スバル「フォレスター X-BREAK」の実力を全方位チェック!

PR企画
  1. ホーム
  2. 自動車・バイク
  3. スバル「フォレスター X-BREAK」の実力を全方位チェック!

道具としての能力にたけ、卓越した運動性能を発揮するオールラウンドSUVの理想形

スバル「フォレスター X-BREAK」の実力を全方位チェック!

SUVとうたいながら、実はタウンユースをメインに開発されたクルマが多い中、独特のポジションを獲得しているスバル「フォレスター」。スバルらしいスポーティーな走りや、本格SUVを思わせるタフネスさの両立は、厳しい環境下でこそ体感できるはず、ということで、今回試乗に選んだ舞台は12月の北海道。雪上走破性に加え、運転支援システム「アイサイト(ver.2)」の使い勝手、さらにユーティリティ、デザインなど、全方位から検証するため、価格.comスタッフは極寒のトマムへと、「フォレスター」を走らせた。

価格.comでスバル「フォレスター」の詳細・クチコミをチェック!

「水平対向エンジン」と「シンメトリカルAWD」の実力は?真冬の雪道で走行性能を徹底検証!

「ワゴンライクなスタイリングが特徴のクロスオーバーSUV」、これが初代、2代目「フォレスター」のキャラクターを端的にあらわす言葉。全高・車高ともに低めに設定されたこともあり、スバルらしいスポーティーな走りが楽しめたが、SUV色は少し薄味だったのも事実だ。しかし、全高が1675mmへと拡大された3代目では、ミドルサイズSUVとしての存在感が強調された。そして4代目にあたる現在の「フォレスター」は、初代と2代目が持っていたスポーティーで躍動感あふれる走りと、3代目で強化された本格SUVとしての強さとたくましさを、高いレベルで融合させた「オールラウンダー」へと進化を遂げた印象だ。

こうしてスペック表を見て言葉にするのは簡単だが、高い車高と重量によりSUV的な性格を濃くすると、走行安定性やコーナリング時の回頭性に欠けてしまう。あらゆる局面でトレードオフを迫られるクルマ作りにあって、「フォレスター」はそれをいかにして高度に両立することができたのか。その真相を探るべく、スバルから試乗車を借りて2泊3日の北海道ロケを実施し、実際に乗って、使って、検証してみることにした。試乗車は、アウトドアスポーツなどアクティブな使用シーンを想定した装備を持つ「フォレスター X-BREAK」。その基本性能の高さと、すぐれたパフォーマンスをじっくりとチェックしていこう。

この動画の視聴にはflash player9以降が必要です
wmvファイルをダウンロードする

Get Adobe Flash player

自然吸気とターボ、2種類の水平対向エンジンが用意される「フォレスター」。今回のレビューには、自然吸気エンジンの「2.0i-L アイサイト」をベースに、アクティブ志向の装備を充実させた「フォレスター X-BREAK」を使用した。価格は268万円からで、ボディカラーは2014年11月のマイナーチェンジでラインアップに追加された専用色の「タンジェリンオレンジ・パール」。北海道の雪原を走る姿はかなりサマになっている

  • パワーユニットはスバルの「魂」ともいえる水平対向エンジン
  • パワーユニットはスバルの「魂」ともいえる水平対向エンジン。エンジン内のピストンを水平に配置する構造により、低重心かつ低振動を可能にし、高い走行安定性とハンドリング性能を実現している。試乗車の自然吸気エンジンは、最高出力148PS、最大トルク196Nmというスペックで、スムーズかつ軽快な吹け上がりが特徴の気持ちのいいエンジンだ。JC08モード燃費で「15.2km/L」という、低燃費性能を実現している点も見逃せないポイント

  • 独自の4WDシステム「シンメトリカルAWD」
  • もうひとつ、「スバルらしい走り」を語る際に欠かせないのが、独自の4WDシステム「シンメトリカルAWD」だ。中央のプロペラシャフトを軸にパワートレーンを左右対称、一直線上にレイアウトすることで、4輪にバランスよく荷重がかかり、効率よく駆動力を得ることができるというもの。安定感がバツグンで、一般道や高速道路はもちろん、雪道や泥道などのオフロードでも、安心感の高い走りを実現する。北海道の雪原では、そこをじっくり確認してみたい

早速、「フォレスター X-BREAK」に乗車して、新千歳空港ICからトマムICを目指した。SUVのような背の高いクルマは高速道路の合流や車線変更時に、グラッと不快な動きをすることもあるが、「フォレスター X-BREAK」はそうした挙動を感じることがない。低重心、低振動の水平対向エンジンのメリットは明らかで、全高1,735mmと歴代モデルの中でもっとも背が高いのに、安定したしなやかな運転を楽しむことができた。4輪が路面にピタリと張りつくような身のこなしは、水平対向エンジン同様、スバルが誇る4WDシステム「シンメトリカルAWD」の効果が絶大だ。この2つを組み合わせたことで、「フォレスター X-BREAK」はSUVとしての走りの質を高めることに成功している印象である。

  • 「フォレスター X-BREAK」
  • 乗車して最初に感じたのは見晴らしのよさと開放感。670mmとヒップポイントが高く設定されているため、前方はもちろん、死角を最小限に抑える三角窓もあり、側方の視認性もよい。タウンユースをメインに開発されたSUVは、どうしてもヒップポイントが低くなってしまうが、「フォレスター X-BREAK」は車両感覚がつかみやすい自然なドライビングポジションを得ることができるので、セダンタイプから乗り換えても、とまどうどころか「乗りやすさ」「操りやすさ」を感じられるはずだ

  • 「フォレスター X-BREAK」高速走行をチェック
  • まずは高速走行をチェックしていこう。水平対向エンジンならではの低重心と、安定感をもたらす「シンメトリカルAWD」の組み合わせは、まさに「クルージング」という感覚で気持ちよく走行できた。アクセルを踏み込むと力強く加速し、合流や車線変更の際も、ステアリングの動きにリニアにボディが反応してくれる。キャビンの気密性を含めて静音設計が徹底されているため、エンジン音もロードノイズも風切り音も最小限に抑えられ、車内が実に静かなのは意外な発見だった

道東自動車道を進むにつれて、道路に積もる雪の量が増えてきたが、トマムに到着すると、そこはまさに一面の銀世界。外はマイナス10度に近く、路面はすべて、一歩ごとにキュッ、キュッと音がするほどのパウダースノーで覆われていた。SUVとしての走破性を試すには、これ以上ないほどの条件で、「フォレスター X-BREAK」の真価を体験してみた。

  • トマムの雪は、わずかな風でも舞い上がるほどサラサラ
  • トマムの雪は、わずかな風でも舞い上がるほどサラサラ。文字通りのパウダースノーで、スキーやスノーボードには最高のコンディションである。ただし、パウダースノーの下にはカチコチのアイスバーンがのぞき、クルマにとってはかなり厳しい条件。ここで「フォレスター X-BREAK」はどんなパフォーマンスを見せてくれるのか

  • 「フォレスター X-BREAK」
  • 「フォレスター X-BREAK」はコーナーでも4輪がしっかり路面をとらえている感触が伝わる

路面は、スタッドレスタイヤでも、少し油断するとグリップを失い、ズルッと滑ってしまう圧雪路。運転するだけで疲れてしまいがちな状況だが、「フォレスター X-BREAK」はコーナーでも4輪がしっかり路面をとらえている感触が伝わり、安定感の高さはさすが。本当に微動だにしないので、少しイジワルにブレーキを踏んでみたが、スーッとなめらかに減速してくれるし、逆にコーナーからの立ち上がりでやや強めにアクセルを踏んでも、挙動は乱れず、グッと踏ん張ったままスムーズに加速していく。オンロードと同じような感覚で、余計なストレスを感じずに雪上を駆け抜けることができた

  • 注目の機能「X-MODE」
  • 注目の機能「X-MODE」も試してみた。これは、シフトレバー奥にあるスイッチを押すだけで、悪路でタイヤが空転する前にエンジン、トランスミッション、AWD、VDCを統合制御し、4輪の駆動力やブレーキなどを適切にコントロールしてくれる頼もしい機能だ。これにより、本格SUVならではの圧倒的な走破性を実現してくれる

  • 「X-MODE」をオン
  • ここは論より証拠だろうと、圧雪されていない林道の上り坂に突入。雪が深く、通常のクルマでは立ち往生間違いなしの状況で、「フォレスター X-BREAK」も登りはじめはタイヤが若干空転した。ここで「X-MODE」をオン。すると、アクセルを少しずつ踏み込むだけで、タイヤは空転せずにグイッ、グイッと坂道を登っていく。「この上り坂はちょっと難しいかな」と思っていただけに、スタッフの間から「オオッ!」という声があがったこともつけ加えておこう

  • 本格SUVの定番機能「ヒルディセントコントロール」
  • 下り坂では、本格SUVの定番機能「ヒルディセントコントロール」が威力を発揮する。これは0〜20km/hの間で、アクセルやブレーキペダルから足を離した時点での速度を自動制御で保ってくれるシステム。最初、ペダルから足を離すのはちょっと躊躇したが、一度離してしまえば後はステアリング操作に集中できるため、急こう配の雪の下り坂でもゆとりを持って運転することができた

  • ダッシュボード中央に配置されたマルチファンクションディスプレイ
  • 「X-MODE」のスイッチを押すと、ダッシュボード中央に配置されたマルチファンクションディスプレイに4輪の駆動状況が表示される。どのタイヤが、どう制御されているかが緑と黄色で表示されるのでわかりやすい。ありがたいのは、この「X-MODE」を使用するのに特別な運転技術は必要ないことだ。ボタンひとつで、雪道や悪路を軽々と走破してくれるので、運転が急にうまくなった気分にさせられる

このところ、スバル車は予防安全性能の評価試験でトップクラスの評価を受けているが、それを支えるシステムが、今やすっかりおなじみになった運転支援システム「アイサイト」だ。簡単に説明すると、フロントウインドウ上部に備えた2つのステレオカメラが前方の状況を撮影。その画像を解析して物体の形状を認識し、同じ物体が左右のカメラでどれだけズレて見えるかをもとに距離を算出する。その数値をもとに、プリクラッシュブレーキや、自動で前車を追従するクルーズコントロールなどの最新機能を制御するのだ。プリクラッシュブレーキには赤外線レーザー、ミリ波レーダーを使うシステムもあるが、確実性が高く、ある程度離れた対象物でも認識できるステレオカメラ式のメリットは大きい。試乗車の「フォレスター X-BREAK」に搭載されるのは「アイサイト(ver.2)」。今回、プリクラッシュブレーキ体験はできなかったが、全車速追従機能付きクローズコントロールは、高速走行時にたっぷりと試すことができた。結論を先に言うと、「もう、これがないクルマには乗れない!」と感じてしまうほど快適だった。

  • フロントウインドウ上部に配置された2つのカメラ
  • フロントウインドウ上部に配置された2つのカメラ画像をもとに、前方の対象物と自車との距離、相対速度を算出し、自動制御する「アイサイト」。ステレオカメラは前方のクルマ、歩行者などの対象物が近距離になるほど左右のカメラのズレが大きくなり、精度が向上する利点がある。なお、フロントウィンドウに配置されていることで、運転時に視界に入ってじゃまになるのでは、と心配していたのが、まったく気にならなかった

  • 「全車速追従機能付きクローズコントロール」を高速走行時に試してみた
  • 「フォレスター X-BREAK」

「アイサイト」の機能のひとつ「全車速追従機能付きクローズコントロール」を高速走行時に試してみた。カメラがとらえた先行車との距離を保ちながら、自動で加減速するため、ドライバーはステアリング操作に注意するだけでいいので非常に楽。車速は0〜100km/hの間、車間は3段階で設定できる。走行中はもちろんだが、このシステムのありがたみを特に痛感するのは渋滞時。ノロノロ走行でもアクセル、ブレーキの加減速はスムーズで、疲労だけでなく、わずらわしい速度調整のイライラも軽減してくれる

価格.comでスバル「フォレスター」の詳細・クチコミをチェック!

ユーザーの満足につながる実用性を乗って使って体感する!

「走る・曲がる・止まる」というクルマの基本性能について十分に堪能してきたが、人や荷物をたくさん積むことの多いSUVにとっては、「使い勝手」も外せないチェックポイントだ。特に「フォレスター X-BREAK」は、ウインタースポーツやマリンスポーツ、そしてアウトドアレジャーにと、アクティブなカーライフのための装備を充実させたモデル。道具としての使い勝手がどうかを、ここでチェックしていこう。

ドアを開けてまず目にするのが、アクティブなイメージのオレンジステッチがあしらわれたフロントシートとリヤシート。ともに撥水加工が施されており、アウトドアを強く意識した「フォレスター X-BREAK」らしい装備だ。たとえば、スノーウェアに雪がついたままでも、海辺でちょっとくらい服が濡れたままでも、あまり神経質になる必要はない。さらに、ウインターシーズンに重宝する「シートヒーター」も装備されており、今回の試乗時には終始活躍してくれた。

  • 撥水加工が施されたフロント・リヤシート
  • 「フォレスター X-BREAK」は、アウトドアスポーツなどにガンガン使う道具としてキャラクターを強調するため、フロント・リヤシートとも撥水加工が施されている。シートの上に雪を乗せてみたが、しばらくして雪が溶けても染み込むことはなかった。ウインタースポーツやマリンスポーツなどへ出かける際にはありがたい装備だ

  • 「シートヒーター」
  • 試乗した日のトマムの最低気温は「マイナス15度」。そんな状況で「あってよかった〜」と心底思ったのが「シートヒーター」である。運転席、助手席別にスイッチがあり、強さはHIGH/LOWの2段階から選べる。ウインタースポーツへ出かけた際はもちろん、冬場の始動時にも頼りになる機能だ

  • 「ヒーテッドドアミラー」
  • 雪国だけでなく、都会でも、冷え込んだ朝などは、ドアミラーに霜がおりてしまうことがある。霜や氷は、削ぎ落とそうとしてもなかなか取れずに苦労するものだ。そんな時に力を発揮するのが「ヒーテッドドアミラー」だ。エアコン操作部のリヤウインドウデフォッガースイッチを押すと作動し、ミラー表面の霜や雪、氷を溶かしてくれる

また、「使い勝手」と言えばやはり積載性で、ここに不満があれば「オールラウンダー」の看板が泣く。というわけで、「フォレスター X-BREAK」の積載性について、単なる広さだけでなく実践的な使い勝手も含めて検証していきたい。まずラゲッジスペースだが、後席使用時でも505L(パワーリヤゲート装着車は488L)と容量は十分。それだけでなく、ホイールハウスの張り出しが小さいため、積み方の自由度が高いところもうれしい。スキーやスノーボードなどに出かけるときは、普段は載せない長尺な荷物も増えるものだが、無造作に積み込んでもこれなら余裕で対応してくれそうだ。また、ラゲッジスペースのフロアは撥水加工されているため、スノーボードやブーツなどに少し雪がついたくらいなら気にしなくても大丈夫。さらに、リヤゲートを開くと点灯するラゲッジルームランプや、ちょっとした物を掛けられるリヤゲート内側のフック、リモコンでの開閉が可能なパワーリヤゲートなど、使ってわかる細かな気づかいが多いのも特徴だ。

  • ラゲッジスペース
  • ラゲッジスペース
  • ラゲッジスペース
  • ラゲッジスペースの側面にはワンタッチで後席を倒すためのリモコンレバーや、ルームランプ、フックも備えている

ラゲッジスペースの容量は、後席使用時で505L(パワーリヤゲート装着車は488L)。後席は6:4分割可倒式で、収納は背もたれを前に倒すシンプルなフォールディング式。あっという間に広々空間を作り出すことができた。ラゲッジスペースの側面にはワンタッチで後席を倒すためのリモコンレバーや、ルームランプ、フックも備えている

  • リヤゲートにはパワーリヤゲートを装備
  • アクセスキーでも開閉操作が可能

リヤゲートにはパワーリヤゲートを装備。運転席のスタータースイッチ横や、リヤゲート内外にスイッチがあるほか、アクセスキーでも開閉操作が可能。重い荷物を抱えていたり、両手がふさがっていたりする時に、いちいち荷物をおろさずアクセスキーでピッと開閉できるのはとても便利だ。また、開閉角度を任意で設定できるメモリー機能も備えるため、自宅の駐車場の天井が低い場合も、その高さに合わせておけばゲートをぶつけてしまう心配もなくなる

  • 「フォレスター X-BREAK」
  • 「フォレスター X-BREAK」

試しに、後席を倒した状態で、男女用のスキー板2セットとブーツを2つ積んでみた。男性用のスキー板は長さ約165cmだったが、奥行にも問題はなし。また、ラゲッジフロアは撥水加工が施されているため、多少雪がついたまま積み込んでも問題ない

  • リヤゲート裏側に用意されたフック
  • リヤゲート裏側に用意されたフックは、小さなパーツだが、アウトドアでは実に活用シーンが多いと感じた。ゲレンデの駐車場でスノーウェアを掛けたり、海ではウェットスーツを乾かしたり、キャンプではランタンをぶら下げたり。こうした「フィールドでの使い勝手」を重視した装備こそ、「フォレスター X-BREAK」が本格SUVの資質を持つとされる理由なのだろう

価格.comでスバル「フォレスター」の詳細・クチコミをチェック!

日常シーンにワクワク感をプラスする上質かつ力強いデザインをチェック

ここまで見てきたように、「フォレスター X-BREAK」は、ゲレンデ、キャンプ場、海などでのアクティブライフを充実させてくれるクルマであるが、ユーザーにとっては、日常の街乗りにおいてどれだけ快適に過ごせるかも大切なポイントだ。そこで、「フォレスター X-BREAK」のスタイリング、デザイン性について、単に「道具としての使い勝手」だけでなく、「日常での使いやすさ」という視点からもチェックしていこう。

  • 「フォレスター X-BREAK」
  • 「フォレスター X-BREAK」

ボディサイズは4,595(全長)×1,795(全幅)×1,695(全高)mm。タウンユースがメインとなる“SUV風”のクルマとの明確な違いは、1,695mmの全高で、見晴らしのよさを生むヒップポイントと居住性の高さは乗車してみるとはっきりわかる。本格SUVとしての風格を備えながら、全幅を1,800mm以内に抑えているため、車両感覚もつかみやすい。後方へなだらかに絞り込んだルーフラインによって、実サイズ以上の伸びやかさを感じる力強いデザインとなっている

  • ダークシルバー塗装&切削光輝仕上げの17インチアルミホイール
  • 「フォレスター X-BREAK」ならではのワイルド感を強調するのは、前後に装着された専用のダークシルバー塗装&切削光輝仕上げの17インチアルミホイール。足元がギュッと引き締められた印象だ

  • 「クリーンサイドシル」
  • 「クリーンサイドシル」

「SUVというと車高が高くスムーズに乗り降りできない」。そんな印象を受けがちだが、「フォレスター X-BREAK」は最低地上高220mmを確保しながらもステップが低く、乗り降りに特別な気を使う必要はない。また、ドア下部のフレームのサイドシルをドアパネルで覆い、走行中もサイドシルが汚れない「クリーンサイドシル」を採用。従来のSUVでは、乗り降りの際にパンツのふくらはぎあたりがサイドシルにあたり、汚れてしまうことがあったが、その心配はない。徹底したユーザー目線の作り込みも「フォレスター X-BREAK」らしさのひとつだろう

  • 「HIDヘッドライト」
  • 「HIDヘッドライト」

ホークアイと呼ばれ、独特の表情を見せる「HIDヘッドライト」は、側面に向けてやや吊り上ったデザイン。明るさも十分なもので、精悍さを強調し、SUVらしい存在感を放っている

  • 「ヘッドランプウォッシャー」
  • 「ヘッドランプウォッシャー」は、ライトの表面をきれいにするだけでなく、熱を持たないHIDでは溶けにくい雪を溶かす役割も持っている。雪が降っているときの走行では、安全運転を支援する大切な機能でもあるのだ

SUVらしい力強さと躍動感に、軽快な走りを予感させるスポーティーさも合わせて描かれたエクステリアデザイン。ユーザー目線の使いやすい装備も数多く配されており、さすが「オールラウンダー」を掲げるだけはある。

続いて、インテリアの質感と使い勝手をチェックしていこう。日常シーンで使うには、実はここがもっとも大きなポイントだったりもするのだ。試乗前は、全幅1,800mm以内のボディに“広さ”を求めることは酷かと思っていたが、頭上、膝元のゆったり感は想像以上だった。収納も充実しているため、ファミリーカーとしての使用にも何の問題もなく対応してくれるだろう。

運転席まわりに目を移すと、最初に飛び込んでくるのは、インパネの、端正な雰囲気を持ったT字型レイアウト。各種スイッチ、モニターなどが運転席から見やすく、操作しやすい位置に配置され、機能的かつマジメな作り込みはいかにもスバルらしいもの。加えて、本革巻のステアリングやシフトレバー、「フォレスター X-BREAK」専用のダッシュボードに施されたカーボン調パネル、シートやドアトリムのオレンジステッチなど、質感の高さも印象的だ。さらに、8個のスピーカーを最適なレイアウトで配置し、専用チューニングを行なうことで、より高品質の音を楽しめるという「ハーマンカードンサウンドシステム」もメーカーオプションで用意されている。

  • インパネのデザイン
  • インパネのデザインは水平を基調としたもので、初めて座った瞬間からホッとくつろげるような安心感がある。ヘアライン仕上げのセンターパネルをはじめ、金属調やピアノブラック調の仕立てを細部にあしらうことで、高い質感を演出している。また、シートやシフトノブはオレンジステッチで統一され、スポーティー感も十分に感じられる

  • しっかりした握り心地のあるステアリングホイール
  • しっかりした握り心地のあるステアリングホイールは、上質な本革巻きで握り心地がとてもよかった。オーディオの音量調節や選局/選曲、クルーズコントロールやSIドライブなど、使用頻度が高いスイッチもステアリングに集約され、運転中に手を放さず操作できるのも便利なところ

  • 中央に大型液晶パネルを配置した、2眼タイプのメーター
  • 中央に大型液晶パネルを配置した、2眼タイプのメーターは視認性良好。文字の大きさや配置などがよく考えられ、運転中でも必要な情報がひと目で把握できた

  • マルチファンクションディスプレイ
  • マルチファンクションディスプレイ

センターコンソール上部には、4.3インチのマルチファンクションディスプレイが備えられる。燃費やドライブ情報、アイサイトの作動状況を表示するが、視線移動が少ない位置にレイアウトされ、安全性もしっかり考慮されているのだ

  • 特別仕様のカーボン調パネル
  • 「フォレスター X-BREAK」特別仕様のカーボン調パネルは、インテリアの雰囲気を引き締める絶妙なスパイスとなっていた。こうしたちょっとした特別感が、所有する人の心をくすぐるのだ

  • リヤシート
  • リヤシート

リヤシートの居住性もチェックしてみよう。運転席に大人が乗車した状態で、身長177cmの価格.comスタッフが座ってみたが、膝前、頭上に十分なゆとりがあることを写真からも確認してもらえるだろう。実測してみると、膝前のゆとりは「約19cm」。今回の北海道ロケは2泊3日だったが、ずっと後部座席に座っていたスタッフは「足を組んだり、伸ばしたりが自由にできるから、とても快適でしたよ」とのこと。大容量のラゲッジスペースを備えながら、後席にも十分なゆとりが確保されている

  • センターコンソールボックス
  • センターコンソールボックス

収納類は、オーソドックスで使いやすい。センターコンソールボックスは、500mlのペットボトルを縦に4本収納できるゆとりがある。上部にはトレー、リッドにはカードホルダーも装備する。また、センターコンソールボックス内部には、アクセサリーソケットのほかに、USB入力端子が用意されている。オーディオ接続がメインだが、スマホの充電にも使えるため、かなり重宝しそうだ

まとめ

オンロードでもオフロードでも、先進的で快適な走りを誰でも簡単に実感できること。それがSUVに求められる要素だが、走行性能・積載性・燃費・居住性など、すべてを高いレベルでまとめるのは至難の業。そんなことを考えながら、「フォレスター X-BREAK」で真冬の北海道をガンガン走り、感じたのは、前述の要素をいずれも高次元で満たし、真円に近いレーダーチャートで評価されるクルマだということだった。

水平対向エンジン+シンメトリカルAWDは、スバルらしい爽快な走りを実現するだけでなく、雪上での安定感もさすがのひと言で、不安を感じるようなシーンはほとんどなかった。インテリアの質感も上質にまとめられ、ラゲッジスペースは広さも使い勝手も申し分なし。初代「フォレスター」デビュー当初からの「スポーティーな走り」はそのままに、本格SUVらしい高い走破性をあわせ持った、まさに「オールラウンダー」であると思い知らされた。

街乗り重視の“SUV風”なクルマも多い中、「フォレスター X-BREAK」は、すべての性能に妥協しない、「孤高の存在」のようにも感じられる。そこに共感できれば、これ以上の選択肢はほかにないかもしれない。

撮影協力/星野リゾート トマム

撮影協力/星野リゾート トマム

製品紹介

スバル「フォレスター X-BREAK」 スバル「フォレスター X-BREAK」
全長×全幅×全高 4,595×1,795×1,735mm
ホイールベース 2,640mm
トランスミッション リニアトロニック(マニュアルモード付)
エンジン 水平対向4気筒・2.0L・DOHC
総排気量 1,995cc
最高出力 109kW(148PS)/6,200rpm
最大トルク 196N・m(20.0kgf・m)/4,200rpm
駆動方式 AWD
JC08モード燃費 15.2km/L
価格.comでスバル「フォレスター」の詳細・クチコミをチェック!
  • スバル「レガシィ アウトバック」
    スバル「レガシィ アウトバック」
    スバル「レガシィ アウトバック」の詳細・クチコミをチェック!
  • スバル「スバル XV」
    スバル「スバル XV」
    スバル「スバル XV」の詳細・クチコミをチェック!
  • スバル「スバル XV ハイブリッド」
    スバル「スバル XV ハイブリッド」
    スバル「スバル XV ハイブリッド」の詳細・クチコミをチェック!
スバルまとめ