弔辞とは?知っておきたい弔辞のマナーと例文

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弔辞とは?知っておきたい弔辞のマナーと例文 公開日:2016年2月9日

弔辞とは故人に贈る別れの言葉

弔辞とは亡くなってしまった悲しみやその人を悼む気持ちを表す、故人へ贈る別れの言葉。葬儀では宗教を問わず弔辞が読まれるのが一般的で、故人と親しかった人が依頼されます。
葬儀の規模にもよりますが、事前に3〜5人を代表として選ぶことが多いようです。もしも弔辞を依頼された場合は快く引き受けるのが礼儀です。

弔辞のマナーと注意点

弔辞の流れとマナー

大判の奉書紙か巻紙に薄墨で書き、表に「弔辞」と書いた奉書紙で包むのが正式な弔辞です。
しかし最近では便せんに万年筆やペンで書いて白い封筒に入れるという略式が増えています。
この略式で使う封筒は二重ではなく一重のものを選びましょう。二重の封筒は「不幸が繰り返される」イメージで演技が悪いとされているからです。

葬儀の際、弔辞を読むときの流れは次の通りです。

  • 1司会者から名前を呼ばれたら起立して、遺族に一礼してから祭壇前に進みます。
  • 2左手で「弔辞」と書いた面が上になるように封筒を持ち、右手で本文を取り出し、封筒を下にして右手で便せんを開きます。(略式の場合)
  • 3遺影に向かって一礼し、両手で弔辞を捧げ持ってゆっくりと読み上げます。
  • 4読み終えたら便せんを封筒に戻し、表書きを霊前に向けて捧げます。
  • 5遺影に一礼、遺族に一礼して席に戻ります。

弔辞の目安は3分程度

前述のように、弔辞を読み上げる人は3〜5人が一般的なので、一人があまり長々と読み続けるのは望ましくありません。
一人あたりの奉読時間は3分程度、字数にして1000字程度を目安としましょう。
弔辞の書き方については事項で具体的に説明しますが、忌み言葉を使わず、故人のマイナスイメージになるエピソードには触れないように。奉読の際は氏名、名称、日付、経歴など間違いのないように、早口にならないように注意しましょう。

弔辞の書き方 と文章の構成

弔辞の基本

全体の長さは800〜1000字程度が目安。
400字詰め原稿用紙なら3枚以内に収まるようにまとめます。書き上げたら実際に読んでみて時間が3分程度になるか確認しましょう。
弔辞に定型文はありませんが、次の5つの要素で構成するのが基本と考えましょう。

  • 1.導入(故人の名前をフルネームで呼びかけるように始めるのが一般的)
  • 2.訃報を知った時の悲しみや驚きの気持ち
  • 3.故人の人柄や経歴、功績、エピソードなど
  • 4.現在の心境と今後への思いなど
  • 5.故人の冥福を祈る別れの言葉

また弔辞では、次のような言葉の使い方には注意が必要です。

忌み言葉

縁起が悪い、不吉なことを連想させる次のような言葉は使いません。

繰り返し言葉
(死や不幸が再び起こることをイメージさせる)
「重ねる」「再三」「くれぐれも」「たびたび」「重々」
「重ね重ね」「また」「いよいよ」「ますます」「返す返す」「次々」
縁起が悪い、不吉な言葉 「切る」「離れる」「とんでもないこと」「浮かばれない」
「九」「四」(苦しい、死ぬ、などを連想させる)

直接的な表現

直接的な言葉は生々しすぎるので次のように言い換えます。

「死んだ」 「お亡くなりになった」「息を引き取られた」「他界された」
「死去されたと伺い」 「逝去を伺い」
「急死されて」 「突然のことで」
「生きているうちに」 「ご生前」「お元気な頃」

宗教によって使わない方がよい言葉

「冥福」は仏式葬儀の言葉なので「ご冥福をお祈りします」は仏式以外には使いません。
仏教でも浄土真宗はこの言葉は使いません。「成仏」「供養」なども仏教用語です。

弔辞の例文

基本の例

○○さんのご霊前に、謹んでお別れの言葉を捧げます。
(→1.導入)

この度は誠に突然の訃報に接し、驚きとともに深い悲しみの気持ちでいっぱいです。
去る10月の○○○の集まりにおいて久しぶりに元気なお姿を拝見し、次は○○で会おうとの約束を交わしただけに、このような形で再会することになり悲しみは募るばかりです。
(→2.訃報を知った悲しみや驚き)

○○さんと初めて出会ったのは、○○年○○月、高校の入学式の講堂でした。
たまたま隣り合わせた私に気さくに話しかけてくれたあなたの優しい笑顔が今も目に浮かびます。私たちは同じクラスになり、偶然にも同じバスケットボール部に入部しました。
正直に言ってあまり熱心でなかった私とは違い、あなたは高校3年間を一生懸命部活に打ち込み、レギュラーとして活躍し、やがて誰からも信頼される素晴らしいキャプテンとなってチームを率いてくれました。
(→3.故人の人柄、エピソード)

大学では別々の道を歩んだ私たちでしたが、お互いの家が近かったこともあり、折に触れて○○の街中で食事をしたりお酒を飲んだり、しばらくの間は交流が続きましたね。
その後は就職、結婚を経て住む場所も変わり、いつしか疎遠になってしまいましたが、まるで空気のような存在になっていたあなたの心はいつも私の側にいてくれたように感じています。
今はもう、あなたの優しい笑顔を目にすることは思い出の中でしか叶わなくなってしまいました。悲しくて涙が止まりませんが、いつまでも悲しんでばかりはいられません。くじけそうなとき、いつも励ましてくれたあなたの言葉を胸に、あなたの分まで精一杯これからの人生を生きていきます。
(→4.現在の心境と今後への思い)

○○さん、かけがえのない思い出をありがとう。
残念ですが、最後のお別れを言う時が訪れてしまいました。さようなら、どうか安らかにお眠りください。
(→5.故人の冥福を祈る別れの言葉)

上司へ弔辞の例

○○部長のご霊前に、社員一同を代表して、謹んでお別れの言葉を申し上げます。

○○部長、私たちはみな、部長の悲報に接し深い悲しみに包まれております。
病床に伏されて約○カ月、部長は随時ご病状を私たちに伝えて下さり、「春には復帰するよ」と力強くおっしゃられていました。また常に私たちのことを案じて下さいました。
まだまだ力不足の私たちに檄を飛ばして下さる日を待ち望んでおりました。それだけに私たちの悲しみはなお深く、この現実を受け入れることがなかなかできずにおります。

○○部長は○○年○○月に我が○○株式会社に入社され、以来○○年の長きにわたって社内外の期待に十分応えられ、社業発展に尽力されました。部長は入社されて間もない頃から○○と○○の分野においては卓越した能力を発揮し、業界他社の方々からも高い評価を得られたと伝え聞いております。
いつも物静かでいらした部長は、そのような能力をおくびにも出さず、部下に対しては優しい物腰で指導にあたっていらっしゃいました。また、我が社が苦境を乗り切らねばならない局面では、部長の行動力とリーダーシップはなくてはならないものでありました。
また、思い出すのは忘年会や歓送迎会といったお酒の席でのにこやかなお顔です。普段は決して口数が多くはなかった部長は、大好きな日本酒を飲まれると饒舌になり、いろいろな楽しいエピソードをお話くださいましたね。
私たちはそんな仕事以外で見せてくださる部長の笑顔が大好きでした。もうお会いできないかと思うたび、やはりその笑顔を思い出してしまうのです。

○○部長がいらしたからこそ、私たちは安心してそれぞれの役割に没頭できたのです。
部長こそが私たちの働きの厳選であったと感じております。
いまは悲しみに暮れておりますが、これから私たち社員は部長のご遺志をしっかり受け継ぎ、一丸となってこれからの○○社の発展に力を注ぐ覚悟です。どうか安心して旅立たれてください。

○○部長、いままで本当にありがとうございました。
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。

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