2006年10月に開始された、携帯電話の電話番号持ち越し制度「携帯ナンバーポータビリティ(MNP)」だが、開始後3か月経った時点で、一体どれくらいのユーザーがMNPを利用して携帯キャリアを乗り換えたのか、またその意向状況や満足度について聞いてみた。MNPの利用状況に関しては、およそ1割のユーザーが利用してキャリアを乗り換えたと答えている。MNP開始前の予想では、最大でも10%程度だろう、と言われていただけに、価格.comのユーザーは比較的高い確率でMNPを利用していると見られる。 キャリアの移動状況については、大方の予想通り、ドコモが減らし、auの1人勝ちに近い状況が見えてくる。 ただし、ソフトバンクも意外と検討しているという印象だ。 それぞれのキャリアの乗り換えに対する理由だが、auに関しては「通話品質」や「エリアの広さ」といった「通話環境」が意外と重要視されており、機能的には他社に先行したGPS機能と、「着うた」に代表される音楽配信機能も人気の理由になっているようだ。ソフトバンクは、料金プランの安さを上げる声が多く、特にキャリア内での無料メールサービスは大きなインパクトを与えたようだ。 一方、ドコモは携帯端末、利用料金のいずれもが高いと思われており、端末自体の機能やデザイン性、メール機能などへの関心は高いものの、他キャリアにユーザーを奪われる原因となっていることがわかる。
全体的に見ると、3G携帯に見られるさまざまな派手な機能よりは、電話としての基本性能、メール・インターネットを含む利用料金といった点が、MNPを利用したキャリア変更の大きな引き金となっている様子がうかがえる。
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