ホーム > 価格.comリサーチ > 結果レポートバックナンバー > No.075 NISA(ニーサ)についてのアンケート-投資に関する新制度、知ってる?使ってる?-
価格.comリサーチ

結果レポート

リサーチの新着お知らせをRSSで受け取る

No.075 NISA(ニーサ)についてのアンケート-投資に関する新制度、知ってる?使ってる?-

価格.comリサーチ第75回のテーマは、話題の制度「NISA(ニーサ)」。NISAは、今年1月からはじまった投資に関する非課税制度。今回はそのNISAの認知度から利用状況まで、幅広くお伺いしました!話題の制度に対する、みんなの本音をチェックしてみましょう。


「マネー」カテゴリーに「NISA(ニーサ)口座比較」コンテンツを展開する価格.comでは、「NISA(ニーサ)」(少額投資非課税制度)開始直後の2014年1月に「NISA(ニーサ)」の利用状況に関するアンケートを実施しました。その結果40代以上の男性を中心に約4,000件の回答を得ることができ、この新制度への関心の高さがうかがえました。 アンケートからは「NISA(ニーサ)」の名称が広く浸透している半面、「NISA(ニーサ)」制度そのものへの理解が進んでいないこと、実際に「NISA(ニーサ)」を活用しているのが従来から投資を積極的に行ってきた層であり、新規参入層の利用は進んでいないこと、潜在的にはまだ「NISA(ニーサ)」口座開設ニーズがあることなどが浮き彫りとなりました。

「NISA(ニーサ)」の認知度:「よく知っている」、「ある程度知っている」と答えた人は全体の54%、「名称のみ知っている」と答えた人を加えると全体の86%に達しており、短期間で対象者への浸透に成功しているといえる

【図1-1 NISAの認知度】

【図1-1 NISAの認知度】

それまで「日本版ISA」と便宜的に呼ばれていた「少額非課税投資制度」が、公募により「NISA(ニーサ)」と名づけられたのは昨年(2013年)4月末。それからわずか8か月で制度がスタートしたにもかかわらず、「NISA(ニーサ)」の認知度は予想外に高いものとなっている。これは、アンケートの回答者が「NISA(ニーサ)」のアンケートに自発的に答えた人たちのグループであることを考えても十分高いものといえる。

「NISA(ニーサ)」認知のきっかけ:「テレビ・ラジオ」35%、「インターネット」26%、「新聞・雑誌」20%

【図1-2 NISAを知るきっかけとなったもの】

【図1-2 NISAを知るきっかけとなったもの】

「NISA(ニーサ)」を知ったきっかけとしては、「テレビ・ラジオ」(35%)、「インターネット」(26%)、「新聞・雑誌」(20%)の順となっており、短い期間に政府、証券業協会、各金融機関が大規模な広告を打ち、制度の普及、口座の獲得に努めたことが制度の浸透に奏効したものと思われる。

「NISA(ニーサ)」口座開設率:全体の26%が口座を開設済み。興味はあるがまだ開設していないと答えた人がそれを上回る33%にのぼる。また、投資経験の豊富な人ほど開設率が高い傾向。一部には新規投資家層の参入も見られるが、割合的には少数にとどまる

【図2-1 NISA(ニーサ)口座開設率】

【図2-1 NISA(ニーサ)口座開設率】

【図2-2 興味はあるがNISA(ニーサ)口座を開設していない理由】

【図2-2 興味はあるがNISA(ニーサ)口座を開設していない理由】

価格.comリサーチの回答者ですでに「NISA(ニーサ)」口座を開設したと回答した人は、全体の約4分の1となる26%だが、それを上回る33%の人が「興味はあるが、まだ開設していない」と答えている。潜在的にはまだまだ口座増加の余地があることがうかがえる。まだ「NISA(ニーサ)」口座を開設していない理由としては、「知識・経験が乏しい」「資金がない」「制度のメリットがわからない」などが多く見られた。

【図2-3 投資経験別NISA(ニーサ)口座開設率】

【図2-3 投資経験別NISA(ニーサ)口座開設率】

また、投資経験の長さと「NISA」口座の開設状況をクロス集計した結果、投資経験の長い人ほど、「NISA(ニーサ)」口座の開設率が高い傾向にあることがわかった。特に投資経験が5年以上の回答者では約半分にあたる48%がすでに「NISA(ニーサ)」口座を開設済みである一方で、過去投資経験のない人で「NISA(ニーサ)」口座を開設した人は4%にとどまっており、新規の投資家層を十分取り込めているとはいえない状況だ。
ただし、過去に投資経験のない人でも、32%の人が「興味はあるが開設していない・または開設する予定がある」と答えており、今後この層を確実に取り込んでいくことがそもそもの「NISA(ニーサ)」制度の成否の鍵となる。

次のページ:「NISA(ニーサ)」口座の開設先は?

関連コンテンツ

バックナンバー

価格.comリサーチお知らせメールに登録しよう!

このページの先頭へ