格安SIM(MVNO)とは?初心者向け選び方ガイド・Q&A

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格安SIMカード 初心者向け選び方ガイド

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格安SIMカード・MVNOとは何ですか?

格安SIMとは、小さいICカード「SIMカード」を使った低価格なインターネット・通話サービスです

SIMカードSIMカードとは、スマートフォン、タブレットなどの中に入っている小さいICカードです。 LTE・3Gといったモバイル回線を使ってインターネットや通話をするには、このSIMカードが必要です。docomo、au、SoftBankなどのマートフォンにも、はじめからSIMカードが入っています。

近年、さまざまな企業が、SIMカードを使ったインターネットや通話のサービスを提供しています。これら企業が提供しているSIMカードを使ったサービスは、携帯キャリアよりも安くインターネットや音声通話機能が利用できるため、「格安SIM」と呼ばれています。

MVNOとは、格安SIMのサービスを提供している企業のことです

正確には「通信回線を自社で持たず、他社のインターネット・通話の回線を借りてサービスを提供している事業者」のことをMVNO、正式名称でMobile Virtual Network Operator(仮想移動体通信事業者)と呼びますが、殆どの場合、格安SIMカードを提供している企業のこと指しています。OCN・BIGLOBEなどプロバイダとして有名な企業や、ビックカメラ・ヤマダ電機など家電量販店が、docomoやauなどの大手携帯キャリアから回線を借りて、MVNOとしてSIMカードのサービスを提供しています。

ネット・通話ができる「音声通話SIM」と、ネットのみ使える「データ専用SIM」の2種類があります

スマートフォンで通話もネットも使いたい方は「音声通話SIM」を選びましょう。090・080番号の音声通話も利用でき、ほとんどのプランがMNP(番号ポータビリティ)に対応しているため、現在利用している電話番号をそのまま引き継げます。タブレットやモバイルWi−Fiルーターで使うなど、ネットのみ利用したい方は「データ専用SIM」を選びましょう。

格安SIMのメリット・デメリットは?

携帯キャリアと比較した格安SIMのメリット・デメリットです。

メリット
月額料金が安くなる 大手携帯キャリアと比較すると約3分の1になります。
実際どのくらい安くなるのか比較しました
インターネット・通話の品質はキャリアと同じ インターネット・通話の回線は、MVNOがdocomoやauから借りて提供しているため、品質は大手携帯キャリアと同じです。
今の電話番号をそのまま引き継げる MNP(番号そのままでのりかえ)に対応しており、大手携帯キャリアで使用していた電話番号がそのまま使えます。
最低利用期間が短い 格安SIMは、携帯キャリアのような「2年縛り・契約自動更新」がない事業者が多いです。音声SIMの場合、多くのプランは最低利用期間が1年程度です。また、ほとんどのプランで契約の自動更新もないので、最低利用期間を過ぎればいつ解約しても違約金がかかりません。
デメリット
実店舗が少ない 携帯キャリアのように実店舗を運営している事業者が少ないため、相談やサポートは電話・メールが中心です。
製品の保証がなくなる 現在の端末をそのまま利用する場合、Apple社以外の製品は、携帯電話会社が提供している端末の保証がなくなり、メーカー保証のみになります。Apple社の製品は、キャリア/格安SIM関係なくAppleのサポートが受けられます。
キャリアメールが利用できなくなる 携帯電話キャリアの解約と同時に、キャリアメール(「〜@docomo.ne.jp」「〜@ezweb.ne.jp」「〜@softbank.ne.jp」)が使えなくなります。多くの格安SIMユーザーはGmailやYahooメールなどのフリーメールを利用しています。
初期設定を自分でやる必要がある SIMカードをスマホに装着する、ネットワークを設定する、という作業を自分でやる必要があります。
5分で終わる!iPhoneの格安SIM初期設定
4分で終わる!Androidの格安SIM初期設定

キャリアからSIMにMNP(電話番号そのまま乗り換え)できる!

キャリアから格安SIMへの乗り換え(MNP)で、毎月のスマホ代を節約できます

「格安SIM」には毎月の携帯代を約3分の1にできるプランも多数あり、大幅な節約が可能です。

キャリアと格安SIMの料金比較(1か月5GBまで使う場合)

携帯キャリアのかけ放題プランで月額7,560円/月(通話料含む)かかる場合、格安SIMなら月額2,250円/月(通話料含まず)に。毎月5,310円の節約になります。

※2017年7月24日時点の料金です。税込みの金額で算出しています。別途ユニバーサルサービス料がかかります
※1 価格.com格安SIMカードカテゴリ掲載の5分の通話かけ放題オプションの平均価格
※2 価格.com格安SIMカードカテゴリ掲載の音声通話機能付きSIMカード 5GBプランの平均価格

キャリアからの乗り換え(MNP)にかかる費用

携帯キャリアを途中で解約すると、特定の月以外は契約解除料が必要になり、格安SIMを始める場合は初期費用がかかります。番号をそのまま引き継ぐ場合はMNP転出手数料がかかります。さらに、端末代金を分割で支払っている場合は、残額を支払わなければなりません。乗り換え時に一時的な金額はかかりますが、毎月の携帯代の節約額と比較すると、数か月で元が取れる場合も多いでしょう。

契約解除手数料10,260円、格安SIM 初期費用3,240円、MNP転出手数料(番号を引き継ぐ場合)2,160円、合計15,660円

設定はかんたん!

格安SIMに申し込み後(※)、送られてきたSIMカードを端末に挿し込んで簡単な設定をするだけで利用開始できます。

※MNPの場合、格安SIMの申込前にMNP転入出の手続きが必要です

iPhoneで格安SIMを始めるときの設定

事前準備 1

SIM取り出しツールまたはペーパークリップの用意

iPhoneの箱の中に入っている金具「SIM取り出しツール」を用意しましょう。ない場合は、ペーパークリップでも代用できます。

事前準備 2

Wi-Fi接続

設定の途中でインターネットに接続するため、Wi-Fi環境が必要になります。
Wi-Fiを新規に設定する場合は、Appleの公式サイトを参考に、Wi-Fiを設定してください。自宅にWi-Fi環境が無い場合は、カフェやコンビニなどでWi-Fiの提供を行っているところが増えてきていますのでそちらを利用しましょう。

【参考】iPhone、iPad、または iPod touch で Wi-Fi に接続する

SIMカードをiPhone本体に設定(所用時間:約2分)

iPhoneの電源をオフにします。
iPhoneの側面にある小さい穴に、「SIM取り出しツール」またはペーパークリップを差し込むと、SIMカードのトレイが飛び出してきますので、SIMカードをセットします。
電源をオンにし、「SIM カードが挿入されていません」等のエラーメッセージが表示されなければ、セット完了です。

【イメージ】SIMカードをiPhone本体に設定

構成プロファイルのインストール(所用時間:約3分)

iPhoneでLTE、3Gなどのモバイル通信回線を利用してインターネットをするためには、MVNOが提供している「構成プロファイル」というプログラムを、iPhoneにインストールする必要があります。
構成プロファイルのインストール、というと難しく見えますが、MVNOの公式サイトの手順に従って、指定されたURLにアクセスして、画面の指示どおりに進んでいくだけで完了します。

Wi-Fiに接続した状態で、ブラウザ(Safari)から、プログラムをインストールします。指定されたURLにアクセスして、画面の指示に従って進むとインストールが完了します。

インストール完了後、Wi-Fiオフの状態でもインターネットができるかを確認します。ホーム画面から「設定」>「Wi-Fi」をタップして、Wi-Fiをオフにした後、ブラウザでWebサイトにアクセスするなどをして、インターネットに接続されれば、設定完了です。

Android等で格安SIMを始めるときの設定

事前準備

SIMカードの位置を確認

SIMカードの差し込み位置は端末によって異なりますので、メーカーのサイト等で確認しておきましょう。本体の側面、または本体の背面の電池パックを取り外した場所にある場合が一般的です。

SIMカードを本体に設定(所用時間:約2分)

端末の電源をオフにしてから、SIMカードを本体にセットします。
SIMカードの電源をオンにし、「SIM カードが挿入されていません」等のエラーメッセージが表示されなければ、セット完了です。

APNの設定(所用時間:約2分)

LTE、3Gなどのモバイル通信回線を利用してインターネットをするためには、APNという通信の設定を行う必要があります。
APNという見慣れない単語が出てくると難しく見えますが、SIMカードの契約時にMVNOから配布される資料や、MVNOの公式サイトの手順に従って、設定画面の情報を変えるだけで完了します。

設定完了後、Wi-Fiオフの状態でもインターネットができるかを確認します。「設定」からWi-Fiをオフにした後、ブラウザでWebサイトにアクセスするなどをして、インターネットに接続されれば、設定完了です。

APN(アクセスポイント名)とは APNとは、LTE、3Gなどのモバイル通信回線を使ってインターネット接続をするための設定です。APNという名前は英語で“アクセスポイント名”を意味する「Access Point Name」の略です。

格安SIMの選び方

SIMの種類

スマートフォンで通話・ネットを使いたい方は「音声通話SIM」、タブレットやモバイルWi−Fiルーターで使うなど、ネットのみ利用したい方は「データ専用SIM」を選びましょう。

かけ放題・通話定額対応

5分までの通話かけ放題や、合計60分までの通話が定額料金で利用できるプランなどを絞り込めます。月額料金に含まれているプランとオプションで追加できるプランがあり、オプションの場合は月1,000円程度の追加料金がかかります。

MNP可能

現在利用している電話番号をそのまま引き継げる「MNP(番号ポータビリティ)」に対応しているプランを絞り込めます。

SMS対応

電話番号同士で短いメッセージが手軽に送受信できる「SMS(ショートメッセージサービス)」に対応しているプランを絞り込めます。LINEを開始するときの認証処理はSMSの利用が便利です。音声通話SIMは、SMSに標準対応しています。

利用するデータ量

現在利用しているデータ量を目安に、格安SIMのデータ量を決めます。現在のデータ量が分からない方は、格安SIMを選ぶ前にをチェックしましょう。

なお、格安SIMのプランの中には日単位でデータ量の利用制限を設けているものもあります。「○MB/日」などと記載されているプランは、利用できるデータ量が毎日更新されます。100MB/日であれば、30日計算で月間3GB利用できます。

ただし、データ量を気にしすぎる必要はありません。多くの格安SIMは、決められたデータ量をオーバーしても、高速通信できるデータ量をすぐに追加できるので、データ量が月によって上下する人でも安心して使えます。

通信速度

格安SIMの通信速度は、大きく分けて高速(75Mbps以上)と低速(200kbps前後)の2種類があります。高速は、携帯キャリアと同等の速さと考えて問題ありません。低速は、サービスによっては問題なく利用できますが、動画や画像などを多用するサービスでは読み込み速度の遅さを感じることが多くなるでしょう。

通信速度の目安

利用サービス 高速
(75Mbps以上・携帯キャリアと同等の速さ)
低速
(200kbps前後)
WEBページ 問題なく利用可能 利用可能。画像が多いページは遅く感じる
LINE 問題なく利用可能
Twitter 問題なく利用可能
Facebook 利用可能。画像が多いページは遅く感じる
YouTube 高画質の動画は再生途中で止まることも
地図 データの表示に時間がかかる

※価格.com調べ。利用端末・利用条件により異なりますので、内容を保証するものではありません

その他条件

このほかにも、さまざまな絞り込み条件があります。

価格.com限定キャンペーン対応

価格.comから申し込みの方限定で特典がつく「価格.com限定キャンペーン」を実施しているプランを絞り込めます。

複数枚利用可能

多くのプランでは利用できるSIMカードは1枚ですが、2枚以上のSIMカードを利用できるプランもあります。スマートフォンだけでなく、タブレットなどでもデータ通信を利用したい場合、いちいちSIMカードを差し替えることなく通信できます。データ量は複数台の端末でシェアすることになります。家族でデータ量をシェアしたいときなどにも便利です。

LTE対応

通信規格「LTE」に対応したSIMカードです。

格安SIMを選ぶ前に

月に何GB使ってる?自分が使うデータ量を把握しましょう

格安SIMは利用するデータ量によって料金が違うので、普段のデータ量を確認しましょう。Android 4.0以上の端末なら、端末の機能で確認する方法があります。正確なデータを知りたい場合は、各社のサポートページから確認する方法が確実です。

Android 4.0以上の端末で確認

「設定」機能内の「データ使用」や「モバイルデータ」等のメニューから確認できます(端末によってメニューの名前が異なります)。

各社のサポートページで確認

docomo
My docomo、またはdメニューで確認できます。
My docomoにログイン → 「料金や支払い状況を確認したい」を選択 → 「利用明細・履歴の確認」から、「ご利用データ量確認(当月ご利用分)」を選択。
dメニュー →「 お客様サポートへ」を選択 → 「ご利用データ通信料確認(当月分)」を選択 → ネットワーク暗証番号を入力し「ログイン」を選択。
au
「auお客さまサポート」ページ、または「auお客さまサポート」アプリで確認できます。
auお客さまサポートにログイン → LTE通信量合計に今月のデータ量が表示。前月のデータ量は内訳から確認可能。
SoftBank
My SoftBankで確認できます。
スマホからは、My SoftBankへログイン → 「料金確認」→該当月の「内訳を見る」の通信使用量を確認。
パソコンからは、My SoftBankへログイン → 「料金案内」>「ご請求書(内訳)の確認」の通信使用量を確認。

利用する端末を決めましょう

iPhoneや人気のAndroid端末など、さまざまな端末で利用できます格安SIMは、SIMカード単体で提供されるため、端末は自分で準備しなければなりません。価格.comでは、端末名から、その端末で動作確認されたSIMカードを絞り込むことができます。iPhoneでももちろん利用できます。iPhoneで格安SIMを利用するには

docomo au回線の「UQ mobile」、ワイモバイル回線の「ワイモバイル」以外のSIMカード事業者は、docomoの回線を利用しているため、docomoの端末であればSIMロック解除なしで使用できます。docomoのスマホの場合は、テザリングは利用できません。なお、docomoと契約中の場合、解約が必要です。
docomoから格安SIMへ乗り換えるには docomoのスマートフォン端末を見る 端末一覧のページで格安SIMカードボタンから対応している格安SIMカードを探してみましょう(ボタンがクリックできない端末は対応の格安SIMカードがありません)。
au 「mineo」「UQ mobile」のSIMカードは、au回線を利用しているため、SIMロック解除なしで使用できます。ただし、au VoLTE対応端末で利用する場合はSIMロック解除が必要なので、注意が必要です。docomo系のSIMカードと違い、iPhone/iPad以外はテザリングも可能となっています。なお、auと契約中の場合、解約が必要です。
auから格安SIMへ乗り換えるには auのスマートフォン端末を見る 端末一覧のページで格安SIMカードボタンから対応している格安SIMカードを探してみましょう(ボタンがクリックできない端末は対応の格安SIMカードがありません)。
SIMフリー
SIMフリーとは?
SIMフリーの端末は最初からSIMロックがかかっておらず、様々なSIMカードが利用できます。アップルの「iPhone」シリーズ、Googleの「Nexus」シリーズなど、多くの人気シリーズでSIMフリーモデルがラインアップされています。 SIMフリーのスマートフォン端末を見る SIMフリーのタブレット端末を見る 端末一覧のページで格安SIMカードボタンから対応している格安SIMカードを探してみましょう(ボタンがクリックできない端末は対応の格安SIMカードがありません)。

格安SIMのよくある質問

格安SIMにはどんなサイズがありますか?
大きさ順に標準SIM、マイクロSIM、ナノSIMの3種類のサイズがあります。 標準SIMは縦25mm×横15mm、マイクロSIMは縦15mm×横12mm、ナノSIMは縦12.3mm×横8.8mm

SIMカードのサイズについて

SIMフリー / SIMロック とは?
SIMロックとは、携帯キャリアによって、他のキャリアのSIMカードが利用できないようにかけられている制限のことです。SIMフリーとは、そのSIMロックがかかっていない状態をいいます。SIMロックフリーとも呼ばれます。また、SIMロック解除とは、SIMロックがかかっていない状態に設定変更することをいいます。

SIMロック解除の方法やメリット・デメリット解説

メールは利用できますか?
利用できます。ただし、携帯キャリアのメールアドレスは利用できません。Gmailなどのフリーメールを利用するか、SIMの事業者によっては、事業者固有のメールアドレスが発行される場合があります。
LINEなどのスマホアプリは利用できますか?
利用できます。ただし、アプリを新しく利用登録する場合、SMS認証という「電話番号にSMSメッセージを送って認証する」という登録方法をとるアプリが多いため、SMSに対応していないSIMカードを使う場合や、電話番号がない場合は注意が必要です。

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