価格.comプロダクトアワード2008 パソコン本体カテゴリ プロダクト大賞

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PRODUCT AWARD 2008

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価格.com PRODUCT AWARD 2008 BEST of the Year
PRODUCT AWARD 2008
プロダクト大賞 パソコン本体カテゴリ
Eee PC 901-X
ASUS

Eee PC 901-X

(ノートパソコン)
評価寸評

2008年のパソコン市場を語る際に「UMPC」や「ネットブック」「ミニノート」という言葉は欠かせない存在となった。ここ数年、パソコン市場はある意味で飽和した状態にあり、キラーと呼べるような人気製品不在の状態が続いていたが、2008年1月に発売されたASUSTeKの「Eee PC」は、そんな停滞したパソコン市場にとって大きな衝撃となった。実売5万円弱の低価格で発売された台湾発のUMPCは、発売当初こそ「しょせん安いだけの製品」というような論調で一刀両断されることが多かったが、いざ販売が開始されると、各地で売り切れが続出。5万円とは思えない製品クオリティと、今のパソコンが失ってしまったある種の趣味性がマニア層を中心に話題を呼び、「Eee PC」は価格.comのノートPCカテゴリの人気ランキング首位を独走することとなった。

その後の「UMPC」あるいは「ネットブック」の人気はもはや説明するまでもないだろう。「パソコンが売れない」という状況が長く続く中、「Eee PC」をはじめとするUMPCは爆発的ともいえる売り上げを記録。こうした状況に追随するように、2008年夏以降は、国内外のさまざまなPCメーカーが次々とUMPCの販売を開始し、2008年のパソコン市場はまさにUMPCが席巻した年となった。

こうした状況を反映するかのように、価格.comのユーザーからも非常に高い評価を集め、2008年のパソコン本体カテゴリ大賞に輝いたのは、やはりASUSTeKの「Eee PC」だった。大賞を受賞した「Eee PC 901-X」は、7月に発売された改良版であるが、CPUに「インテル Atom プロセッサー N270」を採用し、OSとして採用された「Windows XP Home Edition」を動かすのに十分な性能と省電力性を両立。カタログスペックで約8.3時間という長時間駆動を実現した。加えて、1,024×600ドットを表示できる8.9型ワイドTFTカラー液晶と、ワイヤレスインターネットを実現する無線LAN機能。1GBというメインメモリーに、高速なOS起動を可能とする12GBのSSDを記録媒体として採用するなど、とても実売5万円以下の低価格なPCとは思えないスペックを実現し、圧倒的なコストパフォーマンスと、モバイルPCとして重要なすぐれた携帯性を備えた製品として、ユーザーレビューでも総合ポイント「4.61」という高い評価を集めた。

評価グラフを見ると、さすがに低価格のUMPCという性質上、性能面ではやや評価が低いが、外出先でのサブマシンとしての用途を考えれば十分実用的というのが、多くのユーザーの意見。それよりも、1kg程度の重量とカバンにサッと収められるコンパクト性、さらに約8.3時間という長時間駆動のバッテリーなどの機能が、ほぼ満点に近い評価を集めている。そして何よりも実売4万円台という価格の安さにより、「パソコン」という感覚ではなく「趣味のマシン」といった感覚で、多くのPCファンに購入された点も無視できない要素であろう。古くからのPCファンにとっては、久々に登場した「遊べるマシン」「いじれるマシン」であり、高性能だがどこかおもしろみのない現在の最新パソコンに欠けていた「FUN」の部分が、多くのユーザーの共感を生んだのである。

注:文中のレビュー評価は、2008年1年間での評価になります。
メーカー担当者 インタビュー
アスース・ジャパン 代表取締役社長 杜 啓宇(ケビン・ドゥ)さん
アスース・ジャパン
代表取締役社長
杜 啓宇(ケビン・ドゥ)さん

-- 今回「パソコン本体」部門にて「Eee PC 901-X」が「ユーザーにもっとも支持された製品」として選出されました。おめでとうございます。まずは、エンドユーザーによって評価されるこの「価格.comプロダクトアワード」という賞をいただけたことを、とても光栄に思っております。「Eee PC 901-X」については、これまでもさまざまな賞をいただいておりますが、ユーザーの皆さんに支持されたこのアワードについては格別な思いで受け止めています。価格.comは、Eee PCの発売以前から拝見しておりますが、ユーザーの熱いパワーを感じます。ユーザーのダイレクトな意見が聞けるため、実際に製品開発などにも役立てています。

-- ちょうど1年ほど前に「Eee PC」の最初のモデルである「Eee PC 4G-X」が発売された当時は、PC市場や評論家の方の期待も正直それほど高くなかったと思います。しかし、発売されるやいなやあっという間に大人気となり、2008年はまさに「Eee PC」に代表される「ネットブック」イヤーとなった感がありますね。ケビンさん自身「Eee PC」がここまでヒットすると予想されていましたでしょうか。ASUSの台湾本社のほうでは、日本市場より少し前の2007年10月より「Eee PC 4G-X」を販売開始しましたが、2か月間で全世界30万台というセールスを記録しました。ですので、日本市場でもある程度の販売数は見込めるだろうという予想はありました。また、日本市場に関して言えば、「Eee PC」が非常に携帯性にすぐれた製品である点、また扱いやすい「Windows XP」をOSとして採用した点、それと安価な価格設定などによって、多くの方に受け入れられるだろうとは思っていました。
その後、日本における「Eee PC」のヒットを受け、ASUSとしても日本市場を重要視するようになってきましたが、マーケティングを行う中で、日本のユーザーが「バッテリーの長時間駆動」を求めていることがわかってきました。そこで、開発チームのほうに、バッテリー駆動時間を長くするよう指示したんですが、その結果できたモデルがこの「Eee PC 901-X」なんです。

アスース・ジャパン 代表取締役社長 杜 啓宇(ケビン・ドゥ)さん

-- 本体のコンパクトさはもちろんですが、「バッテリーの持ち」については、ユーザーレビューの中でも非常に評価が高かった部分です。やはり「携帯性」と「長時間駆動」の2点が、この「Eee PC 901-X」の大きなポイントですよね。この2点は、まさに「Eee PC 901-X」が支持された部分だと思います。これに加えて、記録媒体に「SSD」を採用した点も、データの安全性という意味で携帯性に大きく貢献したと思います。

-- SSDに関していえば、初代モデルの「Eee PC 4G-X」から搭載していますが、データ容量が少ないというデメリットもありながら、ユーザー側のSSDに対する興味が非常に高かったこともあり、非常に注目を浴びたように思います。ユーザーの中には、4GBという容量制限の中で、自分が使いやすいようにいろいろカスタマイズしていくという作業自体が「楽しい」というようなマニアックな意見も多く見られました。1年前に「Eee PC」を売り出した当初は、まだSSDというもの自体があまりメジャーではなく、4GBのSSDでもまだ高価でした。ただ、その4GBという容量でも、インターネットを楽しむという用途であれば必要十分と思い搭載を決めました。SSDの容量に関しては、価格.comのクチコミ掲示板でも、「十分だ」とか「少ない」とかさまざまな意見が交わされていると思いますが、私たちASUSとしては、エントリーユーザーからハイエンドユーザーまで、すべての方にご満足いただけるよう、SSDの容量も徐々に増やしたラインアップを拡大してきています。

-- 2008年「Eee PC」がこれだけヒットした理由の1つとして、EMOBILEの通信カードとの同時購入によるキャッシュバックキャンペーンの影響も大きかったと思いますが。このキャンペーンは、ちょうど「Eee PC」自体が持つ「どこでもインターネットを」というコンセプトと、EMOBILE側の「ワイヤレスネットワークをもっと広げたい」というニーズがマッチし、さらにユーザー側にも大きなベネフィットをもたらしたと考えております。結果として、EMOBILEにとってもASUSにとっても、またユーザーにとっても多くのメリットを実現でき、非常にいい効果を生み出せたと思います。

-- これだけ急激に「Eee PC」がヒットしたことで、日本における「ASUS」ブランドの認知もだいぶ上がったと思いますが、逆にいえば、サポートなどの業務も大変になってきていると思います。クチコミ掲示板などでも「なかなかサポートに電話がつながらない」といった声が散見されますが。「サポート電話がつながらない」といったご意見については、私たちも認識しています。これに関しては早急に改善するよう取り組んでおりますが、その1つとして、先日より、サポート電話が混み合う土日の10-11時の時間帯を緩和すべく朝9時からサポート受付を開始しています。また、サポートについては、人員増強も含め2009年の日本市場での最優先課題として取り組んでおり、今後もさまざまな施策を検討しています。

アスース・ジャパン 代表取締役社長 杜 啓宇(ケビン・ドゥ)さん
カカクコム執行役員・鎌田より、アスース・ジャパン 代表取締役社長 杜 啓宇(ケビン・ドゥ)さんに、アワード大賞受賞記念の楯を進呈させていただきました

-- 今年2009年の「Eee PC」はどんな進化を遂げていくんでしょう。2009年については、いくつか新しいコンセプトの商品を企画しています。まず、「Eee PC」シリーズでは、重量1kgを切るスリムモデルを開発しています。このほか、お子様やお年寄りなど、パソコンを初めてお使いになる方にも簡単にインターネットを楽しんでいただけるよう、タッチスクリーンを搭載したオールインワンデスクトップPC「Eee Top」や、「Eee Keyboard」という、新たなコンセプトの製品を展開していきます。特に先日海外で発表した「Eee Keyboard」については、「キーボード自体がパソコン」というユニークな製品で、キーボードの横にタッチパネル式のスクリーンを搭載しており、それだけでもメールなどのコミュニケーション機能が使えますし、外部のディスプレイにつないで普通にパソコンとしても使うことができます。(※日本での発売は未定)
「Eee PC」のコンセプトとして、「Easy to Learn, Work and Play」というものがありますが、私たちは、お子様やお年寄りでも簡単にインターネットを楽しめるようになってほしいと思っています。このコンセプトに基づき、いろんな方にインターネットをより身近に感じてもらえる製品を今後も開発していきますので、ぜひご期待ください。

Eee PC 901-Xのレビュー ピックアップ
Eee PC 901-Xのすべてのレビューを見る
Ichiro OSさん満足度満足度5

ネットPCとして使っていますのでストレージ容量の少なさは全く気になりません。バッテリーの持ちが何より大切です。家中どこにいても、思い立ったら直ぐにフタを開いてネットにつながるので、ちょっとした調べ物に本当に便利です。... 続きを読む

KTRKさん満足度満足度5

チョコチョコ欠点はあるが、ネットするだけの人ならこれで十分だし、サブマシンとしては超優秀。僕はバイク通勤だけど、振動や衝撃にも強いので通勤中も安心。まさに頼れる相棒と出会いました。... 続きを読む

GTAREDさん満足度満足度5

用途は出先でのメール、インターネット、簡単な資料の閲覧、作成です。小さなかばんに入って、いつでも手軽に使える手帳みたいなPCで非常に気に入りました。価格は少々張りますが、その便利さには代えられません。... 続きを読む

受賞製品一覧パソコン本体カテゴリ
プロダクト大賞
価格.com BEST 2008 ASUS Eee PC 901-X(ノートパソコン) 3092ポイント
部門賞
パソコン本体
金賞 HP Pavilion m9380jp/CT 2141ポイント
銀賞 SONY VAIO type L VGC-LV70DB 2137ポイント
銅賞 富士通 FMV-DESKPOWER F/A50 FMVFA50 2046ポイント
金賞 ASUS Eee PC 901-X 3092ポイント
銀賞 ACER Aspire one AOA150-Bb 2867ポイント
銅賞 ASUS Eee PC S101 2719ポイント
金賞 APPLE Mac Pro MA970J/A 2450ポイント
銀賞 APPLE iMac MB325J/A 2404ポイント
銅賞 APPLE iMac MB324J/A 2335ポイント
金賞 APPLE MacBook 2400/13.3 アルミニウム MB467J/A 2502ポイント
銀賞 APPLE MacBook 2400/13.3 White MB403J/A 2080ポイント
銅賞 APPLE MacBook Air 1600/13.3 MB003J/A 2028ポイント
プロダクト大賞、部門賞の選考基準について

ユーザーによるレビュー、クチコミ掲示板のレポート内容などを基に総合的に算出しました。
※なお、レビュー・クチコミ数が一定数に満たない製品に関しては選考対象外としています。(対象外となる人数は各部門によって異なります。一定数を満たした製品が1つしかない場合は金賞のみの選出となります。また一定数を満たす製品が1製品もない部門に関しては部門全体が対象外となります)
・部門賞(金賞、銀賞、銅賞)・・・各部門の上位3位を選出します。(1位:金賞、2位:銀賞、3位:銅賞)
・各カテゴリ内で最も評価ポイントの高い製品をプロダクト大賞とします。

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