PART3 価格.comスタッフがハイブリッドモデルを実走レポート!

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デザイン・実用性・走行性のすべてがグレードアップ 生まれ変わった新型「シエンタ」劇的進化の全貌に迫る

PART3 燃費性能も走りも安全性も申し分なし 価格.comスタッフがハイブリッドモデルを実走レポート!

クラストップレベルの低燃費を実現した ハイブリッドモデルが新登場

PART1ではデザインを、PART2では居住性とユーティリティーをチェックしてきたが、新型「シエンタ」は、そのどれもが高次元でまとめられており、ミニバンとしての実力の高さをうかがい知ることができた。そしてPART3では、クルマとしての性能をさらに探るべく、燃費性能や走り、安全性能などを詳しくチェックしていきたい。

というわけで、まずは新型「シエンタ」のパワートレインから見ていこう。「シエンタ」には、ハイブリッドモデルとガソリンモデルの2つが用意される。ハイブリッドモデルには「アクア」と同じハイブリッドシステム「THS-II」を搭載。1.5リッター直列4気筒エンジンは、最高出力54kW(74PS)/4,800r.p.m、最大トルク111N・m(11.3kgf・m)/3,600〜4,400r.p.mを発生し、これにモーターによる、最高出力45kW(61PS)、最大トルク169N・m(17.2kgf・m)のアシストが加わる。ボディサイズから考えると、十分なパワーを備えていると言えるだろう。そして、何よりも魅力なのが、クラストップレベルとなるJC08モード27.2km/Lという、すぐれた燃費性能だ。

いっぽうのガソリンモデルには、新開発された1.5リッターエンジン「1.5L 2NR-FKE VVT-iE」を搭載。最高出力80kW(109PS)/6,000r.p.m、最大トルク136N・m(13.9kgf・m)/4,400r.p.mを発生する。このエンジンの特徴は、熱効率を高めるアトキンソンサイクル技術により、ガソリンエンジンとしては高い燃焼効率を達成している点にある。さすがにハイブリッドモデルにはかなわないが、JC08モード20.6km/L(2WDのX “Lパッケージ”の場合)という数字は、「さすが」のひと言だ。

なお、今回、試乗車として使用したのはハイブリッドモデルの「G」。次章以降で、その乗り心地や、走行フィールなどをお伝えしよう。

シエンタ

試乗車のボンネットフードを開けると、コンパクトなエンジンルームに1.5リッターエンジン+モーターのハイブリッドシステムが搭載されていた。ハイブリッドシステムは、「アクア」で実績を積み上げてきた「THS-II」が採用されており、その信頼性は折り紙つきだ

新型「シエンタ」に搭載される 1.5L小型ハイブリッドシステム(THS U)

運転状況に応じてエンジンとモーターから最適な出力が得られるよう自動的に制御されるハイブリッドシステム(THS U)を搭載。エンジンとモーターがシステムとして発揮できる出力は100馬力にもおよび、パワフルで快適な走行性を味わわせてくれる。それでいて、JC08モード27.2km/Lという低燃費を実現しているのだから驚きだ

シエンタ

ハイブリッドモデルはバッテリーを搭載するため、ガソリンモデルよりもスペース効率が悪くなることが多いが、新型「シエンタ」はコンパクトなバッテリーを床下に配置。そのため、ハイブリッドモデルでもガソリンモデルでも室内の広さは変わらない

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ハイブリッドモデルの乗り味を価格.comスタッフが詳細レポート

コンパクトカーやセダンに比べて、ミニバンの車高は高い。それに比例するように、運転席のヒップポジションも高く設定されているのが一般的だ。このため、視界が開けて、クルマの取り回しがよくなるが、半面、体重が座面の一点に集中しやすく、長時間運転しているとお尻が痛くなってしまうという欠点もあわせ持っている。

ミニバンに対するそんな先入観を抱きながら「シエンタ」の運転席に座ってみたところ、一般的なミニバンとは明らかに異なる感覚を覚えた。確かに視界は広く開放的なのだが、背もたれの形状と、適度にクッション性のあるシートにより、身体とシートがフィットしてほどよい包まれ感があるのだ。シートの座面は前部がやや高く、後部がやや低くなっていて体重がうまく分散されるため、長時間座っていたくなる心地よさも感じた。

見晴らしがよく、クルマの取り回しもしやすいのにスポーティー。「シエンタ」のシートポジションは、そんな雰囲気なのである。

シエンタのドライビングシート

開放的でありながら、適度な包まれ感もある「シエンタ」のドライビングシート。カタログではわかりにくいポイントだが、実際に乗ってみると、その座り心地のよさがよくわかる

ピタッと決まったシートポジションに好感触を抱きながら、一般道路と高速道路を走行してみた。低速走行時にハッキリと感じられたのが、モーターのアシストだ。特に青信号での発進時は、軽くアクセルを踏み込むとエンジンと、モーターのアシストによってスーッと滑らかに加速していくため、街中を軽快に走ることができた。また、高速道路での加速も申し分なく、本線への合流時や追い越し車線へ移る際にアクセルを踏み込むと、力強く車体を前へ押し出してくれた。特に燃費優先の走りに制御を行う「エコモード」をオフにすると、アクセル操作への反応が一気に速くなり、パワフルな走りが楽しめた。

さらに、静粛性の高さも評価したいポイント。街乗り時はもちろんだが、高速道路走行時でも、アクセルから足を離すと積極的にEV走行に切り替わるため、車内はかなり静かだ。高速道路走行時に音楽を聴いたり、同乗したスタッフと会話したりしてみたが、特にボリュームを上げる必要などはなかった。

ちなみに今回は、東京〜横須賀間の往復コースでレビューを行い、一般道路約20km、高速道路約130kmの合計約150kmを走行した。レビューを終えて、燃費計を確認したところ「19.5km/L」と表示されていた。レビューでは、「シエンタ」の加速感などをチェックするため、アクセルを強めに踏み込んだり、「エコモード」をオフにしたりするシーンが多かったことを考えれば、大健闘といえる数値だろう。

シエンタ

「ミニバンのハイブリッドモデル」という言葉から、走りの楽しさを想像することは難しいが、「シエンタ」はそんな常識を覆す走行性能を持っている。ストップ&ゴーの多い街中では、モーターのアシストにより力強い加速を見せてくれた。信号待ちや停車時にはアイドリングストップが作動するが、発進する際に不安定な挙動を感じることはなかった

シエンタ

高速道路ではエンジン走行がメインとなるが、本線への合流や追い越しの際は、モーターによるアシストが加わり、加速感は上々。車両重量1,380kgというボディをグイグイ前へ押し出してくれた。また、車高の高いミニバンで高速道路を走ると、横風などによるフラつきが気になるが、バッテリーを床下に積載することで低重心化されており、どっしりと落ち着いた走りが味わえた

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大切な家族を安心して乗せられる!予防安全機能「トヨタセーフティセンスC」搭載

ファミリーカーとして活躍する機会の多いミニバンだけに、家族を守る安全性は欠かせない要素のひとつだ。近年、安全性に対するユーザーの意識は高まっており、メーカー各社は先進的な予防安全機能の開発に力を注いでいる。代表的なシステムとして、テレビCMなどで盛んに放映されている衝突被害軽減ブレーキがあげられるが、実はこの衝突被害軽減ブレーキの原型となるシステムは、トヨタがいち早く市販車に採用していたことをご存知だろうか。2003年に登場した2代目「ハリアー」に搭載された予防安全機能は、ミリ波レーダーで前方の障害物を検知して、ドライバーのブレーキ動作をアシストするもので、発売当時大きな話題を呼んだ。ハイブリッドカーや燃料電池車のイメージが強いトヨタだが、実は安全性に関してもトップランナーであり続けているのだ。

そのトヨタが、2015年4月に発表した予防安全機能が「トヨタセーフティセンスC」である。これは、フロントウインドウに搭載されたレーザーレーダーと単眼カメラを併用して、前方の障害物や状況を検知することでクルマを制御する、3つの先進安全機能の総称となる。その内訳は、①約10〜80km/hで走行中に、前方の障害物と衝突の危険がある場合、警報および自動ブレーキを作動させる「プリクラッシュセーフティシステム」、②車線の逸脱を警報とディスプレイ表示で知らせる「レーンディパーチャーアラート」、③対向車や先行車のライトを検知し、ハイビームとロービームを自動で切り替える「オートマチックハイビーム」の3点。もちろん、これらの予防安全機能はあくまでドライバーの運転を補助する機能であり、危険な状況を事前に検知して注意をうながしたり、そもそも危険な状況に直面しないようにするのが「トヨタセーフティセンスC」の基本的な考え方となる。

新型「シエンタ」も、全グレードにメーカーオプションで「トヨタセーフティセンスC」を搭載することができる。そのひとつひとつの機能を、以下でチェックしていこう。

シエンタ

前方の検知は、フロントウインドウに設置されたレーザーレーダーと単眼カメラで行う。この2つのセンサーを組み合わせることで、自車と障害物との距離や、どんな障害物があるかの認識精度を高めている。「トヨタセーフティセンスC」のベースとなる装備だ

プリクラッシュセーフティシステム

プリクラッシュセーフティシステム

約10〜80km/hで走行中に、前方で衝突が予想される状況を検知すると、まず警報とディスプレイ表示で警告する。ドライバーによるブレーキ操作を確認できた際はブレーキアシストが作動。もし、ブレーキ操作が確認できなければ自働ブレーキで約30km/h分の減速を行う。システム作動速度を、低速域だけでなく、約80km/hという高速域までカバーすることで、事故を未然に防ぐ可能性を高めている

レーンディパーチャーアラート

レーンディパーチャーアラート

「レーンディパーチャーアラート」は、幅約3m以上の車線を、約50km/h以上で走行中に作動する。単眼カメラで道路上の白線(黄線)を随時認識し、ウインカーの操作なしで車線を逸脱しそうになると、警報とディスプレイ表示で注意を喚起してくれる

オートマチックハイビーム

オートマチックハイビーム

約30km/h以上で走行時に、先行車や対向車のライトを検知し、ハイビームとロービームを自動で切り替えてくれる「オートマチックハイビーム」。夜間走行時、ハイビームとロービームを手動で切り替えるのは、かなり面倒な操作だが、これなら運転に集中することができる

先行車発進告知機能

先行車発進告知機能

レーザーレーダーと単眼カメラを用いた前方検知は、「プリクラッシュセーフティシステム」にも活用される。信号待ちや渋滞時に先行車が発進した場合、気づかず停止していると、ブザーとディスプレイでドライバーに告知するのが「先行車発進告知機能」。これで、後ろのクルマからクラクションを鳴らされる心配もなくなるのだ

まとめ

2015年7月9日の発売から約2か月。この間、新型「シエンタ」はテレビCMをはじめ、インターネットメディアや雑誌などで数多く露出されてきた。その背景には、トヨタの「シエンタ」に対する自信が見え隠れしており、実際、本特集のレビューでも、その完成度の高さを改めて実感することとなった。

ミニバンとコンパクトカーの中間に位置するトヨタ最小ミニバンの「シエンタ」は、デザイン性、使い勝手、走りや燃費性能など、あらゆる面で時代を一歩先取る完成度を誇っており、価格面(ハイブリッドモデルは223万円<消費税込>〜、ガソリンモデルは169万円<消費税込>〜)から見ても多くの人から支持を集めそうである。

遊び心にあふれ、スポーティーさと知的さを合わせ持ったジャストサイズのミニバンを探している人にとって、「シエンタ」は間違いなくベストな選択肢のひとつになるはずだ。

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