CPUの選び方

ご利用案内
ホーム > パソコン > CPU > CPUの選び方

CPUの選び方

価格.com ユーザーが編集するCPUの選び方のガイドです。CPU選びに必要な基礎知識、用語解説はこちらでチェック!

概要編集する

CPUとは、パソコンでもっとも重要なパーツで、演算処理を行う装置です。パソコン内部において、メモリーに記憶されたプログラムを実行します。マウスやキーボードなどの入力装置や、ハードディスクやメモリーなどの記憶装置からデータを受け取り、演算・加工したうえで表示装置や周辺機器などに出力します。このため、CPU自体は小さいチップですが、パソコンの性能を大きく左右します。

CPUは、インテルAMDの2大メーカーが占めています。

最終更新:マハーバリプラム 2015/03/26 14:26:14

選び方のポイント編集する

CPUの選び方には、次のようなポイントがあります。

ポイント説明
価格現行型のCPUであれば、販売価格が同じくらいであれば似たような性能になります。
ソケット形状CPUはマザーボード上にあるソケットに装着しますが、ソケットはCPUのメーカーやシリーズにより形状が異なります。そのため、CPUを選ぶ際は対応するマザーボード側のソケットタイプに注意が必要です。現行型ではインテルのLGA1150やAMDのSocekt FM2+が主流です。
TDP熱設計電力とも訳され、プロセッサーの設計上想定される最大発熱量を表すもので、CPUクーラーを選ぶ際の基準になります。この値が高いCPUは、大型ケースや大型CPUクーラーでないと動作が安定しなくなることがあります。
コア演算処理を行う中核部分で、デュアルコアの場合にはシングルコアCPUの2つ分の処理を並行して行えます。クアッドコアCPUであれば、同時に4つの処理をまとめてこなすことができます。コアの数が多いほど、「大事な処理が複数あるとき」に手分けしてすばやく行うことができるというわけです。
スレッド一度に処理できる命令の数のこと。コア数とスレッド数は同じになりますが、インテルのCPUは、仮想的に倍のスレッドを処理できる機能「Hyper-Threading(ハイパースレッディング)」を備えるものが多いです。この機能を活用すれば、クアッドコアCPUは2倍の8スレッドの処理が可能となり、処理によっては最大で3割程度速度が上がります。複数のスレッドを同時の実行して処理することを「マルチスレッド」といいます。
動作周波数回路が処理の歩調を合わせるために使う信号が、1秒間に何回発生するか示すもので、クロックとも呼ばれます。同一のCPUでコア数が同じであれば、動作周波数の値が大きいほど処理速度は高速になり、TDPも大きくなります。
キャッシュメモリーCPU内部に設けられた高速な記憶装置。メインメモリーへのアクセスを減らして、処理を高速化することができます。最近では、キャッシュメモリーを3種類搭載しているものがあります。CPUが最初にデータを読みに行くのが1次キャッシュで、この1次キャッシュにデータがない場合は容量の大きい2次キャッシュ、3次キャッシュへアクセスする仕組みとなっています。
GPU性能現行のCPUは、GPUコア(グラフィックを処理する部分で3Dゲームなどには重要)を搭載したものが多いです。同価格帯では基本的に、intelはCPU性能、AMDはGPU性能が高い傾向があります(FXシリーズは除く)。

最終更新:マハーバリプラム 2015/03/26 14:29:15

主なシリーズ編集する

インテル

シリーズ特徴
第4世代 Core iシリーズ(Haswell)対応ソケットはLGA1150。製造プロセスは22nm。Ivy BridgeよりGPU機能を強化し、拡張命令のAVX2と FMAが追加されました。
第3世代 Core iシリーズ(IvyBridge)対応ソケットはLGA1155。製造プロセスが従来の32nmから22nmへ変わり、消費電力が低減され、グラフィック機能が強化されました。GPU機能を内蔵し、ビデオエンコード機能(Quick Sync Video)を備えています。
LGA2011版第3世代 Core iシリーズ(IvyBridge-E)対応ソケットはLGA2011。製造プロセスが従来の32nmから22nmへ変わりました。その他、細かい改良が施されています。
LGA2011版第2世代 Core iシリーズ(SandyBridge-E)対応ソケットはLGA2011。LGA1155版の強化版で4チャンネルのメモリーアクセスなどが特徴です。GPU機能は非搭載。

AMD

シリーズ特徴
Aシリーズ(Kaveri)ソケットはFM2+。APUと呼ばれていますが、同価格帯のIntel製CPUよりGPU機能が勝り、CPU機能はやや劣る傾向があります。
FXシリーズ(Piledriver,Bulldozer)ソケットはAM3+。整数演算ユニット2個と浮動小数点演算ユニット1個をモジュール構造にして、マルチスレッド処理に特化したこと特徴です。
Athlon / Sempron(Kabini)ソケットはAM1。AMD製の中ではTDPが小さく(25W)安価に部品を揃えられる。

最終更新:マハーバリプラム 2015/03/26 14:32:52

FAQ(よくある質問と回答集)編集する

Q. お買い得なのはどれ?

  • A. 現行型の物理コア2コアです

−Intel Core i3、Pentium、Celeron シリーズ
−AMD Aシリーズ
メール・ネット・オフィスといった極普通のPCの用途であれば、性能は十分です。
3Dゲームや動画編集をするばあいは増強を考えましょう。

Q. ネットやオフィスを使います。どれが良いでしょう?

  • A. 現行型ならどれでも対応可能です。

今や、スマートフォンでもブラウジングができる時代なので、単体で販売されている現行型のCPUであればどれでも十分な性能を持っています。暗号化処理を頻繁に行うのであれば、AES-NI対応のものが良いでしょう。

Q. PCオーディオに使います。どれが良いでしょう?

  • A. 消費電力(TDP)の少ない現行型を選びましょう。

電源や本体の冷却ファンの容量を下げられるので、リスニング中に風切り音が聞こえにくくなります。 音楽の処理はCPUにとって「軽い処理」です。

Q. プログラミングをします。どれが良いでしょう?

  • A. 現行型で拡張命令が多いのものにしましょう。

拡張命令を使うようなプログラムや、CPUのグラフィックチップを使ったプログラムを作るのであれば、拡張命令への対応は調べておきましょう。旧型は最新仕様の拡張命令に対応していないことがあるので注意しましょう。性能は重い処理をするのであれば上位機種が必要ですが、動くプログラムを作るだけであれば下位機種を頻繁に買い換えた方が良いでしょう。

Q. 3Dゲームをします。どれが良いでしょう?

  • A. Direct 3D 11対応のゲームであれば物理コアが4コアのものをお勧めします。

Direct 3D 11になってから「複数のコアを使って描画する」ことができるようになったので、コアは多い方が良いです。グラフィックボードにもバランス良く予算配分しましょう。ゲームメーカーも「普通の人が買える値段のPC」で遊べるようにしますので、こだわりがなければハイエンド構成にする必要はありません。

Q. 動画編集や一眼レフデジカメの画像編集をします。どれが良いでしょう?

  • A. 4コア8スレッドかそれ以上をおすすめします。

同時実行スレッド数が多いとエンコード時間が短くなります。メモリも多い方が快適です。

最終更新:i-brown 2014/08/06 4:28:32

用語集編集する

Cool'n'Quiet (CnQ)

AMDのCPUに搭載されている省電力機構で、CPUの動作状況に応じて自動的に動作周波数と電圧、ファンの回転数を制御し、消費電力と発熱を抑えます。

DMI (Direct Media Interface)

マザーボード上でノースブリッジとサウスブリッジを接続するための、インテル独自のインターフェイス。最大転送速度は毎秒2GB。

EIST (Enhanced Intel Speedstep Technology)

インテルのノートパソコン向けプロセッサーに搭載されている電力管理システムで、従来使われていた省電力機能「Speedstep」の拡張規格。高パフォーマンスモードと、省電力モードの2段階のモードのほか、CPUの負荷に応じて自動的に切り替える「Automatic Mode」を搭載しています。負荷に応じて動作クロックと動作電圧が自動的に切り替えられるため、プロセッサーの消費電力を下げられ、省電力化が実現しています。

HyperTransport

AMDが提唱したCPUとノースブリッジの接続規格で、柔軟に転送速度を選択できる点が特徴。ビット幅は2〜32bitの間で調整できます。略称はHT。

QPI (Quick Path Interconnect)

CPUとチップをつなぐ、インテルの接続規格。最大転送速度は双方向で毎秒25.6GB。CPU同士の接続も可能で、チップセットを経由せずにデータを直接やりとりできます。

同時マルチスレッディング(SMT;Simultaneous Multi-Threading)

1つのCPUで複数の演算を同時に処理する機能。単一スレッドでは完全には使われないプロセッサ内部資源を複数のスレッドに分配することで、プロセッサーが本来持つ並列性を最大限に引き出してシステム全体のパフォーマンスを向上させるのが目的です。

Turbo Boost

プロセッサーを自動的に定格の動作周波数より高速で動かすことができるインテルの技術。CPUは常にフル稼働しているわけではないため、CPUの発熱や電力に余裕があるときは、動作中のコアの周波数のみを引き上げるというものです。引き上げ方は段階的で、何段階引き上げるかはCPUによって異なります。AMDのTurbo Coreも同じような機能ですが、段階的に引き上げない点で異なっています。

メモリーコントローラー

メモリーのデータを読み書きする際にメモリーを制御する部分のこと。メモリーコントローラーは、以前 チップセットに搭載されていましたが、最近ではCPUに内蔵されるようになっています。メモリーコントローラーによって対応メモリーの速度が決まります。

プロセスルール

半導体回路の配線の幅のこと。プロセスルールが小さくなるほど、1つのチップに搭載するトランジスタの数が多くなり、性能が高くなります。最新のインテルCPU「第4世代Coreプロセッサー・ファミリー」では22nmとなっています。

プロセッサナンバー

インテルが採用している、製品ごとの機能や性能を表す数字で、コア数やキャッシュ容量などによって変わります。数字が大きいほうが高性能であることを示します。

コードネーム

「Core i」「FX」などのブランド名とは別に、「Ivy Bridge」「Bulldozer」のように、プロセスルールやアーキテクチャごとにCPUにつけられる名前のこと。

拡張命令

複数のデータに対して同じ演算をまとめて行う命令で、パフォーマンスを向上させるものです。主に動画や音楽のエンコードやデコードなどが代表的です。拡張命令は特定の処理に特化しているため、アプリケーションが対応している必要があります。また、CPUメーカーが独自に追加していることもあり、インテル製CPUではサポートしてる拡張命令がAMD製CPUではサポートしていないということもあります。

AES-NI

データの暗号化処理を高速化する命令セット。暗号化処理を従来のソフトウェアベースではなくハードウェア命令で行うことで、高速化と機能性向上を実現しています。

最終更新:マハーバリプラム 2013/09/18 17:23:30

CPU トレンド

  • メーカー
  • シリーズ
  • 価格帯
  • スペック

価格.comにおいて、どのメーカーの製品が売れ筋なのかがわかります。製品選びの参考にしてください。

棒グラフ円グラフ
  • 2017年3月のトレンド情報です

CPU なんでも掲示板  -CPUに関する話題ならなんでも投稿できる掲示板-

このページの先頭へ