No.023 最新ゲーム機対決! -ゲームで遊ぶ頻度はどのくらい?-

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結果レポート

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最新ゲーム機対決!-ゲームで遊ぶ頻度はどのくらい?-

総評

今年の年末は家庭用ゲーム機が盛り上がりを見せている。次世代ゲーム機と呼ばれた「PS3」「Wii」「Xbox 360」も、それぞれすでに発売から2年以上が経過し、それぞれの特色を生かしたゲームタイトルが多く発売されている。昨年までは、それほどゲームに強くない一般のユーザーに新たなゲームの楽しみ方を提案した「Wii」が一人勝ち的な様子を呈していたが、ここへ来て、ほかの2機種も、キラーとなるタイトルが徐々にそろってきており、巻き返しを図っている。またこの2機種は、この秋それぞれ大幅な値下げを行ったこともあり、従来からのゲーマーもこれらの次世代機に乗り換えつつあるといえる。
携帯ゲーム機では、昨年までは「ニンテンドーDS」の圧勝という感じだったが、この夏以降、空前のヒットとなった「モンスターハンターポータブル 2ndG」(カプコン)の効果で息を吹き返したPSPの動向にも注目が集まっている。元々ゲーム機としての性能がかなり高いPSPだが、価格改定による値下げとカラーバリエーションの増加、そしてキラータイトルの投入によって、その価値が見直されている。

今回の調査結果でも、こうした混戦の様子が明らかになった。所有シェアでは、昨年大きなリードを取っていた任天堂勢にまだまだ分があるものの、ここ1年で見る限り購入数の差は明らかに縮まっており、特に据え置き型ゲーム機ではその差がだいぶ小さくなっている。
ユーザーが遊ぶ頻度においても、任天堂勢の勢いがだいぶ弱まっているのに対し、ソニーやマイクロソフトのプレイ頻度はかなり高い。結局のところ、ユーザーが遊びたいと思うようなキラータイトルが出るかどうかにかかっているのだが、発売から3年が経過したXbox 360は今年の夏以降、国産のキラータイトルが数多く発売され、シェアを大きく伸ばしている。発売から2年が経ったPS3も、ようやくビッグタイトルが充実してきたところで、徐々にシェアを伸ばしている。これら2機種のゲームタイトルは、やりこみ度も高く、多くのゲーマーの心を着実にとらえてきているといえそうだ。これに対し、Wiiのほうはなかなかこれといったキラータイトルが出ず、やや苦戦を強いられている。

携帯ゲーム機に目を向けると、ニンテンドーDSの所有シェアは相変わらず高いものの、プレイ頻度はここ1年で落ちてきており、こちらもややヒット作不足が響いている。ニンテンドーDSで人気なのは、昨年とほぼ変わらない「脳トレ」「どうぶつの森」(任天堂)などのタイトルで、今年発売されたタイトルは人気の上位になかなか入ってこないという結果になっている。期待の大作であった「ドラゴンクエストIX」(スクウェアエニックス)の発売も来春に延期され、この年末は苦戦しそうな勢いであるが、先日新発売された新モデル「DSi」がどこまで伸びるかに注目が集まる。
これに対して、今年の夏以降大ヒットをとばしたPSPの「モンスターハンターポータブル 2ndG」の支持率は非常に高く、PSPのシェアはここ1年でだいぶ伸びている。ただ、PSPにも、これに続くビッグヒットがないのは確かで、モンハン頼みという図式はまだ変わっていないのが現状だ。

今年の年末のゲーム機を取り巻く状況をひと言で表すなら、「任天堂の勢い低下とそれ以外の勢力の伸張」ということになるかと思うが、どのゲーム機も必ずしも万全という状態ではなく、この年末のゲーム機市場は各機種入り乱れての混戦模様になると思われる。今後のカギを握るのは、「ドラゴンクエスト」「ファイナルファンタジー」といった人気シリーズの発売だが、これらのシリーズ頼みではこれまでと何ら変わることがなく、新しい展開は望めない。今年大きくヒットしたPSPの「モンスターハンターポータブル 2ndG」や、Xbox 360の「テイルズ オブ ヴェスペリア」(バンダイナムコ)など、新たなキラータイトルの登場が唯一の明るい話題といえるが、ユーザーのゲーム離れを止めるためにも、こうした新たなヒットタイトルをコンスタントに出していけるかどうかが、今後の各ゲーム機の将来を占うカギとなりそうだ。

Wii、ニンテンドーDSにも陰り。PS3、PSP、Xbox360が好調!

所有しているゲーム機の種類では、携帯ゲーム機の「ニンテンドーDS」がダントツのトップで、60%以上の所有率を示した。次点に同じ携帯ゲーム機の「PSP」と、任天堂の「Wii」がほぼ同率で並ぶが、これらの所有率は40%にも満たず、首位と次点との間には相当な開きがあるといえる。発売以来、既存のゲームユーザー以外の多くの人にリーチしてきたニンテンドーDSの強さは、一時期品切れを起こすほどの売れ行きで、すでにかなり多くの人が所有しているという結果になった。
しかし、ここ1年間に購入したゲーム機の割合で見ると、昨年まで好調な売れ行きを見せていたニンテンドーDSならびにWiiの任天堂製ゲーム機にも陰りが見えていることがわかる。ニンテンドーDSの場合は、発売からすでに4年ばかり経過しているのと、その所有率の高さから、販売台数に陰りが出てくるのも自然な流れであろうが、2年前に発売され人気を呼んだWiiのほうは、大ヒットをとばした「Wii Fit」に続くキラータイトルのなさもあり、伸びが鈍化している様子が見て取れる。 一方、この1年で見ると、ソニーの「PSP」と「PS3」、そしてマイクロソフトの「Xbox 360」のいずれもが2ポイント以上の伸びを示している。特に発売時期が早かったPSPについては、昨年の調査ではそのシェア低下が心配されたが、カプコンの「モンスターハンターポータブル 2ndG」がキラーヒットを飛ばしたことによって、本体の売り上げも急増した形だ。PS3については、発売当初はゲーム機としては価格が高いこともあって、予想されたほどの販売には至らなかったが、昨年の値下げによってお買い得感が増したこともあり、徐々にシェアを上げつつある。また、日本市場では苦戦が伝えられるXbox 360も、この夏以降RPGのビッグタイトルが続々投入され、本体価格もエントリーモデルなら19,800円からという値下げを行ったこともあり、これまで購入を躊躇していたゲーマー達にも浸透しつつあるようだ。

【図1-1、ゲーム機別所有率】

ゲーム機別所有率のグラフ

【図1-2、1年以内に購入したゲーム機(前回調査との比較)】

1年以内に購入したゲーム機(前回調査との比較)のグラフ

遊んでいる頻度:1位Xbox360
次いでPS3、PSP

各ゲーム機別にプレイしている頻度を聞いた。ここでも、任天堂のゲーム機が全体的にプレイ頻度が低いのに対し、その他のゲーム機のプレイ頻度が高い傾向が顕著に見て取れる。
もっともプレイ時間が長いゲーム機はXbox 360で、「ほとんど毎日」が19.5%、「週に2〜5日」を入れると45.8%にも上る。ソニーの「PS3」「PSP」もほぼ同様の傾向で、40%を超えるユーザーが、週に2日以上はプレイするという結果になった。これらのゲーム機は元々「やりこみ度」の高いゲームが多く、ヘビーゲーマーも多いことから、順当な結果と見ることができるが、中でも注目したいのは携帯ゲーム機でありながらも据え置きゲーム機並みのプレイ頻度を誇る「PSP」であろう。ここにも、前述の大ヒットタイトル「モンスターハンターポータブル 2ndG」の影響が色濃く見える。
これらのゲーム機に対し、全体的にプレイ頻度が低い任天堂のゲーム機であるが、特に「Wii」のプレイ頻度の低さが目立つ。Wiiでは週に2日以上はプレイするとするユーザーが21.5%(ほぼ毎日と答えたユーザーはわずか5.9%)で、Xbox 360、PS3と比べると約半分という結果になった。また、「月に1日以下」「今はほとんどやっていない」というユーザーの数が半数以上の52.7%に達するなど、ゲーム離れが顕著である。元々シンプルで単純なゲームが多いWiiであるが、ここへ来てキラーヒットの不作が大きな不安要素となっていることがうかがえる。

【図2、各ゲーム機で遊んでいる頻度】

各ゲーム機で遊んでいる頻度のグラフ

この半年間で最も遊んでいるゲーム機は、ニンテンドーDS!
PS3、PSPがWiiを追い抜く!

この半年間でもっともプレイしているゲーム機を聞いたところ、やはりシェアの高い「ニンテンドーDS」がダントツのトップとなった。興味深いのは、次点のゲーム機で、シェアでいえば二番目の「Wii」が、ソニーのPSP、PS3に追い抜かれる結果となっている。前回調査との比較で見ても、ニンテンドーDSとWiiはそれぞれポイントを落とし、逆にPSPとPS3は大きくポイントを上げている。ニンテンドーDSについては、所有シェアが高いのと、ほかのゲーム機を持っていないライトユーザーが多いため、ポイントはいまだ高めであるが、下げ率でもダントツのトップとなってしまっている。
図2の結果とも大きく関連するが、ニンテンドーDSやWiiは最近キラータイトルとなるゲームに恵まれておらず、昨年に比べると全体的にプレイ時間も減っている傾向が見て取れる。これに対し、「モンスターハンターポータブル 2ndG」の大ヒットで波に乗っているPSPと、ようやくビッグタイトルがそろってきた感のあるPS3は、プレイ時間も順調に伸びているようだ。
なお、最下位のXbox 360に関しては、昨年よりもポイントを伸ばしたものの、ライバルとなるPS3には大きく差を開けられる結果となった。ただし、この結果は所有シェア(図1)とほぼ連動しており、図2の結果とも合わせて考えると、なかなか健闘していると見るのが妥当だろう。

【図3-1、
この半年間で最も遊んでいるゲーム機(いずれかのゲーム機を所有している人)】

この半年間で最も遊んでいるゲーム機(いずれかのゲーム機を所有している人)のグラフ

【図3-2、この半年間で最も遊んでいるゲーム機】

この半年間で最も遊んでいるゲーム機のグラフ

PS3、PSPではゲーム以外の機能の使用が多い。
携帯ゲーム機では、無線LANの使用が多い。

ゲーム機に搭載される各種機能をどれくらい使っているのかその使用経験を聞いた。
まず、据え置き型のゲーム機であるが、全体的に見て、インターネットブラウジング機能と動画再生機能の使用経験は全体的に高めで、オンライン対戦やゲームダウンロード購入も、そこそこ認知されている様子がうかがえる。ただ、この割合は機種によって異なっており、ブルーレイ再生や強力なブラウザ機能を搭載するPS3では、インターネットブラウジングや動画再生が高めなのに対し、ネットワーク機能が充実しているXbox 360では、オンライン対戦やダウンロード購入の割合が高い。このあたりは、それぞれの機種の特性を示しており興味深い。いっぽう、任天堂のWiiに関しては、全体的にゲーム以外の機能の使用経験が低めで、インターネットブラウジングだけは56.3%という結果になったが、それ以外の項目では50%を下回っている。Wiiの特徴のひとつでもある「ゲームタイトルのダウンロード購入」についても、使用率は47.5%とやや苦戦している。
携帯ゲーム機に目を移すと、PSPでは搭載される機能(音楽/動画再生、インターネット接続)の使用率が全体的に高めであり、ゲーム以外にもメディアプレーヤーやインターネット端末としても利用されている様子がわかる。いっぽうのニンテンドーDSは、無線LANを使った通信プレイを使ったことのある人はかなりの割合にのぼるが、それ以外の機能については全体的に低めという結果になった。ただ、ニンテンドーDSの場合は、元々持っている機能がさほど多くないため、この結果はある意味で順当ともいえる。

【図4、ゲーム機で使用したことのある機能(複数回答可)】

ゲーム機で使用したことのある機能(複数回答可)のグラフ

ゲーム機で使用したことのある機能(複数回答可)ポータブル編のグラフ

ゲームソフトの購入頻度:3ヶ月〜半年の間に1本程度
ゲーム機別ではXbox360が最も多い。

ここ1年でどれくらいのゲームソフトを購入したのかを聞いてみた。
全体的には、「1〜2本」あるいは「3〜5本」というゾーンがほとんどを占めており、だいたい3ヶ月 〜半年の間に1本程度の割合でゲームを購入するという人が多いようだ。
機種別に見てみると、Xbox 360におけるゲーム購入率の高さが群を抜いている。ほかのゲーム機では、「1〜5本」と答えているユーザーがもっとも多く全体の7割前後を占めているが、Xbox 360だけは「6〜10本」と答えたユーザーが31.3%もおり、11〜15本と答えたユーザーも11.0%いるなど、かなりのゲーム購入本数になっている。ここ1年で発売されたタイトルが多いこともあるが、この高倍率の高さには驚かされる。Xbox 360にヘビーゲーマーが多いことが裏付けられた結果だ。
PS3も比較的多くのゲームを購入するユーザーが多いが、まだヒットタイトルが少ないこともあって、Xbox 360に比べると購入率は低い。
なお、ここ半年でのゲームプレイ時間が長いPSPだが、ゲーム時間に比例してゲームタイトルの購入も活発になっているかというとそうではない。36.6%が1〜2本しかゲームを購入しないと答えていることからもうかがえるように、PSPの場合、やりこみ度の高い「モンスターハンターポータブル 2ndG」などのゲームをずっとやり続けるという傾向があるようだ。モンハン人気で好調なPSPではあるが、それ以外のタイトルでキラーコンテンツが出ないのが、悩みの種といえるかもしれない。

【図5-1、最近1年で購入したゲームソフトの本数(全体平均:4 .2本)】

最近1年で購入したゲームソフトの本数(全体平均:4 .2本)の本数のグラフ

【図5-2、最近1年で購入したゲームソフトの本数(ゲーム機別集計)】

最近1年で購入したゲームソフトの本数(ゲーム機別集計)のグラフ

PS3ではリアルなグラフィックを駆使したソフトが人気。
Wiiではファミリー向けのタイトルが人気。

各機種ごとにこの1年でもっともおもしろかったゲームタイトルを聞いた。
まず、PS3だが、注目のビッグタイトルとして期待されていた「METAL GEAR SOLID 4」が順当な1位で、次点に「グランツーリスモ5 プロローグ」が入った。いずれもリアルなグラフィックを駆使したPS3らしいゲームである。
PS3のライバル機と目されるXbox 360では、同機が得意とする高速シューティングゲームを抑えて、国産RPG「テイルズ オブ ヴェスペリア」が堂々の1位となった。「テイルズ」は、今でも店頭で品切れを起こしている人気タイトルで、今年後半のXbox 360の躍進の元になったゲームだ。
任天堂のWiiについては、昨年末のヒットタイトル「Wii Fit」に続いて4月に発売された「マリオカートWii」が人気となっている。任天堂らしいファミリー向けのタイトルであるが、これに続くヒット作が出てこないのがやや気になる点ではある。
携帯ゲーム機では、ニンテンドーDSは、昨年に引き続いて「脳トレ」「おいでよ どうぶつの森」が人気を博すいっぽうで、「リズム天国ゴールド」のような新タイトルも人気になっている。「マリオカートDS」「ポケットモンスター プラチナ」などの定番ゲームも上位に入っており、こうした定番ゲームの人気に支えられている様子がうかがえる。PSPについては、ダントツで「モンスターハンターポータブル 2ndG」が圧勝。その他のタイトルにいまひとつ票が集まらないのが若干気になる点ではある。

【図6、図3で選択したゲーム機で、この1年で最も面白かったゲームソフト】

今後期待しているシリーズは「ドラゴンクエスト」と「ファイナルファンタジー」!

今後期待しているゲームタイトルをうかがったところ、やはりダントツのNo.1は、ニンテンドーDS用タイトルとして、最新作「9」の発売が来春予定されている「ドラゴンクエスト」シリーズ。最近ヒットタイトルのないニンテンドーDSユーザーにとっては待望の一作であろう。続いてドラクエと人気を二分する「ファイナルファンタジー」シリーズが次点につけた。日本国内においては、この2シリーズの人気はいまだ衰えることがないようだ。これらのビッグタイトルの発売いかんで、ゲーム機の売り上げも大きく変わることが予想される。なお、今年大ヒットをとばした「モンスターハンターポータブル」も、これら二大タイトルに続く期待のシリーズになってきている。

【図7、今後期待しているゲームソフト、またはシリーズ名(回答者数:3,458人)】

製品名 回答数
ドラゴンクエストシリーズ 338人
ファイナルファンタジーシリーズ 170人
ドラゴンクエスト9 138人
ファイナルファンタジーXIII 113人
モンスターハンターポータブル 90人

今後欲しいゲーム機はPS3が34.1%とトップ!

今後ほしいゲーム機を聞いたところ、PS3が34.1%でトップとなった。昨年の調査では、PS3(26.9%)とWii(27.9%)が人気を二分していたが、今年は値下げ効果もあってかPS3のほうが人気となっている。Wiiは昨年よりもややポイントを落とした結果だが、それでも26.7%の人がほしいと答えている。
昨年よりも大きくポイントをあげたのがPSPだ。昨年調査ではわずか6.6%だったが、今年は12.6%も上げて19.2%にまで至っている。ニンテンドーDSも昨年の8.4%より若干ポイントを上げたが、その伸びは鈍化していると見るべきだろう。最下位のXbox 360についても、昨年の3.7%よりは大きくポイントを上げており、善戦していると見ることができる。

【図8、今後欲しいゲーム機】

図8、今後欲しいゲーム機のグラフ

調査エリア:
全国
調査対象:
価格.comID 登録ユーザー
調査方法:
価格.comサイトでのWebアンケート調査
回答者数:
6,216人
男女比率:
男88.8%:女11.2%
調査期間:
2008年10月20日〜2008年10月27日
調査実施機関:
株式会社カカクコム

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