては修理代金が実費で発生することがあります。なお、BIGLOBEでは、キャリアで購入したスマホの故障に対する保証サービスも提供しています(有料)。
格安SIMとセットで購入した場合
セットで購入したスマホが故障した場合は、もちろん格安SIM事業者に対応してもらえます。また格安SIM事業者によっては、スマホ購入時に加入できる端末補償オプションもあります(有料)。
端末だけ家電量販店や通販などで別に購入した場合
購入した家電量販店やスマホメーカーに問い合わせることになります。端末補償の内容は購入した箇所にご確認ください。

キャリアメールが使えない

携帯電話キャリアの解約と同時に、キャリアメール(「〜@docomo.ne.jp」「〜@ezweb.ne.jp」「〜@softbank.ne.jp」)が使えなくなります。代わりにGmailやYahooメールなどのフリーメールのアカウントを作成すると良いでしょう。
Androidスマホユーザーの場合、GoogleアカウントにひもづくGmailを持っているため、フリーメールを新規に作成する必要はありません。

大手キャリアとの比較

速度にばらつきがある

格安SIM事業者は、docomoやauなどの大手携帯キャリアから回線を借りてサービスを提供していますが、様々な調査機関で、キャリアよりも速度が遅いという結果が出ています。中でも、アクセスが集中する平日の昼間12時〜13時の間、速度が著しく低下する場合があります。一方、利用者が少ない時間帯では、キャリアと比べても遜色がない速度が出ている場合もあります。

価格.comの格安SIMカード利用レポートで格安SIMの利用者の声を見ると、速度が遅い、時間帯によって速度にばらつきがあるなどの感想があるものの、基本的には、月々の安い利用料金との兼ね合いで満足している方が多いようです。

格安SIMカード利用レポートを見る

通話料金が高くなる?

2017年4月時点では、格安SIM事業者(MVNO)の通話料金の多くは30秒ごとに20円となっています。これを大手携帯キャリアが提供している月額2,700円のかけ放題と比較すると、月間の通話時間が67.5分以上の人は、大手携帯キャリアのかけ放題のほうが通話料金が安くなるでしょう。

しかし、1か月の通話時間の合計は60分未満の方が多いため、この問題が発生する方は少数でしょう。また、LINEやSkypeなどの無料通話アプリを利用して通話をすれば、通話料は発生しません。どうしても電話が必要な場合は、楽天でんわなど、電話番号はそのままで通話料が半額になるアプリを使用すれば、格安SIMでの通話料金を30秒ごとに10円に抑えることができます。

さらに、2016年頃から、格安SIM各社でも、1回の通話時間が5分以内のかけ放題、月間合計60分以内の無料通話など、キャリアの通話サービスと比較してもお得になるバリエーション豊富な通話オプションサービスの提供を開始しています。

利用が制限されるケースも!?

テザリングの利用可否は機種×回線次第

テザリングを利用するには、テザリング機能に対応している端末が必要となります。さらに、docomo回線の格安SIMとau回線の格安SIMそれぞれで、テザリングを利用できる端末と利用できない端末が存在します。

docomo回線の格安SIM
  • 利用可SIMフリー端末、docomo版iPhone、2016年以降に発売されたdocomo版Androidスマホ
  • 利用不可2016年以前に発売されたdocomo版Androidスマホ
au回線の格安SIM
  • 利用可au版Androidスマホ
  • 利用不可iPhone、SIMフリー版Androidスマホ(一部au回線特化したモデルを除く)

※ 2017年5月現在、UQ mobileは例外としてiPhoneのテザリングに対応しています。

テザリングの利用が必要なら、使う予定の格安SIMの対応端末一覧にて事前にチェックしましょう。

GPS/A-GPSの利用について

GPSとは現在位置を人工衛星経由で測位するシステムです。マップなどのアプリでは、GPSを利用して現在位置をもとにルート案内をします。

格安SIMでもGPSを使用できますが、iPhone以外のキャリア版Androidスマホで格安SIMを利用する場合、GPSの衛星情報を取得するために一度キャリアのサーバーに接続を試みるという余分な動作を挟むことによって処理時間がかかり、多少の遅延が発生します。

おサイフケータイが使える機種が限られる

格安SIMだとおサイフケータイが使えないと思われがちですが、携帯キャリアからの乗り換えで、端末がおサイフケータイに対応している場合や、一部のSIMフリーのスマートフォン(arrows M02/RM02、arrows M03、Xperia J1 Compact、AQUOS SH-M02/RM02、AQUOS mini SH-M03)ではおサイフケータイを使うことができます。
利用できるサービスとしてはモバイルSuica、QUICPay モバイル、楽天Edy、モバイルWAON、nanacoモバイル、iD(ネット決済とdカードやdカード mini以外)などとなります。

LINEでID検索ができない

LINEモバイル以外の格安SIMでは、LINE上での年齢認証ができないため、LINEで友だちを追加する場合にID検索ができません。

そのため、友だちの追加は、ID検索以外の方法で行わなければなりません。
近くにいる人は【ふるふる】か【QRコードリーダー】で、遠方の人なら【QRコードリーダー】より【自分専用のURL】を発行して送りましょう。

また、携帯キャリアから格安SIMに乗り換える前に、使用中のスマホで認証を済ませておけば、格安SIMに乗り換えた後も、問題なくID検索を使用できます。

そのほかのデメリット

そのほかにも、クレジットカード以外の支払い方法を選べる事業者が少ない、初期設定を自分でやる必要がある、などの注意点もありますが、大手携帯キャリアから格安SIMに乗り換えれば、スマホ料金を月々1,000〜2,000円台にまで下げることができます。毎月数千円が節約できる格安SIM。デメリットを理解した上で、乗り換えをぜひご検討ください。

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