リフォーム瑕疵保険(瑕疵保険制度)とは

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リフォーム瑕疵保険(瑕疵保険制度)とは

リフォーム瑕疵保険(瑕疵保険制度)とは

リフォーム瑕疵保険(瑕疵保険制度)とは

リフォームをしたいけど、きちんと工事されているのかどうかわからないことが不安、という声をよく耳にします。引き渡し時に気が付かなくても、雨漏りやキッチンの水漏れなど、使っていくうちに重大な欠陥(瑕疵:かし)が明らかになる場合もあります。通常はこうした瑕疵は、施工会社が修復などの対応を行うのですが、「それは仕方ない」・「よくあること」などと理由を付けて誠実に対応しないところがあったり、中には施工会社が倒産してしまったりという場合もあります。これでは、せっかくのリフォームも台無しです。

こうしたトラブルを避けるには、もちろん信頼のおける施工会社を選ぶことが重要ですが、万が一の施工ミスに備えるということであれば、保険制度を利用するという方法もあります。「リフォーム瑕疵保険」に加入すれば、リフォーム工事に欠陥があった場合でも、その補修に関わる費用は保険会社から施工会社に支払われますし、施工会社が倒産してしまった場合も補償が受けられます。リフォームを検討中の方はぜひ知っておいてください。

瑕疵保険制度(リフォーム瑕疵保険)の中身

それでは、リフォーム瑕疵保険の具体的な内容について確認してみましょう。リフォーム瑕疵保険の特長は、「検査」と「保証」の2つがセットになって、万が一の施工ミスに対応していることです。

検査

当然ながら、リフォームではしっかりとした工事がなされることが重要です。リフォーム瑕疵保険に加入していれば、リフォーム工事中や工事完了後に建築士の資格を持った第三者の検査員が検査を行います(検査回数や検査のタイミングは工事内容によって異なります)。施主(リフォーム発注者)ではわかりにくいリフォーム工事の内容も、プロの目でチェックするので、質の高い工事の確保が期待できます。

保証

工事内容に瑕疵があり補修などが必要になったら、リフォーム会社が修復を行います。その費用は保険会社からリフォーム会社に支払われるので、施主の負担は原則ありません。また、欠陥工事の調査費用や、修理期間中に転居しなければならなくなった場合の仮住まいの費用も保険でカバーされます。
さらに、工事を行ったリフォーム会社が倒産してしまった場合でも、保険会社に補修費用を直接請求することができます。たとえば、外壁の張り替え工事を行い3年後に雨漏りが発生、施工業者に連絡をするも倒産していたというケースです。別の業者に工事を依頼し80万円の修復費用がかかっても、保険を利用すると免責金額(10万円が一般的です)の負担のみで済みます。ただし、保険を掛けられるのは保険会社の審査を受けて登録されている会社だけなので、リフォームは登録会社に依頼する必要があります。

保証

保険の支払対象や保険期間については、「構造耐力上主要な部分(床・土台・柱・基礎など)が基本的な耐力性能を満たさない場合」や「雨水の浸入を防止する部分(屋根・外壁・窓などの開口部)が防水性能を満たさない場合」は5年間、「上記以外の部分が社会通念上必要とされる性能を満たさない場合」は1年間などと定められています。床・土台・柱・基礎・屋根・外壁・窓などはリフォーム終了後5年以内、それ以外はリフォーム終了後1年以内に見つかった瑕疵が対象とお考えください。

保険金が支払われない場合

リフォーム内容によっては、現行の新耐震基準を満たしていることが保険の条件になる場合があります。また、塗料の色選択の誤りや塗装の色ムラ、施工・組立によらない機器の不具合や結露などによる消耗と判断される場合など、保険金が支払われない場合もあります。
こうした事由は保険約款などに定められていますが、詳細については必ず保険会社に確認するようにしましょう。なお、保険金支払限度額は個々の契約によって異なり、契約上の上限は2000万円となっています。

リフォーム瑕疵保険を取り扱う保険会社

リフォーム瑕疵保険は、国土交通省が指定した保険会社(住宅瑕疵担保責任保険法人)だけが保険業務を行っており、2013年9月現在、以下の5法人が指定されています。一般的な生命保険会社や損害保険会社とは異なるので注意してください。

株式会社住宅あんしん保証

住宅保証機構株式会社

株式会社日本住宅保証検査機構

株式会社ハウスジーメン

ハウスプラス住宅保証株式会社

また、一般の保険と異なり、保険に加入する(保険契約を行う)のは施主でなく、リフォーム工事を実施する施工会社になります。そのため、リフォーム瑕疵保険を利用するには、施主がリフォームを行う施工会社に保険に加入するよう依頼を行い、リフォーム会社が保険会社に申し込み手続きを行います。なお、申し込み手続きができるのは、保険会社の審査を受けて登録されている会社だけです。リフォームを行うすべての施工会社が登録されている訳ではないので、先方に確認をしたり、ホームページでチェックしたりして、登録の有無を確認しましょう。

リフォーム瑕疵保険を取り扱う保険会社

気になる保険料は?

さて、気になる保険料は、リフォーム内容やリフォームの総額などによって異なります。たとえば、総額60万円のキッチンの交換工事では3万円程度、総額200万円の屋根と外壁の全面改修では5万円程度、総額600万円の柱や筋交いなどの新設・撤去を含む間取り変更の場合は6万円程度が目安になります。

リフォーム瑕疵保険は2010年に始まったばかりの制度ですが、リフォームに対する不安を軽減すると同時に、手抜き工事の防止や悪徳業者を締め出す効果も期待されています。また、工事期間中や工事完了後に専門家のチェックを受けられるのも大きな安心感につながります。すべての施工会社が保険会社に登録されている訳ではありませんが、施工会社を絞り込む時のポイントとして、リフォーム瑕疵保険の対応について確認することを加えるのもよいでしょう。なお、価格.comリフォームに掲載されているリフォーム会社は、リフォーム瑕疵保険もしくは同等の保険に加入しています。

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