投資アナリスト・優待ブロガーおすすめ株主優待10選

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2017年7月7日掲載

株で儲ける投資法

投資アナリスト・優待ブロガーおすすめ株主優待10選

株主優待は、企業からモノやサービスが受け取れる、とてもお得な制度です。レストランでは割引価格で食事が楽しめたり、カタログギフトから好きな商品をもらえたりすることも多く、株主優待を目的に株をはじめる方も多いです。

ただし、2017年7〜9月に株主優待の権利付き最終売買日を迎える銘柄は520銘柄あります。この中からお気に入りの銘柄を探すのは、大変手間がかかるでしょう。

「いろいろあって1つに絞れない」という方のため、ここでは、ここでは株主優待にくわしい人気の投資アナリストや優待生活を満喫している個人投資家に、初心者でも投資しやすいおすすめの優待銘柄を挙げてもらいました。株主優待をお得にもらえる投資方法なども紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

ネット証券の人気アナリストおすすめの株主優待10選

投資初心者がお得な株主優待銘柄を探す場合、どんな視点で選べばよいのでしょうか。カブドットコム証券で株主優待などの情報を発信している人気投資アナリスト藤井明代さんに、アナリストの立場からおすすめできる10銘柄を挙げてもらいました。

カブドットコム証券株式会社 投資情報室 投資アナリスト 藤井明代(ふじい・あきよ)

大手ネット金融グループを経て、2013年10月よりカブドットコム証券。前職では証券会社からの異動をきっかけに株取引を開始し、株主優待に魅了される。株主優待銘柄やテーマ株などを追い、顧客向けにWEBサイトやSNS、メディアなどで情報発信を行う。

カブドットコム証券株式会社 投資情報室 投資アナリスト 藤井明代氏

藤井さんおすすめの優待銘柄一覧(2017年6月29日時点)

銘柄(証券コード) 権利確定月
(2017年)
最低投資金額
(100株)
主な株主優待品
(100株の場合)
S Foods(2292) 2月、8月 41万2500円 自社グループ商品の優待価格での販売(2月、8月)
ヒト・コミュニケーションズ(3654) 8月 20万1000円 1,000円分のギフトカード
東京個別指導学院(4745) 2月、8月 15万6300円 東京個別指導学院など運営教室で使える1,000円分の割引券(2月、8月)
FPG(7148) 9月 52万6000円
(500株)
1,000円分のギフトカード(500株)
アズワン(7476) 9月 53万1000円 3,000円相当のカタログギフト
アクシアル リテイリング(8255) 3月、9月 43万6000円 運営するスーパーで使える1,500円分の割引券か1,000円分のクオカード(3月、9月)
東祥(8920) 3月、9月 53万2000円 500円分のクオカードや運営するスポーツクラブの施設利用料などに充てられる優待券2枚(3月、9月)
京王電鉄(9008) 3月、9月 95万1000円
(1,000株)
電車の優待乗車券4枚と京王百貨店などグループ会社で利用できる各種割引券(3月、9月、1000株)
共立メンテナンス(9616) 3月、9月 33万8000円 ドーミーインやフィッシャーマンズバルなどグループ店舗で使える1,000円分の割引券1枚と運営するリゾートホテルの10〜30%割引券2枚(3月、9月)
日本管財(9728) 3月、9月 20万1400円 2,000円相当のカタログギフト(3月、9月)

藤井さんは今回、7〜9月の株主優待銘柄(全520銘柄)の中から「5年以上連続して前の年度と比べて売上高と純利益が増えており、かつ今年度も増収・増益が見込まれる」という視点で選びました。一般的に業績が安定成長していれば、株価が大きく値下がりするリスクは小さく、長期保有に向いているといわれるためです。上記の条件に合致する銘柄が、表にある10社です。

中でもおすすめ銘柄の1つは、初心者向けスポーツクラブ「ホリデースポーツクラブ」などを運営する『東祥(8920)』です。50万円強の投資金額で、500円分のクオカードまたはホリデースポーツクラブの施設利用が無料になるなどの内容の優待券を2枚受け取れます。

東祥は、主力のホリデースポーツクラブが好調で2016年度まで売上高、純利益とも2ケタ成長が続いています。利益拡大に伴って5年以上、配当金も増え続けています。藤井さんは「ご年配の方を中心に健康志向が強まり、スポーツクラブの需要は増えています。本業が安定しているうえ株主優待や配当金もしっかり受け取れるので、長期保有に向いているでしょう」と話しています。2017年9月末を基準に、1株を2株に分ける株式分割を予定しており、最低投資金額が半分になって投資しやすくなります。

航空機や船舶のリースなどを通じて中小企業向けに節税対策を提案する『FPG(7148)』は、ギフトカードがもらえます。投資して1年以内で1,000円分、2年以内なら1,500円分、3年以上であれば2,500円分など、保有期間が長くなれば受け取れる金額も大きくなり、長期投資家に向く銘柄といえます。

加えて、同社は高配当利回り株としても知られ、2017年6月29日時点で3.5%と、優良企業が多い東証1部の平均(2%ほど)を大きく上回ります。「中小企業の節税ニーズは強く成長余力は十分あります。高利益率を誇る企業でもあるため、配当金の積み増しも期待できそうです」(藤井さん)とのことです。

『ヒト・コミュニケーションズ(3654)』も、株主優待がもらえる好業績株です。投資金額20万円ほどで、1,000円分のギフトカードがもらえます。訪日外国人向け免税カウンターや格安SIM販売の受託など、アウトソーシング・人材派遣分野が好調で2016年8月期は16期連続の増収・増益を達成しました。株価も上昇基調にあり、値上がり益でも楽しめそう、とのことです。

7〜9月は身近な小売り、飲食などでも多くの企業が決算日を迎えます。増収・増益が続いていなくても、お得な株主優待をもらえる銘柄はたくさんあります。

9月に権利付き最終売買日を迎える『三越伊勢丹ホールディングス(3099)』は、一定金額まで10%割引で買える優待カードがもらえます。投資金額が11万円ほどと、ほかの百貨店株と比べて低いうえ、セール品やレストラン、生鮮食品、お土産品などにも使えるとのことで、個人投資家の人気が高いそうです。

藤井さんは「今回挙げた銘柄以外にも、お得な株主優待はたくさんあります。『テルモ(4543)』『リコー(7752)』など、単元未満株投資で1株だけ持っていれば受けられる株主優待もあるので、ぜひいろいろ調べて、気に入った銘柄を見つけてください」と話しています。

人気ブロガー「かすみちゃん」のおすすめ株主優待10選

かすみちゃんは、2004年にブログ「かすみちゃんの株主優待日記」を開設し、ほぼ毎日、株主優待についての記事を投稿しています。ブログは「株主優待」カテゴリーの閲覧回数ランキングでトップを快走する人気ぶりです。2004年から株主優待を目的に投資を始め、多いときには年間300弱の銘柄を保有しています。

かすみちゃんおすすめ優待銘柄一覧(2017年6月29日時点)

銘柄(証券コード) 権利確定月
(2017年)
最低投資金額
(100株)
主な株主優待品
(100株の場合)
アトム(7412) 3月、9月 7万7000円 「ステーキ宮」「いろはにほへと」、「かっぱ寿司」などコロワイドグループで使える優待ポイント2,000円分(3月、9月)
ダイドーグループホールディングス(2590) 1月(20日)、7月(20日) 57万円 3,000円相当の自社グループ商品詰め合わせ(3月、9月)
丸善CHIホールディングス (3159) 7月 3万6400円 全国の「MARUZEN」「ジュンク堂書店」の店舗で使える商品券1,000円分
マルコ(9980) 3月、9月 4万7500円 自社商品20%割引券とRIZAPグループ商品2,000円相当(3月、9月)
コシダカホールディングス(2157) 8月 28万1600円 「カラオケ本舗まねきねこ」「まねきの湯」などで使える5,000円相当の優待券と3,000円相当のカタログギフト
高島屋(8233) 2月、8月 109万4000円 タカシマヤなどグループ各店で対象商品が10%割引になる優待カード(2月、8月、1000株)
日本BS放送(9414) 2月、8月 12万3600円 ビックカメラグループで使える商品券1,000円分(2月、8月)
ヒロセ通商(7185) 9月 17万6000円 1万円相当のカレーやパスタソースなどキャンペーン商品
ワタミ(7522) 3月、9月 13万6200円 居酒屋「和民」「坐・和民」など運営店舗で使える3,000円分の優待券(3月、9月)
パルコ(8251) 2月、8月 13万7900円 「PARCO(パルコ)」の買い物代金が5%割引になるクレジットカード「PARCOカードクラスS」の発行(希望者のみ)とパルコで使える優待券1,000円分など

かすみちゃんが、7〜9月に株主優待の権利確定日を迎える銘柄の中で、特に注目しているのは、『アトム(7412)』です。アトムは、全国に外食チェーンを展開する『コロワイド(7616)』のグループで、居酒屋「いろはにほへと」やステーキレストランの「ステーキ宮」などを運営しています。

100株の保有で優待ポイント2,000ポイントがもらえ、焼き肉レストランの「牛角」など一部を除く全国のグループ店舗で1ポイント=1円として利用できます。3月と9月の年2回それぞれもらえるので、1年間で4,000ポイント獲得できます。

かすみちゃんは、「同じグループ企業で優待ポイントも共通して使えるコロワイドや『カッパ・クリエイト(7421)』と比べて1番優待利回りが高いアトムがおすすめです」と話しています。

『ダイドーグループホールディングス(2590)』は、約57万円の投資金額で3,000円相当の自社製品が年2回もらえます。「飲料品19品とゼリー6個のセットで合計8キロ近いボリュームは、一度もらったら忘れられないと思います。コーヒーや炭酸飲料など種類が豊富で、家族みんなで楽しめます」(かすみちゃん)。

多くの銘柄では、100株保有していれば株主優待を受けられますが、1,000株持っていないと優待を受けられない銘柄もあります。その1つが大手百貨店の『高島屋(8233)』です。

高島屋は、権利確定日に1,000株以上持っていると優待カードが発行されます。これを見せるとタカシマヤなどグループ店舗で衣類や化粧品などの対象商品が1割引きで買えます。ロレックスなど高額商品も割引の対象になるうえ、割引限度額もありませんので、高島屋でたくさんお買い物をする方におすすめ、とのことです。

大型書店などを展開する『丸善CHIホールディングス(3159)』は4万円弱の投資金額で「MARUZEN(マルゼン)」や「ジュンク堂書店」で使える1,000円分の商品券をもらえます。自分が投資できる範囲の中で、お気に入りの銘柄を見つけてください。

優待投資家「rikaさん」のおすすめ株主優待10選

rikaさんは、株主優待を目的に2002年から株式投資を始め、現在は、およそ350の優待銘柄を保有しています。ツイッターで日々、お得な株主優待情報などを発信しており、マネー誌での連載コーナーも持つ優待投資家です。

rikaさんおすすめ優待銘柄一覧(2017年6月29日時点)

銘柄(証券コード) 権利確定月
(2017年)
最低投資金額
(100株)
主な株主優待品
(100株の場合)
バルニバービ(3418) 1月、7月 29万3000円 「GOOD MORNING CAFE」や「鹿屋アスリート食堂」など、運営店舗で使える2,000円分の食事券かオリジナル商品(1月、7月)
ティーライフ(3172) 7月 17万5100円 自社取り扱い商品などで使える1,000円分の優待券
コシダカホールディングス(2157) 8月 28万1600円 「カラオケ本舗まねきねこ」「まねきの湯」などで使える5,000円相当の優待券と3,000円相当のカタログギフト
ジーフット(2686) 2月、8月 8万1700円 シューズショップ「アスビー」「グリーンボックス」など運営店舗で使える1,000円分の優待券(2月、8月)
トリドールホールディングス(3397) 9月 29万3100円 「丸亀製麺」など運営店舗で使える2,000円分の割引券
田谷(4679) 3月、9月 6万7100円 ヘアサロン「TAYA (タヤ)」などグループ店舗での施術や商品購入、オリジナル商品との交換に使える2,160円分の優待券(3月、9月)
ヤマウラ(1780) 9月 9万6300円 3,000円相当の地元特産品
ヨシックス(3221) 3月、9月 15万7200円 「や台ずし」「居酒屋ニパチ」などて使える3,000円分の食事券と20%割引券10枚(3月、9月)
AOKIホールディングス(8214) 3月、9月 14万2900円 「AOKI」「ORIHICA」の20%割引券5枚、カラオケ店「コート・ダジュール」やネットカフェ「快活CLUB」で使える20%割引券10枚など(3月、9月)
ヒロセ通商(7185) 9月 17万6000円 1万円相当のカレーやパスタソースなどキャンペーン商品

7〜9月に権利付き最終売買日を迎える銘柄の中で特におすすめしている銘柄は、うどんチェーンの「丸亀製麺」などを展開する『トリドールホールディングス(3397)』です。100株(投資金額約29万円)で丸亀製麺のほか、焼き鳥店の「とりどーる」、ハワイアンパンケーキの「コナズ珈琲」など、グループ店舗で使える2,000円分の割引券がもらえます。

rikaさんは丸亀製麺をよく利用するとのことで「100円券が20枚つづりになっていて、低価格帯中心の丸亀製麺では使いやすいです。時折実施している半額デーで使ったり、ほかの割引券と併用できたりするので、すごく重宝しています」と話しています。

握りずし居酒屋「や台ずし」などを積極展開し、業績が急拡大中の『ヨシックス(3221)』は、グループ店舗で使える3,000円分の食事券と20%の割引券10枚が年2回もらえます。大きな駅の周辺に立地している店舗も多く、おすしなどをつまみながら友人や同僚とワイワイ楽しみたい方にピッタリです。

みんなで楽しむ派向けに、rikaさんは『コシダカホールディングス(2157)』『AOKIホールディングス(8214)』もおすすめしています。

コシダカホールディングスは「カラオケ本舗まねきねこ」などで使える5,000円相当の優待券と3,000円のカタログギフトがもらえます。紳士服のイメージが強いAOKIホールディングスは、「コート・ダジュール」というカラオケ店も運営しており、「AOKI」の割引券に加えてコート・ダジュールの割引券ももらえます。「AOKIホールディングスは結婚式場やネットカフェも運営していて、こうした店舗で使える割引券ももらえるのでお得です」(rikaさん)。

外で楽しむ以外にも、7〜9月はたくさんの株主優待があります。小さい子どもがいる家庭など、靴をよく買い換える方におすすめなのは、イオンモールを中心にシューズショップ「アスビー」「グリーンボックス」などを展開する『ジーフット(2686)』です。100株(約8万円)で年2回、1,000円分の優待券がもらえます。イオンモールは全国に多くあるため買い物ついでに寄りやすいうえ、イオン内であればイオンの株主優待カードなどと併用できる、とのことです。

個人投資家に人気の株主優待は?

3人が挙げた以外にも、株主優待が人気の銘柄はたくさんあります。

コーヒーショップの「珈琲所 コメダ珈琲店」を展開する『コメダホールディングス(3543)』は、コメダで使える年間2,000円分の電子マネーがもらえます(株主総会での議決権行使で500円分プラス)。店舗は愛知県を中心に展開し、大都市部の駅周辺だけでなく、自動車などで行くロードサイドにも多いです。

帰省先が遠かったり、海外旅行に出かけたりすることが多い時に便利なのが、航空会社の優待です。『日本航空(JAL、9201)』『ANAホールディングス(9202)』の株主になると、国内路線の運賃が半額になったり、割引価格でツアー旅行ができたりします。

1年で3,000万人が訪れる人気テーマパーク「東京ディズニーランド」「東京ディズニーシー」を運営する『オリエンタルランド(4661)』は、入園料が無料になる「株主用パスポート」がもらえます。長期間保有する投資家向けに、開業から5年ごとの節目の年にパスポートを複数枚上乗せする優遇サービスもあります。

株主優待とは

株主優待とは、株主に対して企業がモノやサービスを提供する制度です。製品の詰め合わせや運営する飲食店の割引券などが多いです。この仕組みは企業と投資家の双方にメリットがあり、企業にとっては株主優待を通じて製品や企業名の認知度向上につながります。優待目的の長期投資家が多く、投資家にとっても株価が大きく値下がりするリスクを減らせます。

優待を受け取るためには、権利確定日に株式を持っている必要があります。多くの企業は事業年度の最終日など、決算を締めるタイミングを確定日としています。ただし、その日に買っても、優待は受け取れません。証券取引所の売買ルールに「お金の支払いと株式の受け渡しは売買成立日を含めて4営業日後」という約束があるためです。

月末時点で株主になるためには、権利確定日の3営業日前の取引終了時点で株式を保有している必要があります。この優待を受け取るための購入期限のことを、一般に「権利付最終売買日(けんりつきさいしゅうばいばいび)」と呼びます。

株主優待だけじゃない!配当利回りも含めた探し方

欲しい優待だけでなく、「ほかの銘柄と比べてたくさんお金がもらえる」という視点で選ぶ方法もあります。この場合は、株主優待をお金に換算し、配当金も含めて「実質利回り」を計算し、高利回り銘柄に投資します。

家電量販店業界で売り上げ1位、2位を競う『ヤマダ電機(9831)』『ビックカメラ(3048)』。100株投資した場合は、両社とも買い物優待券が3,000円分もらえます。生活家電は一定のサイクルで買い換えることが多く、「高額な家電を買う際の足しに」と、投資家に人気があります。

ただし、もらえるのは優待券だけでなく、ヤマダ電機は1株あたり年16円、ビックカメラでは年10円の配当金もあります(7月末時点の会社予想)。優待券と配当金を足し合わせ2016年7月末の株式の価格(株価)で計算すると、ヤマダ電機の実質利回りは9%近くに達します。

ヤマダ電機とビックカメラの株主優待+配当金の実質利回り
(100株保有した場合で算出、配当金は7月末時点の会社予想)

銘柄(証券コード) 最低投資金額 買い物優待券 配当金 実質利回り
ヤマダ電機(9831) 54,200円 3,000円 1,600円 8.5%
ビックカメラ(3048) 91,800円 3,000円 1,000円 4.4%

たばこや食料品などを手がける『日本たばこ産業・JT(2914)』は、100株で年間2,000円相当の自社製品がもらえます。2016年7月時点では100株買うのに40万円程度必要で、投資金額と比べてあまり魅力的とはいえません。

ですが、配当金を含めると景色は変わります。2016年度は1株あたり128円を予定し、株主優待と配当金を合わせると実質利回りは3.7%です。過去12年連続で配当金が前年を上回っているので、配当金が今後も増え続けるならば、利回りは毎年高くなります。

もし、欲しい株主優待が多く銘柄選びに迷った場合は、配当金も含めた「実質利回り」という考え方で本当にお得な投資先を選んでみてはいかがでしょうか。

配当金目当てなら『ネット証券のプロおすすめの高配当利回り株(銘柄)20選』でさまざまな銘柄を紹介しています。

優待情報が探しやすい証券会社

株主優待の選び方に迷ったら、証券会社の株主優待検索サービスを積極的に活用しましょう。

SBI証券

口座開設数350万超、NISA口座数80万超(2016/3/31現在)とネット証券では実績トップです。オリコン日本顧客満足度ランキングでは、「総合ネット証券」総合1位を獲得。

  • 優待株検索がわかりやすくてみやすい

    ネット証券大手で会員数も膨大ですが、僕のような株取引初心者にも敷居を低くしている印象で、とくに優待株検索がわかりやすくてみやすいのがよかったです。 満足度:4

カブドットコム証券

手数料では業界トップの安さで、信用取引が建玉残高に応じて0円から取引できます。トレーディングツール「kabuステーション」など取引ツールも豊富に用意されています。

  • 優待可能銘柄が豊富

    株主優待をメインに取引していますが、やはり取り扱い銘柄数が他社に比べてダントツです。株主優待のクロス取りをしたいなら、ここは外せません。手数料が割高であったり、無料プランがないのは痛いですが、それでもここでしか一般信用取引できない銘柄も多数あります。 満足度:5

株主優待タダ取り(クロス取引・つなぎ売り)のやり方と注意点

株主優待を受け取るには、権利付最終売買日の取引終了時点で株式を保有している必要があります。やや極端ですが、この日だけ株主でいれば優待をもらえます。そのため次の営業日には売る投資家が増え、株価が大きく値下がりし、優待の価値以上に損失を抱えるリスクもあります。

こうした事態を回避する手段が、現物株の買いと信用取引の売りを「同じ株価」で注文する「クロス取引(つなぎ売り)」です。クロス取引した銘柄の株価が2%値下がりした場合、現物株で2%の損になりますが、信用取引の売りでは2%の利益が得られ損益はゼロです。

権利付最終売買日を過ぎれば株式を持つ必要がなく、信用取引で売った分を買って返済し、現物株も手放せば、株価の値下がりによる損失なく優待が受け取れます。「株主優待タダ取りの方法」として、証券会社でも推奨しています。ただし、クロス取引は現物株や信用取引の売買手数料、株の借り先の証券会社に支払う「貸株料(かしかぶりょう)」などのコストが発生します。

信用取引には「一般信用」と「制度信用」の2種類あります。いずれも取引方法は同じですが、借りる銘柄や期限、取引コストなどが違います。制度信用で借りた投資家は、レンタル料として「逆日歩(ぎゃくひぶ)」という追加コストを支払います。金額によっては、優待でもらえる価値以上に損を抱える可能性があり、クロス取引をする投資家は一般信用が中心です。

信用取引については、『株の信用取引とは?レバレッジ・空売りの仕組み・メリットなど』で詳しく解説していますので、参考にしてください。

優待タダ取りがしやすいネット証券会社

「優待タダ取り」をするには現物株の買いと、一般信用取引での売りを組み合わせなければいけません。
一般信用取引の売りができる銘柄数が圧倒的に多いのが、カブドットコム証券です。次いで多いのが松井証券で、約800銘柄を扱っています。(2016年8月時点)

カブドットコム証券

手数料では業界トップの安さで、信用取引が建玉残高に応じて0円から取引できます。トレーディングツール「kabuステーション」など取引ツールも豊富に用意されています。

  • 優待可能銘柄が豊富

    株主優待をメインに取引していますが、やはり取り扱い銘柄数が他社に比べてダントツです。株主優待のクロス取りをしたいなら、ここは外せません。手数料が割高であったり、無料プランがないのは痛いですが、それでもここでしか一般信用取引できない銘柄も多数あります。 満足度:5

松井証券

1日の約定代金が10万円以下なら手数料が無料。少額から始めたい方には最適です。株価のリアルタイム更新や企業分析・株主優待の検索機能など、様々な情報ツールが無料で利用できます。

  • 情報ツール重宝してます

    優待と利回りを確認しながら、現物買いをしています。買う際には、無料のリサーチツールを活用して情報をゲットしています。個人的にはこのリサーチツールが銘柄の最新情報、レポートなどある程度必要な最新情報がまとまっているためお気に入りです。新規の優待情報も随時更新をされているため、あちこちサイトを確認する手間がなくて便利だと思います。 満足度:4

手数料が安い証券会社

さらに、株式の売買には手数料が必要になります。株の取引回数が多いほど手数料がかさみ、手元に残るお金は少なくなります。証券口座を開設する際には手数料が安い証券会社を選ぶのが鉄則です。

ライブスター証券

2015年度オリコン顧客満足ランキング(ネット証券部門)において、『手数料の満足』第1位(2年連続)を獲得。 業界最低水準の手数料の安さと、高機能取引ツールが無料で利用でき、投資情報が充実していて人気となっています。

  • 現物取引の手数料は安い

    現物取引しかしないので、そのほかは、わからないが、私が取引している証券会社5社の中で一番、手数料が安いです。このサイトから、入会したのですが、問題なく、入会のプレゼントももらえ、2か月手数料が無料であったのも、嬉しかったです。 満足度:5

GMOクリック証券

GMOクリックグループ内で運営し、大幅にコスト削減しているため、業界最安値水準の手数料を実現しています。各金融商品の取引をひとつのID・パスワードで一元管理でき、利便性が高いのも特徴です。

  • 手数料が安い

    GMOクリック証券は、なんといっても信用取引の手数料が安いです。スマホを使った取引もかんたんです。情報量は、イマイチ少ない気がしますが、それは他でカバーをして取引をするのに手数料を考えたらベストです。また、NISAの口座では手数料が無料というのも魅力が大きいです。 満足度:5

まとめ

株主優待は、企業からモノやサービスが受け取れる、とてもお得な制度です。カタログギフトや飲食代金にあてられるクーポン券などが、毎年決まった時期にもらえます。生活に役立つ品物ばかりで、個人投資家に大変人気があります。

ただし、株主優待を実施している企業は、1,000社以上あります。欲しい株主優待が探しきれない場合は、優待に詳しいブロガーなどの意見を参考にしましょう。投資先に迷ったときは、もらえる株主優待を金額換算し、配当金を含めた実質利回りで銘柄同士を比べる方法もありますので、挑戦してみてください。

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