シーリングライトを取り付けるだけで作れる大画面ホームシアター 世界初※の3in1スマートライト「popIn Aladdin」徹底検証

プロジェクター、スピーカー、LEDシーリングライトをひとつにした世界初の3in1スマートライト「popIn Aladdin(ポップイン アラジン)」。寝室やリビングルームの天井にある引掛シーリングに取り付ければ、照明としてはもちろん、部屋の壁に大画面映像を投写し、高音質で音も楽しむことができる、その名の通り“魔法のランプ”のようなアイテムだ。本特集では、そんな「popIn Aladdin」を寝室に取り付けて使い、その価値を徹底検証した。

ポイント 1手軽に設置できる
最先端シーリングライト型プロジェクターで
楽しむホームシアターライフ

近ごろでは、テレビ番組よりも、映画やドラマ、アニメなど、好きなコンテンツをいつでも楽しめる「Amazonプライム・ビデオ」「Netflix」に加え、インターネットテレビの「AbemaTV」などを見る機会が増えたという人が多くなってきている。だが、ネット配信サービスに対応した大型テレビが置いてあるリビングルームではまだしも、個室や寝室ではスマートフォンやタブレット端末などの小さな画面で映像コンテンツを見ている人が多いのではないだろうか。せっかく映画やドラマを見るなら、できるだけ迫力のある大画面で楽しみたいが、スペースの限られる寝室に大画面テレビやプロジェクターを設置するのは物理的に難しい。

popIn Aladdin

大手クラウドファンディングサービス「makuake」において、2018年上半期で最も資金を集めた製品として注目された「popIn Aladdin」。そこには、既成概念にとらわれないアイデアが満載だ

まず「popIn Aladdin」がすぐれているのは、場所を取らず、さらに設置が簡単であるという点だ。一般にプロジェクターは投写する壁面などに向けて設置台を確保するか、天井から吊すかの必要がある。しかし、設置台を置くのはスペースの限られた寝室ではなかなか困難。とはいえ、天井から吊すというのも取付金具の工事が必要になるなど、ハードルが高い。

そこで「popIn Aladdin」が活用するのが、一般的な寝室の天井に設置されている引掛シーリングである。シーリングライトにプロジェクターが組み込まれているため、引掛シーリングにシーリングライトを取り付ける要領で、プロジェクターも設置でき、場所を取らない。さらに、電源は引掛シーリングから供給されるためコードレスで、工事もなしで簡単に設置できる。

*取り付けられない天井/シーリング形状もあります。詳しくは「popIn Aladdin」公式サイトをご確認ください。

popIn Aladdin
popIn Aladdin

「popIn Aladdin」の箱の中には、本体と、シェード、引掛シーリング用専用アダプター、リモコン(単四形アルカリ乾電池×2本含む)が入っている。取り出してみると少し厚みのあるシーリングライトといった印象だが、「popIn Aladdin」は2018年度のグッドデザイン賞を受賞していることもあり、実際に取り付けてみると、部屋の雰囲気を壊さず自然に収まった

「popIn Aladdin」の取り付けに挑戦

1引掛シーリングを確認

popIn Aladdin

2引掛シーリング用専用アダプターを取り付ける

popIn Aladdin

3本体を引掛シーリングにしっかり固定し、コネクターを接続する

popIn Aladdin

4シェードをかぶせる

popIn Aladdin

なにはともあれ、取り付けに挑戦してみよう。まず天井に引掛シーリングがあることを確認。ここに、同梱されている引掛シーリング用専用アダプターを取り付けて、本体を上に押し込む。あとは、引掛シーリング用専用アダプターから飛び出しているコネクターと本体のコネクターを接続し、シェードをかぶせれば設置完了だ。取り付けに要する時間は通常のシーリングライトとほとんど変わらず、本当に簡単だ。

popIn Aladdin

天井に本体を取り付けた後に、プロジェクターレンズの方向を微調整し、投影面の位置を固定する

popIn Aladdin

取り付け後の寝室。こうして見ると、「popIn Aladdin」が実にスマートな製品であることがわかる。部屋のインテリアのレイアウトを変更する必要はないし、配線類もいっさい露出しない

画面サイズと投写距離

popIn Aladdin

投写する壁面から引掛シーリングまでの距離と、画面サイズの関係は表のとおり。特に、1.54〜3.09m(60〜120インチ)の環境での使用が推奨されている

シーリングライトとしても高機能

プロジェクターとしてのイメージが強い「popIn Aladdin」だが、シーリングライトとしての実力も確かだ。光源はLEDで、明るさは最大3800lm。シーリングライトとしては8畳までの部屋に対応する。調光・調色機能も充実しており、明るさは6段階、色は6種類での調節が可能。高機能なシーリングライトと言えるだろう。

また、プロジェクターを搭載するため「電気代が高くなってしまうのでは?」と不安になった人がいるかもしれないが、心配は無用。かかる電気代はシーリングライトをONにした時が約0.92円/時間、シーリングライトON状態でプロジェクター投写した時が約2.65円/時間。シーリングライトと同様、プロジェクターの光源もLEDのため、それほど大きな電力を必要としないのだ。

昼光色(カスタム)

popIn Aladdin

電球色

popIn Aladdin

昼白色

popIn Aladdin

常夜灯

popIn Aladdin

シーリングライトはリモコン上のライト切り替えボタンで「昼光色(もしくは下記のカスタム)」「電球色」「昼白色」「常夜灯」へと切り替えられる

popIn Aladdin

シーリングライトを点灯した際の色は、メニュー上でカスタマイズ可能(初期設定は昼光色)。明るさは6段階、色は暖色から寒色(2800〜6000K)まで6段階の計36パターンから調節できるので、好みに応じて使いやすく設定しよう

ポイント2AndroidのOSには
エンターテインメントコンテンツが充実

先に述べた3つの機能に加え、AndroidのOSが搭載された「popIn Aladdin」は、Wi-Fiルーター経由でインターネットに接続して、「YouTube」「Amazonプライム・ビデオ」「Netflix」などの映像配信サービスや、「Spotify」などの音楽配信サービスを再生できるのも特徴。また、テレビ放送は直接受信できないが、著作権保護のDTCP-IPに対応したネットワークプレーヤー「Dixim Play for popIn Aladdin」が搭載されているため、DTCP-IP対応HDDレコーダーなどと組み合わせれば、放送中のテレビ番組やレコーダーに録画した番組も再生も可能だ。このほか、iPhoneやiPad内の写真や動画をストリーミングできる「AirPlay」を使った大画面投写も行える。

popIn Aladdin

「popIn Aladdin」のメニュー画面には、搭載アプリのアイコンが並ぶ。「Amazonプライム・ビデオ」「Netflix」「YouTube」「AbemaTV」などのエンタメ系アプリに加え、オリジナルのアート・ヒーリングアプリやキッズ向けアプリも多数搭載されている。スマートフォンのように自由にアプリを追加することはできないが、popIn社から配信されるアップデートにより、順次アプリは拡充されていくという

popIn Aladdin
popIn Aladdin

シーリングライトの調光・調色から、プロジェクターのピント調整、搭載アプリの選択まで、「popIn Aladdin」の操作は付属のリモコンか、専用のスマートフォンアプリ「popIn Aladdin」(Android/iOS対応)で行う。なお、リモコンに搭載されたマイクを活用して、音声入力による操作も可能だ

ポイント3十分すぎるほどの高画質と高音質

取り付けが完了し、使い方がわかったところで、「popIn Aladdin」のエンターテインメント機器としての実力をチェックしていこう。

まず映像を投写するプロジェクターの仕様だが、WXGA(1280×800)対応の単板DLP方式で、光源はLED、明るさは最大700lmとなっている。単板DLP方式はカラーホイールに光を通しRGB各色を交互に投写するため、カラー表示が暗くなりがちだが、実際に投写してみるとそのような印象はない。シーリングライトを点けた状態(初期設定の昼光色)でも、十分に映像を楽しめた。

カーテンを閉めて、シーリングライトをON

popIn Aladdin

カーテンを開けて、シーリングライトをOFF

popIn Aladdin

700mlというプロジェクターの明るさを確認してみた。最初にチェックしたのは、カーテンを閉めてシーリングライトをONにしたときの状態。プロジェクターには意地悪な環境だが、映像は十分に楽しめた。続いて、カーテンを開けてライトを消し、自然光の状態でチェックしてみると、さすがに映像は見づらくなったが、「YouTube」などをBGM的に再生して“ながら見”する程度なら十分だった

popIn Aladdin
popIn Aladdin

「popIn Aladdin」は、世界的に有名なオーディオブランド「harman/kardon」のステレオスピーカー(5W+5W)を搭載している。搭載位置は、プロジェクターレンズの反対側。Bluetoothにも対応しているので、スマートフォンやタブレット端末に保存された音楽をワイヤレス再生することも可能だ

\ 価格.comスタッフが「popIn Aladdin」を視聴チェック /

価格.comスタッフが「popIn Aladdin」を視聴チェック

popIn Aladdin

ここでは、プロジェクターレンズから約1.9m離れた壁に映像を投写。カーテンを閉め部屋を暗い状態にして、映像や音声を確認してみた。「映像の台形ゆがみ補正」機能で形を整えると、実際の投写画面サイズは70インチほどになった。

70インチというサイズでも、現在発売されているほとんどの大型テレビを上回る大画面。フルHD以下の解像度であるWXGAでも予想以上に解像感があり、投写映像はシャープな印象。液晶方式に比べて速い動きに強い単板DLP方式を採用するおかげか、スポーツなどの動画表示もなめらかだった。

サウンドに関しては、スピーカーが天井にあるため、画面から響いてくる感じはあまりなく、テレビに慣れている身としては頭上からの音に慣れる必要がありそうだが、上から音が降ってくる分、広がりが感じられ、映画やライブ映像などのサウンドではむしろ臨場感が高まる。低域の迫力は若干欠けるが、中域がハキハキと聴こえるのでセリフやボーカルなどは聴きやすかった。総じて一般的なプロジェクターの内蔵スピーカーよりも音質がよいと感じた。別途、シアターセットなどの機器を用意する手間なく、ここまでのサウンドが楽しめるのなら、十分に合格と言っていいだろう。

ポイント4親子で楽しめるキッズ向けのコンテンツなども充実

popIn Aladdin

子どもにスマートフォンを渡して親子別々の世界に入り込んでしまうのではなく、一緒に大画面を見ながら遊んで、話して、学んで。「popIn Aladdin」は、親子のコミュニケーションを深めることができるという側面も持っている

エンタメコンテンツを視聴するだけが「popIn Aladdin」の使用法ではない。そもそも、本機はpopIn社の代表取締役社長 程(テイ)氏の「同じ屋根の下にいるのに、親子のコミュニケーションが減りつつある状況を改善したい」という思いから誕生しており、"寝室=寝るためだけの空間"という定義を、"寝室=家族とのコミュニケーションの場"へと再定義することを目的に開発されている。そのため、エンタメコンテンツだけではなく、親子で一緒に遊びながら考え、学べ、そして会話が生まれるようなキッズ向けオリジナルコンテンツが豊富に揃っている。"手軽なプロジェクター"にとどまらない、家族のコミュニケーションをもたらしてくれるアイテムでもあるのだ。

「popIn Aladdin」のキッズ向けコンテンツ

世界の絵本

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なんでなの

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等身大動物図鑑

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学習ポスター

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ワールドライブラリー社と提携した絵本読み聞かせアプリ「世界の絵本」や、身の回りの素朴な疑問を親子一緒に考え、子どもとの会話が自然に生まれてくるアプリ「なんでなの」、手元の小さな図鑑ではなく、等身大の動物とその動きや鳴き声が楽しめるアプリ「等身大動物図鑑」、ひらがなやアルファベットなどを見て覚えられるアプリ「学習ポスター」など、親子で一緒に楽しみながら学べるキッズ向けコンテンツが充実している

popIn Aladdin
popIn Aladdin

検証に協力してもらったスタッフの子どもは「等身大動物図鑑」がお気に入りで、動物園でも体験できないほど間近の象の大きさを知って「鼻、こんなにおっきい!」と大興奮。さらに、「学習ポスター」のアプリを見つけると、今勉強中だというアルファベットの勉強成果を披露してくれた

popIn Aladdin

付属のリモコンをマイクにした音声操作は、子どもでも簡単。気がつくと、リモコンのマイクに話しかけてみ自ら進んでコンテンツを検索し始めていた。大人よりも使いこなしは早いかもしれない

「popIn Aladdin」のアート・ヒーリングコンテンツ

美風景

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壁時計

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フォトメモリーズ

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Aladdin Mode

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寝室をインテリアとして演出するコンテンツとして、日本各地の美しい風景を表示してれる「美風景」や、さまざまタイプの時計を表示してくれる「壁時計」に加え、お気に入りの写真をスライドショーにできる「フォトメモリーズ」などのオリジナルコンテンツも搭載されている。また、指定時間経過後にこれらコンテンツや最新のニュースを自動で映し出してくれる「Aladdin Mode」は、「未来の壁」はこうなっていくだろうという、「popIn Aladdin」の理想を体現した機能。受動的にコンテンツを楽しむことができる

まとめ寝室を極上のエンターテインメント空間へと変える最新アイテム

今回、世界初の3in1スマートライト「popIn Aladdin」を検証してきた。これまでにない新発想のアイテムのため、当初は設置から利用まで不安を感じるところもあったが、実際に使ってみると、その設置の簡単さと手軽な使い勝手に感心した。コンテンツに関しては、エンターテインメントコンテンツを大画面で楽しむという「大人の楽しみ方」と、キッズ向けコンテンツを家族で楽しむという「親子での楽しみ方」の2通りができるのがうれしい。大画面ホームシアターに興味を持っている人に、この「popIn Aladdin」という選択肢をぜひ知ってほしいと思う。