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ユーザーにもっとも支持された製品、価格.comプロダクトアワード2015

価格.comプロダクトアワードとは4700万のユーザーの方々に日々書き込んでいただいているレビューの評価をベースに、その年にユーザーにもっとも支持された製品を選出するアワードです。”ユーザー満足度の高い製品”や、“隠れた逸品”が選出されやすいといった特徴があります。

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プロダクト大賞 発表

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総評

2006年より開始された「価格.comプロダクトアワード」も今年で10年目となった。その間に受賞カテゴリなどいくつかの点で変更はあったものの、「その年、ユーザーにもっとも支持された(満足度の高い)製品」を選ぶというスタンスは当初から変わっていない。今回のアワードでは、昨今の市場環境に合わせて大賞受賞カテゴリを一気に7から16まで増加させ、より多くのユーザー視点で評価された逸品が並ぶことになったが、各部門ごとに、よく知られた製品もあれば、それほど知られていない「隠れた逸品」的な製品もあるなど、例年のように、本アワードならではのユニークな選出結果となっている。

今年2015年のアワードで、各部門の大賞に選出された製品を眺めてみると、実にさまざまな顔ぶれだ。これらの特徴をひとくくりにまとめることはきわめて困難だが、もちろん、世の中のさまざまな流れと無関係ではない。これらの大賞受賞製品の顔ぶれから、消費者側のニーズを大まかに捉えるならば、「コストパフォーマンスにすぐれた実用的な製品」を求める声と、「キラリと光る一点豪華主義的な製品」を求める声の双方が高まってきたと言えるだろう。

徐々にデフレ脱却に向かっていると言われる日本経済であるが、国内消費は依然として低迷しており、昨年2014年の4月に8%に増税された消費税の反動影響から、依然として消費者の消費マインドは低いままだ。パソコン・家電業界では特にこの状況が顕著で、「モノが売れない」という市況はいまだに続いている。そうした中でも着実に売れ、しかも購入した後の満足感が高かったのは、徹底的にコストパフォーマンスにこだわった製品たちだ。

特に今年のアワードの受賞製品を見ると、台湾や中国のメーカーの製品が数多く選出されているのがわかる。このことは、元々コストパフォーマンスにすぐれた台湾や中国などのアジア系メーカーの製品が、製造クオリティでもすでに十分に高くなっていることを示している。日本人は世界でいちばん製造品質に厳しい国民だと言われているが、そんな中でも多くのユーザーにしっかり評価されてきたこれらの製品は、デザインや質感も十分に高く、安いうえに満足感が高いと評価された。もちろん、国内メーカーの製品であっても、さまざまな企業努力によって、高性能でありながら価格がかなり手ごろに抑えられた製品も増えてきており、そうした製品も高い評価を得る傾向にある。

しかし、そのいっぽうで、「一点豪華」と言ってもいいほど、何かの機能に特化した製品が高い評価を受けているのも、2015年の大きなトレンドである。その市場の製品相場に比べると価格的にはかなり高めであるものの、所有感を満足させてくれる、使っていて楽しいと感じる、そうした製品が国内メーカーの製品を中心に、大賞として多く選出されているのだ。

その背景には、「ヒット製品不在」という昨今の家電業界を取り巻く状況がある。これまで市場を牽引してきた「スマートフォン」や「タブレット」については、ハードウェア的な進化に限界が見え始めており、市場自体も停滞し始めている。話題となった「スマートウオッチ」も、それに代わるほどの人気はなく、パソコンも、今年夏にリリースされた新OS「Windows 10」による市場の盛り上がりは今ひとつだ。液晶テレビも、期待の「4Kテレビ」は、ようやく普及のきざしを見せ始めた程度で、まだ一般的にはなっていない。自動車も、ハイブリッド技術が一段落したこともあって、次の新たなムーブメントはまだ先になりそうだ。

こうした状況下で、いくら経済が上向いても「買いたいものがない」という状態が続いている。「本当に生活を豊かにしてくれるなら、本当に生活を便利にしてくれるなら、多少高くても購入したい」という消費者マインドは確実に上がってきていると感じているが、それに応えられるだけの提案力を持った製品が少なかったというのが、2015年全体の市場状況を見たときの感想だ。そんな中でも、右に出るもののない独自の機能を持ち、「これは!」と思わせるような「一点豪華」的な製品が、今回のアワードでは大賞として顔をのぞかせている。これらの製品は決して安くはないし、万能でもないが、ある特定の目的に対しては、ユーザーの期待値を超えるようなパフォーマンスを発揮する。トータルで考えれば、長くつきあえるいい製品と巡り会ったということで、購入後の満足度も非常に高いのが特徴だ。

このように、2015年の「価格.comプロダクトアワード」は、安くて実用的な、コストパフォーマンスにすぐれた製品と、高くても納得の一点豪華主義的な製品のニ極化が、例年にも増して如実に表れる受賞結果となった。こうした二極化のトレンドは今後もしばらく続きそうだが、特に後者に関しては、これ以外にいくつか目を引く製品が出てきている。願わくば、来年に向け、商品力で勝負できるような製品がもっと増えてくることを期待したい。

株式会社カカクコム
常務執行役員
鎌田 剛

部門、各賞について

価格.comの取扱製品「パソコン」「家電」「カメラ」「スマートフォン」「自動車」「ゲーム」を対象とし、全16部門、各部門から1製品の大賞を選出。

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