ペットと快適に暮らすリフォーム術

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リフォームコラム

ペットと快適に暮らすリフォーム術

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ペットと快適に暮らすリフォーム術

今ではペットは、単なる愛玩動物ではなく、家族の一員ともいえる存在です。2013年の一般社団法人ペットフード協会の調査によれば、犬の飼育率は15.8%、猫の飼育率は10.1%となっています。つまり、全国の4分の1ほどの世帯で、犬や猫といったペットを飼育していることになります。ペットがいることで、「心が癒される」、「気持ちが明るくなる」など、毎日を楽しく過ごすことができます。一方で、「部屋の汚れや傷みが激しい」、「臭いや鳴き声などの音が気になる」といった暮らし向きの変化にとまどうこともあります。

ペットとの暮らしにもさまざまな工夫が必要です。実際に犬や猫などのペットと暮らす上で気になるのが、「臭い」・「キズ」・「音」など。ペットリフォームでは、こうした悩みを解消していくことがポイントになります。今回は、リフォームによって、人もペットも快適に暮らしていける住まい作りのポイントをご紹介します。

人にもペットにも快適な内装材を選ぶ

内装材にはさまざまなものがあり、「臭い」・「キズ」・「音」に強いものもあります。とくにペットが直接触れる、床材や壁材は、拭き掃除など手入れがしやすいものを選ぶことが重要です。ペットの行動パターンや、具体的な悩みをリフォーム会社に伝えた上で、リフォーム計画を練ることが重要です。

床材

床材

内装材でまず気を付けたいのが床材です。表面が硬く傷付きにくいもの、水やアンモニアに強いものを選ぶのがポイントです。ただし、滑りやすい床材は、ペットが歩きにくく足腰に負担がかかります。フローリングの場合は、一般的なフローリングではなく、ペット対応フローリングを選びましょう。表面に特殊な塗装がされているので、表面が傷付きにくく、さらに滑りにくくなっています。また、通常のフローリングはアンモニアに弱く、おしっこが黒いシミになって残ることがよくありますが、ペット対応フローリングではこの対策も施されています。また、コルクや表面が凸凹した滑りにくいタイル、ペット用のクッションフロアを選ぶという方法もあります。ペットが歩きやすく、爪あとによるキズも防げます。さらに、防音効果も期待できます。

壁材・天井材

壁や天井を合わせると、とても広い面積になります。調湿効果や消臭効果がある壁材や天井材を選びましょう。室内を最適な湿度に調整して、カビやダニの発生を抑えるだけでなく、臭いも分解・吸収してくれます。具体的には、珪藻土などの塗り壁、セラミックタイル、特殊な機能を持った壁紙やクロスなどには調湿・消臭効果があります。ペットのトイレ周りに採用するだけでも効果があります。ただし、壁紙やクロスの場合は、猫の爪とぎなどによるキズに備えて硬度の高いペット対応のものを選びましょう。こうしたリフォームは、ペットだけでなく家族にとっても快適な空間になります。

カーテン

カーテンには光や熱をさえぎるだけでなくさまざまな機能があります。消臭効果の高いカーテンであれば、ペットの臭いだけでなく暮らしの中のいやな臭いも抑えられます。また、防音効果の高いカーテンは、鳴き声を外に漏らさない効果を期待できます。

ペットにも使いやすい建具や設備とは

犬がほえる理由の1つはストレスといわれています。ペットリフォームで重要なことは、人にもペットにも暮らしやすい環境を整えることです。ペットのために安心できる居場所や通り道(キャットウォークなど)を確保することは大切ですし、一方で壊れ物や触らせたくないものには近寄れないような収納を設置する、ということも大事です。建具や設備についても、通常のリフォームと考え方が異なるポイントがあります。

腰壁

犬はじゃれてよく壁に飛び付きますし、猫は爪の長さを調整するために壁などで爪とぎを行います。そのため、ペットリフォームでは腰壁を設置することがよくあります。腰壁とは、大人の腰の下あたり(おおむね90cm)までの高さの、仕上げ方が違う壁です。ペットリフォームでは、表面が硬くてつるつるした、爪がひっかかりにくい素材や壁紙を選ぶのがポイントです。ペット対応であれば、ひっかきキズに強く、また汚れも落ちやすいので安心です。

洗面台

洗面台

汚れや臭い、ノミなどを防ぐためのシャンプーは欠かせません。洗面台をペット用にリフォームすることで、小型犬であれば自宅でもこまめにシャンプーを行えます。もちろん一般的な洗面台でもシャンプーはできますが、ペット用の洗面台であれば、便利な機能が備わっています。機器によって異なりますが、ペットが立ちやすいように底部がフラットになっている(通常はさらに専用のマットを敷いて滑りにくくします)、リード用のフックが付いている、両手が使えるようにシャワーを前面に固定できたり足で水栓を操作できたりする、といった機能が備わっています。

ペットドア

室内のドアなどを、小さなくぐり戸が付いたドアに変更すれば、ペットが部屋を自由に行き来することができます。ドアを開け閉めする手間が省け、夜中にドアをひっかく音で目が覚めるといったストレスもなくなります。また、ドアを開けっ放しにしておくこともなくなるので、冷暖房効果も高まります。

窓・サッシ

窓やサッシには遮音性の高いものを選びましょう。ペットにとってはストレスになることがある、人には聞こえない音を防ぐと同時に、家の中の鳴き声も外に漏れにくくなります。二重ガラスや防音サッシは断熱性も高いので省エネにもつながります。また、換気口についても防音できれば、鳴き声などの対策になります。

工事中のペットへのケア

リフォームが始まると、大きな物音やホコリが出たり、多くの見知らぬ人が出入りしたりします。人はもちろん、ペットにとってもストレスになります。実際、こうした環境の変化によるストレスからペットが体調を崩す事例は数多くあります。リフォーム中は、ペットを工事場所からなるべく遠ざけることがポイントです。事前に、工事を行う場所からなるべく離れた部屋にペットがくつろげるスペースやトイレを確保しておきましょう。また、とくに大きな音や臭いが出る工事の場合は、外へ連れ出す、ペットホテルなどへ預けるといった対策も検討しておきましょう。

また、リフォーム中は機器の搬入や人の出入りが多くなるため、玄関や門扉、窓などが開けっ放しになることがあります。ペットが外に飛び出して迷子になるというケースもよくあるので、場合によっては、ゲージに入れる、リードを付けるといったことも必要です。

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