PART2 進化を遂げたユーティリティーを徹底検証!

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デザイン・実用性・走行性のすべてがグレードアップ 生まれ変わった新型「シエンタ」劇的進化の全貌に迫る

PART2 たっぷり荷物が積めて、乗り降りもラクチン! 進化をとげたユーティリティーを徹底検証!

子どももお年寄りもペットも 誰もが安心、ラクラク乗り降り

PART1では、12年ぶりのフルモデルチェンジで大きく雰囲気の変わったデザイン面を中心にレポートしてきた。PART2では、ミニバンの購入を検討する人が最も気にするであろう、居住性とユーティリティーについてチェックしていこう。これらの点はミニバンの本分であり、メーカー各社がそれぞれ工夫を凝らした提案を行っているなか、新型「シエンタ」はどう対応しているのか、お手並み拝見といこう。

今回試乗車として使用したグレードは「ハイブリッド G」の6人乗り、2WDモデル。撮影を行ったのは発売後間もない7月下旬だったが、撮影時に感じたことは、新型「シエンタ」に対する注目度の高さだ。「これ、新しくなったシエンタですよね?」「乗り心地はどうですか?」など、街行く人から声をかけられることが多く、また走行中も視線をビシビシと感じるのだ。エアーイエローというポップで目立つボディカラーだったこともあるのだろうが、それだけではない魅力がこのクルマにはあるようだ。

シエンタ
シエンタ

「トヨタが作ったスポーツバッグ」というキャッチコピーで登場した新型「シエンタ」。シャープかつスポーティーなデザインと、試乗車のボディカラー「エアーイエロー」はまさにスポーツバッグのイメージだ。では、スポーツバッグに求められるもうひとつの要素、何でも気軽に入れて運べる使いやすさはどうだろうか?

まずは乗降性からチェックしていこう。4,235(全長)×1,695(全幅)×1,675(全高)mmというボディサイズは、ひと目でコンパクトかつ低床であることが見てとれる。新型「シエンタ」は先代モデル同様、後席のドアには両側スライドドアが採用される、さらに、「X “Vパッケージ”」を除く全車に、ワンタッチスイッチ式パワースライドドアが標準装備されている。つまり、スマートエントリーキー&プッシュスタートシステム装着車の場合、キーを携帯していればドアハンドルにあるワンタッチスイッチを押すだけで、ドアの解除、開閉ができるのだ。大きな荷物を持っていたり、赤ちゃんを抱きかかえていたりしても、スイッチに指で触れるだけでドアの開閉ができるため、特にファミリー層から高評価を獲得しそうだ。

スライドドアを開けて後席に乗り込むと、「ん?」という違和感があった。その正体を確認するため、降りてもう一度乗り込んでみて気がついた。フロアが低いため、地面からの段差をほとんど意識することなく簡単に車内へ乗り込むことができるのだ。ファミリー層に多く選ばれるミニバンの場合、後席を利用するのは子どもやお年寄りなどが多いはず。そういった意味でも、ノンステップの低床フラットフロアがもたらす乗降性の高さは大きな意味がある。「すべてのシートに座る人が快適に乗り降りできるように」、新型「シエンタ」は、そんな気配りが行き届いたクルマなのである。

シエンタ スライドドア
シエンタ スライドドア

スライドドアの開口部は、高さ1,145mm、幅665mmと開放感は十分。ドアハンドルのボタンを押すだけで開閉できるため、両手に荷物を抱えているときなどに重宝する。スライドドアを採用するミニバンの多くは、その構造上箱型のボディデザインになることが多いが、新型「シエンタ」はスライドドアを搭載しながら、シャープなボディデザインを保っていることも特筆すべき点だろう

シエンタ アシストグリップ

身長178cmの価格.comスタッフが後席に乗り込んでみたが、少し姿勢を低くする程度で自然に乗り降りができた。ちょうど手がかかる絶妙な高さにアシストグリップが配置され、小さな子どもやお年寄りにも配慮しているのだと感心

シエンタ 低床フロア

すぐれた乗降性を実現する低床フロアだが、実際の高さはどうだろう。後席の乗り込み口の地上高を実測してみた。結果は約330mm。これなら小さな子どもでも無理なく乗り降りできるだろう。また、フロアを低床化することで頭上にはゆとりが生まれるため、居住性の向上にもひと役買っている

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ボディはコンパクトでも室内は広々 快適ドライブを支える居住性をチェック

さまざまな人を乗せる機会の多いミニバンにとって、居住性は大切なポイント。新型「シエンタ」は、トヨタのミニバンラインアップの中で最もコンパクトなボディサイズとなるが、「ボディサイズが小さいのだから、室内スペースも狭くて当然」というパッケージングでは、厳しい目を持ったユーザーから振り向いてもらうことはできない。コンパクトなボディサイズと同時に、どのシートに座ってもゆったりとくつろげるゆとりを彼らは求めているからだ。そんな、「わがまま」とも言えるユーザーを納得させられるだけの居住性を実現できているのか? 以下で詳しく見ていくとしよう。

ちなみに、新型「シエンタ」のテレビCMやカタログには、コロンビア代表のプロサッカー選手、ハメス・ロドリゲスさんが起用されている。カタログでは、身長180cmの同選手がシートに座って居住性をアピールしているが、今回の検証では、身長だけはハメス・ロドリゲス級の価格.comスタッフ(180cm、178cm)を投入し、どれくらいゆとりがあるのか確認してみた。

新型「シエンタ」のシートタイプは、サッカーのフォーメーション風に言えば「2-2-2」の6人乗りと、「2-3-2」の7人乗りの2タイプが用意されている。違いは2列目シートの形状のみ。6人乗りの2列目シートはベンチ風シートの中央に小物入れとアームレストが備わっている。7人乗りの場合は、この中央の小物入れ部分がフラットな座面となっている。

シエンタ

ドライバーが運転席に座った状態で、2列目シートに身長178cmのスタッフが座ってみた。頭上はもちろん、ヒザ周りや足元にも十分なスペースがあり、開放感がある。座面も広く、座り心地も上々で、十分に「特等席」的なくつろぎが感じられた

シエンタ

驚いたのは3列目シートだ。先代モデルより左右の広さは32mm、それぞれのシート幅も70mm拡大されているという。身長180cmと178cmのスタッフが乗車してみても、肩と肩が触れることなく自然な姿勢で座ることができた。これなら3列目シートに座っての長距離移動でも、疲れを最小限に抑えられるはずだ

コンパクトサイズのミニバンの場合、3列目シートは「いざという時には乗れますよ」といった感じで、緊急用として用意されているケースが多い。しかし、「シエンタ」の場合は、2列目シートでも、3列目シートでも、頭上や膝前にかなりの余裕があり、快適な乗り心地を得ることができた。また、後席にいくほどヒップポイントが高くなる「シアターレイアウト」を採用していることも、快適さを実現しているもうひとつの理由だろう。これにより、どのシートに座っても前方視界がよく、開放的な気分を味わうことができた。さらに、各シートの座面の高さも工夫されているため、180cm前後のスタッフが乗っても、膝を抱えるような姿勢になることはなかった。

シエンタ シアターレイアウト

新型「シエンタ」は、1列目より2列目、2列目より3列目と、後席に行くほどヒップポイントが高くなる「シアターレイアウト」を採用している。各シートにスタッフが座ってみたが、頭の位置を見ればその様子がわかるだろう

シエンタ
シエンタ

車内の随所に気の利いた収納スペースが用意されているのも「シエンタ」の特徴のひとつ。助手席には、オレンジ色がアクセントを効かせるアッパーボックスや回転式フックなどを装備する。試乗車は6人乗りだったため、2列目シート中央には小物入れがあり、スマートフォンやサングラスなど、ちょっとした物を置くときに重宝した

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「ダイブイン格納機構」を駆使すれば あっという間にラゲッジスペースが拡大

サッカーの試合でもっとも効率のよい得点方法は、ダイレクトパスをつなぎ、できるだけ少ない手数でゴールを目指す速攻である。たとえ1人の技術レベルが高く、多彩な技を持っているとしても、自己満足のプレーに終始して、得点につながらなければ意味がない。ミニバンのシートアレンジも同様。仮に100通りのシートアレンジが可能だとしても、操作が煩雑で使いづらくては本末転倒だ。乗員の数、積み込む荷物の量や形に合わせて、素早く直感的にシートを畳んだり、格納できたりするのが理想である。

そんな視点で新型「シエンタ」を見ると、2列目シートのタンブル機構がダイレクトパスに相当するだろうか。「タンブル機構」と言っても操作はいたって簡単で、座面横にあるレバーを引くだけで背もたれの折りたたみと、シートの格納が完了する。ヘッドレストを外して……とか、まずはシートバックを倒して……とか、そんな手間は一切不要なのだ。このタンブル機構によって、3列目シートへのアクセスは飛躍的にスムーズになっている。

その3列目シートの格納も注目ポイントのひとつだ。一般的に、ミニバンに採用される3列目シートの格納と言えば、左右への跳ね上げ式が多いが、新型「シエンタ」は前方にシートを送り込むダイブイン格納機構を採用している。どこに送り込むかと言えば、2列目シートの下。2列目シートを折りたたんだ状態で、3列目シートを前方に送り込み、2列目シートを元に戻す。2列目シートと3列目シートの絶妙なコンビプレーにより、4人乗車時には、広大なラゲッジスペースを確保することができるのだ。

乗る人の数や荷物大きさに合わせて、素早く、むだを省いたシートアレンジで、快適なドライブをアシストしてくれる。これこそ新型「シエンタ」の真骨頂である。

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スタッフから「おお〜!」という声が上がったのが2列目シートの格納だ。座面横にあるレバーを引くと自然に背もたれが倒れこみ、シートが前方に折りたたまれた。手順を説明する必要もなく、片手で、しかもワンアクションでOKなのだ

シエンタ タンブル機構

タンブル機構によって格納された2列目シートの後方には大きなスペースができる。これにより3列目シートへのアクセスもラクに行える

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3列目シートのダイブイン格納機構を試してみた。手順は大きく3ステップ。@2列目シートをタンブル状態で格納し、3列目シートの背もたれを倒す、A3列目シート後方にあるストラップをつかみ、持ち上げながら前方へ送り込む、B2列目シートを起こせば、広大なラゲッジスペースのでき上がりだ

シエンタ
シエンタ

実際に、荷物を積んでラゲッジルームの積載性をチェックしてみた。さまざまなシートアレンジが可能となるが、ここでは「4人でゴルフに行く」という設定で検証。2列目シート、3列目シートともに片方だけを格納すると、長さ約130cmの9インチのゴルフバッグをラクに4個積むことができた

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