リフォームの見積書で使われる用語

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リフォームの見積書で使われる用語

リフォームの見積書で使われる用語

リフォームの見積書で使われる用語

リフォームを検討し始めた時に、初めて聞く専門用語にとまどわれる方も多いのではないでしょうか。設計・プランニング関係、法律・契約関係、工法・構造・施工関係、資材・設備機器関係など、それぞれに日常では聞き慣れない専門用語がたくさんあります。なかでも、打ち合わせの決め手となる見積書で使われる用語はきわめて重要です。

そこで、今回は内外装工事の見積書で使われる、工事内容に関する用語についてまとめてみました。どれも知っておきたい重要な用語ばかりです。これを機会にリフォームに関する知識とあわせてマスターしておきましょう。

見積書の内容

まずは一般的な見積書のパターンをご覧ください。

工事項目 摘要 単価・数量・時間 等 金額
1 キッチン工事        
解体撤去費用 既存流し台撤去   一式 50,000
システムキッチン A社 OO型 1,000,000 一セット 1,000,000
取付工事費     一式 100,000
給排水工事費     一式 50,000
         
2 床工事        
解体撤去費用 既存床撤去 1,000 50平米 50,000
フローリング材 B社 B-001 8,500 50平米 425,000
床工事(下地含)   3,500 50平米 175,000

リフォーム会社によって書式や書き方は異なりますが、見積書では、上記のように、どのような内容の工事を、いくら(単価と総額)の材料・機器を使って(材料費)、どれくらいの工賃(手間・労務費)で施行するのかを明記してあります。一般的には最初に工事対象が記され、続いて具体的な工事内容や使用する材料・機器の詳細がわかるようになっています。

工事内容に関する用語を理解していれば、項目を上から順に追っていくことで、どのような工事を行うのかもわかってきます。逆に内容を十分に理解しないままで工事を始めると、「こんなはずではなかった」なんてことにもなりかねません。今回は、内装・外装両方に共通する用語、内装工事の見積書で使われる用語、外装工事の見積書で使われる用語という分類でまとめてあります。

工事見積書で使われる用語(内装・外装共通)

材料費

工事見積書で使われる用語(内装・外装共通)

リフォーム工事に必要な建材や機器類など「モノ」にかかる費用で、品目ごとに明細が示されているのが通常です。システムキッチンやユニットバスのように目に見えるものだけでなく、裏側に隠れる取り付けに必要な木材などの材料も含まれます。
なお、「材工費(材料工事費)共」や「一式」と書かれている時は、材料費に下記の手間・労務費を含めた金額が表示されています。金額のほとんどが手間・労務費で材料費が少額の場合や、一式としか表示方法がない場合などは別にして、材料費と手間・労務費はそれぞれの金額を表示してもらいましょう。

左官工事

左官職人による室内壁の珪藻土や壁土による仕上げ、外壁や土間、アプローチなどの仕上げなどにかかる工事費用です。

木(もく)工事費

柱・梁・土台などの構造材から化粧ボード、仕上材など木の工事全般の施工に関わる工事費のことを言います。

建具工事費

建具とは、建物の開口部に設けられる開閉ができる仕切り全般のことで、窓・引戸・門扉・ドア・ふすまなどがあります。アルミサッシやスチール製のドアなどの場合は、金属製建具(鋼製建具)工事費と、一方、ふすまや障子などの場合は、木製建具工事費と呼ばれています。

塗装工事費

外壁、天井、屋根、床、建具など建物の内外を問わず、各種の塗装に関わる費用のことです。

残材(廃材)処分費

工事の際や解体で出た廃材、余った材料(残材)の処分にかかる費用です。

雑工事費

個別の項目では分類しきれない雑多な小さな工事は、雑工事として計上されます。室内のクリーニングや家具の防腐処理といった費用が含まれることがあります。

手間・労務費(人件費)

工事を行う「ヒト」に関わる費用です。機器の取り付けや組み立て、撤去や清掃など、実際に人が行う作業に対する費用です。見積書では、取付工事費・解体撤去費用などと具体的な作業内容に応じた費用名で計上されています。

別途付帯工事費

ある意味、予想がつかない工事費用といえるもので、リフォーム工事が始まってからの、設計や仕様の変更にともなう追加費用、地盤調査後の地盤改良工事費用などがあります。多くの場合、金額は明記されていませんが、注意書きなどで別途費用が発生する旨が見積書に記載されていることがあります。

諸経費

一般管理費、現場管理費、その他経費など名称は様々ですが、実際のリフォーム工事とは別に見積書に計上される費用です。工事総額の5〜15%程度が相場で、営業経費、書類作成費、運送経費、会社の利益など、様々な要素が含まれています。

内装工事の見積書で使われる用語

給排水(衛生)工事費

内装工事の見積書で使われる用語

キッチン、お風呂、洗面所、トイレなどの給水(給湯)・排水のための配管工事に関わる費用はこの項目で計上されます。キッチンの位置を動かす工事や、お風呂を在来工法からユニットバスにするリフォームではこの給排水工事・配管工事が必要になります。配管を変えるためには床と壁をはがして戻す工事も必要になることが多く、材料費だけで考えていると思わぬ費用が膨らむことがあります。

厨房工事費

システムキッチンやレンジフード、吊戸棚など厨房(キッチン)設備に関わる工事のことを言います。古いシステムキッチンを新しいものに入れ替える場合は、別途、解体や撤去に関わる費用(解体費・残材処分費)が見積書に明記されるのが一般的です。

電気(設備)工事費

スイッチ・コンセント・照明器具などの位置変更や増設などにともなう配線工事、分電盤・換気扇など電気設備機器に関わる工事のことをさします。

内装工事費

リフォームで内装工事という場合は、天井や壁のクロス貼りなどの仕上げ工事のことを言い、内装(インテリア)全般の工事ことではありません。室内であっても、左官工事・タイル工事・塗装工事などは含まず、別途見積書に表記するのが一般的です。

造作(ぞうさく)

敷居・戸棚・床の間などの仕上げ工事を総称して造作と呼びます。また、手間をかけて造ることも造作と呼ばれ、見積書に造作家具や造作キッチンと書かれていることもあります。その場合は、既製品(システムキッチンなどの規格品)ではない、部屋の大きさや形、デザインに応じて造るオリジナルのものを表します。

外装工事の見積書で使われる用語

外構工事費

外構とは住居の外にある構造物全般のことで、具体的には、門、車庫、土間、アプローチ、垣根、塀、表札などのことを指します。外構工事費と書かれているだけでは範囲が広すぎるので、見積書では工事の場所が具体的に表示されていることが重要です。

仮設・養生費

外装工事の見積書で使われる用語

リフォーム工事にあたって必要な養生の実施、塗装用の足場や仮囲いの設置、工事で使う仮設の電気・水道・トイレなどにかかる費用のことです。なお、リフォームでいう養生とは、緩衝材・マスキング材などでできあがった部分や既存の構造部分を保護する作業、器材が落下したり飛び散ったりしないようにネットなどを設置する作業のことを言います。

板金(ばんきん)工事費

屋根の工事に含まれることが多い費用です。板金とは、薄く平らにした金属のことで、切断したり折り曲げたりしてさまざまな形状に加工でき、屋根や雨どいなどで使われています。

見積書は図面と比較しながら内容をチェック、不明な点は遠慮なく質問しましょう

今回ご紹介した用語でも分るように、リフォーム工事の内容は多岐にわたると同時に、同様の工事でも違う言い方があります。たとえば、システムキッチンの入れ替えであっても、「住設(住宅設備)工事」や「厨房工事」と書かれている見積書もあれば、「システムキッチン入れ替え一式」と書かれているものもあります。見積書に書かれている個々の用語の理解が深まれば、費用や機器の重複計上をチェックできたり、見過ごしがちなポイントにも疑問を抱くことができるようになります。

見積書には、リフォームで行われる工事内容が網羅されているはずです。見積書と図面をを比較しながら、担当者からしっかりと説明を受けてください。そして、工事着工後のトラブルを避けるためにも、わからないことや疑問に思ったことは必ず質問して、クリアにしておきましょう。

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