プロジェクタの選び方

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選び方ガイド 自分に最適な製品選びをサポート

「パネルタイプはどれがいい?」「ビジネス用途と家庭用途は違う?」「補正機能って何?必要?」など、プロジェクタ選びの際に浮かぶ疑問などを解決できるのが、選び方ガイドです。プロジェクタ選びに必要な基礎知識や用語解説はこちらでチェックしましょう。

プロジェクタ選びの前に

プロジェクタのトレンド

プロジェクタは進化を続けており、高性能化と低価格化が進んでいます。2万円台から購入できますが、一番売れている価格帯は5万円台です。ビジネスシーンではモバイルプロジェクタ、家庭では4Kや3D対応モデルが人気を集めています。

扱いやすさとコストパフォーマンスの高さで、液晶タイプに人気が集中

扱いやすさとコストパフォーマンスの高さで、液晶タイプに人気が集中

「売れ筋ランキング」の上位10製品の大半が液晶タイプです。扱いやすく、コストパフォーマンスの高い製品が多いのが特徴です。デメリットとしては反応速度が遅く、残像が出やすいことなどです。

液晶

映画愛好家から注目を集める、4K対応モデルもじわじわ増加

映画愛好家から注目を集める、4K対応モデルもじわじわ増加

映画などを楽しむための家庭用では、フルハイビジョンや4Kといった高解像度化している機種が増えています。高機能モデルにも価格も10万円台から手が届くなど、低価格化も進んでいます。

4K

持ち運びやすい、モバイルプロジェクタが続々登場

持ち運びやすい、モバイルプロジェクタが続々登場

手のひらサイズで重量1kg以下のプロジェクタが続々と登場しています。外出先でも、スマホやパソコンの映像を大画面で映し出せるのが魅力。会社内で手軽に持ち運んだり、営業先でプレゼンしたりできます。

〜1kg

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プロジェクタの選び方のポイント

用途別にチェック

プロジェクタを選ぶ際は、一番先に用途をチェックします。映像をスクリーンなどに大きく投写するのは同じですが、重視しているスペックが異なるのです。両方の用途で使うなら、相当高額なハイエンド製品が必要になります。

ビジネス用途

ビジネス用途

明るいオフィスで使うことを想定しており、輝度が高くなっています。画質はそれほど重視せず、インターフェースではRGB入力端子を搭載しています。Wi-fiや有線LAN端子を備えているモデルもあります。

ホームシアター用途

ホームシアター用途

部屋を暗くして視聴することが前提なので、輝度は低め。その代わり、コントラスト比が高く、画質にこだわっています。インターフェースではコンポジット端子やHDMI端子を搭載しています。

パネルタイプをチェック

パネルタイプは主に3種類です。タイプごとに特徴や価格帯が異なるのでくわしくチェックしておきましょう。

解像度をチェック

ディスプレイと同様、プロジェクタでも解像度をチェックしましょう。ビジネス用途なら出力するパソコンなどの解像度に合わせればOK。家庭用途なら、フルハイビジョン画質を選びたいところ。4K映像を楽しみたいなら、当然プロジェクタも4K対応のものを選ぶ必要があります。

解像度(最大) 総画素数
VGA640×480
SVGA800×600
XGA1024×768
SXGA1280×1024
WXGA+1440×900
UXGA1600×1200
WUXGA1920×1200
QXGA2048×1536
4K3840×2160

見やすさをチェック

見やすさを表すスペックもチェックしておきましょう。特に、最大輝度は大切です。明るいほど見やすくなりますが、価格も高くなります。用途を考え、適切な明るさのプロジェクタを選びましょう。

最大輝度

プロジェクタの明るさを表す値です。「ルーメン」という単位を使い、数字が大きいほど明るくなります。家庭用プロジェクタは1000〜2000ルーメンが一般的、明るいところで使うビジネス用プロジェクタは2500ルーメン以上の輝度を備えています。

コントラスト比

画面のもっとも明るい場所と暗い場所の比率で、この比率が高くなるほど、黒が締まってくっきりした映像になります。ただし、人によって、画面がギラついていると感じる場合もあり、「コントラスト比が高い=高画質」というわけではありません。

設置場所と補正機能をチェック

本来はスクリーンに対して正面の適切な位置から投写すればいいのですが、環境によって正面から投写できないこともあります。その場合、映像が台形に歪んでしまいますが、その歪みを直してくれるのが台形補正機能です。機種によってはワンタッチで自動補正してくれます。

台形補正

台形に歪んだ映像を、長方形にしてくれる台形補正機能はほとんどの製品が搭載しています。この機能を備えていない場合は、正面から投写する必要があります。

横方向からの補正

スクリーンの左右から投写しなければならない場合、横方向にも歪みが出ます。横に設置する可能性があるなら、横方向の台形補正機能を備えたモデルを選びましょう。

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プロジェクタの主なメーカー

エプソン

エプソン

ビジネスプロジェクタで世界シェアNo1

ビジネスプロジェクタの市場で14年連続世界1位、国内では20年連続で1位の老舗メーカー。ダントツのラインアップでエントリーモデルからハイエンドモデルまで揃います。家庭用のホームプロジェクタもラインアップしています。

エプソン

BenQ

BenQ

高解像度・高輝度で手ごろな価格の製品が揃う

手ごろな価格のビジネスプロジェクタシリーズ。パネルはDLPタイプを採用しており、高輝度で明るいのが特徴です。ビジネス用途だけでなく、ホームシアター用の製品も多数用意しています。もちろん、こちらもDLPタイプです。

BenQ

ソニー

ソニー

最高画質を追求した、ビデオプロジェクタ

フルHDから4Kに対応する画質にこだわった家庭用プロジェクタ。高価だが映像には定評があります。そのほか、4Kの超短焦点モデルや、法人向けのビジネス用データプロジェクタのシリーズなどもラインアップしています。

ソニー

リコー

リコー

手ごろな価格から大会議室用まで豊富に揃う

エントリーモデルから大会議室用のハイエンドモデルまで、豊富なビジネスプロジェクタのラインアップが用意されています。世界最小・最軽量・最至近投写に対応した超単焦点モデルもあります。

リコー

Acer

Acer

初のゲーマー向けプロジェクタが登場!

携帯モデルから家庭用、ビジネス用までラインアップしています。3D対応モデルや短焦点モデル、LED光源モデルなど、用途に合わせて選べます。2015年には史上初となるゲーマー向けプロジェクタを発表し、話題になっています。

Acer

ASUS

ASUS

外出先で大画面! 携帯プロジェクタが揃う

持ち運びできるモバイルプロジェクタのラインアップが充実しているのが特徴。バッテリーを内蔵したモデルなら、アウトドアでも利用して楽しむことができます。価格がお手ごろなのも魅力です。

ASUS

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機能や装備をチェック

4K
3840x2160ドットの解像度のことです。フルハイビジョンの4倍の画素数を持ち、高精細な映像を楽しめます。ホームシアター用途で、4Kに対応するプロジェクタが増えています。
3D対応
オプションの3Dメガネを用意することで、3D映像を楽しめます。ハイエンド製品に限らず、手ごろな価格帯でも対応モデルが見つかります。なお、3D映像を表示するには、3Dコンテンツが必要になります。
LED光源
光源にLED照明を採用しているモデルです。ランプ交換が不要で、ランニングコストを抑えられます。色再現性がよく、本体の起動が高速といったメリットもあります。
Wi-Fi対応
Wi-fiに対応していると、スマホやタブレットにアプリをインストールすることで、画面をワイヤレスで投写することができます。
WiDi対応
インテルが開発した無線の映像出力規格で、パソコンの画面をワイヤレスで投写できます。ビジネス向けに機能を拡張した「Pro WiDi」という規格もあり、すでにパナソニックから対応製品が登場しています。
スピーカー
プロジェクタに内蔵されているスピーカーから音を再生できます。しかし、数W程度の出力だと会議で使えるかどうかというところです。ホームシアター用途はもちろん音質を重視するなら、スピーカーは別に用意することをおすすめします。
騒音レベル
プロジェクタは投写していると熱を発するので冷却ファンで冷やす必要があります。この動作音は意外と大きく、25〜40dBくらいが標準的です。20dBは置き時計の秒針の音くらい、40dBは図書館の中の音くらいです。利用する部屋のサイズにもよりますが、家庭用であれば静かなモデルを選びたいところです。

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FAQ(よくある質問と回答集)

Qプロジェクタでゲームをすることはできますか?
A可能です。
最近はプレイ中に映像が遅延することも少なくなり、一般的なゲームであれば問題なくプレイできます。DLPタイプの製品であれば、格闘ゲームなどもできるでしょう。しかし、ハイエンドの3Dゲームなどを本気でプレイするなら、残像が気になるかもしれません。
Q狭い部屋でもプロジェクタを使う方法はありますか?
Aプロジェクタを移動するつもりがないなら、天井から吊ってしまう手もあります。
テーブル上に設置する必要がないので、すっきりします。別売りの天吊り金具を使い、プロジェクタを裏返しにして固定します。そのため、ほとんどのプロジェクタは映像を逆さにして投写する機能を備えています。
Q部屋は真っ暗にする必要がありますか?
A当然、部屋が暗いほうがくっきりと明るく映ります。
特にホームシアターの場合、プロジェクタの輝度が低いため、できる限り暗くしたいところです。とは言え、少々の照明やカーテンから漏れる光程度なら問題なく見えます。ビジネスプロジェクタは輝度が高いので、そこまで暗くしなくても利用できます。
Qビジネスプロジェクタで映画を見ることはできませんか?
A入力端子さえあれば表示することは可能です。
最近の製品であれば、そこそこの画質で再生できるでしょう。しかし、ホームシアターとして画質にこだわるなら厳しいかもしれません。価格は高くなりますが、映画観賞が目的ならホームシアター用のプロジェクタをおすすめします。
Q家庭用プロジェクタとビジネスプロジェクタは何が違うのでしょうか?
A輝度と色の再現性が異なります。
家庭では映画館のように部屋を暗くしてプロジェクタを使うのが一般的で、輝度よりも、色の再現性=高画質であることが重要です。一方、会議やプレゼンテーションでは、メモをとったり手元の資料を見ることも多く、明るい状況でも使えなければいけません。ビジネスだとパワーポイントのスライドなどが見えればいいので、画質にはそれほどこだわりません。
Qプロジェクタから音を出すことはできますか?
Aスピーカーを内蔵しているタイプならできます。
ただし、出力は小さめなので、おまけのようなものと考えたほうが良いでしょう。ホームシアター用途では5.1チャンネル以上のホームシアターシステムを導入したいところです。
Qプロジェクタでテレビを見ることができますか?
Aプロジェクタ本体にはテレビチューナーはありませんが、テレビチューナーを内蔵した機器を接続すれば可能です。
音声は別途スピーカーなどに出力しましょう。
Qプロジェクタのランプはどのくらいの頻度で交換しなければならないのですか?
A2000時間程度で交換する製品が平均的です。
短く感じるかもしれませんが、毎日映画を2時間見ても1000日持ちます。ランプの価格は3万円前後で、自分で交換できます。節電モードを利用する場合は6000〜1万時間くらい持つ製品も増えてきました。なお、LED光源のタイプであれば、ランプの交換は不要です。

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用語集

周辺光量比
スクリーンの中央と周辺の明るさを比較した数値です。この数値が高いほど、自然に見えますが、反対に低いと、周辺が暗くなります。
アスペクト比
画面の縦横の割合です。標準的な4:3やワイドな16:9などがあります。ホームシアター用であれば、16:9になります。ビジネス用では4:3が一般的ですが、パソコンの画面もワイド化が進んでいるので16:9でもいいでしょう。
投写距離
プロジェクタとスクリーンの距離です。近くなれば明るく写りますし、遠ければ暗くなりますが大きく写ります。最短投写距離が近いほど、設置場所を自由に選べます。
短焦点レンズ
短焦点のレンズを搭載していると、大きめのサイズの映像を投写する際、投写距離が短くても問題なく使用できます。
3LCD方式
ランプから出た光を赤・緑・青の3色に分割し、それぞれに液晶を1つずつ割り当てる方式で、液晶タイプで採用されています。明るくはっきりした映像を映し出せます。
台形補正
プロジェクタを正面に置けない場合など、投映した映像が歪んできれいな長方形にならないことがあります。この歪みを補正する機能を台形補正といいます。
レンズシフト
投映された映像の歪みを補正するための機能です。台形補正と異なり、レンズを使って光学的に処理を行うので画質の劣化が少ないとされています。

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