インテル® Core™ i7 プロセッサー搭載

軽量で堅牢な13.3型モバイルノート「dynabook GZ」

気軽に持ち出せて効率的な作業ができる13.3型モバイルノートは、外出先でパソコン作業をすることが多い学生やビジネスパーソンのマストアイテム。機動力の高さが大きな魅力で、最近では重量が1kgを切る超軽量モデルも続々と発売されている。そんな市場にあって、トップレベルの軽さと堅牢性を兼ね備えて登場したのが、Dynabook株式会社のWebオリジナルモデル「dynabook GZシリーズ」だ。ここでは、全30機種の豊富なラインアップの中から、上位モデルの「dynabook GZ83/JL PGZ83JL-NEB 13.3型フルHD Core i7 8550U 512GB_SSD Officeあり」(以下、GZ83/JL)を用い、その実力を徹底検証しよう。

※1 「PGZ63/JL-NNB」「PGZ63/JL-NEB」「PGZ63/ML-NRB」「PGZ63/ML-NHB」の重量。本記事の検証では約859gの「PGZ83/JL-NEB」を用いています。

ラインアップ約779g※1からの軽さでMIL規格準拠の
13.3型モバイルノートが、30機種から選べる!

dynabook GZ

今回の検証に用いたのは、Dynabook株式会社のWebオリジナルモデル「dynabook GZシリーズ」の中で上位にあたる「GZ83/JL (型番はPGZ83JL-NEB)」。Webオリジナルモデルには、個人と法人向けを含めて合計30機種が用意されている

「dynabook GZシリーズ」は、1989年の初代「Dynabook」誕生から30周年という節目のタイミングで登場した「dynabook Gシリーズ」のWebオリジナルモデルだ。2019年1月に発足したDynabook株式会社の記念すべき第1弾製品群ということもあり、本製品にかける同社の意気込みは強く、こだわりのモノ作りを形にしている。また、高品質な製品を幅広いユーザーに使ってもらいたいとの思いから、発売時点で全30種類という豊富なラインアップが用意されているのも大きな特徴だ。

そんな「dynabook GZシリーズ」のラインアップには、CPUとメモリー、SSDの容量が異なる「GZ83」「GZ73」「GZ63」の3モデルがあり、いずれもOfficeや顔認証のあり/なしが選択できるようになっている。学生から社会人まで、予算や用途に合った1台を選ぶことができるだろう。

「GZ83」「GZ73」「GZ63」の主要スペック比較

モデル CPU SSD メモリー 重量 バッテリー
駆動時間
GZ83 インテル® Core™ i7-8550U プロセッサー
(1.80GHz-最大4.0GHz)
1TB SSD/
512GB SSD
8GB 約859g/
約879g
約19時間
GZ73 256GB SSD 16GB/8GB 約859g
GZ63 インテル® Core™ i5-8250U プロセッサー
(1.60GHz-最大3.40GHz)/
インテル® Core™ i3-8130U プロセッサー
(2.20GHz-最大3.40GHz)
256GB SSD 4GB 約779g/
約859g/
約939g
約19時間/
約14時間/
約9.5時間

本特集では、このうち最上位モデルの「GZ83/JL」を使ってレビューを行った。製品を手に取ってまず驚いたのは、その軽さだ。本機の重量は1kgを切る約859gで、本当に内部にパーツを搭載しているのかと疑ってしまうほど軽かった。この軽量さは、ボディ外装にマグネシウム合金素材を、内部に高密度な実装技術を用いることで可能になったもの。また、本体サイズは、約308.8(幅)×211.6(奥行)×17.9(高さ)mmとコンパクト。フットプリント(設置面積)が小さいため、新幹線や飛行機の折りたたみテーブルに置いても、十分作業ができそうだ。

dynabook GZ dynabook GZ

実際に本体の重量を計測してみると、約859gとカタログ値通り。ACアダプターを加えても約1035gという軽さだった。なお、「dynabook GZシリーズ」の最軽量モデルの重量は約779g※1となる

dynabook GZ dynabook GZ

本体の厚さは17.9mm。小さめのボディバッグにもスッと収まった。バッグに入れていることを忘れてしまうほどの軽さだ。これだけ軽くてコンパクトなら、どこへでも持ち出したくなる

dynabook GZ

フットプリントが小さいため、オープンカフェの小さなテーブルに置いても周囲のスペースに余裕があった。また、長時間作業を続けても、ボディの底面が熱くなることはなかった。これは、長年のシミュレーションデータの蓄積に基づき、効率的な冷却性能を実現しているためだ

軽量で持ち歩くことが多ければ、ボディの強度も気になるところ。その点、「GZ83/JL」は、さまざまなシミュレーションで得られたデータに基づき、本体構造を徹底的に見直すことで、高い堅牢性を実現。76cmの高さから落下させて動作確認をするなど、落下・粉塵・高度・高温・低温・温度変化・湿度・振動・衝撃・太陽光照射の10項目で耐久テストが行われる米国国防総省制定の「MIL規格(MIL-STD-810G)」に準拠しているほか、第三者認証機関「TUV Rheinland Japan(テュフ ラインランド ジャパン)」の確認のもと、面加圧テスト、落下テストも実施されるなど、その堅牢性の高さが証明※2されている。日常生活における使用では不安のない頑丈なボディだ。

※2 無破損・無故障を保証するものではありません。

dynabook GZ

ボディにかなりの力を加えて圧迫しても、びくともしなかった。バッグに入れて移動中に満員電車の中で圧迫されても、故障する心配は少なそうだ

dynabook GZ

カラーバリエーションは、シックな「オニキスブルー」(写真奥)と明るい「パールホワイト」の2色展開。どちらのカラーもプライベートとビジネスを問わず、スタイリッシュに使用することができそうだ

スペック最新CPUとPCIe接続のSSDによる高速動作と、
最大19時間駆動のバッテリースタミナ

「dynabook GZシリーズ」のこだわりは、ボディ設計だけにとどまらない。軽量で堅牢なボディには、最新のハイスペックパーツを凝縮。検証機である「GZ83/JL」のスペックは、CPUに4コア/8スレッドの「第8世代インテル® Core™ i7-8550U プロセッサー」(1.80GHz-最大4.00GHz)を、メモリーに16GBのDDR4を、ストレージに高速なPCIe接続の512GB SSDを採用。メインマシンとしてパワフルに使える処理性能を備えている。早速、各種のベンチマークテストから、その実力をチェックしてみたが、軒並みハイスコアを記録した。また、実際の作業から動作レスポンスも確認してみたが、終始軽快な動作を維持していた。

Windows エクスペリエンス インデックス

プロセッサ 9.1
メモリ 9.1
グラフィックス 6.8
ディスク 8.4

システム評価ツール「Windows エクスペリエンス インデックス」でスコアを確認すると、最高値9.9のうち、「プロセッサ」が9.1、「メモリ」が9.1、「ディスク」が8.4と、非常に高い数値を記録。グラフィック機能がCPU内蔵であるため「グラフィックス」は6.8だが、日常使いでは十分すぎる性能だ

CINEBENCH

dynabook GZ

レンダリングテストによりCPUパワーを測定できる「CINEBENCH R15」を実施してみたところ、「CPU」テストの結果は「499cb」。モバイルノートとしてはトップクラスの処理性能であることが確認できた

PCMark 8

dynabook GZ

パソコンの総合性能を測るベンチマークプログラム「PCMark 8」では、一般的なPC作業における性能指標となる「Home」テストで3740を計測。パソコンの快適性の目安が3000程度であることを考えると、十分に高いスコアだ

CrystalDiskMark

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ストレージのデータ転送速度を計測するベンチマークプログラム「CrystalDiskMark」で計測してみたところ、シーケンシャルリード(Q32T1)は1627MB/sと高速だった。ストレージにPCIe接続のSSDを採用した効果はてきめんに出た

dynabook GZ

最新のCPUや高速なSSDを採用しているため、動作レスポンスも軽快。OSの起動速度を計測したところ12秒48で、あっという間に起動した

dynabook GZ dynabook GZ

Webブラウザーや3Dゲームなど、10個のアプリを同時に起動しながら、4K動画を視聴。CPUの使用率は一時20%を超えたものの、その後は安定して10%以下を推移。4コア/8スレッドで動作するCPUなので、複数の作業を同時に行うような使い方にも強い

外出や出張時の使用を考慮して、バッテリーのスタミナも十分に確保されている。「GZ83/JL」のバッテリー駆動時間は、カタログ値で約19時間(JEITA2.0)という長さだ。そこで、実際の使用環境を想定し、ベンチマークソフトの「BBench」を使い、設定を「60秒間隔でのWeb巡回」と「10秒間隔でのキーストローク」とし、満充電から電源がオフになるまでの時間を計測してみたところ、約16時間だった。これなら、日帰り旅行や出張でバッテリー切れを心配する必要も少ないだろう。また、本機は高速充電の「お急ぎ30分チャージ」に対応しており、バッテリー残量0%の状態から約30分充電しただけで、バッテリー残量が40%まで回復した。これで8時間弱は使用できる計算なので、講義や会議の前のちょっとした空き時間に充電するだけで、十分な駆動時間を確保できる。

使い勝手打鍵感にこだわったフルサイズキーボードを搭載。
スタンダードノート並みの拡張性も実現

「dynabook GZシリーズ」は、ディスプレイの画質やキーボードの操作性、拡張性などにも妥協がない。ディスプレイには、低消費電力と高輝度を両立した13.3型フルHD(1920×1080)IGZO液晶を採用。広視野角のため、斜め方向から見ても発色やコントラストに変化がなく、表面にはノングレア処理がなされており、屋外の明るい太陽光や蛍光灯の下でも視認性が高かった。

dynabook GZ

IGZOパネルは低消費電力ながら高輝度な表示ができるのが特徴。発色も鮮やかで、ディスプレイのベゼルの細さも相まって、映像なども没入感たっぷりに楽しめる

キーボードは、JIS配列84キーのアイソレーションキーボードを採用。キーピッチは約19mmのフルサイズで、キートップに0.2mmのくぼみをつけて指先にフィットしやすいように設計されており、キートップ中央の印字が大きいためキーが見やすい。キー内部の可動部の構造を工夫することで、「パシャパシャ」といった打鍵音が抑えられており、図書館などの静かな場所で使用する場合も、周囲を気にすることなく作業ができた。

dynabook GZ

キートップの中央に向かってわずかにくぼみが設けられており、指先によくフィットする。アルファベットと数字をキートップの中央に大きく印字して視認性が高められるなど、細やかな工夫が施されている

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キーピッチはフルサイズの約19mmで、ゆったりとした設計。キーストロークは約1.5mmで、適度なクリック感と反発力がある

dynabook GZ

キーの打鍵音が抑えられているため、静かな場所でも周囲を気にすることなく、落ち着いて作業ができた。モバイルノートは外出先での作業に使用することが多いだけに、打鍵音が静かなのはポイントが高い

拡張性やセキュリティ機能はどうだろうか。本機は、外部インターフェイスとしてUSB Type-C(USB 3.1)ポート、USB 3.0ポート×2、有線LANポート、HDMI出力ポート、microSDメモリーカードスロットを装備。薄型のモバイルノートの中には、携帯性を追求するあまり、拡張ポートなどを最小限にとどめる製品もあるが、「GZ83/JL」はスタンダードノートに引けを取らない拡張性を備えており、外部機器との接続がスムーズに行えるようになっている。

dynabook GZ dynabook GZ

外部インターフェイスは、左側面にUSB Type-C(USB 3.1)ポート、HDMI出力ポート、マイク/ヘッドホンコンボジャック、microSDメモリーカードスロットを、右側面にはギガビットLANポート、USB 3.0ポート×2を備える

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赤外線センサーと可視光センサーによる「Windows Hello」対応の赤外線顔認証機能を搭載。約94万画素のWebカメラは認識の精度が高く、素早くサインインすることができた

まとめ高次元のバランスで
モバイルノートの理想を形に

「dynabook GZシリーズ」の上位モデルである「GZ83/JL」を試してみたが、使い込むほどにその完成度の高さに驚かされることとなった。まず特筆すべきは、重量わずか約859g(シリーズ最軽量モデルは約779g)という軽さと、MIL規格準拠の高い堅牢性を両立していること。さらに、最新CPUと大容量バッテリーを搭載。打ち心地や静音性にこだわったキーボードや、スタンダードノート並みの豊富な外部インターフェイスを備えるなど、さまざまなシーンで高い作業効率を約束してくれる。「dynabook GZシリーズ」は、30周年を迎える「dynabook」の長年のノウハウと高度な技術によって生まれた、モバイルノートのひとつの理想形といっても過言ではないだろう。ぜひ幅広いラインアップから、自分にぴったりの1台を見つけていただきたい。

軽くて頑丈な13.3型モバイルノートの理想形 dynabook GZ83/JL

製品名 dynabook GZシリーズ
モデル GZ83 GZ73 GZ63
カラー オニキスブルー/パールホワイト(GZ73はオニキスブルーのみ)
OS Windows 10 Home 64ビット/Windows 10 Pro 64ビット
CPU インテル® Core™ i7-8550U
プロセッサー
(1.80GHz-最大4.0GHz)
インテル® Core™ i5-8250U
プロセッサー
(1.60GHz-最大3.40GHz)/
インテル® Core™ i3-8130U
プロセッサー
(2.20GHz-最大3.40GHz)
グラフィック インテル® UHD グラフィックス 620(CPU内蔵)
メモリー 16GB(DDR4-2400) 16GB(DDR4-2400)/
8GB(DDR4-2400)
8GB(DDR4-2400)
ストレージ 1TB SSD(PCIe NVMe M.2)/
512GB SSD(PCIe NVMe M.2)
256GB SSD
(PCIe NVMe M.2)
ディスプレイ 13.3型フルHD(1920×1080)/非光沢
13.3型HD(1366×768)/非光沢
無線通信 無線LAN(IEEE802.11ac/a/b/g/n)、Bluetooth v4.2
外部インターフェイス USB Type-C(USB 3.1)ポート、USB 3.0ポート×2、HDMI出力ポート、
ギガビットLAN(RJ45)ポート、マイク/ヘッドホンコンボジャック、microSDメモリーカードスロット
本体サイズ 約308.8(幅)×211.6(奥行)×17.9(高さ)mm
重量 約859g/約879g 約859g 約779g/約859g/約939g
バッテリー駆動時間
(JEITA2.0)
約19時間 約19時間/約14時間/約9.5時間

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