次世代3D NAND搭載「Crucial MX500 SSD」の実力に迫る

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高性能・低価格を実現した次世代3D NAND搭載 「Crucial MX500 SSD」の実力に迫る

ノートPC、デスクトップPCを問わず、HDDから換装するだけでパソコンのレスポンスが大きく向上するSSD。近年では、その大容量化や低価格化、信頼性の向上が進んだことで、HDDに代わるパソコンのメインストレージとして、すっかり定着した感がある。そんなSSD市場を牽引しているブランドのひとつが、価格.com上でも高い人気を集めているマイクロンのSSDブランド「Crucial」だ。ここでは、「BCN AWARD 2020 SSD最優秀部門」を受賞した「Crucial MX500 SSD」をレビューした。

価格.comユーザーから人気のモデルが進化!
安心の5年保証も

NANDフラッシュメモリー製造の大手、マイクロンのSSDブランドである「Crucial」は、SSDの主要パーツであるNANDフラッシュメモリーを自社製造できるというメリットを生かし、SSDの大容量化と低価格化をリードしてきた。本特集で取り上げる「Crucial MX500 SSD」(以下、MX500)は、「BCN AWARD 2020 SSD最優秀部門」を受賞した定評のあるモデルだ。

本モデルは、NANDフラッシュメモリーの積層数を従来の32層から64層に増やしたマイクロンの第2世代3D NANDを採用したことで、最大2TBの大容量化を実現。また、1TBモデルで12,738円(価格.com最安価格。2020年10月15日時点)というコストパフォーマンスの高さも大きな魅力となっている。

  • マイクロン「Crucial MX500 SSD」
  • マイクロン「Crucial MX500 SSD」

2018年1月に登場した「MX500」は、マイクロンの第2世代3D NANDを初搭載したモデル。2.5インチモデルのほか、M.2フォームファクターの2280モデル(2TBモデルを除く)も用意される

  • マイクロン「Crucial MX500 SSD」
  • 製品パッケージには、9.5mm厚に変換できるスペーサーと簡易マニュアルが付属する

それでは、「MX500」の特徴をチェックしていこう。2.5インチモデルの容量ラインアップは、250GB/500GB/1TB/2TBの4つで、小容量から大容量までしっかりとカバーしている。また、特徴的なのが、すべてのモデルでパフォーマンス(読み書き速度)が同じであること。一般に、SSDは、大容量モデルほど高速なことが多いが、「MX500」ではどの容量のモデルを選んでもパフォーマンスが変わらない。小容量モデルを求めている人にとっては、ありがたいポイントと言えるだろう。なお、接続インターフェイスは従来通り、Serial ATA 3.0(6Gbps)となる。

「MX500」容量別スペック
型番 CT250MX500SSD1/JP CT500MX500SSD1/JP CT1000MX500SSD1/JP CT2000MX500SSD1/JP
容量 250GB 500GB 1TB 2TB
フォームファクター 2.5インチ/M.2 2280 2.5インチ
シーケンシャルリード 560MB/s
シーケンシャルライト 510MB/s
ランダムリード 95K IOPS
ランダムライト 90K IOPS
書き換え可能容量 100TBW 180TBW 360TBW 700TBW
平均故障間隔 180万時間
製品保証 5年間

では、前モデル「MX300」と比べて、性能はどれくらい進化したのだろうか? まず、シーケンシャル速度は、「MX300」(1050GBモデル)はリードが530MB/s、ライトが510MB/sだったのに対して、「MX500」(1TBモデル)はリードが560MB/s、ライトが510MB/s。ライトは同じスペックだが、リードは「MX300」からさらにパフォーマンスが引き上げられている。また、ランダム速度においては、「MX300」のリードが92K IOPS、ライトが83K IOPSであるのに対して、「MX500」ではリードが95K IOPS、ライトが90K IOPSまで向上した。

「MX500」(1TBモデル)、「MX300」(1050GBモデル)のスペックの違い
製品名 「MX500」 CT1000MX500SSD1/JP 「MX300」 CT1050MX300SSD1/JP
容量 1TB 1050GB
シーケンシャルリード 560MB/s 530MB/s
シーケンシャルライト 510MB/s 510MB/s
ランダムリード 95K IOPS 92k IOPS
ランダムライト 90K IOPS 83k IOPS
書き換え可能容量 360TBW 360TBW
平均故障間隔 180万時間 150万時間
製品保証 5年間 3年間

さらに注目してほしいのが、耐久性だ。基盤設計が影響することの多い平均故障間隔は、「MX300」の150万時間から、「MX500」では180万時間まで耐久性が向上している。また、製品保証も「MX300」が3年間なのに対して、「MX500」では5年間に延長されている。大切なデータを保存しておくSSDだけに、これらの点は購入時の安心感につながるだろう。

最先端の3D NAND搭載で安定性が向上

前述の通り、「MX500」の大きな特徴は、マイクロンの第2世代3D NANDを採用した点にある。これまで、NANDフラッシュメモリーは、2D(平面)で製造プロセスを微細化したり、ひとつのメモリーセルに複数のデータを格納したりすることで容量を拡大してきたが、それも技術的な限界に達しつつあった。これに対して、メモリーセルを垂直方向に積層した3D NANDでは、同じ面積でも飛躍的な容量アップが可能となる。ちなみに、3D NANDにはパフォーマンスの安定感や耐久性向上というメリットもあるという。

しかも、「MX500」に採用されたマイクロンの第2世代3D NAND では、NANDフラッシュメモリーの積層数が従来の32層から64層にアップ。これによって、さらなる大容量化が可能になった。現状では2TBが最大容量となっているが、今後は、この技術を採用した、より大容量なモデルが登場する可能性もあるというわけだ。

  • マイクロン「Crucial MX500 SSD」
  • 「MX500」には、NANDフラッシュメモリーを64層に積層した最先端の「3D NAND」が採用されている

続いて、「MX500」の内部パーツ構成について、1TBモデルを用いてチェックしていこう。内部の構造を確かめたところ、マイクロン製NANDフラッシュメモリーのチップが表裏に各8枚、マイクロン製DRAMキャッシュメモリーのチップが表裏に各1枚、Silicon Motion製コントローラーチップが表面に1枚、実装されていた。

なかでも注目したいのが、コントローラーチップだ。従来モデル「MX300」では、Marvell製のコントローラーチップが採用されていたのに対して、「MX500」では、Silicon Motion製の「SM2258H」に変更されている。ひょっとすると、メインストリーム向けSSDの採用例が多いSilicon Motion製のチップを使うと、性能が落ちるのでは? と思った人がいるかもしれない。しかし、「SM2258H」のスペックシートには、「with IMFT(※) 3D TLC NAND」と記載されており、「MX500」に搭載された3D TLC NANDの性能を最大限引き出すために、このチップを採用したと考えられる。事実、先ほど紹介したように、「MX500」は「MX300」を上回るカタログスペックを実現している。
(※)インテルとマイクロンが設立したNANDフラッシュメモリー合弁会社。

  • マイクロン「Crucial MX500 SSD」
  • マイクロン「Crucial MX500 SSD」

「MX500」(1TBモデル)には、表裏各8枚のNANDフラッシュメモリーチップのほか、表裏各1枚のDRAMキャッシュメモリーチップ、表面1枚のコントローラーチップが実装されていた

  • マイクロン「Crucial MX500 SSD」

    NANDフラッシュメモリーチップはマイクロン製の「NW925」。16枚のチップで1TBを構成しているため、内蔵チップ1枚あたりの容量は約64GBとなる

  • マイクロン「Crucial MX500 SSD」

    コントローラーチップには、従来の「MXシリーズ」で採用されていたMarvell製ではなく、Silicon Motion製の「SM2258H」が採用されている

  • マイクロン「Crucial MX500 SSD」
  • マイクロン「Crucial MX500 SSD」

DRAMキャッシュメモリーチップは、マイクロン製の「D9SHD」が裏表の計2枚、実装されていた

どれだけ高速? ベンチマークテストで実力検証!

ここからは、「MX500」(1TBモデル)の実際のパフォーマンスをチェックしていこう。まずはストレージの転送速度を計測する定番ベンチマークプログラム「CrystalDiskMark 6.0.0」を5回実行し、その平均速度を計測した。

テスト結果をまとめた下のグラフを見ると、「MX500」は、シーケンシャル(Q32T1)リード、ライトともに500MB/sを超えており、Serial ATA 3.0接続のSSDの中でもトップクラスのパフォーマンスを備えていることがわかる。また、下のグラフからは読み取ることはできないが、リードにおいては5回の計測すべてで563MB/sを記録。「MX500」のパフォーマンスの安定感の高さを確認することもできた。このほか、実使用環境に近い性能指標となるランダム4K(Q32T1)速度においても、リードが平均404.8MB/s、ライトが平均360MB/sと、かなり高速だった。

「CrystalDiskMark 6.0.0」グラフ

ベンチマークプログラム「CrystalDiskMark 6.0.0」を使用し、「MX500」(1TBモデル)のパフォーマンスをチェック。シーケンシャル、ランダム速度とも、カタログスペックとほぼ変わらない値を記録した

続いて、SSD用のベンチマークプログラム「AS SSD Benchmark」を用いて、「MX500」(1TBモデル)と従来モデル「MX300」(1050GBモデル)のデータ転送速度を比較してみた。下に掲載したテスト結果を見ると、ライトはシーケンシャル、4Kともそこまで変わらないが、リードは「MX500」のほうが明らかに上回っている。また、アクセスタイムについては、「MX300」がリード0.036ms、ライト0.043msだったのに対して、「MX500」ではリード0.030ms、ライト0.028msと、パフォーマンスが向上していることが確認できた。

AS SSD Benchmark
  • MX500
    MX500
  • MX300
    MX300

「AS SSD Benchmark」のテスト結果を見ると、特にリードの速度の違いが顕著。「MX500」の性能の高さが確認できた

ATTO Disk Benchmark
  • MX500(1TBモデル)
    MX500(1TBモデル)
  • MX300(1TBモデル)
    MX300(1TBモデル)

512B〜64MBまで、より細かなデータサイズでの転送速度を計測するベンチマークプログラム「ATTO Disk Benchmark v3.05」も実行してみた。ここでも、リードの速度の違いが顕著。「MX300」で500MB/sを超えたのが128KBからだったのに対して、「MX500」では32KBから500MB/sを超えるなど、特に小さなファイルの読み込み速度で「MX500」のほうが高速であることがわかった

最後に、ベンチマークプログラム「CrystalDiskMark 6.0.0」を用いて、「MX500」(1TBモデル)と、従来モデル「MX100」(512GBモデル)のデータ転送速度を比較した。ちなみに、「MX100」は発売からすでに3年以上が経過しているため、使用者の中には、「製品保証も切れたし、そろそろ買い替えを……」と検討している人もいるはず。そんな人は、下のテスト結果を確認したうえで、ワンランク上の性能と大容量を実現した「MX500」の購入を検討してみてはいかがだろうか?

「CrystalDiskMark 6.0.0」グラフ

「CrystalDiskMark 6.0.0」を用いて、「MX500」と「MX100」のパフォーマンスを比較。シーケンシャル速度にそれほど差がないいっぽうで、ランダム速度については、特にリードに大きな差が見られる。小さなファイルをバラバラに読み書きするランダム速度はパソコンの実使用環境に近い指標となるだけに、より高速な「MX500」を使えば、さらに快適にパソコンを使えるだろう

まとめランダムリード/ライト速度が向上した、
Crucialの最新SSD

以上、Crucialの最新SSD「MX500」の実力をチェックしてきたが、十分に満足できるパフォーマンスを実現していることが確認できた。なかでも特筆すべきは、NANDフラッシュメモリーチップやコントローラーチップなどの内部パーツの見直しによって、従来モデルよりもランダムリード/ライト速度がアップしたことだ。ランダムリード/ライト速度はパソコンの動作の快適さに直結するスペックとなるため、この値の向上は「MX500」の大きな進化点と言えるだろう。また、従来よりも耐久性が向上し、製品保証が5年へと延長されたことで購入時の安心感も増している。それでいて、今回検証した1TBモデルで12,738円(価格.com最安価格。2020年10月15日時点)という手ごろな価格を実現しているのもありがたい。このような魅力を備えた「MX500」は、従来モデル同様、価格.com上で大きな人気と注目を集める製品となりそうだ。

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この記事は2018年02月01日の情報を基にしております。