価格.comプロダクトアワード2008 携帯電話カテゴリ プロダクト大賞

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価格.com PRODUCT AWARD 2008 BEST of the Year
PRODUCT AWARD 2008
プロダクト大賞 携帯電話カテゴリ
FOMA P706iμ
パナソニック

FOMA P706iμ

(携帯電話)
評価寸評

今や携帯電話は、キャリア別による性能・機能・デザインの差がほとんどなくなり、各メーカーとも独自の特徴を出すのに苦心している。機能的にもほぼ飽和した感があり、ユーザーの携帯電話に対する関心も、機能性よりむしろデザイン性のほうにシフトしてきている感がある。2〜3年前なら、すべての機能を盛り込んだハイスペック携帯にその人気が集まっていたが、こうした「全部入り」のような携帯電話は最近はむしろ敬遠されがちで、機能は絞られていても持っていること自体がステータスになるような、一種のアクセサリー的な感覚を持ったデザイン性にすぐれた製品に注目が集まってきている。

こうした時流の中にあってユーザーから高い評価を集めたのは、どれも非常にデザイン性にすぐれた製品だった。なかでも、カテゴリ大賞を受賞したNTTドコモの「FOMA P706iμ」(パナソニック製)は、1cmを切る「9.8mm」という薄さのボディに、現在の携帯電話としての必要機能をすべて詰め込んだ、非常にスリムでスマートなデザインを持った製品。薄さ9.8mmのステンレス製スリムボディは、まるで貴金属のアクセサリーを彷彿とさせる美しさと高級感を漂わせており、このデザインに惹かれて購入したというユーザーも非常に多い。

単にスリムなだけでなく、使いやすさの面でも考慮されており、片手でスマートに開閉できる「ワンプッシュオープン」を採用したのも本機の大きな特徴だ。スリムなボディのため、シャツやジャケットの胸ポケットなどに無理なくしまうことができ、使うときも片手でワンプッシュするだけの簡単操作のため、片手がカバンなどでふさがっている場合でも、スマートな応答が可能。このスマートな操作性こそが、ユーザー満足度を大きく押し上げる要因ともなっている。

また、この薄さでワンセグの視聴が行えるのも大きなポイントだ。一昔前の「ワンセグ携帯は大きい」という常識を覆すスリムボディも驚きだが、ワンセグの画質自体も非常にキレイという意見が多い。このあたりは上位モデルの「VIERAケータイ」のDNAがつぎ込まれたパナソニックのこだわりの部分であろう。1cmを切る超薄型モデルのため、ボタンの操作性やバッテリー駆動時間の短さなどデメリットとなる部分も多いが、総合評価で「4.91」という高い評価は、そのデメリットを補ってあまりあるデザイン性や薄さ、そして操作性への高い評価の結果といえるだろう。

注:文中のレビュー評価は、2008年1年間での評価になります。
メーカー担当者 インタビュー
パナソニック モバイルコミュニケーションズ 第一ビジネスユニット技術グループ プロジェクトマネージャー 大北英登さん
パナソニック モバイルコミュニケーションズ
第一ビジネスユニット
技術グループ プロジェクトマネージャー
大北英登さん

-- 今回、携帯電話部門において、9.8mmという薄型ボディの「FOMA P706iμ」がプロダクト大賞に輝きました。ユーザーの方々のクチコミやレビューによって選ばれる価格.comのプロダクトアワードにて、「FOMA P706iμ」が選ばれたということは、私たちの作ってきた商品がお客様にしっかり受け入れられたということと考えておりますし、実際に製品を買っていただいたお客様や、購入を検討していただいた方から高い評価をいただけたということは、何よりうれしいことです。

-- 「FOMA P706iμ」に関しては、とにかく9.8mmという「薄さ」が高く評価されたように思いますが。このシリーズは、元々「FOMA P703iμ」(薄さ11.4mm)という製品からスタートしたシリーズで、ビジネスマン/ウーマンの方々をターゲットに、シャツの胸ポケットやバッグの中などにかさばらずに入れられることを目標に作ってきました。さらに、この「FOMA P706iμ」では、前モデルまで搭載していたサブ液晶まで廃して、ボディから出っ張りを一切なくし、よりスタイリッシュなデザインに仕上げています。

パナソニック モバイルコミュニケーションズ 第一ビジネスユニット技術グループ プロジェクトマネージャー 大北英登さん

-- この薄いボディの中にワンセグが入っているというのは驚きですね。「FOMA P706iμ」がターゲットとするビジネスマン/ウーマンにとって、通勤中や空き時間などでニュースなどが見られるワンセグ機能は、「あれば便利」な機能ですし、ニーズも高い機能だと思います。ただ、9.8mmのボディにワンセグを入れるのはかなり苦労しました。スタイリッシュなデザインに仕上げるために、回路のモジュール化や、すべてのアンテナを内蔵して出っ張らないような工夫をしていますが、実はワンセグ用のアンテナというのはありません。と言うのも、このステンレス製のボディ自体がアンテナの役割をしているんです。これは「筐体ダイポール」というパナソニック独自の技術によって、限られたボディデザインの中でアンテナの出っ張りをなくしながらも、感度をしっかり保つことができているのです。

-- ワンセグに関して言えば、画質面についても高く評価されていますね。やはりパナソニックはAVが得意分野ですので、このあたりにはこだわっています。ワンセグの画像処理には、テレビの「VIERA」で培われた高画質技術をモバイル用に改良した「モバイル PEAKS プロセッサー」を使っていますので、色も非常に鮮やかですし、シャープネスやコントラストも非常に高いクリアな映像を実現しています。

-- 今しかしここまでボディを薄くすると、いろいろな部分に影響が出てくると思いますが、苦労された点も多いんじゃないですか。キーの押し下げ感なども大きく影響を受ける部分だと思いますが。この薄さを維持しながら使いやすいキーってなんだろう、ということをかなり考えました。キーの大きさだけでなく、キーの間隔・独立性、キートップの形状、押したときのストローク量や加重、こうしたものがすべてからみ合って初めて「押しやすさ」というものが決まってくるわけですが、試行錯誤した結果、9.8mmという薄さの制約がある中では、ある程度ご満足いただけるくらいのキーになったと思います。
キーの押しにくさに関するさまざまなご指摘は、価格.comのクチコミ掲示板やユーザーレビューなどでもよく見かけておりますが、実は、新モデル「P-04A」では、押しやすいように、キートップの文字に凹凸をつけた「レリーフキー」を採用するなど改善しています。

-- もちろん薄さとのトレードオフだとは思いますが、バッテリーの持続時間はやや短めですね。確かに薄型のバッテリーを採用していますので、容量的にはどうしても小さくなってしまいますが、使い勝手を落とさないように、なるべく省電力で動作するよう、さまざまな工夫をしています。たとえば、周囲の明るさを検知してバックライトの明るさを変える機能があります。明るい場所では、液晶のバックライトを明るくして、キーのバックライトは点灯させないようにする。逆に暗い場所では、液晶のバックライトを落として、キーのバックライトは明るくする、といったように、小さい電池でもなるべく無駄に電気を使わないような工夫をしています。このあたりも前モデルから進化した点ですね。

-- 細かいところでいろいろ工夫されているんですね。そのほか、この薄さを維持するために、苦労された点などおありでしょうか。ボディを薄くすると、それだけ強度を保つことが難しくなります。携帯電話ですので、持ち歩いていて落としたりしてしまうこともあるでしょうが、そんなときでも簡単に壊れない堅牢性は必要です。ボディの素材にステンレスを採用しているのも強度を上げるための方法の1つですが、実は、中に入っている基板も、基板そのものを樹脂で固めることにより骨組みのようにして使っています。

第一ビジネスユニット技術グループ プロジェクトマネージャー 大北英登さん
カカクコム執行役員・鎌田より、パナソニック モバイルコミュニケーションズ 第一ビジネスユニット技術グループ プロジェクトマネージャー 大北英登さんに、アワード大賞受賞記念の楯を進呈させていただきました

-- そこまでしているとは驚きました! この薄いボディはまさに最新技術とこだわりの固まりなんですね。ユーザーの満足度が高いのもうなずけます。初に出した「FOMA P703iμ」については、11.4mmという当時としてはかなり薄いモデルだったので、かなり売れたんですが、お客様の満足度はあまり高くなかったんです。そこから「FOMA P706iμ」に至るまで、お客様の声を1つ1つ汲み上げながら、次モデルに着実にフィードバックしつつ、かなり多くの機能を追加してきています。こうしたフィードバックの結果が、今回「FOMA P706iμ」の満足度の高さにつながってきているんだと思います。
今後も、皆さんにより満足いただけるような端末の開発に従事していきますので、またさまざまなご意見をクチコミ掲示板などに書き込んでいただければ幸いです。

FOMA P706iμのレビュー ピックアップ
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コリーヌさん満足度満足度5

とにかく薄いこと、大人っぽいデザインであること、ワンセグ、この三点がこの機種にした理由です。薄さには本当に感心。見た目がいいし、持ち運びに便利です。携帯自体のデザインも、TGB design.がデザインしたというGUIも大人っぽいので、恥ずかしくないですね。... 続きを読む

ellesseさん満足度満足度5

前面が非常に上品な加工をされたステンレスで,プラスチックなどの携帯に比べると,モノとしての高級感がとてもあります。電池カバーもステンレスでできているため,とにかく所有欲を満たしてくれます。... 続きを読む

the Hershey'sさん満足度満足度5

REDを購入しました。ずべての面において完璧だと思います。バッテリーは個人的には十分満足です。一番驚いたのはワンセグです。妹のP905iと大差ないキレイさ。むしろ色合いで言えばP706iμのほうがいい!... 続きを読む

受賞製品一覧携帯電話カテゴリ
プロダクト大賞
価格.com BEST 2008 パナソニック FOMA P706iμ(携帯電話) 3341ポイント
部門賞
携帯電話
金賞 パナソニック FOMA P706iμ 3341ポイント
銀賞 富士通 FOMA F906i 3281ポイント
銅賞 ソニーエリクソン W64S 2741ポイント
プロダクト大賞、部門賞の選考基準について

ユーザーによるレビュー、クチコミ掲示板のレポート内容などを基に総合的に算出しました。
※なお、レビュー・クチコミ数が一定数に満たない製品に関しては選考対象外としています。(対象外となる人数は各部門によって異なります。一定数を満たした製品が1つしかない場合は金賞のみの選出となります。また一定数を満たす製品が1製品もない部門に関しては部門全体が対象外となります)
・部門賞(金賞、銀賞、銅賞)・・・各部門の上位3位を選出します。(1位:金賞、2位:銀賞、3位:銅賞)
・各カテゴリ内で最も評価ポイントの高い製品をプロダクト大賞とします。

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