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サウンドカード・ユニットの選び方

価格.com ユーザーが編集するサウンドカード・ユニットの選び方のガイドです。サウンドカード・ユニット選びに必要な基礎知識、用語解説はこちらでチェック!

概要編集する

パソコンのサウンド機能を拡張・追加するためのもの。PC本体内のPCIスロットなどに指すものをサウンドカード、外部にUSB等で接続される物をサウンドユニットと通称する。
現状ではほぼすべてのPCはサウンド機能と最低限の外部出力を持っている。これに不足・不満を感じる人が導入するためのオプションである。もともと音にこだわりのある人々にとっては、オーディオと同じく高い物にはそれなりの理由があり、お金の使いどころでもある。
既設のオーディオセットに接続する場合に必要な光デジタル出力端子等についても、増設音源で対応する方が無難であると言える。

歴史的変遷

開発された当初のPC(IBM-PC)とはビジネス用に開発された物で、本体には音源は事実上搭載されておらずサウンド機能とは後付けで追加するものだった。
その後、パソコン市場が事実上PC AT互換機がマイクロソフト製OSとの組み合わせで占められるようになると、PC本体にサウンド機能が事実上の必要スペックとして要求されるようになった。結果、各マザーボードメーカーは、オンボードで音源を持つようになった。サウンド機能の標準装備化である。

とは言っても、音というのは個人による好みが強く出る分野であり、オンボード音源では音質面で「最低限」を満たしていないと考える人は少なからずいる。オンボードということはPC本体の能力を使っているということでもあり、高負荷処理を行っている場合にサウンドに影響が出ることはままある。サウンド処理にマシンパワーを取られて描画などの他の部分にしわ寄せが出るケースもある。
また、もともとパソコンの内部とはノイズの塊であり、サウンドデータとの相性が悪いという根本的な問題があり、この点で「ハズレ」を引く可能性はある。
これらの問題は安価な独立音源でも劇的に改善される可能性がそれなりに高く、オンボード音源の普及前は消滅すると思われていた低価格モデルがしっかりと市場に生き残る原因の一つとなっている。

最終更新:ciderkondo 2011/12/01 1:38:06

選び方のポイント編集する

接続タイプ

PC本体に内蔵するタイプかUSB接続で外部接続するものがある。

外部接続

外部接続のものは、パソコンケース内のスペース制限を受けにくい。豊富な入出力端子を備え、パソコン内部のノイズの影響を受けないため、クリアで美しい音になる。接続方法は主にUSBで、パソコン初心者でも容易に接続が可能。他にもFireWire(IEEE1394)接続もあり、プロ御用達のハイエンドタイプはこちらが主流である。

内部接続

内部接続のものは、パソコンケース内に収めることが可能なため、美観を損ねることがない。また一般的に外部接続のものと比較すると、性能比で低価格の傾向がある。接続方法は、PCI、PCI Expressがあり、接続やドライバの設定等が初心者には難しい場合がある。

入出力端子

製品によっては入力端子のみしか付いていない場合があるため、マイク等を使う予定がある人は入力端子付きの製品を選ぶ必要がある。ただし、設定によってはオンボードの入力端子と併用できる場合もある。

出力端子

スピーカーに接続して音声を出力するための端子。接続する端子の種類は、ミニプラグ出力端子・RCA出力端子・光デジタル出力端子・同軸デジタル出力端子があり、必要な端子を備えている製品を選択しなくてはならない。

入力端子

マイクを接続してのSkypeの利用や、アナログデータの録音等で利用する為に必要な端子。接続する端子は出力端子と同じ分だけあるが、出力に比べて少ない。必要な機能・端子を事前に調査してから購入すること。

基本スペック

S/N比

シグナル(本来出したい音)とノイズ(出したくない音)の比率を表した数値で、この値が大きいほどノイズが少なくクリアな音を再生できる。

ロープロファイル対応

小型のパソコンに内部接続したい場合、ロープロファイルに対応している必要がある。省スペースに対応するため、性能面ではいくつかの制約を受けるので要注意。たいていの物は再生(多くて5.1ch程度)・録音のみに対応。

サンプリングレート

音声データを記録する値。この数字が大きいほど音質が良くなる。人間の可聴範囲(耳で聞き分けられる周波数の範囲)は20Hz〜20kHzとされており、それより外側の音は聴覚以外の感覚で感じることになる(個人差あり)。出力レートにおいては、再生可能範囲が広くなるほど音質が豊かになる。最低値が下がるほど低音域が強くなり、最高値が上がるほど空気感が増す。入力においては、録音した音をどれだけ原音に忠実に記録できるかになる。当然範囲が広いほうが高音質な録音が可能。ただし、あくまで細かい音まで記録可能だというだけであり、ノイズ対策無しに録音してしまえば、せっかくの高機能が台無しになってしまうので注意すること。

市販されている音楽CDは44.1kHzであり、これを下回ると音がこもって聞こえるようになる(ラジオは22kHz、電話は11kHz)。最近のメディアでは48kHzや96kHzで再生できるようになっている。

サラウンド機能

左右のスピーカー以外に、中央1つと背後左右2つと低音域のサブウーファーを追加した5.1ch、さらに聞き手のすぐ両脇に左右追加した7.1chのスピーカーを接続出来る機能。サラウンド機能対応のソフト(映画DVD及びゲーム)にて使用可能。オンボードサウンドでは、ラインインとマイクインを出力に設定することで7.1chとして使用できるマザーボードもある。マザーボードの取説を参照すること。

その他

物によってはMIDI入出力端子対応製品がある。しかしこれを接続するのは高価なシンセサイザーを同期させるためであり、安価なMIDIコントローラーはUSB接続で十分である。アマチュアDTMなら使用する機会は少ない。 古くはゲームポートをMIDI端子に変換して使用できる物もあった。

用途

各メーカーで得意としている音があるため、自分が使う用途が得意なメーカーを選ぶとよい。

DTM(パソコンで作曲・編集)

DTMをするには、ASIO(Audio stream input output:アジオ)対応であることが望ましい。MIDIの演奏には遅延が発生するため、例えば自身の演奏を直接コンピュータに記憶させる際には、この遅延が演奏を狂わしてしまう。正しく発音させるためには不可欠な機能である。ASIO無しでもレイテンシーの設定で遅延の間隔を短くすることは可能だが、その場合CPUに負荷がかかってしまい、フリーズおよびソフトが強制終了することもある。Macではレイテンシーの心配は殆ど無い。

PCDJ(DJソフトを使用したDJプレイ)

DJプレイでは、オーディエンスへ聞かせるアウトプット(マスターアウト)と、DJが聞くアウトプット(モニターアウト)のステレオ2系統があることが望ましい。ダイレクトモニタリング機能付きのオーディオインターフェイスを用意することでDJモニターすることが可能になる。こちらもASIOの設定で入出力を割り振る必要があるため、DTMの知識を必要とする。過去にダイレクトモニターが無かった頃は、サウンドカードを2枚挿し込んで使用する強者もいた。

スピーカーとの組み合わせ

高品質なサウンドを出すためには、サウンドカードだけでは不十分で高品質のスピーカーが必要。スピーカーとサウンドカードを両方導入する見込みで必要な予算を考えて製品選びを行う必要がある。また、スピーカーに音量調整機能等が付いている場合、サウンドカードで重複する機能を付ける必要はない。二重投資にならないように、必要な機能に絞って購入した方がコストパフォーマンスを上げることができる。なお、USB接続のスピーカーは、サウンドカードと排他使用のため、両方で同時に音を聞くことができない。必ずピンコードまたは光デジタル対応のスピーカーを選ぶこと。複数人でヘッドフォンを使用したい場合は、ヘッドフォンアンプを購入するといい。

最終更新:たーくんw 2011/09/18 17:17:47

FAQ(よくある質問と回答集)編集する

Q.サウンドカード・ユニットを増設したから必ず音質は良くなるのですか?

⇒A.いいえ 理由:音の問題は自分の好みがあります。たとえば高い音が好きなのに高い音が出てないとか、低音域が予想してたよりは全然出ていないとか買ってからわかることがありますので、ほかの方のレビュー等を参考にしてもらえればいいかと思います。

Q.USBモデルと内蔵タイプがありますがどっちがいいのでしょうか?

⇒A.自分の好みでいいです。 理由:内蔵タイプと外付けタイプではあまり変わりないと思います。しかし、内蔵より外付けのほうが若干ノイズがのらないかもしれませんが、これは気にしないレベルだと思われます。(参考:S/N比を見てもらえればいいかと思います。数値が高いほどノイズののりが低いと思ってもらえればいいかと思います。)

Q.ゲーム用のサウンドカードと普通(音楽再生用?)のサウンドカードでは何が違うのですか?

⇒A.ゲーム用と普通のサウンドカードの違いはゲームに最適化されていること。ゲームではCPU処理が追いつかないゲームなどがありますが、それを解消しようとサウンドカード自体で音に関する処理をサウンドカードに任せるという機能(EAX)があります。

Q.サウンドカードに乗っているコンデンサーで音質が変わるって本当ですか?

⇒A.本当です。音質が変わるのではなくて強調される音域が変わると言ったほうがいいかと思います。ですのでメーカーやサウンドカードの種類によっては音質が違うように聞こえます。

最終更新:イノラー 2010/04/15 18:36:55

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