No.008 キッチン家電-買ってよかったこの一品-

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結果レポート

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キッチン家電-買ってよかったこの一品-

総評

キッチン家電は、デジタル家電などに比べ流行り廃りが少なく、使用年数も長いことから、それほどひんぱんに買い替えるものではない。そのため、消費者がいざキッチン家電を買い替える段になると、何を基準に購入してよいのか迷ってしまうことも少なくないだろう。

実は、キッチン家電もここ10年くらいの間に大きく進化を遂げている。1つは、スチームオーブンや、IH炊飯ジャーなどに見られる「高機能化」「高付加価値化」の流れである。これらの高機能化によって、毎日の料理がより美味しくなったり、ヘルシーになったり、簡単にできたりするようになった。これらの高付加価値製品は、多少高価でもしっかりと売れており、総じてユーザーの満足度も高い。

また、食器洗い器やIHクッキングヒーターに見られるように、家事や後かたづけの手間を大きく軽減するキッチン家電も、ユーザーから軒並み高い満足度を得ている。特に、家事の負担を大きく軽減してくれる「食器洗い機」の満足度の高さは、ほかのキッチン家電を大きく上回る評価となっている。

キッチン家電のもう1つのトレンドは「省電力化」「省エネ化」の流れだろう。特に、常時通電しっぱなしの冷蔵庫は、大容量化を行いながらも消費電力をいかに減らし、効率のよい冷蔵を行うかが、大きなテーマとなっている。地味ではあるが、その技術革新は着実に実を結んでおり、最新の大型冷蔵庫は、10数年前の小型冷蔵庫よりも省エネになっているほどだ。なお、冷蔵庫に関して言えば、最近は400Lを超える大型の製品が中心に売れているが、大容量化によってまとめ買いができるようになったことで、買い物の負担が大幅に軽減していることが、ユーザーの満足度に大きくつながっていることもわかった。

最近のキッチン家電は、単純に「必要だから」というより、「より生活を豊かに、便利にしてくれるから」という理由から購入されることが多い。それだけに、各家電メーカーもさまざまな工夫を凝らしながら、より便利な機能を搭載したり、より省エネ化を進めたりして、魅力あふれる製品を数多く世に送り出している。機会があったら、一度、価格.comのクチコミ掲示板をのぞいてみてほしい。そこには、これらのキッチン家電を購入したことで、大きな満足を得ている多くのユーザーの声が寄せられているはずだ。

新・三種の神器 「食器洗い機」「IHクッキングヒーター」「生ごみ処理機」は
所有率20%以下と低水準

キッチン家電でもっとも長く使っているものは「冷蔵庫」と「電子レンジ・オーブンレンジ」、次いで「炊飯器」という回答になった。これらの製品は、家庭のキッチンでは必需品であり、所有率も95%以上と高いが、さほど買い替えるものではなく、3年以上使用している人が50%を超えている。ただし、この3種のうち「炊飯器」だけは、1〜2年以内に買い替えたという人も44%に上っており、昨今の「IH炊飯ジャー」の人気を裏付ける結果となっている。
なお、「新・三種の神器」といわれている「食器洗い機」「IHクッキングヒーター」「生ごみ処理機」については、所有率がほぼ20%以下とまだまだ低い水準だ。この中では「食器洗い機」が頭ひとつ飛び抜けており、30%近い所有率となっているのが印象的だ。

【図1.現在お持ちのキッチン家電は購入からどのくらい経過していますか?】

キッチン家電を購入してからの経過のグラフ

「購入して生活に大きな変化があった製品」― 1位は「食器洗い機」次いで「冷蔵庫」、「電子レンジ・オーブンレンジ」

この質問に対して、もっとも多かった回答が「食器洗い機」。ほぼ同率で「冷蔵庫」が続く結果となった。

まず、堂々のトップに輝いた「食器洗い機」だが、フリーアンサーの内容を見てみると、かなり満足度が高いことがうかがえる。もっとも多かったのは、「食後の片付け時間が短縮され、食後の家族団らんなどに使える時間が増えた」というもの。ほかにも「手荒れがなくなった」「節水になっている」「仕上がりがきれい」など、機種を問わず、購入してよかった家電製品のナンバーワンという結果になっている。

次点の「冷蔵庫」に関しては比較的耐久年数の高い製品であるため、10年くらい前の製品を使い続けている方も多いだろう。そうしたユーザーが、最近の大型の冷蔵庫に買い替えた例が多く、「容量が大幅に増えて、買いだめができるようになった」という意見が多数を占めた。また「自動製氷機能が便利」と答えた方が多かったのも印象的だ。このほか、ずっと通電しておくものだけに「電気代が節約になった」と答えていた方も目に付いた。

3位になった「電子レンジ・オーブンレンジ」では、「オーブン機能を活用するようになって、料理の幅が広がった」という意見が多かった。話題の「スチームオーブン」を購入された方では「魚もやけるのでグリルを使わなくなった」といった意見も見られた。

このほか、「IHクッキングヒーター」では、「手入れが楽になった」「安全」といった意見のほかに、「ガス代よりも大幅な節約ができる」など、料金に関するメリットが多いことがわかる。また、「ホームベーカリー」は、「パンが美味しいので外で買わなくなった」「素材にこだわるようになり健康志向になった」、「炊飯器」は「ご飯が圧倒的においしくなった」などの評価が寄せられている。

【図2.購入したことで、生活に大きな変化があったと思われる製品を
ひとつだけお選び下さい】

購入したことで、生活に大きな変化があったと思われる製品のグラフ

【図3.選択した製品について、どのように生活が変わったのか
ご自由にお書きください(抜粋)】

製品名      コメント 年齢 性別
食器洗い機 共働きのため朝晩だけの使用であるが、食器洗いにかけていた時間が無くなり、朝出かける前に食器を放り込みスイッチを押すと帰ってきたときにはきれいに、尚且つ乾燥しておりそのまま夕食に使用することもできるようになった。しかも、手で洗うよりピカピカです。 20代 男性
食器洗い機 時間のないときでも食洗機に放り込めば乾燥まで完了するので大助かり。おかげでシンクに食器をためることなくいつもきれいに片づいてて気持ちいい(^o^)
自分で洗う手間が省けるので、取り皿など食器をふんだんに使うようになり、おなじメニューでも食事が華やかに見える様な気がする。
40代 女性
冷蔵庫 今まで20年物の冷蔵庫を親の代から特に不自由がないのでそのまま使い続けていましたが、買い替えを決意。選んでて気がついたのは最近の冷蔵庫はみな奥行きが結構あるということ。
新しい冷蔵庫が届いてまず驚いたのは運転時の静かさ、比べものになりませんでした。自動製氷機能も以前のものにはなく、氷を大量に使うこの時期には大変重宝しています。ドアポケットも2列になり牛乳パックや麦茶ポットも多く入り大助かりです。古い冷蔵庫についていたガラス棚と氷ストッカーは外して新しい冷蔵庫でも活躍しています。
30代 男性
冷蔵庫 新婚時に大型冷蔵庫を購入し、材料のストックやまとめ買いが可能に。結果、食費の大幅節約ができることを再確認。「大型でなくても」といっていた旦那ですが、今では、「今のサイズでさらに容量が大きな冷蔵庫がいいね」と新商品の購入を検討しています。高価格な商品でも、自分たちの生活にあったものであるのなら、結果として高い買い物にはならないと、家計の面からもしっかり認識できた買い物でした。 30代 女性
電子レンジ・
オーブンレンジ
簡単に温めや解凍ができるのでテイクアウト食品や冷凍食品の購入が可能となり、料理の負担がへりました。また本格的な煮込みや焼き料理も簡単にでき料理のレパートリーが増えました。 30代 女性
電子レンジ・
オーブンレンジ
シャープのヘルシオを購入したが、メニューの豊富さに加え、スチーム機能のお陰で食卓に出てくるものが増えた。『朝食メニュー』のお陰で妻の朝食の支度も楽になった様子。ドラム式洗濯機なども一緒に購入したが、これが一番役に立っている。 30代 男性
IHクッキング
ヒーター
IHヒーターはガス機器と使い勝手がかなり違うため、使用する鍋やフライパンをかなり変更した。(オールメタル対応でもやはり効率が悪くなってしまうので買い替えてしまう)
また、オール電化を導入することが必然だったため、電気の使用プランが変更になった。それに伴い、充電や電気を使用する時間、特に23時〜7時までの割引時間帯に電気製品を集中して使うようになり、深夜でも騒音の少ない電化製品を選ぶようになった 。
30代 男性
IHクッキング
ヒーター
卓上タイプのIHですが、タイマー機能で目を離すことが出来たり、揚げ物温度設定などで温度管理が楽になりました。油に火が引火するなどあり得ないという安全性は心配性の私には心強いです。
リビングに常に出してあり、別の家事と平行して使うことが多いです。
30代 女性
ホームベーカリー 焼きたてのいいにおいが最高。ミミを美味しいと思ったのは初めて。余分な成分がないので安心。もう、スーパーでパンは買わない。ちゃんとしたパン屋では菓子パンなら買う。いつでも作れる。「あしたはサンドイッチ」って時に夜中でもセット(タイマー)できる。 30代 女性
炊飯器 炊飯器についてですが、購入してからお米のことについていろいろと勉強させられることがあり、美味しいご飯を炊くために手間をかけるようになったこと。
また、この炊飯器の購入のために結構予算を使ってしまい、米代を節約することになったため、毎月の生活費としては節約するようにつながったことです。
30代 男性

冷蔵庫・食器洗い機は「サイズ」 ホームベーカリーは「機能性」
IHクッキングヒーターは「お手入れのしやすさ」を重視

人気のキッチン家電製品6つに関して、購入の際に重視した項目を抽出してグラフ化したものがこれだ。全体的には、「機能の充実性」と「価格」を重視して購入する傾向が見て取れるが、「冷蔵庫」と「食器洗い機」については、「サイズ」を重視すると答えた人が多かった。いずれも、日本のキッチン事情を反映したもので、冷蔵庫に関しては、キッチンのスペースにきちんと収まるサイズで、なるべく庫内容量の大きいものが好まれる。また、食器洗い器については、シンク脇の限られたスペースにいかに設置できるかが、製品選びの大きなポイントとなる。この2つについては、サイズ・容量をじっくり吟味するユーザーが多いのが特徴だ。
そのほか、特徴的なのは、「ホームベーカリー」で「機能性」を重視するユーザーが多かったのと、「IHクッキングヒーター」で「お手入れのしやすさ」を重視するユーザーが多かった点が挙げられる。前者は、パン以外にも、餅やヨーグルトなどさまざまなものを作れるかどうかを購入のポイントにする人が多く、また、後者については、天板の素材や凹凸などによって、汚れなどをいかに簡単にふき取れるかがポイントとなっていることが見て取れる。
一方、近ごろよく耳にする「エコ家電」に代表される「消費電力」の点に関しては、残念ながら、あまり製品選びのポイントとはなっていないようだ。

【図4 .現在お持ちの製品について、それぞれあてはまるものを3つお選び下さい】
(図2で変化があったと選択された上位6商品をピックアップ)

現在お持ちの製品についてのグラフ

9割以上が「環境について考える」
〜製品選びの際には多少なりとも環境を気にかける傾向に

省エネ、節水に関しては、ほとんどのユーザーが関心を持っている結果となった。「やや考える」としたユーザーが52.7%ともっとも多く、「非常に考える」の39.5%を上回っており、製品選びの際には、多少なりとも気にはかけている、といった様子がうかがえる。ただ、図4で見たように製品選びの決め手とはなっていないようで、あくまでも「気にかけている」程度の関心度であることがわかる結果だ。

【図5.キッチン家電購入の際、省エネや節水など環境について考えますか?】

キッチン家電購入の際、省エネや節水など環境について考えるかのグラフ

自分で調べて購入するというスタイルが定着!

購入の際に参考にするものとしては、やはり「価格.com」と答えた方がもっとも多く、30%を超えるユーザーが価格.comの情報を参考にしているという結果になった。次点は「メーカーサイト」が16.9%で続き、ユーザーが積極的に情報を取りに行っている姿が明らかになった。「販売店の店員」という意見は11.9%とさほど高くなく、ネットでの評判や、細かい機能などを、自分で調べて購入するというスタイルが定着してきているようだ。

【図6.キッチン家電の購入の際に参考にするものはなんですか?】

キッチン家電の購入の際に参考にするもののグラフ

◎アンケート期間:
2007年7月27日〜2007年8月9日
◎アンケート回答者数:
487人
◎男女比率:
男66.3%、女33.7%

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