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PCケースの選び方

価格.com ユーザーが編集するPCケースの選び方のガイドです。PCケース選びに必要な基礎知識、用語解説はこちらでチェック!

概要編集する

自作パソコンの外観

いわゆる「自作パソコン」を組み立てる際に外観を決定するケース。各メーカーよりさまざまな色や大きさのものが発売されている。マザーボード、光学ドライブ、ハードディスク、電源などがこのケース内に組み込まれる。メーカー製パソコンの場合、内部の機器がすでに組み合わせられており、モデルによりスペックもある程度限定されるが、自作の場合は、非常に多くの種類のPCケースが発売されており、幅広い選択肢の中から外観を選ぶことができ、機器の組み合わせも自ら選択できる。

最終更新:ジミヘンド・リックス 2009/10/26 11:52:44

選び方のポイント編集する

寸法

メーカー製PCに比べて大きなケースが多く、置き場所を考える必要がある。光学ドライブのトレイが開くスペースや背面の電源ケーブルの取り回しなども考慮して寸法を決定すると良い。

デザイン

机の上にケースを置く場合は、ケースが目に入るので目障りでない物を選ぶと良い。

対応マザーボード

小さい順にMini-ITX, Micro ATX, ATXの順。さらに大きなマザーボードも存在するので、使用するマザーボードが決定していれば、それに合わせたものを選ぶこと。ただし、大抵のケースはより小さなマザーボードを取り付け可能になっており、ほとんどのATX対応ケースはMicro ATXマザーボードを搭載可能である。

前面端子

USB3.0規格対応機器を使用するのであれば、対応したケースを使用すると、ベイに機器を搭載せずにスマートに対応できる。音声端子やマイク端子も存在するが、音質を気にするのであれば別付けの機器から入出力を行うので、気にする必要は無い。
端子の規格に流行があるため、高いケースだからといって長持ちするとは限らない点に注意が必要である。

5.25インチベイ、3.5インチベイの数

ここでは外部からアクセス可能なベイについて扱う。
一般的な光学ドライブを取り付けるのが5インチベイ、ハードディスクを取り付けるのが3.5インチベイだが、予備のベイが確保できれば別売りのファンコントローラやインターフェイスユニットを取り付けることもできる。予備のベイは機内で余ったケーブル置き場にも利用できるので、「ある程度大きいケースの方が組み立てやすくなる」結果となりやすい。

HDD・SSDの搭載個数

HDD1台、SSD1台を搭載できるケースであれば、起動用にSSD、データ用にHDDと使い分けられてSSDの利点を生かしやすい。普通は余り抜き差ししないので「シャドウベイ」に搭載すれば良い。

対応電源

大きい順にATX電源、SFX電源、ACアダプタ。大電力が供給できるのはATX電源であるが、ACアダプタは機内の熱源が減る利点がある。ATX電源対応でも奥行き制限がケースによって異なるので、搭載機器の消費電力から電源出力を決め、対応可能な電源を搭載できるものを購入すること。

拡張スロットの数と大きさ

「ロープロファイル専用」の場合、幅の狭いカード専用となる。
Mini-ITX用の小型ケースでは拡張スロット数が1または0のことがあるので、2スロット占有のグラフィックカードなどは搭載できない。

剛性(つくりのよさ)

曲げやねじりの力に強く、歪みにくいかどうか。かなり極端な言い方で言うと、いいケースほど筺体に使われている金属板が厚い傾向にある。
厚いほど丈夫になり、内部の剛性が強ければ大量のパーツの搭載に耐えられ、外板の剛性が優れていれば静音性に優れたものになる。剛性が弱いとHDDやドライブの共振音が発生することもある。

材質(アルミとスチール)

 アルミ:軽く熱伝導率はスチールの約4倍という特徴がある。そして高価な物が多い。メンテナンス時する際に非常に有効。あまり軽すぎると、ドライブやファンなどの振動音が発生しやすくなると言われているが、そういった製品はほとんどない。HDDを固定するのはネジで固定するタイプでないとアルミの意味が薄れる。(HDDの熱をHDDホルダー・ケースに伝え冷やすことができなくなる)冷却性に優れているが、エアフローが一番重要である。また、今販売されているアルミケースは高価で板厚なものがほとんどであり、作りも細部にまで丁寧に仕上げられており、スチール製とは出来の良さの次元が違うのが多い。(特に国産品)予算に余裕がある場合は候補として考えるのもあり。(ヤフオクなどでも人気が高い)。

 スチール:頑丈であるが重いのが特徴。価格は比較的安い。重量のためか振動が少ない。

複数の材質を使用して作られているケースも多く、何のためにその材質が選ばれているかに注意を払うとよい。

静音性

 CPUやGPUのファン、ハードディスク・ドライブの動作音を吸収できるかどうか。ケースによっては、防音用のシートが内部に張られていたり、外板に工夫が凝らされていることがある。
ケースに付属しているファンは一般に騒音が大きいといわれ、静音性を追求する場合、買い替えた方がよいことが多いとされているが、静音性にも配慮したものも存在するのでスペックをよく確認すべきである。

冷却性

 冷却性能が高い=外部に開かれている=静音性を失うと思われがちだが、問題は内部の空気の流れ(エアーフロー)にあることが多い。 ファンが多数取り付けられたり、吸気・排気口の面積が大きいからといって必ずしも冷却性は高くならない。

 吸気ファン・内蔵パーツ・配線コード・排気ファン・電源のファンなどをすっきりと配置することにより、しっかりとケース内の熱を外に出すことで、ケース内の温度を下げることが可能である。裏配線対応ケースもあるので検討すると良い。

 静音性を犠牲にして開放型ケースを選ぶか、静音性と冷却性を兼備したケース(やや高価である)を選ぶかはコストの問題ともいえる。

 パーツ(特にHDD)は熱の影響を受けやすく、それが寿命にも影響を及ぼすので、冷却性は十分考慮する必要がある。最近HDDをトレイ式にしている物が多くなってきているが、冷却効率がすこぶる悪くなる為、寿命を重視の人なら購入は避けたほうが無難である。

 吸気ファン・内蔵パーツ・配線コード・排気ファン・電源のファンなどをすっきりと配置することにより、しっかりとケース内の熱を外に出すことで、ケース内の温度を下げることが可能である。
静音性を犠牲にして開放型ケースを選ぶか、静音性と冷却性を兼備したケース(やや高価である)を選ぶかはコストの問題ともいえる
パーツは熱の影響を受けやすく、それが寿命にも影響を及ぼすので、冷却性は十分考慮する必要がある。

 電源ユニットを下に配置したり、底面から空気を取り入れるケースもあるが、カーペットの上に置くと吸気口がふさがるので注意が必要である。

メンテナンス

 将来的に改造するつもりであれば、天板・側板が開閉可能か、ドライブの搭載方法、マザーボードや電源の取り付け箇所などを確認しておくとよい。
手回しネジなど、ドライバーを使わないで開けられる場合や、最近ではドライブを専用のトレイを使って搭載するものも増えているので、特徴を押さえておく必要がある。 特に、5.25インチベイなどは写真ではわかりにくいので、レビューなどを参考に。可能であれば実際に店頭で確かめるとよいだろう。

最終更新:i-brown 2012/04/21 17:00:19

FAQ(よくある質問と回答集)編集する

Q.ATXケースにMicroATXは搭載できますか?

A.製品の詳細を調べないといけないが、基本的には互換性がある。

Q.リアパネルが合わない

A.大抵の場合、マザーボードにリアパネルが付属しています、一般的にケースの外側から押すとケース付属のリアパネルが外れます。交換してください。

Q.電源搭載品と非搭載品どちらがよいですか

A.最近は質のよい電源を搭載しているメーカーもありますが、電源容量が足りない場合もあります。 また自分の気になっている電源がある場合も、付属の電源が無駄になってしまいます。 電源容量が十分で、交換を考えていない場合は電源搭載品を選ぶことによって安く組み立てることができます。

安いケースは大丈夫ですか

3000円未満の安いケースでは材料費も安いので、ATXないしM-ATXが入るケースでも3Kg未満の場合があります。当然板厚が薄いので歪んだり、振動でケースが鳴いたりします。最低限重量は5Kg以上、鉄板の厚みは0.6mmを選択しましょう。

最終更新:ルドルフに告ぐ 2010/11/08 15:33:34

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