注目の新型ハイブリッド車 ホンダ「ジェイド」を価格.comが徹底検証!

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デザイン、走り、サイズ、燃費を全方位チェック 注目の新型ハイブリッド車 ホンダ「ジェイド」を価格.comが徹底検証!

2015年2月13日に発売されたホンダ「ジェイド」。高級セダンのような雰囲気と、ミニバン並みの使い勝手、そしてハイブリッド車ならではの低燃費を実現した“新しい乗用車”ということで、早くも大きな話題を集めている。そこで本特集では、気になる「ジェイド」のパッケージングや、走行性能、デザイン性などを、ユーザー目線で徹底レポートしてみたい。

このサイズでこのゆとりには驚いた 都市型生活者にジャストサイズのパッケージング

本特集の原稿を書いているのは、2015年3月10日。「ジェイド」発売からまだ20日ほどしか経っていないが、価格.comの「ジェイド」詳細ページには、547件ものクチコミが寄せられている。その多くは、「ジェイド」に対する期待感や、ディーラーで実際に試乗してきた感想など。まずは、そんな価格.comユーザーのクチコミからチェックしてみよう。

「ジェイド」、個性的ですごくいいクルマだと思いますよ。ありきたりのミニバンではなく、ちょっと人とは違うクルマに乗りたい人にはうってつけでは?

2列目シートのV字スライド機構はおもしろいアイデアだなぁと。誰もやらなかったことをしたんだから、まずは拍手を!

試乗してきましたがとても静か。EV走行時はもちろん、エンジン作動中も静かでした。EVとエンジンの切り替わり、シフトチェンジが実にスムーズで、いつ切り替わったのか私にはわかりませんでした。

足回りが意外によい。やわらかめではありますが、フニャフニャした感じではなく、路面をしっかりと捉えていなしてくれる「いいクルマ感」がありました。後席の友人も乗り心地がよいと感じたようです。

試乗してきました。第一印象はカッコイイ。背の高いクルマが大勢を占める昨今、低くドッシリとしたスタイルはイイですね。

※2015年3月10日現在、価格.comの「ジェイド」製品ページに投稿されたクチコミの一部を抜粋・編集しています。

クルマ選び、特にミニバンのように高効率なパッケージングのクルマを選ぶとき、「やっぱりスペースはできるだけ広いほうがいい」と言いながら、心のどこかで「そう割り切ってしまっていいんだろうか?」「移動や運搬の手段ではなく、運転を含めクルマそのものを楽しみたい」など、ちょっとした葛藤が生まれる人は、決して少なくないはずだ。本音を言えば、スペースユーティリティーにすぐれながら、存在として華があり、乗るだけで心が踊り、満足感を得られるクルマを求めたいものだが、これは物理的にかなり高度な注文である。しかし、その難題に挑みながら、いつの時代も、ユーザーの想いを汲んだクルマを提案してくれるのがホンダ。モータースポーツをはじめ、スポーティーなクルマから、軽自動車まで、人のためのスペースは最大に、メカニズムは最小にという「MM(マンマキシマム・メカミニマム)思想」を起点に、合理性とエモーションを融合させたクルマづくりが十八番のメーカーなのだ。

そんな背景を踏まえて「ジェイド」を見ると、ホンダらしいエッセンスが凝縮されたモデルだと感じる。セダン並みに全高が低くおさえられたエクステリアでありながら、3列シートを採用していることで居住性も高そうだ。また、駆動系には先進のハイブリッドシステム「SPORTS HYBRID i-DCD」を備え、JC08モードでの燃費性能は「24.2〜25.0km/L」とすぐれている。実際に、価格.comの「ジェイド」に寄せられたクチコミを見ても、「個性的ですごくいい車だと思いますよ」「背の高いクルマが大勢を占める昨今、低くドッシリしたスタイルはいいですね」など、多くのユーザーからポジティブな意見が寄せられており、多くの人がこのクルマに高い期待を抱いていることがうかがえる。では、実際のところ、どうなのか? その答えを見つけ出すため、「ジェイド」をさまざまな角度からチェックしていこう。

「ジェイド」のラインアップはベースグレードの「HYBRID」と上位モデル「HYBRID X」の2グレード展開。パワートレインは共通で、直列4気筒の1.5Lエンジンに、1モーターハイブリッドシステム「SPORTS HYBRID i-DCD」が搭載される。今回、試乗車として借りたのは「HYBRID X」で、ボディカラーは深みのある「プレミアムディープロッソ・パール」だ

上記で紹介したクチコミに「ありきたりのミニバンではなく、人とはちょっと違うクルマに乗りたい人にはうってつけでは?」といったものがあったが、ひと通りエクステリアのデザインを眺めたうえで運転席に乗った第一印象は、まさにそのクチコミ通りだった。一般的な3列シートのボックス型ミニバンとは明らかに違う、低く、伸びやかなフォルム。さらに、運転席に座ると、シートやインパネの質感は想像以上に高く、心地よい包まれ感を覚える。まるでアッパークラスのセダンに乗り込んだような感覚だ。ところが、後ろを振り返ると、2列目にはスライド機構を持ったキャプテンシートが採用され、さらに3列目シートまで装備されている。そして驚きなのは、このような居住空間を備えながら、全高が1,530mmと低くおさえられている点だ。立体駐車場に難なく入るサイズながら、頭上には十分なゆとりが確保され、「走ったら快適だろうな」という予感が自然に湧き上がってくる。

センターコンソールは、左右に翼を広げたような独特のデザインで伸びやかさを感じさせてくれる。シートやインパネは上質さと気品に満ちているうえ、運転席の包まれ感はアッパークラスのセダンを思い起こさせる

スピードメーターはインパネ上部に配置され、小さな視線移動で確認できる。デジタルスピードメーターの左右には、走行状況に合わせて色が変わり、省燃費運転の目安となるアンビエント表示が盛り込まれている。デジタルスピードメーターの左はチャージ/パワー計で、さらにその左は車両の情報を詳細に伝えてくれるマルチインフォメーションディスプレイが装備される

シフトレバーは電子制御式。手首をひねると適度な操作感があってしっくりくる操作フィーリングだった。また、ちょっと刺激的な走りを楽しみたいときは、シフト手前に配置された「S」ボタンを押すと、スポーツモードに移行。モーター、トランスミッションの制御が変わってパワフルな走りが楽しめる

「HYBRID X」のインテリアは「ブラック」「アイボリー」の2タイプが用意される。試乗車のインテリアは「ブラック」。ダッシュボード周りには品のいい組木調のパネルが採用され、シックで上質な雰囲気を強調している。また、シートは人工皮革を組み合わせたコンビシートで、質感の高さが印象的だった

続いては、2列目以降に目を移していこう。全高を1,530mmと低くおさえながら十分な居住空間を実現できたのは、高効率なパッケージングによるところが大きい。“高効率なパッケージング”。これ、実はホンダのお家芸でもある。コンパクトカー作りにおいては、センタータンクレイアウトの採用によって、小さなボディに広々空間を実現するなど、革新的とも言うべきパッケージングのクルマを数々世に送り出してきており、そうした考え方は「ジェイド」にもしっかりと受け継がれているのだ。

ユニークなのは、2列目シートを左右独立のキャプテンシートにしている点だ。大型のアームレストと相まって、上質感が味わえる。また、このキャプテンシートは、V字型のスライド機構を備えており、もっとも後方へ下げた状態で座ってみると、足を組んでゆったりと座ることができ、まるで一人がけの上質なソファでくつろいでいるような感覚なのだ。シートクッションにも適度な厚みがあり、これは気持ちがいい。「シートのアイデアがおもしろい。誰もやらなかったことをしたんだから、拍手を!」というクチコミがあるように、この2列目シートは「ジェイド」の大きな特徴となっており、素直に拍手を送りたいポイントだ。

4人以上乗車するときでも、心配はいらない。3列目シートを使用すれば6人乗車が可能になる。この3列目シート、見た目の印象からは、あくまでも緊急用として存在しているものと思っていた。しかし実際に座ってみると、足元空間はそれほど広くないが、ちょうど頭上にあたる部分がガラスルーフになっているため、閉塞感がないどころか開放感も感じられるのだ。ちょっとした工夫だが、ユーザー目線での作り込みが徹底されていることを証明する部分でもある。

2列目シートには、左右独立のキャプテンシートが採用されている。また、左右のシートがそれぞれ約20度斜め内側に後退する「Vスライド機構」を備えるのが大きな特徴だ。スライド量は最大約170mmで、もっとも後方にスライドさせると、ベンチシートのスライドでは得られない広大な足元空間が実現する。大型のアームレストに肘をかけてゆったり座ると、リムジン感覚が味わえる

運転席に身長177cmの価格.comスタッフが座った状態で、2列目シートの足元空間の広さをチェックしてみた。「Vスライド機構」を使って、2列目シートをもっとも後ろに下げると、写真のようなゆとりが生まれる。2列目に座ったスタッフの身長は180cm。それでも、シートバックから膝までの間には約25cmものスペースがあった

続いては、2列目シートに身長177cmの価格.comスタッフが座った状態で、3列目シートに身長164cmのスタッフが座ってみた。さすがに2列目シートのようなゆったり感はなかったが、必要十分なスペースが確保されていた。また、頭上がガラスルーフになっているため閉塞感を感じることもなかった

3列目シートへ乗車する際は、2列目シートの背もたれを前に倒すか、全体を前へ跳ね上げて格納する必要がある。2列目シートの格納は、「倒す・スライドする・跳ね上げる」の3ステップで、特に力は必要ないので女性でも簡単に操作できるだろう

低い全高に伴って着座位置も低いため、1、2列目の乗降性は3列シートを搭載したクルマとは思えないほど足つきがよい。小さな子どもでも、スカートをはいた女性でもステップが不要で楽に乗り降りできるはず。居住性は3列シートのミニバンらしいゆとりがあるいっぽうで、乗降性のよさはセダン的。こうした二面性こそ、「ジェイド」が“新しい乗用車”と呼ばれるゆえんでもあるのだ

居住空間の高効率なパッケージングについて検証してきたが、次はスペースユーティリティーの重要項目のひとつであるラゲッジルームの積載性をチェックしてみたい。ユーザーの使用頻度がもっとも高いと思われる、3列目シートを格納して2列目シートを最大限後ろへスライドさせた場合の、バックドアトリムから2列目シートバックまでの奥行きは約880mm。2列目シートを前にスライドさせれば約1,070mmまでフラットなスペースを広げられる。3列目シートに乗車しない時はステーションワゴンのような感覚で使うこともできるのだ。

3列目シート使用時のラゲッジスペースはミニマムだが、ちょっとした買い物袋やブリーフケースなどは問題なく積むことができる。また、4人乗車の場合は3列目シートを格納することで、十分な容量のラゲッジスペースを確保できる

3列目シートは5:5分割の床下格納式となる。シート上部にあるストラップを引いてシートバックを前に倒した後、ストラップを引きながらシート全体を床下に収納し、背面にある固定ホックを外してラゲッジボードを前方に降ろすだけ。2列目シート同様に、慣れれば女性でも簡単に格納できるだろう

3列目シートを格納した状態で、205(幅)×300(奥行)×570(高さ)mmの段ボール箱が何個入るのか試してみた。さすがにボックス型ミニバンとは高さが違うため、スタッフの予想では入っても6〜8個だろうと思われたが、実際には10個積むことができた。1,530mmという全高にも関わらず、意外な積載力を実感できた
※上記はあくまで荷室の積載量を分かり易く測るための調査手法となります。

1,530mmという全高の数字にはもちろん理由がある。一般的な機械式立体駐車場に入れることを想定しているためだ。都市部のマンションや商業施設の立体駐車場は、1,550mmの高さ制限があるケースが多いが、「ジェイド」なら、そうした駐車場でも問題なく入れることができる

Lサイズミニバンや本格SUVの堂々たるたたずまいは、確かに魅力的だ。でも都市生活者にとって、あのサイズは「持て余す」ことが多いのも事実。その点、「ジェイド」のボディサイズは、都市生活者にとってのジャストサイズといえるだろう。狭い道でも取り回しやすく、立体駐車場にもスイスイ入る。「こんなクルマを待っていた」という声が多いのも、十分に納得できる。

なめらかさと躍動感、2つの側面が楽しめる 「SPORTS HYBRID i-DCD」の走りをチェック

ここでは、ホンダが誇る「SPORTS HYBRID i-DCD」システムと「DCT(デュアルクラッチトランスミッション)」の走行フィーリングをチェックしていこう。「DCT」はドライバーの代わりに機械がクラッチ操作を行なってくれるシステムだが、一般的に発進から低速走行時にギクシャク感があると言われている。しかし「ジェイド」の場合、発進は電気モーターが担当するためそんな心配は無用だ。なめらかに発進し、エンジンが始動した後でも不快な変速ショックや違和感が残ることはなかった。

そこからアクセルをグッと踏み込んでみる。モーターのアシストを受けた力強い加速は、さすがハイブリッド。エンジンとモーターを合計したシステム最高出力は152psで、「DCT」のリズミカルな変速と相まってダイレクトな運転感覚を味わうことができた。また、高速道路では静粛性の高さに驚かされた。一般的なハイブリッド車の場合、パワートレインからのノイズはガソリン車と比較して低くおさえられているが、その分、ほかのロードノイズや風切り音が気になることもある。だが、「ジェイド」の場合、遮音幕入りフロントガラスや、ホンダが特許を持つ消音装置内蔵の「ノイズリデューシングアルミホイール」の採用などによって、実に静かでマイルドな印象だ。静粛性の高さはクラスを超越して、プレミアムと呼ばれる欧州セダンと変わらないレベルではないだろうか。

ユーザーのクチコミを見ると「足回りが意外によい。やわらかめだが、路面をしっかりとらえてくれる」とあるように、十分なストローク量と、しなやかに受け止めるサスペンションは懐の深さを感じさせ、スピードが上がるにつれてその真価を体感できる。スペースユーティリティー系のクルマでありながら、純粋に運転を楽しめる作り込みは、さすがホンダである。

ハイブリッドシステムには、新世代1モーターハイブリッドシステム「SPORTS HYBRID i-DCD」を搭載。エンジンは1.5L直噴DOHC i-VTECとなり、最高出力131ps、最大トルク15.8kgmに、モーターの最高出力29.5ps、最大トルク16.3kgmというアシストが加わる。気になる燃費もJC08モードで「24.2km/L」(HYBRID X)で、1,510kgという車重を考えれば申し分ない数値だ

1,530mmの低全高を実現し、低床化パッケージとしたことで、3列シートのボックス型ミニバンと比較すると着座位置は低い。「あまり低いと前方視界に影響があるのでは?」と少し心配していたが、乗車してみると、あくまでもセダンライクな着座位置を保ちつつ、前方視界は十分に確保されていた。また、Aピラーの付け根とドアミラーが離れた配置で、その間の三角窓から左右前方が広く見渡せるようになっているため、初めて乗車した時から安心感があった

発進時は電気モーターが担当するため、走り出しは非常にスムーズ。音もなくスーッと発進して、15km/hくらいになるとエンジンが始動するのはほかのハイブリッド車と同じだ。そこからアクセルをもうひと踏みして加速すると、CVT系のハイブリッド車とはひと味違う感覚が味わえる。「DCT」はエンジンの回転数に応じてギアがスムーズに切り替わり、クルマを操っているフィーリングがあるのだ

高速道路を走ると、CVT系との違いはさらに明確になる。モーターのアシストを受けた伸びやかな加速に加え、「SPORTS HYBRID i-DCD」はシフトアップ、シフトダウンにメリハリがあるため、運転が楽しい。また、低全高、低床フロア、低重心設計のため、車線変更の際にも不安定な挙動を見せることはなく、3列シートのボックス型ミニバンとは明らかに違うと感じた

試乗車の「HYBRID X」にはホンダの安全運転支援システム「Honda SENSING」が搭載されている。フロントウィンドウ上部に設置された単眼カメラと、フロントエンブレム内部にあるミリ波レーダーの2つを使って前方の情報を認識し、「衝突軽減ブレーキ」や「アダプティブ・クルーズ・コントロール」「路外逸脱抑制機能」「LKAS(車線維持支援機能)」などの先進機能を作動させてくれるのだ

気品あふれる流麗なシルエットは都会のどんなロケーションでも違和感なし

走行性能について十分に体感した後は、エクステリアデザインをチェックしていこう。「第一印象はカッコイイ。背の高いクルマが大勢を占める昨今、低くドッシリしたスタイルはいいですね」。このユーザーのクチコミが、「ジェイド」のキャラクターを端的に表現している。3列シートのボックス型ミニバンを選ぶ場合、エクステリアよりもキャビンの広さやラゲッジスペースの広さ、使い勝手が、判断基準の上位にくることが多く、デザインは後回しになりがちだ。しかし、「ジェイド」の場合は、広さや使い勝手が必要十分なことに加え、デザインにこだわるユーザーも納得のスタイリッシュさを備えている。

今やすっかりホンダ車の“顔”となった、ソリッド・ウイング・フェース採用のフロントマスクから、どっしり感のあるワイド&ローのボディ、そして、リアウインドウからコンビネーションランプへの連続性が美しいリアスタイリングへと、「ジェイド」には流れを感じるデザインが施されており、筆者をはじめ、撮影現場にいたスタッフの誰もが、「このデザイン、いいよね」の意見で一致していた。

アグレッシブな印象のフロントマスクからワイド&ローのボディ、そしてリアへと続く伸びやかなラインは、3列シートのクルマとは思えないほどスタイリッシュ。「HYBRID X」はリアの大型テールゲートにスポイラーが標準装備され、スポーティーな印象を高めている

流れるようなシルエットはサイドビューにもよく表れている。また、「HYBRID X」には、消音装置のついた17インチのノイズリデューシングアルミホイールが採用され、端正なサイドビューに引き締まった印象をプラスしている

ホンダらしいアグレッシブさが表現されたソリッド・ウイング・フェースを採用したフロントマスク。ボディサイドに大きく食い込み、デザインのアクセントともなっているリアコンビネーションランプなど、力強さを感じさせるデザイン処理が随所に見られる

ヘッドライトのロービームにLEDが採用されるのは珍しくないが、「ジェイド」のそれは2連プロジェクター式。ライトの周囲を四角いリングで囲うことで、より精悍な印象を形成している

全車に標準装備されるガラスルーフは、3列目シートの使用時に開放感をプラスするという効果もある。その前に配置されるアンテナはシャークフィンタイプ。ボディ同色のテールゲートスポイラーは「ハイブリッドX」の専用装備だ

まとめ

都市生活者にとってクルマは、移動の手段であると同時に、移動時間を快適に過ごすための特別なプライベートスペースでもある。室内空間はあくまでもモダンで、スタイリッシュかつ上質であってほしい。また、日ごろは大勢の人を乗せて走ることはないが、必要に応じて、6人乗車できるゆとりを備えていることも大切な条件。さらに、都心の混み合った道をキビキビと走り、高速道路ではダイナミックなパワーが感じられ、立体駐車場にも入れられる低全高や、すぐれた燃費性能も実現してくれていたら最高だ。こんな理想とも言うべき条件をすべて満たしてくれるのが、今回検証を行ってきたホンダ「ジェイド」である。カタログスペックを確認した時点で、都市生活者にとっての理想をある程度満たしていることはわかったが、実際に試乗車を使ってさまざまな角度から検証したことで、それが「ある程度」ではなく、「極めて高い次元で」満たされていることがよくわかった。クルマに何を求めるかは、人それぞれ異なるが、都市生活者にとっての理想形とも言うべき「ジェイド」は、その完成度の高さできっと多くの人の望みをかなえてくれるはずだ。