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第5回 遺言のついでにお葬式のことも 〜自分のお葬式プラン〜
2005.10.27
あなたがもし亡くなったとしたら、遺された家族が最初にアタフタしちゃうのは「お葬式」のことです。遺言を書いて安心してしまわないで、ついでと言っちゃなんですが「お葬式」の指南もちゃんとしておいてあげたいものです。

実をいうと、お葬式が終わった後の家族の心の中は、「本当にこれで喜んでくれているだろうか・・・」という不安が残りがちなんです。そういうときに「こうしてくださいね」と遺しておいてあげたら、家族は気持ちの上でもとっても助かるんですよ。 そこで、いい機会ですから、ご自分のお葬式プランをちょっと考えてみませんか?
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最近静かなブームとなっている、エンディングノート(遺言ノート)に記入するのもいいですが、まずは基本的な内容を、あなたの身近なものに書いておき、考えがまとまってからノートを購入してもいいと思います。

それでは、ご自分のお葬式を考える時の基本的な内容を紹介しましょう。

まずはお知らせする範囲(お葬式へ呼ぶ方の人選)です。
たとえ一緒に住んでいた家族でも、交友関係って案外分からないものなんです。これが分からないで右往左往しちゃう喪家がとっても多いので、お葬式で知らせてほしい人のリストと連絡先を書いておきましょう。逆に、知らせないでほしい人のリストや、お知らせする時期(お葬式の前・後)も用意しておくと親切ですね。年賀状のやり取りなどを見ながら考えると、うっかり忘れちゃった!ということも防げますよ。
お知らせする範囲(人数)が、すなわちお葬式の規模(大きさ)になります。
規模が大きいと、お葬式の費用も大きくなりますから、その辺もじっくり考えながら書いてくださいね。

次に自分の経歴(パーソナルデータ)です。
生年月日、略歴、趣味のこと、大切にしていること(又は物)、座右の銘など、ご自分を振り返って書いてみて下さい。このほかに、菩提寺とお墓の有無や宗派、連絡先、家の家紋なども、分かる範囲で書いておいてあげてくださいね。通帳や印鑑など貴重品の場所と内容を書いておくのも忘れずに。

お葬式自体への要望をまとめておくのも大切な準備です。
「祭壇」は質素にしたいのか、人並みがいいのか、華やかにしたいのか。
スタンダードな白木の祭壇がいいのか、お花でいっぱいの花祭壇にしたいのか。どんな種類のお花が好きなのか。

他にも「返礼品」「お料理」「お礼状の文面」「棺の中へ入れてほしいもの」「最後に着たいお洋服」などなど。
あなたが「こういう内容が良いなあ」と思うことを自由に書いてみましょう。インターネットで「葬儀」と検索すると、何千もの葬儀社のホームページが出てきますので、それらの写真などを参考に考えてみて下さい。

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あ、そうそう。 ご自分の遺影用の写真を用意しておくことも大切ですよ。
家族が古いスナップ写真を引っ張り出してきて「あーでもない」「こーでもない」とバタバタする中で選ばれたお顔が、その後ずーっと飾られるのが嫌だという方は、ご自分で好きな写真を選んで「これを使って下さい」と、一言書いておきましょう。
女優の桃井かおりさんは、ご自分の遺影写真はもちろん、参列者の席順やお料理、返礼品までもしっかり段取りしているそうです。きっと彼女らしい、個性的でステキなプランなんでしょうね! ぜひ見習いたいものです。

最後に注意事項です。
せっかく作ったお葬式プランが、お葬式が終わったあとに出てきちゃったらシャレになりません! 「こんなの書いておいたから」と、折を見て家族に伝えておくか、すぐ分かる場所にしまっておくのを、くれぐれも忘れないでくださいね。

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