ホーム > パソコン > メモリー > メモリーの選び方

メモリーの選び方

価格.com ユーザーが編集するメモリーの選び方のガイドです。メモリー選びに必要な基礎知識、用語解説はこちらでチェック!

概要編集する

パソコンの主記憶装置。Random Access Memory (RAM)の総称。
一言で言えば「作業用スペース」。パソコンの頭脳であるCPUが処理をするデータやプログラムの置き場として使われる。
ハードディスクなどよりアクセススピードは速いが、電力の供給が失われるとデータを保持できない。また、同容量のハードディスクよりもずっと高価である。
このため、HDDに保存されているデータやプログラムを、必要に応じてRAMに読み出して作業する、というのがパソコンの基本動作である。
WindowsのようなOSも「データやプログラム」であり、不足するとパソコンの動作速度が大きく低下する。
動画や画像も「データやプログラム」なので、これらの編集作業はRAMを大量に使う傾向がある。この場合も不足すると動作が不安定になったり遅くなったりする。
反面、必要以上にあってもあまり意味はない。

動作については下記サイト参照(エルピーダメモリ社の資料)
http://www.elpida.com/pdfs/J0437E40.pdf
http://www.elpida.com/pdfs/J1503E10.pdf

最終更新:ciderkondo 2012/01/31 10:35:45

選び方のポイント編集する

規格の適合

マザーボード(必然的にCPU)の規格に適合している必要がある。
一番大きな規格はDDR, DDR2, DDR3等であり、これらは動作電圧(と転送速度)が異なり、互いに互換性はない。

それぞれの規格の中でも、さらに動作速度(動作周波数と転送速度)の違いによって種類が分かれる。
たとえば「PC3-10600(DDR3-1333)」と書かれていれば、「最大データ転送速度が10.67GB/sでメモリクロックが1333MHzのDDR3規格のメモリ」という意味である。

当然、マザーボードよりも低性能なものを付ければその分全体の動作速度が低下するし、逆にマザーボードの性能より高速な物を付けても無意味である。

DDR3等の規格内であれば下位互換性が確保されているのが普通で、基本的により高いクロックのものを使用しても問題はないが、稀にSPDにデータが記載されていないことで問題が起こることがある。
(例えばPC2-6400のメモリでSPDに533MHz動作時のデータが記載されていないものを533MHzで動作させたとき等 必ず問題が起こるわけではないが要注意)

相性問題

また、規格が適合しても所謂「相性」問題があり、搭載が認識されないこともある。これについてはメーカーのホームページや実際に使用している人の情報などを参照するなどして確認をとる必要がある。動作確認が取れていないからといって必ずしも認識されないわけではないが、リスクは必然的に高くなる。
以前はノーブランドの製品に多いと言われていたが、最近の品質向上により相性問題は少なくなっている。

価格

メモリはパソコンパーツの中でも、特に価格の変動が大きい。しかも価格が一方的に下がるのではなく、大きく上昇する期間があることがあるのが特徴である。
いつが最安値なのかを予想するのは難しいが、為替の状況(メモリチップは普通ドル建てで取引される)とメモリチップの価格(DRAMeXchangeや日本経済新聞を参照。日経は毎週水曜の掲載)を見ていれば、大まかな動きは予想が付くことが多い。

容量

規格・相性の問題の次に重要なのは容量である。一般に新しいOSほど大きな容量を持ったメモリーを必要とする。
なお、32bit規格のOSは 3GB 程度までしか認識することができないため、それ以上のメモリを搭載する場合は、64bitOSの導入、非公式だが一部の Ramdisk化などの方法が取られる。
ただし特殊な方法を使うと32bitOSで4GB以上認識させることも可能ではある。(PAEで検索)

Windows系

WindowsXP

128MB 以上が推奨されており、発売当初は 256MB搭載を謳うメーカーも多かった。近年の環境では最低でも 512MB, 可能であれば 1GB への増設をお薦めする。2GB あるいはそれ以上搭載しても無駄にはならないだろう。32bitOSの場合は容量に注意。

Windows7

最低 512MB とされるが、 特有の新機能を快適に利用するためには、1GB 以上の搭載が望まれる。できれば 2GB以上の搭載が有効であり、4GBへの増設も無駄にはならないであろう。ただし 32bitOSでは前述の問題がある。少ない容量でも割合に快適である。

Linux系,UNIX系

CUIで使うなら 128MB もあれば充分だが、グラフィカルな Desktop UNIXなら 1GB は欲しい。 あるいは特定の計算用途でメモリーを消費するならそのアプリケーションが必要な容量を。

まとめ

最近のアーキテクチャではメモリーが2枚あるいは3枚一組で動作する。(デュアルチャネル・トリプルチャネル) その場合はその枚数を搭載するとメモリアクセスが高速になるが、体感可能なものではないので無視してもそこまで影響はないという意見もある。
仮想メモリによるスワップ回避のため、最低でも各OSの推薦容量の1.5倍ぐらいはあったほうが良いと考えられる。

なおIntel環境ではデュアルチャネルあるいはトリプルチャネル(アーキテクチャにより異なる)で動作させないとメモリアクセス速度が低下するが、AMD環境ではBIOS設定で回避可能である(Ungangedモード)。

64bit版

64bit版は32bit版とまったく同じOSで存在するが、必要なメモリは1.2倍ぐらい多いほうが無難であるともいわれる。

最終更新:i-brown 2012/04/21 17:53:18

主な規格編集する

現在主に使われるものは以下の通り。

メモリの構造・クロックによる規格

Unbuffered DIMM/Registered(Buffered)DIMM/FB-DIMM

個人で使うパソコンのメモリはUnbuffered DIMM。
後者2つは主にサーバーで使われる。

SDRAM

2000年代初頭まで使われていた。
PC100(100MHz)、PC133(133MHz)が入手可能。

DDR SDRAM

2000年代前半に使われた。
実クロックの倍のクロックで動作する(Double Data Rate)。
PC2100(266MHz)、PC2700(333MHz)、PC3200(400MHz)がある。

DDR2 SDRAM

2004年頃から使われた。現在ではDDR3に取って代わられている。
バスクロックは実クロックの2倍、動作クロックは実クロックの4倍。
PC2-4200(533MHz)、PC2-5300(667MHz)、PC2-6400(800MHz)などがある。

DDR3 SDRAM

2007年頃から市場に出回りはじめ、現在、主流となっている規格。
バスクロックは実クロックの4倍、動作クロックは実クロックの8倍。
PC3-8500(1066MHz)、PC3-10600(1333MHz)、PC3-12800(1600MHz)などがある。

形状による規格

DIMM(DualIn-LineMemoryModule)

主にデスクトップPCで使われる。

SO-DIMM(SmallOutline-DualIn-LineMemoryModule)

主にノートパソコンで使われる。
DIMMより小型。

MicroDIMM(MicroDualIn-LineMemoryModule)

一部のモバイルパソコンで使われる。
SO-DIMMよりさらに小型。
入手が難しい。

規格表記について

DDR3-1333(MHz)、DDR2-800(MHz)といった表記があるが、これはメモリチップの規格表記であり、後半の数字が動作クロックを指している。 DDR3-1333 = PC3-10600 と読み替えて問題ない。

混同しやすいのですが、DDR3-1333MHzは動作クロックではなく、転送クロックで実際のFSB(システムバスクロック)は166MHzで動作し8bitデータプリフェッチで転送を行う為表記は1333MHzとなります。

PC3-10600(MB/s)はメモリのデータ転送帯域を数値にしたものです。

最終更新:あも 2012/02/16 23:27:34

FAQ(よくある質問と回答集)編集する

Q.自分で取り付けることは可能ですか?

A.パソコンの取扱説明書にメモリ取り付け方法が書いてあり注意しながらやれば 自分でも簡単に取り付けることは可能 不安な場合はお店やメーカーなどのサービスにて取り付けてもらうこともできる但し取り付け費用がかかる場合がある

Q.シリアル番号てなに?どこにあるの

A.メーカーのサポートを受ける時や特典ソフトなどを入れる時に必要になります  箱などには一切書いて無いことが多く本体に書いてあるので取り付ける前に必ずメモしておきましよう

Q.メモリを追加したらパソコンの動作が不安定になった

A.原因を見極めるために追加したメモリを抜き、元の環境にもどして、動作を確認してみてください。 またまれに追加するスロットを交換することによって安定に動作する場合があります。 メモリを追加した際にはかならずmemtest86などのメモリチェックツールでチェックするようにしましょう

Q.バッファローのメモリで型番の末尾に/Eが付く製品と付かない製品の違いがわからない。

A./Eが付く製品は保証期間が5年になり、バッファローツールズが付かず、箱が簡素化されるようです。 メモリ自体は同じなので、対応機種は/Eが付かない製品と同じです。

Q.IODATAのメモリで型番の末尾に/ECが付く製品と付かない製品の違いがわからない。

A./ECが付く製品は保証期間が5年になり、3つの無料ダウンロードソフトの特典がなく、箱が簡素化されるようです。 メモリ自体は同じなので、対応機種は/ECが付かない製品と同じです。

Q.グラフィックボードと本体のメモリって種類を合わせる必要あるの?

A.ありません。グラボと本体は直接互いのメモリにアクセスしないからです。大体GDDR5のメモリを使えるマザーなんてどこにもありませんし、安心して下さい。

Q.なんかメモリの容量が少ないんだけど?

A.内蔵GPUがメモリを食っている、外部のGPUとデータをやりとりするためにメモリが食われている、OSが32bitなので4GB以上認識しないなどが考えられます。減った量が数百MBなら、おそらく正常でしょう。

最終更新:アジューン 2011/11/01 20:47:17

用語集編集する

レイテンシ

メモリが読み書きを行う際さまざまな段階ごとにで発生する待ち時間。 単位はクロック。
5-5-5-18や9-9-9-24のように表記される。
多くの項目があり、すべて説明することはできないが
CAS Latency(CL) - RAS to CAS - RAS Precharge - Cycle Time
の順でこの4項目が一般的に表記される。
さらにこの後に-1Tのような形でCommand Rateが表記されることもある。
同クロックではレイテンシの小さい方が高速。ただしベンチマーク以外では差はわからない。

ECC

メモリ内の誤ったデータを検出、訂正する機能。 個人向けコンピューターのメモリには通常搭載されない。

SPD

メモリ内の情報を格納しておく為のチップ、CL値などメモリタイミングやクロック、容量などの情報が格納されていて、BIOS画面で読み取る事ができる。 メーカーによっては、製造ロット番号や型番などの情報が判るメモリもある。

JEDEC

Joint Electron Device Engineering Councils(電子機器技術評議会)の略で、 半導体技術の標準化を行うための Electronic Industries Alliance (EIA) の機関で、 電子技術業界のあらゆる領域を代表する事業者団体である。

デュアルチャネル

それぞれ、メモリコントローラーの2つのチャネルを同時に使う事で、メモリの転送速度を倍(理論値)にする技術。

通常、64bit幅で転送している通信速度をデュアルチャネルを利用する事で128bit幅にする事で転送速度を上げています。

メモリは同じ容量、同じ規格のメモリを2枚挿しまたは4枚挿し(4枚の場合は2枚ずつ同じ容量でしたら問題ないです)でデュアルチャネル動作しますがそれぞれ、決められたメモリスロットにメモリを挿す必要があります。

トリプルチャネル

Intelの一部PCで使われるCPUが対応しており、決められたスロットに3枚のメモリを挿す事でトリプルチャネルで動作します。3枚または6枚挿しで使用する事になります。

XMP

eXtreme Memory Profile

XMPは、メモリのレイテンシパラメータや駆動電圧を書き込んでいるSPDを拡張し、オーバークロック時の動作クロックや駆動電圧、レイテンシなどを書き込んでおき、対応BIOSからそれらのパラメータを読み込んで、自動的にメモリのオーバークロックを行なう機能です。

最終更新:あも 2012/02/16 23:22:24

メモリー トレンド

2012年04月のトレンド情報です
  • 価格帯
  • メーカー
  • スペック

価格.comにおいて、どの価格帯の製品が売れ筋なのかがわかります。予算決定の参考にしてください。

棒グラフ円グラフ
このコンテンツをご覧いただくには、Adobe Flash Playerをインストールする必要があります。Adobe Flash Playerのダウンロードはこちら

メモリー なんでも掲示板  -メモリーに関する話題ならなんでも投稿できる掲示板-

メモリー 関連特集

ノートパソコン増設メモリー(DDR3)人気ランキング

ノートパソコン増設メモリー(DDR3)人気ランキング

メモリー増設でパソコンの作業を高速化!ノートパソコン対応メモリー(DDR3)から人気のメモリーをピックアップしました。メモリーの購入をご検討されている方はぜひご活用ください。


デスクトップパソコン増設メモリー(DDR3)人気ランキング

デスクトップパソコン増設メモリー(DDR3)人気ランキング

メモリー増設でパソコンの作業を高速化!デスクトップパソコン対応メモリー(DDR3)から人気のメモリーをピックアップしました。メモリーの購入をご検討されている方はぜひご活用ください。


このページの先頭へ