キヤノン最新A4ビジネスインクジェット複合機「MAXIFY MB5430」徹底検証

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多機能でも省スペース設置が可能Wi-Fi対応のコンパクトボディ

今やビジネスに欠かせないアイテムのひとつである、プリンター複合機。プリント、コピー、スキャン、FAXといった機能をワンボディに集約しており、効率的なドキュメント業務をサポートしてくれる。そんなビジネス向けの複合機と言えば、以前はレーザー方式が主流だったが、近年ではSOHOや店舗などの小規模事務所を中心にインクジェットモデルが注目を集めている。その理由として、初期コストの安さに加え、インクジェット方式によるプリント技術が向上した結果、ビジネス活用に十分なプリント速度や耐久性を備えるようになったことがあげられるだろう。さらに、ランニングコストを低く抑えられる経済性の高さも手伝って、コストに敏感な小規模事務所からの需要が高まっているのだ。

キヤノン「MAXIFY MB5430」

2016年10月6日に発売されるキヤノンの最新A4ビジネスインクジェット複合機「MAXIFY MB5430」。コンパクトなボディながら、プリント、コピー、スキャン、FAXの4つの機能を備える。プリント速度が高速なのも特徴だ

ここで紹介するキヤノンの「MAXIFY MB5430」(以下、MB5430)は、そんな小規模事務所での利用に適したA4ビジネスインクジェット複合機だ。463(幅)×394(奥行)×351(高さ)mmのコンパクトなボディを実現するとともに、無線LAN(IEEE802.11n/g/b)に対応し、ネットワークケーブルなしで設置できる自由度の高さも持ち合わせている。実際、無線LAN経由でネットワーク接続させてみると、複合機の周りがケーブルでごちゃごちゃすることもなく、見た目にもスッキリと設置できた。

キヤノン「MAXIFY MB5430」 キヤノン「MAXIFY MB5430」

SOHOや店舗などのスペースは、制約が厳しいもの。複合機にも省スペース性が求められるが、「MB5430」なら、こんなにスッキリとオフィスの机の上に設置できる。A4普通紙をセットすると前面下部の給紙カセットが若干前に飛び出す(右写真)が、それでも手前に十分な作業スペースが確保できた

コンパクトなボディとはいえ、ビジネスモデルらしい、頼りがいのある使いやすさを備えているのも特徴だ。それを大きく感じたのは、本体下部に設けられた2段給紙カセット。合計500枚までのA4普通紙を一度に収納できるので、大量印刷を行えるし、ひんぱんに用紙を補充する必要もない。さらに、タッチ操作対応の3.5型カラー液晶モニターを搭載しており、直感的な操作が可能なので、こうした機器に詳しくないスタッフも迷わず使えそうだ。

キヤノン「MAXIFY MB5430」 キヤノン「MAXIFY MB5430」

上下2段になった給紙カセットを本体下部に装備。それぞれA4普通紙250枚をセットでき、合計500枚まで収納可能だ。もちろん、上下段に異なるサイズの用紙をセットすることもできる

キヤノン「MAXIFY MB5430」 キヤノン「MAXIFY MB5430」

本体前面に搭載しているカラー液晶モニターは3.5型。タッチ操作に対応しているので、スマートフォンのように直感的な操作が行える。OA機器のイメージが強いビジネス向けの複合機ではあるが、「MB5430」は家庭用モデルに近い簡単操作を実現している

ボディサイズに続いては、気になる経済性について見ていこう。この点においても「MB5430」なら心配はなさそうだ。同クラスのA4カラーレーザー複合機に比べて手ごろな価格で購入できるとともに、ランニングコストも低く抑えられる。たとえば、標準インクタンクよりもお得な大容量インクタンクを使用すれば、プリントコストはA4普通紙のモノクロ印刷が約2.2円/枚から1.8円/枚へ、カラー印刷が約7.6円/枚から約6.1円/枚へと低減できる(すべて税別)。さらに、両面印刷はもちろん、1枚の用紙に2面割り付けができる「2 in 1コピー」や、4面割り付けができる「4 in 1コピー」を上手に活用すれば、用紙代も節約することが可能だ。イニシャルコストからランニングコストまでトータルの費用を抑えられるのがありがたい。

キヤノン「MAXIFY MB5430」

「MB5430」は、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)のカラーインクと、ブラック(BK)インクで構成された4色顔料インクを採用。各色独立式のインクタンクのため、なくなった色だけを交換することができる。また、写真の標準インクタンクのほか、プリントコストが抑えられる大容量インクタンクにも対応する

キヤノン「MAXIFY MB5430」

1枚の用紙に2 面割り付けができる「2 in 1コピー」や4面割り付けができる「4 in 1コピー」も、ランニングコストを抑えるための便利な機能。両面コピーも合わせて活用すれば、1枚の用紙に最大8面を印刷できる。こうした機能を活用することで、用紙コストも抑えることができるのだ

「重ね連送」技術で高速プリントを実現しっかりとした基本機能で幅広い業務をサポート

インクジェット複合機と聞いて、「プリント速度が不十分なのでは?」と懸念する人もいるだろう。しかし、本機においてはそんな心配は無用。キャノン独自の「重ね連送」技術を搭載するため、カタログスペックで片面モノクロ約24枚/分、片面カラー約15.5枚/分の高速プリントを実現しており、体感的にもストレスを感じることがほとんどない。また、1枚目がプリントされるまでの時間であるファーストプリントタイムも、A4モノクロ約6秒、A4カラー約7秒と高速。急な打ち合わせ時など、すぐに資料をプリントしなければならないケースにも十分に対応できる。

プリント速度を検証

キヤノン「MAXIFY MB5430」 キヤノン「MAXIFY MB5430」

まずは、プリント速度をチェック。15枚の印刷に要する時間を計ったところ、A4モノクロは37秒62、A4 カラーは1分25秒54だった。これは、モノクロ約23.9枚/分、カラー約10.5枚/分というプリント速度。印刷内容やネットワーク環境などに左右されやすいプリント速度だが、カタログスペックに近い良好な結果が得られたと言えそうだ

ファーストプリントタイムを検証

キヤノン「MAXIFY MB5430」 キヤノン「MAXIFY MB5430」

続いては、本体を起動してから1枚目が印刷されるまでのファーストプリントタイムを計測してみた。A4モノクロは約6.70秒、カラーは約8.11秒となり、こちらもカタログスペックに近い性能を発揮することが確かめられた

「MB5430」はプリントだけではなく、コピーやスキャンの機能も高速で便利だ。天面に、最大50枚のA4普通紙をセット可能なADF(自動原稿給紙装置)を搭載しているため、資料の連続コピーやスキャンもスムーズに行える。しかも、このADFが便利なのは、CIS(画像読み取りセンサー)を上下に2本搭載するため、一度の用紙の走行で原稿の両面を読み取れるところ。両面印刷された資料を読み取る際も、わざわざ自分で紙を裏返す必要がない。紙をセットしてコピーやスキャンをスタートすれば、作業が終わるまでの間、複合機から離れていても大丈夫だ。

キヤノン「MAXIFY MB5430」 キヤノン「MAXIFY MB5430」

A4普通紙を最大50枚セットできるADF。これがあるため、大量の資料のコピーやスキャンも手軽だ。また、「MB5430」のADFは「自動両面コピー/スキャン」対応なので、両面印刷の資料を読み取る場合も1枚1枚、用紙の表裏を入れ替える手間がない

このほか、スキャン機能で便利だと感じたのは、「Googleドライブ」や「Dropbox」「OneDrive」などの対応クラウドストレージ上やUSBメモリー内にデータを直接保存できるところ。たとえば、スキャンデータをダイレクトにクラウドストレージ上にアップすれば、外出先のメンバーとそのデータをすぐに共有できるし、訪れた顧客がUSBメモリーを持っていれば、資料をその場でスキャンして渡すこともできる。もちろん、スキャンデータを保存する前にカラー液晶モニターでプレビュー確認ができるので、「スキャンに失敗したデータを渡してしまった……」という事態も防げる。「MB5430」は、プリントはもちろん、コピーやスキャンの機能も便利に使えるからこそ、さまざまな業種にぴったりとフィットするのだ。

キヤノン「MAXIFY MB5430」 キヤノン「MAXIFY MB5430」

各種クラウドサービスと連携する「MAXIFY クラウドリンク」。この機能を使えば、パソコンを使うことなく、スキャンデータをダイレクトにクラウドストレージ上に保存できるほか、クラウドストレージ上のデータを直接プリントすることも可能だ

キヤノン「MAXIFY MB5430」 キヤノン「MAXIFY MB5430」

本体前面左側にあるUSBポートにUSBメモリーをセットすれば、スキャンデータをメモリー内に直接保存可能。パソコンなしでもスキャンデータをすぐに持ち運べるのは何かと便利だ

チラシもポスターもテンプレートから手軽に作成 簡単ポスター作成ソフト「Poster Artist Lite」に対応

さまざまなビジネスに対応できるプリント速度と機能性を備えている「MB5430」。最後は、そのプリント品質を確認しておこう。

「MB5430」が採用するインクは、前述のように4色顔料インク。それも、キヤノンのA4ビジネスインクジェット複合機「MAXIFY」シリーズのために開発された専用インクだ。文字はよりクッキリと読みやすく印字できるほか、カラーのグラフや写真なども見やすく印刷される工夫が施されているという。また、染料系のインクに比べて水に強いため、印刷してすぐにマーカーを引いても文字がにじみにくいし、摩擦にも強いという特性を有している。

キヤノン「MAXIFY MB5430」 キヤノン「MAXIFY MB5430」

実際にビジネス文書を印刷してみると、文字はクッキリと読みやすく、カラーのグラフなどは鮮やかで見やすい。右写真のように、印刷直後の文字の上にマーカーを引いてもインクがにじまないのもうれしい

また、インクジェット方式のプリントは、光沢紙などさまざまな用紙が選べるのも利点だ。実際、「MB5430」での写真プリントは非常に品質が高く、写真を有効活用したプレゼン資料はもちろん、飲食店のメニューの作成など、幅広い用途に活用できる。こうしたメリットを引き出すツールとして注目したいのが、「MB5430」が対応する無料の簡単ポスター作成ソフト「Poster Artist Lite」だ。このソフトは、豊富に用意されたテンプレートを活用することで、専門的な知識や技術がなくても手軽にオリジナルポスターを作成できるというもの。一般のオフィスで活用できそうな定番テンプレートだけでなく、小売、流通、サービス、飲食、文教といった幅広い業種特化型テンプレートも収録されているので、別途ソフトを購入することなく、すぐにポスター作成に活用できるのだ。

Poster Artist Lite

キヤノン「MAXIFY MB5430」 キヤノン「MAXIFY MB5430」

豊富なテンプレートが収録された簡単ポスター作成ソフト「Poster Artist Lite」。専門的な知識がなくてもオリジナルポスターが作れる。これまで印刷業者に発注していた制作物も自社で作成できそうだ

キヤノン「MAXIFY MB5430」 キヤノン「MAXIFY MB5430」

「Poster Artist Lite」を使用してオリジナルポスター作りに挑戦してみた。収録テンプレートを使用すれば、わずか数分でこのようなポスターが作成できる。もちろん、いちからオリジナルのポスターを作成することも可能だ

キヤノン「MAXIFY MB5430」

作成したポスターを、光沢紙とマット紙に印刷してみた。光沢紙への印刷(写真左)はさすがにインクジェット複合機らしく、とても鮮やかで、わずかな時間で作ったポスターとは思えないほどの仕上がり。マット紙へ印刷(写真右)でも写真を十分鮮明にプリントできているので、用途によって用紙を使い分けるとよさそうだ

最近はスマートフォンやタブレット端末を活用するシーンがビジネスのなかでも増えているが、「MB5430」はこうしたデバイスにもしっかりと対応している。無料アプリ「Canon PRINT Inkjet」(iOS/Android対応)を使えば、スマートフォンやタブレット端末に保存しているデータなども直接プリントすることができる。たとえば、店舗などでの接客の際に、タブレット端末の画面で見せていた資料を紙にプリントして渡すといった使い方も可能になるだろう。最新のスマートデバイスをしっかりとサポートするため、新しいワークスタイルに柔軟に対応できるのも、「MB5430」の魅力のひとつだ。

キヤノン「MAXIFY MB5430」

無料アプリ「Canon PRINT Inkjet」をインストールしたスマートフォンがあれば、パソコンを経由させることなく、保存してある写真や文書などをダイレクトに印刷できる

まとめ

限られた設置スペースしかなく、シビアなコスト管理が求められるSOHOや店舗などの小規模事務所にとって、ドキュメント業務の要としてビジネスインクジェット複合機を選ぶメリットは大きい。今回は、キヤノンの最新A4ビジネスインクジェット複合機「MB5430」を検証してきたが、その性能や機能、使い勝手のよさには大いに満足した。無線LANに対応したコンパクトなボディは設置の自由度が高く、独自の「重ね連送」技術でレーザー複合機にもヒケを取らないプリント速度を実現しているので、現場業務をしっかりとサポートしてくれるのだ。また、大容量インクタンク対応や「2 in 1/4 in 1コピー」などの機能により、ランニングコストを抑えることができるのも見逃せない点だろう。オフィスに新しい複合機の導入を考えている小規模事務所の経営者や総務担当者は、この「MB5430」にぜひとも注目してもらいたい。

キヤノン最新A4ビジネスインクジェット複合機「MAXIFY MB5430」製品紹介

主なスペック

液晶モニター 3.5型TFT(タッチパネル)
給紙方式 2段カセット(250枚×2)
総ノズル数 計4352ノズル
プリント解像度 最大600×1200dpi
使用可能用紙サイズ A4/A5/A6/B5/レター/リーガル/洋形封筒(4号/6号)/長形封筒(3号/4号)/商用10号封筒/DL封筒/C5封筒/Monarch封筒/はがき/往復はがき/L判/KGサイズ/2L判/六切/ユーザー定義サイズ(幅89〜216.0mm、長さ127〜355.6mm)
ネットワーク IEEE802.11n/g/b
100BASE-TX/10BASE-T、Hi-Speed USB
※無線LANと有線LANの同時使用不可
外形寸法(幅×奥行×高さ) 約463×394×351mm(給紙カセット収納時)
質量(プリンタヘッド・インクタンク含む) 約12.9kg