メモリーの選び方

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選び方ガイド 自分に最適な製品選びをサポート

「パソコンのメモリーを増設したいけどどうやって選べばいいの?」「スペックの見方がわからない」「何が違うの?」など、メモリー選びの際に浮かぶ疑問などを解決できるのが選び方ガイドです。メモリー選びに必要な基礎知識、用語解説はこちらでチェックしましょう!

メモリー選びの前に

手持ちのパソコンから必要な情報をチェック!

メモリーを増設することで、パソコンをより快適に使用できます。ただし、どんなメモリーでもよいのではなく、現在使用しているパソコンにあった製品を選ばなくてはいけません。まずは、メモリー選びの前に確認しておくべき事項を案内します。

使っているPCのトリセツや製品情報から、メモリーの規格やスロットの数を確認

使っているPCのトリセツや製品情報から、メモリーの規格やスロットの数を確認

パソコンのメモリースロットとメモリー本体の規格を合わせる必要があります。説明書などで、パソコンの仕様を確認しましょう。あわせて、スロットに空きがあるかもチェックします。スロットの空きがない場合は、容量が大きいものに付け替えます。

間違えると装着できません! インターフェイス(形状)も必ず確認を

間違えると装着できません! インターフェイス(形状)も必ず確認を

メモリーは、インターフェイス(形状)も規格化されています。デスクトップパソコンは「DIMM」が多く、ノートパソコンでは「S.O.DIMM」が一般的です。インターフェイスが異なると、メモリーを差し込むことができないので注意しましょう。

増設・交換できないMacBook Airなどもあるので注意!

増設・交換できないMacBook Airもあるので注意!

すべてのパソコンが、メモリーを増設・交換できるわけではありません。たとえば、アップルのノートパソコン「MacBook Air」が該当し、直販サイトで購入するときでないと増設できません。ほかにも該当するものがあるので注意が必要です。

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メモリーの選び方のポイント

メモリーのトレンドをチェック

メモリーとは、アプリやシステムの動作に必要なファイルを一時的に保存するためのパーツです。メモリーの容量が大きくなればなるほど、一度にたくさんのデータを取り扱えるようになり、結果として動作が高速化します。メモリーは、技術の進化にともなって、年々、大容量化や高速化、低消費電力化が進んでいます。

ソフトが要求するメモリーの容量が増加し、4GBが最低ライン、できれば8GBを

ソフトが要求するメモリーの容量が増加し、4GBが最低ライン、できれば8GBを

メモリーはデータのやり取りと加工を行う作業台のようなもの、容量が大きいほど快適なデータ処理が可能です。エクセルやワード、Web閲覧といった使い方がメインであれば4GBでも十分ですが、画像や映像ソフトも使うなら8GB以上を用意しましょう。

5年保証は当たり前、永久保証も。長期保証で安心して利用できる製品が増加

5年保証は当たり前、永久保証も。長期保証で安心して利用できる製品が増加

保証期間も要チェックです。5年程度の長期保証があるメーカーが多く、中には永久保証を強調するメーカーも増えています。いっぽう、低価格のメモリーは、期間が数か月程度のショップ保証のみという製品も多いので覚えておきましょう。

デスクトップ向けメモリー、同一製品を2枚1組で使うとメモリーの動作が高速化

デスクトップ向けメモリー、同一製品を2枚1組で使うとメモリーの動作が高速化

メモリーは、2枚1組で販売されている製品も多くあります。これは、1枚で同じ容量の製品よりも価格が抑えられていることや、2枚1組のメモリーを差し込んで使用する「デュアルチャンネル」対応パソコンが増えているためです。

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メモリーの主なメーカー

CFD

CFD

選別品だけを搭載したスペシャルメモリーが人気

パソコン周辺機器メーカー「バッファロー」のグループ企業。世界的モジュールメーカーのElixir社より特別に選別された製品の提供を受け、さらに自社工場で検査を行ったCFD Elixirは高いシェアがあります。Panram社のメモリーを使ったCFD-Panramも人気です。

CFD

Corsair

BenQ

高性能メモリーモジュールメーカーとして世界的に有名

アメリカのパソコン関連製品メーカーで1994年設立。DRAM市場では世界的なリーディングプロバイダーとして知られており、なかでもオーバークロック向けメモリーモジュールが有名です。VENGEANCEやDOMINATORシリーズを展開しています。

Corsair

UMAX

UMAX

高い競争力と品質で世界各地でシェアを拡大中

台湾のパソコン周辺機器メーカー。台湾の半導体最大手Powerchip Semiconductor Corporationの技術力と生産力を生かしています。競争力のある価格ながら、信頼性のある製品作りが評判となっており、世界各地でシェアを拡大しています。

UMAX

ADATA

ADATA

豊富なラインアップでDRAM市場を席巻

台湾のメモリーメーカーで、2001年設立。歴史が浅い会社ながら、自社ブランドはもちろん、他社ブランド用OEMと、DRAMモジュール市場では世界でもトップクラスのシュアを持ちます。リーズナブルな価格ながら安心できる製品として知られています。

ADATA

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FAQ(よくある質問と回答集)

Qメモリーを自分で取り付けることは可能ですか?
A取扱説明書などを見ながら行えば可能です。
一部のノートパソコンなどを除いて、取扱説明書にメモリーの取り付け方法が書いてあります。作業前に静電気を放電し、取り付け方向に注意しながら行えば、未経験者でも取り付けることは可能です。
Qメモリーを増設したらパソコンの動作が不安定になりましたがどうすればいいですか?
A原因を見極めるため、増設したメモリーを抜いて、動作を確認してみてください。
その状態で問題なく動作するようなら、メモリーに不具合がないかを確認するため、メモリーチェックツール「memtest86+」などを利用しましょう。その結果、メモリーに何の問題もないようでしたら、パソコンとメモリーの相性がよくないことも考えられます。そうした問題に対応するため、「相性保証」サービスを提供する販売店もあります。
Qメモリーは1枚よりも2枚のほうがよいというのはなぜですか?
ADDR2以降はデュアルチャネルという技術が搭載されているからです。
一昔前は、1枚で大容量のメモリーを使うほうがよいとされていましたが、DDR2以降のメモリーでは、同じ規格・容量のメモリーを2枚1組で使用してデータ処理を2倍に高速化するデュアルチャネルという技術を採用しています。メモリーをデュアルで作動させることで、データの道筋が2つになり、理論上は2倍のデータ転送速度になります。なお、トリプルチャネルは3枚1組で使用することでデータ処理を3倍に高速化できるもので、DDR3以降のメモリーで利用できます。さらに、メモリーを4枚組み合わせる「クアッドチャネル」も登場しています。なお、デュアルチャネルは、この技術に対応したマザーボードでなければ利用でませんし、同じ規格・容量のメモリーを2枚決められたスロット(差し込み口)に差し込むといった決まりもあります。
Q動作クロックとは何ですか?
Aデータ転送の速さを示すものです。
動作クロックは、簡単にいえばデータ転送の速さを示す数値で、値が高ければ高いほど、高速になります。製品の型番にある「12800」、「17000」などといった数字が動作クロックを示します。メモリーだけでなく、パソコンのメモリースロットにも上限の動作クロックが定められていて、どちらか数値の低いほうのクロックで動作します。また、動作クロックが異なっていても、パソコンの動作に不都合が生じることはありません。
Qパソコンにはメモリースロットがいくつありますか?
A機種によって異なります。
15.4型などの大きめのノートパソコンや省スペースのデスクトップパソコンの場合、2基のメモリースロットを搭載してることが一般的です。一方、軽さを追求するモバイルノートでは、専用のメモリースロットを採用しているため、交換できないモデルもあります。
QDDR3のメモリーをDDR4のメモリーに変更できますか?
A規格が異なるのでできません。
PCのマザーボードは、使えるメモリーの規格が決まっています。DDR3とDDR4ではモジュールのピンの数や形状も異なるので、そもそもスロットに差し込むこともできません。

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用語集

レイテンシー
メモリーが読み書きを行う際、さまざまな段階ごとに発生する待ち時間。単位はクロック。 「5-5-5-18」や「9-9-9-24」と表記されます。主にCAS Latency(CL) - RAS to CAS - RAS Precharge - Cycle Timeの順でこの4項目が一般的に表記されています。さらにこの後に-1Tのような形でCommand Rateが表記されることもあります。同クロックではレイテンシーの小さいほうが高速ですが、体感的な違いはほとんどありません。
ECC
メモリー内の誤ったデータを検出し、訂正する機能です。ハイエンド向けパソコンやサーバーに搭載されていますが、個人向けパソコンのメモリーにはあまり搭載されていません。
SPD
メモリー内の情報を格納しておくためのチップ、CL値などメモリータイミングやクロック、容量などの情報が格納されていて、BIOSに表示することができます。
デュアルチャネル、トリプルチャネル
デュアルチャネルとは、同じ規格・容量のメモリーを2枚1組で使用してデータ処理を2倍に高速化する技術で、DDR2以降のメモリーで利用可能です。2枚のメモリーを組み合わせてメモリーコントローラーの2つのチャネルを同時に使うことで、データのやり取りの速度を向上させます。この技術に対応したマザーボードでないと利用できないほか、決められたスロットに差し込む必要があります。また、トリプルチャネルは3枚1組で使用してデータ処理を3倍に高速化できるもので、DDR3メモリーで利用できます。
オーバークロック(OC)
周波数(クロック)は、CPUのスペックのひとつでGHzの数値で表されます。この数値が大きいほど高速で動作する高性能のCPUといえます。オーバークロックとは、さまざまな方法でこの周波数を上げて、初期状態よりも高速で動作させることです。オーバークロックすることで、上位のCPUと同じ性能を引き出せますが、CPUが故障するリスクもあります。また、オーバークロックはCPUだけでなくメモリーにも負荷がかかるため、オーバークロックに対応したメモリーも販売されています。
JEDEC
米国Electronic Industries Alliance (EIA:電子工業会) の下部組織で、半導体技術の標準化を行っている団体です。SDRAMやDIMMなどの規格を策定しています。JEDECに加盟しているメーカーのメモリーなら、品質もJEDECに準拠しているので比較的安心して利用できるといえるでしょう。

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