デジタルオーディオプレーヤー(DAP)の選び方

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屋外でも音楽を気軽に楽しめるデジタルオーディオプレーヤー(DAP)は、同じことができるスマートフォンの登場により、販売台数が一時期減少していました。しかし、最近では「ハイレゾ」などの登場では再び注目を集めています。ここでは、そんなデジタルオーディオプレーヤー(DAP)の選び方を解説します。

デジタルオーディオプレーヤー(DAP)選びの前に

デジタルオーディオプレーヤー(DAP)のトレンド

デジタルオーディオプレーヤー(DAP)は、ソニー「WALKMAN」とAPPLE「iPod」との2強状態にあります。最近では、CDを上回る音質の「ハイレゾ」の登場により、音楽ファンを中心に人気を集めています。デジタルオーディオプレーヤー(DAP)ではどんなトピックがあるのかチェックしていきましょう。

臨場感あふれるハイレゾ音源に関心高まる、対応モデルに人気集中

臨場感あふれるハイレゾ音源に関心高まる、対応モデルに人気集中

CDを超える高音質を楽しめるハイレゾ音源が充実してきて、ハイレゾ対応モデルの人気が高まっています。採用するパーツにこだわり、価格が10万円近くするモデルもよく売れています。

ハイレゾ

音質にこだわるソニーと、ファッショナブルなのAPPLEの2強

音質にこだわるソニーと、ファッショナブルなのAPPLEの2強

高機能で高音質なソニーの「WALKMAN」と、ファッショナブルでコストパフォーマンスのよいAPPLE「iPod」がランキング上位を独占。また、ソニーは、5000円前後から10万円近くする機種まで幅広く揃えています。

ソニー・APPLE

ハイレゾ対応で、ノイズキャンセルイヤホンを同梱した製品に注目

ハイレゾ対応で、ノイズキャンセルイヤホンを同梱した製品に注目

最近注目を集めているのがソニーの「NW-A20HN」シリーズ。本体に加え、付属のイヤホンもハイレゾに対応しているのもポイントです。その上、ノイズキャンセルにも対応しているのが人気となっています。

ソニー「NW-A20HN」シリーズ

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デジタルオーディオプレーヤー(DAP)の選び方のポイント

ストレージをチェック

デジタルオーディオプレーヤー(DAP)選びの大きなポイントの1つがストレージです。音楽ファイルを記録する記憶メディアのことで、種類や容量がまちまちです。後で追加して増設できるモデルもあるので、チェックしておきましょう。

ストレージの種類

以前は小型のHDDを搭載したモデルもありましたが、大容量化や価格の値下がりなどで普及した現在ではフラッシュメモリーが主流です。駆動しているパーツがないので、故障しにくいのが特徴です。

記憶容量

記憶容量が大きくなるほど、たくさんの楽曲を保存して持ち歩くことができます。容量は32GBもしくは64GBが主流ですが、手ごろなモデルだと16GBもあります。128GBや256GBの製品はとても高価です。

外部メモリ対応

microSDカードを増設して、容量を増やせるモデルもあります。最近、microSDカードは安くなっていることもあり、気分によって装着するカードを交換するといった使い方もできます。

対応フォーマットをチェック

MP3

デジタルオーディオが普及するきっかけとなったフォーマットです。音楽CDの楽曲データを1/10ほどのサイズに圧縮することができます。

MP3

WMA

マイクロソフトが開発したフォーマットで、MP3と同じ圧縮率ながら高音質なのがウリです。Windows OSのパソコンでは標準で対応してます。

WMA

AAC

MP3を超える音質を目指して開発されたフォーマットです。iTunes Storeや携帯電話向けの着うたなどで採用されました。

AAC

WAV

一般的に、リニアPCM音源をそのまま記録した素の状態のフォーマット。音質は劣化していませんが、ファイルサイズが大きくなります。

WAV

FLAC

オープンソースのフリーソフトとして開発されているフォーマットです。可逆圧縮で、音質の劣化なしにファイルサイズを小さくできます。

FLAC

HE-AAC

AACにSBR(スペクトル帯域複製)という技術を付加し、高音質化したフォーマットです。非対応デバイスでもAAC部分のみを再生できます。

HE-AAC

ATRAC

ソニーが開発した非可逆圧縮のフォーマットです。初代のATRACからATRAC2、3、3plusなども開発されました。

ATRAC

AIFF

APPLEが開発した、リニアPCMを格納できるフォーマットです。一般的には、可逆圧縮のファイルとして利用されています。

AIFF

DSD

Direct Stream Digitalの略。従来のPCMとは異なる方式で記録されるのが特徴です。ハイエンドのハイレゾ対応モデルで再生できます。

DSD

バッテリー駆動時間をチェック

一般的に音楽再生時は、30〜50時間の製品が多くなっています。もちろん、動画再生時はもっと短くなります。機種によっては、15時間前後だったり、70時間を超えることもあります。どちらにせよ、ほとんどの機種は1日中使えるので、充電アダプターを持ち歩く必要はありません。何日も充電なしで使いたいなら、駆動時間が長いモデルを選びましょう。

OSをチェック

デジタルオーディオプレーヤー(DAP)を選ぶうえで、搭載されているOSも注目ポイント。APPLEの「iOS」とGoogleの「Android」が2大OSですが、最近では、メーカー独自のOSを搭載した製品も登場しています。

iOS

APPLEのiPodシリーズが採用しているOSです。初心者でも迷わず操作でき、さくさく動作するので快適に使えます。ウイルスの心配もなく、安心して使えるのも大きなポイントなっています。

iOS

Android

プラットフォームにGoogle製OSのAndroidを搭載しているデジタルオーディオプレーヤー(DAP)もたくさんあります。人気が高いオンキヨーのハイレゾ対応製品「DP-X1」もAndroid OS 5.1.1を採用しています。

Android

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デジタルオーディオプレーヤー(DAP)の主なシリーズ

SONY

SONY

多彩なラインアップを用意する老舗ブランド

携帯オーディオプレーヤーの老舗中の老舗ブランドです。技術力を生かし、高機能・高性能なモデルが揃っています。ハイレゾに強い「Aシリーズ」、ハイエンドの「ZXシリーズ」、防水ウェアラブルな「Wシリーズ」、手ごろな価格の「Sシリーズ」がラインアップしています。

WALKMAN(ウォークマン)

APPLE

APPLE

扱いやすさが人気、ファッション性が高くコスパも◎

ディスプレイなしの「Shuffle」、16GBメモリーと2.5型ディスプレイを搭載する「nano」、4型ディスプレイの「touch」をラインアップしています。管理ソフト「iTunes Store」は使いやすに定評があり、愛用者が多いのがウリとなっています。

iPod touch/shuffle/nano

FiiO

FiiO

手が届く価格でハイレゾを楽しめる!

手ごろな価格でハイレゾに対応するブランドです。DSDにも対応するなど、音にこだわっているのが特徴です。「X5 2nd gen」は4万円台後半ながら、USB DACとしても利用でき、microSDカードスロットを2基備えるなど、装備が充実しています。

X5 2nd gen

iriver

iriver

高価格品を揃え、他メーカーと一線を画す製品展開

ハイレゾ対応プレーヤーのトップに君臨するブランドです。一番安い製品が5万円前後からと、すべてが高価格帯で展開しています。特に、最高価格の製品は70万円であるなど、他メーカーとは一線を画すラインアップを揃えているのが魅力です。

Astell&Kern

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機能や装備をチェック

ノイズキャンセリング
外部の音を分析し、逆の位相を発生させることで、ノイズを低減させる機能です。最近は、ハイレゾ音源にも対応したノイズキャンセル機能を搭載した製品も登場しています。
動画再生機能
写真や動画を再生できるモデルもあり、中でもiPod touchはマルチメディアを楽しむ機能が充実しています。製品によっては、iOSやAndroidアプリをインストールして楽しむことも可能です。
ボイスレコーダー
外付けマイクを利用して、録音に対応するモデルもあります。とはいえ、会議などを録音することが多いなら、ICレコーダーを選んだほうがいいでしょう。なお、ICレコーダーの中には音楽再生を楽しめる製品もあります。
FMチューナー
FMチューナーを内蔵し、外出先でFMラジオをクリアな音声で楽しむことができます。手ごろな価格帯の製品でも搭載していることがあるので、ラジオ好きなら要チェックです。
ハイレゾ
CDを超える音質のことです。ここ数年で、盛り上がっており、ハイレゾ音源も手軽に入るようになりました。各社からハイレゾ対応プレーヤーも次々と発売されており、手ごろな価格で高音質を楽しめます。
歌詞表示機能
再生している音楽の歌詞をディスプレイに表示してくれる機能です。好きなアーティストの曲を聴き込んだり、カラオケの練習をする際に重宝する機能です。
カラオケ機能
曲のボーカルを低減させる「ボーカルキャンセル」機能を使えば、カラオケの曲のように歌の練習ができます。ウォークマンのSシリーズなどが搭載しています。

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FAQ(よくある質問と回答集)

QMP3形式の音質は悪いと聞きますが本当ですか?
A圧縮時のビットレートによって異なります。
MP3形式は圧縮形式のひとつで、リニアPCMのWAV形式と比べて大幅にファイルサイズをコンパクトにできます。圧縮のレベルはビットレートによって異なります。ビットレートとは1秒間あたりのデータ量を示す数値で、単位はbpsです。ビットレートが高いほど高音質で保存できますが、その分ファイルサイズも大きくなります。同じMP3でもビットレート128kbpsと320kbpsで比べたら320kbpsのほうが高音質です。もちろん、高ビットレートのMP3と比べても、FLACなどの可逆圧縮形式のほうが高音質です。
QiOSでもハイレゾを楽しむ方法はありますか?
A対応アプリとUSB DACを用意しましょう。
ハイレゾが登場した当初は、iOSのiPod/iPhoneなどはハイレゾに対応していない状況が続いていましたが、最近ではiPod/iPhoneでも楽しめる環境が整ってきました。しかし、iTunesはハイレゾに対応していないので、専用アプリとUSB DACを用意する必要があります。

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用語集

ストレージ
OSやデータを保存する記録装置のことで、HDDもしくはSSDを指します。HDDは磁気で金属ディスクに記録し、SSDはフラッシュメモリーに電気で記録します。
可逆圧縮
圧縮されたデータを、完全に復元できる圧縮方式です。圧縮できるものの、非常に小さなサイズにすることはできません。
非可逆圧縮
データを非常に小さくできる圧縮方式です。圧縮前後のデータが完全に一致しないため、圧縮したデータを完全に復元することができません。
ロスレス
可逆圧縮形式の「APPLE Lossless」や「WMA Lossless」など「ロスレス」とも呼ばれています。ファイルサイズを抑えながらも、非圧縮タイプと変わらない音源を実現していますs。
サンプリング周波数
アナログの音声をデジタルデータにする際、1秒間に何回変換するかを表す値です。単位はHzで、サンプリングレートとも呼ばれます。
量子化ビット数
アナログ音声をデジタルデータにする際、信号を何段階に区切って表すかを示す値です。単位はビットで、たとえば音楽CDは16ビットとなっています。
ビットレート
1秒間に送信するデータ量を表す値です。音楽ファイルであれば、1秒間で再生するデータ量のことを意味します。当然、ビットレートが高くなれば音質が向上しますが、その分ファイルサイズも大きくなります。
DAC(digital to analog converter)
デジタルデータをアナログ信号に変換する回路や機器のことです。このDACはパソコンに内蔵されているもので、スピーカーがあれば音を鳴らすことができます。ただし、内蔵DACは音楽に特化しているものではない上、パソコン内部のノイズの影響を受けやすいので、アナログ信号が劣化しやすくなります。そこで、外付けのUSB DACを使用するとパソコン内部のノイズの影響を受けずに、アナログ信号がスピーカーやヘッドホンに伝わるので、ハイレゾ音楽を高音質で楽しめるのです。
DLNA
業界団体Digital Living Network Allianceが策定したネットワークのためのガイドラインです。対応機器同士であれば、異なるメーカー間の家電、モバイル、パソコンなどと相互接続できます。
リッピング
CDに記録された音楽データを読み出して特定のファイル形式に変換することです。

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