初心者がNISA(ニーサ)で投資信託を買うならバランス型で

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運用方法初心者がNISA(ニーサ)で投資信託を買うならバランス型で

すでに投資を経験していらっしゃる方の場合、まずは自分の保有資産の棚卸をして、持っていない資産に投資するわけですが、全く投資経験のない人がNISA口座を通じて投資する場合は、どのような投資信託を購入するのが良いのでしょうか。

バランス型のファンドを選ぼう

投資信託には、国内株式、外国株式、外国債券というように、特定の資産クラスのみに投資するタイプのファンドと、複数の資産を組み入れて運用するファンドとがあります。後者を「バランス型ファンド」と言います。

バランス型ファンドのイメージ

基本的に長期投資する場合は、複数の資産に資金を分散させて投資するのがセオリーです。たとえば国内株式が下落したとしても、外国株式が値上がりすれば、一方の損失を、他方の利益によってカバーできるからです。だからこそ、すでに投資している人がNISA口座を通じて投資する場合は、保有資産の棚卸をして、保有していない資産を組み入れて運用するファンドに投資するのが良いのです。

でも、これまで一度も投資した経験がなく、保有している資産はすべて預貯金に預けてあるという人が、NISA口座を用いて投資する場合は、最初からさまざまな資産を組み入れて運用するバランス型ファンドを購入するのがお勧めです。

バランス型ファンドにはこんなメリットがある

バランス型ファンドのメリット:リスクを最小限に抑える・手間が掛からない

もし、初めて投資する人がNISA口座で投資を始める場合、出来るだけリスクを最小限に抑える必要があります。

投資経験者のように、新興国の株式に投資するファンドや、レバレッジ型のファンドを購入すると、値動きが大きいため、損をした時など、精神的にハラハラ状態に陥ってしまい、途中で投資を続けるのが嫌になってしまうことも考えられます。

したがって、初めての投資は出来るだけ値動きが穏やかなものを選ぶ必要があります。そのような運用を行うのに、バランス型のファンドが適しています。資産を「守る」と「殖やす」に分けた場合、預貯金は「守る」であり、投資は「殖やす」になるわけですが、殖やすための資産は、前述したようにさまざまなものがあります。どれに投資するかは基本的に自由なのですが、初心者の場合は、まず殖やすためのベースとなる資産を持つ必要があります。そのベースとして、バランス型ファンドを購入するのです。

またバランス型ファンドは、「手間が掛らない」というメリットもあります。通常、複数資産に分散投資する場合、一定の運用期間を経ると、資産価値の値動きによって、投資比率にバラツキが生じてきます。たとえば、国内株式への投資比率を20%にしていたのに、国内株式が大きく値上がりして、40%になってしまうというケースです。
この場合、国内株式の一部を売却し、当初決めた20%まで比率を下げる必要があります。これをリバランスと言いますが、自分で分散投資をした場合は、自分で定期的に資産の投資比率をチェックして、リバランスをしなければなりません。
でも、バランス型ファンドの場合は、ファンドを運用している投資信託会社が、定期的にリバランスを行ってくれます。運用期間が長くなればなるほど、特に初心者の場合は、リバランスの手間が煩わしくなってくるでしょう。だからこそ、バランス型ファンドがお勧めなのです。

ライター:鈴木雅光

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