SSDの選び方
価格.com ユーザーが編集するSSDの選び方のガイドです。SSD選びに必要な基礎知識、用語解説はこちらでチェック!
概要
SSD(Solid State Drive)とは、不揮発性のNAND型フラッシュメモリを用いた記憶装置のこと。
主にPCでの記録デバイスとして位置付けられている。
接続方法は2.5インチHDDとほぼ同じで、SATAなどである。
無音で消費電力低くて速い
高速なランダムリードと、回転部分がない 駆動する部品が無いため衝撃にも強いことが大きなメリットである。
HDDに比べ、高速かつ低消費電力であるため、HDDに変わる次期記録デバイスとしての普及が期待されている。
しかしながらバイトあたりの単価では低価格化の進んだHDDに大きく水を開けられており
一般的に広く普及するにはもうすこし時間がかかると思われる。
また、搭載されるコントローラーチップにより性能が大きく変わるのがSSDの特徴である。
キャッシュを搭載していないものはプチフリ(プチフリーズ)といって読み書きが集中した際に数秒フリーズすることが知られる。
主なチップメーカーと製品は以下の通り
Intel
Intel製SSDとそのOEM製品のみに搭載。4kBランダムが速いのが特徴。
JMicron
JMF602はキャッシュ搭載不可でこれを使った製品はプチフリが発生する。 JMF612はキャッシュ搭載可。
Samsung
Samsung,Corsairなどの製品に搭載。 キャッシュ搭載可。
Indilinx
OCZのVertexをはじめとして多くの製品に搭載。 キャッシュ搭載可。
東芝
東芝製SSDとそのOEM品に搭載されている。キャッシュ搭載可。
Marvell
SATA 6Gbpsに対応し、Micron/CrucialのC300シリーズに搭載されている。キャッシュ搭載可。
最終更新:yukinaka- 2011/11/22 15:22:12
選び方のポイント
種類
SSDにはSLC(Single Level Cell)とMLC(Multi Level Cell)の2種類がある。 SLCに比べ、MLCの方が価格が安いが、 書き込み速度が遅く、書き換え可能回数も少なくなっている。 コントローラがしっかりしている物であれば、一般的な使用している限り、MLCでも寿命などはあまり気にする必要がなくなってきている。
容量
価格は下がる一方であり、容量はどんどん増えていく。 購入時期が難しいが、新しいモデルが出たあとがよい。
用途
多くの人が、WindowsOSやソフトウェアはSSDに入れ、画像や動画などをHDDに保存する使い方をしている。(注:ソフトウェアまでHDDの方へインストールするのは、本末転倒である。SSD導入の恩恵が減ってしまう。)
最終更新:liar 2011/05/04 4:01:01
FAQ(よくある質問と回答集)
IDE(ATAPI)接続モデルのSSDはありますか?
S-ATAが主流ですがメーカーによってはIDE接続のSSDは販売してます。 2.5インチHDDを搭載している(IDE接続の)ノートPCへの換装向けに販売していると思った方がいいです。 ただし転送速度がS-ATAと比べ低いのでSSD特有の速度の恩恵は受けにくいです。 価格も同容量のS-ATAのSSDと比べ高いです。
HDDより寿命が短い?
いいえ、現在では概ねHDDより長寿命とも言われています。 構造上モーターなど物理駆動を必要とするハードディスクと違い、SSDには機械部分が無いので物理故障箇所は非常に少ないといえます。ただしSSDは論理的故障の可能性が残っています。HDDの場合は駆動系の初期故障が先だって現れることが多く保存データのサルベージが成功する可能性が残りますが、SSDの場合は全データに突然アクセスできなくなるような致命的な故障が起こる比率が高いと言えます。 またHDDの寿命は駆動系および半導体の寿命に起因し、それらは組立の精度や電源の安定性や動作温度で左右されますが、半導体のみで構成されるSSDにとって製造や環境的要因はほぼ無関係で、内部の論理的書換え限度に対する使用頻度によって寿命が決まると考えられます。つまりSSDの設計の良し悪しとユーザーの使い方によって寿命が決まります。
よく話題になるのは、半導体の1セルあたりの書換え回数の限度が存在する事でしょう。 しかし24時間動画を書き込み続けるような使い方をしない限り、書換可能回数が少ないMLCでも一般的に数年程度では限界に達する事はないと言われています。よってOSやアプリケーションはSSDへ、音楽・動画等のデータ類はHDDへという使い分けも一つの手です。
ところで、Windowsが使うページファイルは、使用状況によってはきわめて頻繁に書き換えられています。これをSSD上に設けると、書き込み回数が極端に大きくなります。また、データベースが使っているファイルも、データの書き換えのたびに特定の領域の書き込みが繰り返されることがあります。アプリケーションも、大きなメモリー空間を使うものでは、そのメモリー空間をハードディスク領域に求めるものがあり、SSDを使うと速度の向上になる半面、SSDの書き込み回数は多くなり、HDDより寿命が短くなることもあるわけです。そういった使用状況の場合はメインメモリーを増強し論理的なRAMドライブを割り当てて活用するといった回避策も存在します。
※4GBや8GBなどの安物チップと安物コントローラーが採用された製品は短寿命でプチフリ(読み込みや書き込みが滞る現象)が頻発したようです。 MLCでも、ディスクキャッシュがしっかり搭載されている、64GB以上のSSDでは寿命を気にする必要はあまりない場合が多いです。
http://soudan1.biglobe.ne.jp/qa6071441.html SSDは普通のHDDより寿命が短いのでしょうか
http://botchyworld.iinaa.net/ssd.htm SSD耐久テスト
http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/jisaku/1278428200/l50 そろそろSSDの寿命報告が殺到する頃じゃないのか
プチフリとは何ですか?
プチフリーズの略です。
低価格帯のSSDを搭載したPCで偶に発生する『動作が一瞬止まる状況』のこと。 主にJMicron製コントローラーチップ「JMF602」を搭載した製品に多く発生。 理由は、ディスクキャッシュ非対応のため。 稀に、コンパクトフラッシュ並みの読み書き速度しかないのに、SSDとして販売しているものもあるため、価格comで人気のものを買えば問題は無さそうです。
最終更新:暇つぶしなな 2012/04/19 22:45:00
用語集
SSD : Solid State Drive
HDDはプラッタと呼ばれる金属(ガラスも有)ディスクを高速回転させそれにデータを保存していたが、 SSDはデータの保存にNANDフラッシュメモリを採用している。
メモリを使用するため以前は非常に高価であったが、近年のメモリの価格崩壊によって(以前より)安価になり一般人でも手が届くようになった。(しかしHDDよりは高価)
SLC型とMLC型が存在する。
<(HDDと比較して)利点>
- 衝撃に強い
- シーク時間やスピンアップ等がないため、ランダム読み出しが速い
- 低消費電力
- 低発熱
- 省スペース
- 騒音が出ない
<(HDDと比較して)欠点>
- 記憶容量あたりの単価が非常に高い(2010年12月現在、容量あたりの価格が最も安い2.5インチHDDとMLC型2.5インチSSDの容量あたりの価格差は13倍以上)
- (初期のSSDは)プチフリーズが発生
- 長期使用に伴い書き込み速度が僅かに低下する(HDDも磁気ヘッドやディスクの劣化により速度低下する)
Windows7でSSDが正式にサポートされる
SLC : Single Level Cell
1つの記録素子に1bitのデータを保存する方式
<(MLC型と比較した場合の)利点>
- 書き換え回数の上限が多い
- データの保持期間が長い
- 記録素子の劣化やノイズに強く、信頼性が高い
- 書き込み速度が速い
<(MLC型と比較した場合の)欠点>
- (記録容量あたりの単価が)高価
信頼性が求められ、コスト高を許容できる市場(サーバー等)で用いられる
MLC : Multi Level Cell
1つの記録素子に2bit以上のデータを保存する方式
<(SLC型と比較した場合の)利点>
- 1つの素子に多くのデータを記録するため大容量化が容易
- (記録容量あたりの単価が)安価
<(SLC型と比較した場合の)欠点>
- 書き換え回数の上限が少ない
- データの保持期間が短い
- 素子の劣化の影響を受けやすく、信頼性が低い
長期間(目安は5年以上)の使用や高信頼性を求めず、主に低価格であることを重視する製品に用いられる
最終更新:ぷろと_n 2010/12/20 0:20:38
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