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価格.comレポート

2010年末のスマートフォン最新動向〜ドコモ「GALAXY S」、au「IS03」が、ソフトバンク「iPhone 4」の牙城を崩す!?〜

2010年末のスマートフォン最新動向〜ドコモ「GALAXY S」、au「IS03」が、ソフトバンク「iPhone 4」の牙城を崩す!?〜

携帯電話の主流はスマートフォンへ移行!?携帯電話カテゴリのアクセス全体におけるスマートフォンの占める割合はすでに70%!

図1は、価格.com「携帯電話」カテゴリにおけるキャリア別のアクセス数の推移を「価格.comトレンドサーチ」のデータから示したもの、図2はそのうちスマートフォン製品のみを取り出しまとめたものだ。
2010年の携帯電話カテゴリ全体へのアクセスは春先と夏前に盛り上がりを見せ、その後少し下落している。これに対し、スマートフォンのアクセス数を見ると、やはり春先と夏前に盛り上がっており、その後ふたたび10月になって盛り上がりをみせている。携帯電話全体のアクセス数に占めるスマートフォンの割合も徐々に増えており、1年前の2009年10月の時点では3割にも満たなかったのが、2010年4月の時点で約50%、7月の時点でも約50%、そしてこの10月は、携帯電話全体のアクセスが下落傾向にあることもあり約70%へと拡大している。
今や、携帯電話の主流がスマートフォンに移ってきていると見て間違いないだろう。

【図1 携帯電話カテゴリのキャリア別PV推移】
【図1 携帯電話カテゴリのキャリア別PV推移】

【図2 スマートフォンのキャリア別PV推移】
【図2 スマートフォンのキャリア別PV推移】

2010年春夏の携帯電話カテゴリの盛り上がりは、ドコモ「Xperia」、ソフトバンク「iPhone4」のほぼ2機種が牽引、夏以降はauも健闘

なお、スマートフォンのアクセス推移をキャリア別に見ると、2010年2月くらいまでは、ドコモとソフトバンクの2キャリアのみがアクセス数をほぼ半分ずつ占めていた。ソフトバンクは「iPhone」のみの人気が長い間続いており、それを追いかけるドコモは、決定打となる端末がなかったため、ソフトバンクの後塵を拝する状態が続いていた。

ところが、2010年4月に、ドコモから発売された「Xperia」によって一気に流れが変わる。この「Xperia」のみの人気によってドコモのスマートフォンに対する注目が集まり、一気に400万PV/月を叩き出したのだ。
しかし、ソフトバンクも6月および7月に「iPhone 4」(2010年6月24日発売)の人気で同じく400万PV/月を叩き出し、再びアクセス首位に立つ。
今年4月〜7月にかけての携帯電話カテゴリおよび、スマートフォンのアクセス数の盛り上がりは、主にこの2機種に起因すると言っていいだろう。

さらに、今年2010年の夏からは、スマートフォンで後れを取っていたauが本格的にスマートフォンを発売しはじめており、先行する2キャリアに割って入るような形となっている。6月下旬からは「IS」シリーズ2機種を発売しシェア伸ばし始め、さらにこの11月には、待望の新モデル「IS03」が発売予定となっていることから、話題を呼んでいる。また、ドコモのほうも、サムスン電子製の「GALAXY S」を10月に発売したことなどで、やや落ちてきた感のある「iPhone 4」以上の注目度を集めるに至っている。 この10月に大きな話題となった、ドコモ「GALAXY S」と、au「IS03」について、個別にその人気の理由を見てみよう。

大注目のドコモ「Galaxy S」。新搭載の有機ELとレスポンスのよいタッチパネルに高い評価

ドコモが10月5日に発表した「GALAXY S」(サムスン電子製)は、発売日の10月28日から翌日にかけて製品ページのアクセス(日別)が約20万PV/日に達しており(図3参照)、この4月に30万PV/日に迫る勢いを見せた「Xperia」に続く人気を見せている。11月10日現在でも、「GALAXY S」のPVは10万PV/日以上を保ち、依然高い注目度を維持している。なお、クチコミ件数は約3,200件、評価レビューは約80件を記録しており、ユーザー満足度でも「4.51」と高い評価を得ている(2010年11月10日時点)。

【図3 ドコモ「GALAXY S SC-02B」のPV推移】
【図3 ドコモ「GALAXY S SC-02B」のPV推移】

「GALAXY S」は、画面パネルに解像度が480×800ドット、コントラスト比が10000:1の「有機EL」を採用し、非常に美しい画面を実現している。評価レビューでも、この有機ELパネルについての評価が高く、「有機ELだけあって発色は非常にきれい」など絶賛する声が多く見られる。また、操作性においても独自のタッチパネルユーザーインタフェイス「Touch Wiz UI」を採用したのがポイントアップにつながっており、最新のAndroid 2.2をOSに採用していることもあり、そのレスポンスの良さから、「サクサク動く」など、使いやすさでもユーザーの満足度が高い。

auユーザーにとっての本命スマートフォン「IS03」も、発売前から注目が高まる

続いて、この11月に発売されるauの「IS03」(シャープ製)を見てみよう。今回登場する「IS03」は、auユーザー待望の本格的なスマートフォンと言われており、発売前より非常に注目が高まっている製品だ。日本の携帯電話独自の機能である「ワンセグ」「おサイフケータイ」「赤外線通信」に対応しており、auの「ezweb」のメールアドレスもそのまま使用できる。スマートフォンとして後発となるauであるが、これまでのスマートフォンの欠点であった「日本の携帯電話の機能が使えない」ことを克服したのが大きな特徴となっている。言わば、一般の携帯電話との2台持ちではなく、安心して乗り換えられるスマートフォンとして登場した製品だ。

図4は「IS03」のアクセス数(全色合計)の推移を「価格.comトレンドサーチ」で示したものだが、発表翌日の10月5日に32,000PV/日を記録し、11月8日には76,000PV/日まで達した。今月11月末の発売前後には、さらにアクセスが上昇することが予想され、auのスマートフォンとしてはかなりの成功を残せそうだ。

【図4 au「IS03」のPV推移】
【図4 au「IS03」のPV推移】

そのいっぽうで、クチコミなどでは、「IS03」に搭載されているOSが「Android 2.1」であることに不満を示すユーザーが結構多く見られた。ドコモの「GALAXY S」に搭載される最新バージョンの「Android 2.2」は、「Android 2.1」に比べて処理速度がかなり高速化されていると言われており、最新モデルであれば、こうした新バージョンにもいち早く対応してほしいというユーザーの声も目立った。

ソフトバンクは、「iPhone 4」の人気が凋落傾向。「Desire」などその他の端末は不発気味

最後に、「iPhone」でスマートフォン市場では常に優位に立ってきたソフトバンクはどうだろうか。
図5は「iPhone 4」の製品ページへのアクセス数を「価格.comトレンドサーチ」のデータから示したものだが、6月24日の発売日をピークにアクセスは下降傾向をたどっている。
しかし、発売から4か月以上経った現在でも、人気の32GBモデルでは3〜4万PV/日を維持し、16GBモデルと合わせても5万PV/日近くは確保しているところを見ると、iPhone 4は依然として人気のあるスマートフォンではある。ただし、他キャリアからこの年末に発売されてくる製品の人気の上がり方と比べると、かなり対照的だ。
また、ソフトバンクでは、「Desire」など、iPhone 4以外の「Android」搭載スマートフォンも発売しているのだが、アクセス数としてはほとんど上がってこない。ソフトバンクのスマートフォンは、今でもiPhone一辺倒という状況が変わっていないことがわかる。

【図5 ソフトバンク「iPhone 4」のPV推移】
【図5 ソフトバンク「iPhone 4」のPV推移】

総論:今後もスマートフォンへの移行は加速。シェア争いはさらに激化

以上、この年末にかけての各社のスマートフォンの動きを見てきた。昨年まではソフトバンク「iPhone」の人気が飛び抜けていたスマートフォン市場であるが、ドコモは今年「Xperia」や「GALAXY S」などの魅力あるAndroidフォンを相次いで発売し、人気を急速に拡大している。また、スマートフォンでは出遅れた感のあるauも、日本独自の仕様を装備した「IS03」などのスマートフォンをリリースすることで、これまでのスマートフォンユーザー以外のユーザーに対して訴求を行ってきており、その狙いはある程度成功しつつあると見ていいだろう。

このほかにも、この年末から来年初頭にかけて、数多くのスマートフォンがリリースされることが決まっており、携帯キャリア自体も、スマートフォンの普及強化に向けて大きく舵を切っている。特に、ワンセグやおサイフケータイ、携帯メールといった、日本の携帯電話独自の機能を使えるようになった国産スマートフォンの数が増えてきており、これまでスマートフォンへの乗り換えに抵抗のあったユーザー層が、今後スマートフォンへ移行していくのは間違いない。
スマートフォン市場でのシェア争いも激化することは必至だ。

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