ノートパソコンの選び方

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選び方ガイド 自分に最適な製品選びをサポート

スマートフォンやタブレットPCの普及で、少々陰が薄くなっている印象のノートパソコン。しかし、ノートパソコンでなければできないことはまだまだ多いものです。ここでは、そんなノートパソコンの選び方を解説します。

ノートパソコン選びの前に

ノートパソコンのトレンド

マイクロソフトの「Surface」シリーズの注目度が高いですが、人気は低価格帯の大画面ノートです。5万円以下の製品が好まれており、スペックを抑えめにして3万円前後で発売されているモデルもあります。いっぽうで、満足度ランキングは10万円を超えるハイスペックモデルが上位を占めています。

5万円以下と価格がお手ごろ、液晶サイズ15.6インチの製品が人気

5万円以下と価格がお手ごろ、液晶サイズ15.6インチの製品が人気

ノートパソコンで売れているのはやっぱり低価格のモデルです。ノートパソコンは画面が大きいほどコストパフォーマンスに優れるので、15.6インチの大画面ノートが人気を集めています。

15.6インチ

安さと軽さで支持も広がる、Atom搭載製品が復活の兆し

安さと軽さで支持も広がる、Atom搭載製品がの兆し

Atomは4年ほど前に登場したCPUで、安かろう遅かろうというイメージでした。しかし、最近のAtomはタブレット端末などで採用され、省電力ながら十分なパフォーマンスを出しています。

Atom搭載

タッチパネルが使える「Surface」などに注目、タブレットPCも選択肢に

タッチパネルが使える「Surface」などに注目、タブレットPC(端末)・PDAも選択肢に

Windows 8や10に合わせて、タッチパネルを採用する製品が増えています。「Surface」のようにキーボードを取り外したり、折りたたんだりしてタブレットPCとして使えるモデルも人気です。

タブレットPC

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ノートパソコンの選び方のポイント

用途別にチェック

持ち歩いて使いたい

持ち歩いて使いたい
パーツ 説明
CPU Core M〜Core i5
高い処理能力を持っているのでサクサク操作できます。
メモリー 2〜4GB
オフィスを使うなら4GBあるとよいでしょう。
ストレージ 128〜256GB
持ち運ぶことが多いなら、稼働パーツのないSSDのほうがおすすめです。
ディスプレイ 12インチ以下
バッグに入れて持ち歩くのに適しています。
重量 1.5kg以下
バッグに入れて持ち歩くのに適しています。

持ち歩いて使いたい人向け

家でネットとメールをするくらい

家でネットとメールをするくらい
パーツ 説明
CPU Celeron Dual-Core〜Core i3
安価なCPUを搭載したモデルで十分。予算が許せば、Core i3も選択肢に
メモリー 〜4GB
4GBのメモリーを搭載してれば十分です
ストレージ 128GB〜
デジカメ写真を保存するなら、128GB以上の容量が欲しいところです。
ディスプレイ 特になし
ディスプレイにこだわらなければ価格を抑えられます。
重量 特になし
家庭内モバイルとして使うなら、2kg以下ならと手軽に移動できます。

家でネットとメールをする人向け

動画編集やオンラインゲームをやりたい

動画編集やゲームをやりたい
パーツ 説明
CPU Core i7
ゲームのプレイや動画編集を快適に行えます。
メモリー 8GB〜
特に動画編集を行う場合は、容量が大きいと快適に作業できます。
ストレージ 1TB〜
動画をたくさん保存する場合は最低限必要です。
ディスプレイ 15〜17インチ
視認性が高く、快適に作業できます。解像度も1920×1080ドット以上を
重量 特になし
据え置きで運用することと思われるので、特に気にする必要はありません。

動画編集やゲームをやりたい人向け

CPUをチェック

CPUはさまざまな処理を行う、言わばノートパソコンの頭脳です。処理性能が高いほうがサクサク動作しますが、その分高価になり、消費電力も大きくなります。とはいえ、価格のみで選ぶと、もっさりした動作にイライラしてしまうかもしれません。使用用途に合わせて適切に選びましょう。

Core i7

Core i7

クアッドコアで高い処理性能を持ち、ハイエンドモデルに搭載されています。写真・動画編集のような高負荷の作業をするPCに最適です。

Core i7

Core i5

Core i5

中堅CPUです。Officeでたくさんのオフィス文書を作成したり、さまざまなアプリケーションを同時に起動して作業するような人に向いています。

Core i5

Core i3

Core i3

デュアルコアのCPUです。Core iシリーズでは一番小さい数字ですが、十分に高い性能を備えており、個人用途では問題なく利用できます。

Core i3

Celeron DualCore

Celeron DualCore

エントリー向けのデュアルコアCPU。初代Celeronが1998年に登場してから、性能はそこそこだけど安い点が支持され、ずっと進化を続けてきました。

Celeron DualCore

メモリーをチェック

Windows 10の64ビット版でもメモリー容量の要件は2GBです。2GBあれば動作しますが、4GBあれば十分です。写真・動画編集などを行わないのであれば、8GB以上は不要でしょう。

OSをチェック

今買うなら、Windows 10でよいでしょう。Windows 7/8.1のモデルを購入しても、2016年7月28日まではWindows 10に無償アップグレードできるので、問題はありません。Windows 以外ではGoogleのChrome OSを搭載したノートパソコンもあります。できることは限られますが、安く済むのがメリットです。

Windows 10

最新のWindowsです。基本的に、Windows 10を選んでおけばよいでしょう。選択肢が多いのはHomeエディションですが、高機能なProを搭載したモデルもあります。

Windows 10

Windows 8.1

まだ在庫が残っているので、Windows 8/8.1を搭載するPCも多く発売されています。値落ちしているというメリットはありますが、価格差がないならWindows 10をお勧めします。

Windows 8.1

Windows 7

Windows 8.1のダウングレード権を利用して、Windows 7を搭載した製品も多数販売されています。会社で古いアプリを利用している場合などに選ぶことができます。

Windows 7

Chrome OS

Googleが開発したOSです。いくつかの海外メーカーから搭載端末が発売されており、3万円前後と安いのが魅力です。「Chrome Web Store」からさまざまなアプリをインストールできます。

Chrome OS

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ノートパソコンの主なシリーズ

東芝

東芝

dynabook

ノートパソコンの祖、死角のないラインアップがウリ

ノートパソコンの祖と言える東芝のシリーズです。モバイルノートから17.3型の超大画面ノート、タブレットから2in1までさまざまなスタイルの製品をラインアップしています。中でも、「Rシリーズ」や「KIRAシリーズ」は、ビジネスパーソンから人気を集めており、満足度ランキングの常連です。

dynabook

Lenovo

Lenovo

ThinkPad

圧倒的なコストパフォーマンスが魅力

コスパに優れる中国のPCベンダーで、とにかく安く、出荷台数では世界一を誇ります。2004年にIBMのPC部門を買収し、Thinkpadブランドも手掛けるようになりました。黒いボディーが特徴で、現在はキーボードを折りたためるコンバーチブルスタイルの「ThinkPad Yoga」がラインアップしています。

ThinkPad

NEC

NEC

LAVIE

初心者にやさしいシリーズ、搭載アプリやサポートも充実

1995年に初代が登場し、初心者にもやさしいノートパソコンとして親しまれてきました。2011年まではNECの個人向けPCのブランド名でしたが、現在はLenovoとの合弁会社が企画・開発を手掛けています。2015年1月の「International CES」でレノボブランドを冠した「Lenovo LaVie Z」が発表されました。

LAVIE

ASUS

ASUS

ZENBOOK

アルミの1枚板からなるユニボディが美しい

台湾のPCメーカーで、読み方は「エイスース」。マザーボードなどのパーツを作っていましたが、現在ではノートパソコンも積極的に投入しています。比較的安価な製品が多いのですが、Core i7を搭載した10万円オーバーの製品や2in1スタイルの「TransBook」もラインアップしています。

ZENBOOK

富士通

富士通

FMV LIFEBOOK

出雲で作られる高品質な大画面ノート

1993年から発売されている老舗ブランドのひとつです。ノートパソコンは島根県出雲市で組み立てられており、高品質な国産をアピールしています。ディスプレイサイズは13.3型と15.6型の2ラインアップと絞られているのが特徴となっています。なお、富士通のPC事業は2016年春に分社化される予定です。

FMV LIFEBOOK

パナソニック

パナソニック

Let's NOTE

定評のあるタフネスモバイルノートパソコン

薄くて軽いモバイルノートに力を入れているブランド。RZシリーズは10.1インチノートで、SZシリーズは12.1インチ光学搭載ノートで世界最軽量、14インチのLXシリーズでも1.315kg〜と軽いのがウリです。軽量ながらも、天板の構造に工夫を凝らし耐衝撃性や堅牢性を高めています。

Let's NOTE

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機能や装備をチェック

SSD
Solid State Driveの略で、HDDのようにデータを記録するストレージのことです。ディスクに磁気で記録するHDDと違い、SSDはフラッシュメモリに電気的に記録するので読み書きが高速なのが特徴です。
2in1
ノートパソコンに加え、キーボードを取り外したり、折りたたんだりすることでタブレット端末としても利用できる2in1端末が増えています。今話題の「Surface」(マイクロソフト)なども2in1です。
IEEE802.11ac
無線LANの次世代高速規格です。.11a/b/g/n対応だと最大600Mbpsなのですが、.11acだと最大1300Mbpsの製品が登場しています。家庭の無線LANルーターとセットで対応している必要があります。
WiDi
Intel Wireless Displayの略で、ノートパソコンの画面をワイヤレスで大画面テレビなどに表示する機能です。ケーブルレスで取り回しが楽になります。最新のCPUを搭載していれば、4K映像の送信も可能です。
NFC
Near field radio communicationの略で、近距離無線通信という意味です。NFCを搭載するスマホをかざすだけでデータをやり取りしたり、SuicaやPASMOなどのICカードの利用履歴を確認できます。
HDMI端子
ノートパソコンの映像と音声を大画面ディスプレイやプロジェクターなどに出力するための端子です。
Bluetooth
デジタル機器用の近距離無線通信規格で、ほとんどのノートパソコンに搭載されています。USB端子の少ないノートパソコンで活躍してくれる機能で、マウスやキーボード、ヘッドホンなどをワイヤレスで接続できます。

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FAQ(よくある質問と回答集)

QWindowsは32ビット版と64ビット版のどちらがいいの?
A64ビットが主流ですが、32ビットを選んだほうがよい場合も。
昔の個人用PCでは32ビット版が主流だったのですが、現在は64ビット版が主流となっていますす。動画編集などを行う場合や、複数のソフトを同時に起動して作業を行う場合など、大きなメモリー容量を必要とするのであれば、メモリーを有効活用できる64ビット版を選んだほうがよいでしょう。いっぽう、ストレージ容量が小さいモバイルパソコンを使用したり、古いソフトを使う場合などは32ビット版が最適です。
QWindows 10の無印版とPro版はどう違うの?
APro版のほうが機能が充実しています。
企業で利用するドメインログインや暗号化機能の「Bitlocker」、「リモートデスクトップ」のサーバー機能などが利用できます。
Qできるだけ安く、お得に購入する方法はありますか?
A「価格.com限定モデル」で探してみましょう。
限定モデルは同じ価格でもワンランク上のグレードのCPUを搭載していたり、大容量のストレージを搭載していることがあるのでお得です。
Qメモリーの交換や増設を自分でできるものですか?
Aノートパソコンのメモリースロットに空きがあれば可能です。
対応メモリーを購入し、説明書に書いてある通りに作業すれば簡単に増設できます。メモリー選びや交換が不安なら、販売店やメーカーのサポートに相談しましょう。
Q延長保証は必要ですか?
Aメーカー保証期間終了後の修理の場合、修理代金が高額になり、安い新品が購入できるほどの金額になることも珍しくありません。
安心して長期間使いたいと考える人は、延長保証に加入したほうが安心でしょう。
Q修理に出す場合、リカバリーせずに対処してもらうことは可能ですか?
Aメーカー修理の場合は、ほぼ確実にリカバリー(工場出荷状態への初期化)への同意を求められます。
故障個所によってはリカバリーせずに戻ってくることもありますが、基本的にはデータをバックアップしてから送るようにしましょう。

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用語集

ストレージ
OSやデータを保存する記録装置のことで、HDDもしくはSSDを指します。HDDは磁気で金属ディスクに記録し、SSDはフラッシュメモリーに電気で記録します。
無線LAN
ワイヤレスでインターネットや家庭内ネットワーク(LAN)に接続する機能で、ほぼすべてのノートパソコンに搭載されています。IEEE802.11a/b/g/n/acなど、複数の規格があります。高速通信を行いたいなら、.11nや最新の.11acに対応している製品を選びましょう。
インターフェイス
カタログにおいては、そのモデルが搭載するUSB端子や音声出力端子、マイク入力端子など、外部機器の接続端子のことを指しています。
光学ドライブ
DVDやブルーレイディスクを読み込んだり、書き込んだりできる装置のこと。モバイル用途のモデルでは非搭載のものが多いです。

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関連カテゴリの選び方ガイド

イラスト:Hisana Nakamura

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