株の買い方・売り方とは?売買の流れをわかりやすく解説

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2016年10月11日掲載

株の買い方・売り方

株の買い方・売り方とは?売買の流れをわかりやすく解説

証券口座を開いただけでは、株式投資はできません。まずは株式(銘柄)を購入するためのお金を口座に入れる必要があります。ここでは、ネット証券での証券口座にお金を移した後に必要な、株の買い方、売り方までの流れをわかりやすく解説します。

入金方法

開設したばかりの証券口座には、お金が入っていません。株式を買うために最初に口座へのお金の振り込み(入金)が必要です。入金方法は証券会社によって違いますが、大きく分けて口座内から入金指示を出す方法と、銀行からの振り込みの2通りあります。

証券口座内から入金指示を出す方法は「即時入金サービス」と呼ばれ、証券会社が提供しています。口座内の入出金ページで入金元の銀行と金額を指定すれば、すぐに口座に入金されます。「いますぐに欲しい銘柄があるけど口座にお金がない」という場合でも、タイミングを逃しません。

サービスの名前は各社さまざまです。楽天証券は「リアルタイム入金」、松井証券なら「ネットリンク入金」、マネックス証券では「即時入金サービス」などと銘打っていますが、入金がすぐに終わる点では同じです。入金時の手数料は、無料の場合が多いです。

入金元の銀行によって、深夜は「入金予約」で受け付け、反映まで時間がかかる場合もありますが、翌営業日の朝には手続きが終わっています。朝の通勤時間帯など、取引開始前に注文する場合でも、影響ありません。

このサービスを使うには、証券口座から入金を依頼できる銀行で口座を開き、ネットバンキング契約をする必要があります。対象銀行はネット銀行や大手銀行が中心で、地方銀行の大部分は対応していません。

日ごろ利用する金融機関のATMや支店窓口、ネットバンキングなどから証券会社が指定する銀行口座に振り込むこともできます。振込先の銀行や支店名、口座番号などは各社で違います。ほとんどの金融機関から振り込めますが、証券口座に反映されるまで時間がかかる場合があります。振込手数料が発生する場合もあります。

株の買い方

図:株の買い方

購入したい銘柄を選ぶ

証券口座への入金が済んだら株を買うことができます。まずは企業名や証券コードを入力して、買いたい銘柄を探します。証券コードは取引所で売買できる銘柄すべてにつく4ケタの番号です。トヨタ自動車は「7203」、三菱UFJフィナンシャル・グループなら「8306」と決まっています。事業内容によって最初の1つ目の数字が分かれている場合が多いです。

買い注文をする

株を買いたい企業の名前や証券コードを入力して個別銘柄の画面に移ると、株式の値段(株価)や関連するニュースなど、さまざまな情報を確認できます。画面にある「買い」や「現物買(げんぶつがい)」、「買い注文」といったボタンを押すと、注文画面に移動します。

株の単位(単元)を入力

次に実際の株の買い方を確認しましょう。注文画面では、まず買いたい株式の数量を入力します。最も少なく買える単位(単元)は、銘柄ごとに違います。2016年8月時点では8割の銘柄が100株で、残りは1,000株です。単元が違うと購入に必要なお金も変わるので、注意しましょう。

指値注文または成行注文を選択

株式の数量を入力したら、次は買いたい株価を決めます。「いくらでもよい」場合は「成行注文(なりゆきちゅうもん)」です。希望する株価があれば「指値注文(さしねちゅうもん)」を選び、株価を入力します。

証券取引所にはたくさんの注文が集まります。それぞれ売買したい株式の量や株価はさまざまです。成行注文は売りたい投資家が提示する株価のうち最も安い価格で買います。取引が始まる前であれば、その日最初についた価格が購入する株価になります。

成行注文は売買状況次第で買う値段が違います。想定より高い水準で買い、支払代金が不足するのを避けるため、注文できるのは口座のお金に余裕がある時だけです。具体的には、その日決められた株価の幅の上限(ストップ高水準)で買えるだけの余裕が必要です。

例えば、ある日の株価の幅が1,000〜1,500円の銘柄を成行注文で500株買う場合、1,500円に500をかけた75万円以上のお金が口座にあれば、注文できます。株価の幅は株価水準によって違い、注文画面などで確認できます。

指値注文は、希望する株価に購入する株式の数量をかけた分以上のお金があれば注文できます。想定外の価格で買うリスクはないですが、必ず買えるとは限りません。もっと高い株価で買いたいと注文している投資家が優先されるためです。いまの取引価格とかけ離れた水準で注文すると、1株も買えないまま取引が終わる場合もあります。

【参考】板(気配値)の見方

株を買う際に、投資家が参考にする情報に、「板(いた)」というデータがあります。投資家の注文状況がリアルタイムで視認できます。個別銘柄の画面などで、以下のように表示されています。

A企業の板情報

−− 成り行き −−
気配値
5000 OVER  
3000 2000  
100 1900  
500 1800  
2000 1700  
1000 1600  
  1500 400
  1400 200
  1300 3000
  1200 8000
  1100 400
  1000 2000
  UNDER 10000

真ん中の「気配値(けはいね)」が株価です。左右の「売」「買」の下には株式の数量が並んでいます。「OVER(オーバー)」は2,000円超の株価、「UNDER(アンダー)」は1,000円未満の株価での注文です。1,600円での売り注文が1,000株、1,500円での買い注文が400株あります。

「1,200円で1,000株買う」と指値注文した場合、1,200円の株価での買い注文が8,000株から9,000株に増えます。もっと高い価格に買い注文がたくさん並んでおり、すぐには買えません。「成行で1,000株買う」と注文した場合は、1,600円で買えます。

取引所にはたくさんの注文が入るため「板」はめまぐるしく変わります。ただ、自分が株を買う時に「どのぐらいの水準で買えるのか」など、注文する際に入力する株価の目安になるので、見方に慣れると大変便利な情報です。

買い注文は、証券会社のスマートフォンアプリでも簡単にできます。SBI証券では、銘柄名や証券コードを入力すると表れる「板」の右上にある「取引・登録」ボタンを押すと、注文画面に移動します。

スマートフォンを使えばいつでも株式を買うことができます。

株の売り方

図:株の売り方

売却したい銘柄を選ぶ

保有する株を売る場合も、株を買う時と同じ流れです。企業の名前や証券コードを入力して個別のページに移り、「売り」のボタンを押します。保有する銘柄を一覧できるページからも、売りたい株を選べます。

売り注文する

注文画面では、売りたい株式の数量を入力し、「成行」か「指値」を選びます。成行注文は売りたい投資家が提示する株価のうち、最も高い価格で売ります。売りたい株価が決まっていれば、指値注文を選びます。

【参考】株の税金

株を売ってもうけが出たら、もうけの20.315%が課税されます(2016年8月時点)。証券口座の開設時に「特定口座(源泉徴収あり)」を選ぶと、税金分がもうけから差し引かれ、残りが口座に入ります。「特定口座(源泉徴収なし)」は確定申告して納税するため、もうけが出た時点では天引きされません。

【参考】株の損失・ロスカット

株の値上がりを見込んで買っても、値下がりして損することがあります。株を売ると元本が減る状態を「含み損」といいます。含み損が想定以上にふくらんだ場合は、早めに株を売って損失拡大を避けることが大切です。これを「ロスカット」といいます。

含み損が大きくなると株を売るに売れなくなり、ほかに有望な銘柄があっても買えません。せっかくの投資機会を逃さないためにも「5%の含み損でロスカット」など、自分なりに株を売却する判断基準を持つことが大切です。

ロスカットは、証券会社からお金や株式を借りて売買する「信用取引」で特に重要になります。手元資金よりも大きな金額で銘柄を買ったり売ったりできるため、もうけが大きくなる一方、損失もふくらみます。証券口座内のお金がすぐになくなる可能性もあるので、含み損が拡大する危険性があれば、ロスカットをためらってはいけません。

出金方法

証券口座のお金は自由に引き出せます。口座内の入出金ページで出金の手続きをすることで、指定の金融機関に振り込めます。振込先を事前に登録していれば、スムーズに出金できます。指定金融機関への振り込みが終わるまでの時間は各社違い、SBI証券やマネックス証券では1〜2営業日ほどかかるようです。

その日のうちにお金が欲しい投資家のために楽天証券や松井証券などでは「即日出金サービス」を提供しています。ただ、同じグループの銀行に限られたり、手数料が必要だったりと、制約がある場合もあります。

株取引では手数料の安い証券会社を選ぶのが鉄則

株を買う際の投資金額は、欲しい銘柄の株価に株式の数量をかけて計算します。ただ、それだけでは注文できません。証券会社に支払う手数料も必要だからです。投資金額の内訳を正確に表記すると、株価と株数をかけ算し、証券会社に支払う手数料に消費税を加えた金額が、投資に必要なお金になります。

買った銘柄を売る際にも、同様に手数料がかかります。100万円分の売買をすると、対面型の証券会社では合計2万円を超える手数料を支払いますが、手数料が安いネット証券では1,000円以下に抑えられることもあります。

手数料は買ったり売ったりするたびにかかるため、取引回数が多いほどかさみ、手元に残るお金は少なくなります。証券口座を開設する際には、手数料が安い証券会社を選ぶのが鉄則です。

ライブスター証券

2015年度オリコン顧客満足ランキング(ネット証券部門)において、『手数料の満足』第1位(2年連続)を獲得。 業界最低水準の手数料の安さと、高機能取引ツールが無料で利用でき、投資情報が充実していて人気となっています。

  • 現物取引の手数料は安い

    現物取引しかしないので、そのほかは、わからないが、私が取引している証券会社5社の中で一番、手数料が安いです。このサイトから、入会したのですが、問題なく、入会のプレゼントももらえ、2か月手数料が無料であったのも、嬉しかったです。 満足度:5

GMOクリック証券

GMOクリックグループ内で運営し、大幅にコスト削減しているため、業界最安値水準の手数料を実現しています。各金融商品の取引をひとつのID・パスワードで一元管理でき、利便性が高いのも特徴です。

  • 手数料が安い

    GMOクリック証券は、なんといっても信用取引の手数料が安いです。スマホを使った取引もかんたんです。情報量は、イマイチ少ない気がしますが、それは他でカバーをして取引をするのに手数料を考えたらベストです。また、NISAの口座では手数料が無料というのも魅力が大きいです。 満足度:5

まとめ

証券口座を開設し、銀行口座などから証券口座にお金を振り込んだら、いよいよ株式投資を始められます。株を買うときは、欲しい銘柄を選んだ後、買いたい株式の数量を入力します。注文方法には、いくらでもよいという成行注文、欲しい価格を決める指値注文の2通りあり、どちらかを選びます。

株を売る場合も、同じ流れです。株を売るときに大切なのが、損が出たら早めに売って、それ以上の損失拡大を防ぐことです。損がどんどん大きくなると、売るに売れなくなり、せっかくの投資機会を逃してしまいます。5%値下がりしたら売却するなど、自分なりの基準を設けて、売買しましょう。

自分にあった証券会社を探しましょう!

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