家族みんなに高い満足度をもたらすトヨタ「RAV4」という選択肢

2019年4月、トヨタから新型「RAV4」が発売された。本モデルには、ガソリン車とハイブリッド車がラインアップされ、洗練されたデザインや、ゆとりある室内空間、すぐれた走行性能、先進の4WDシステム、高い安全性能などを実現。最新のSUVに注目している人はもちろん、ミニバンの購入を検討中のファミリー層にもアピールできるモデルに仕上がっている。ここでは価格.com男性スタッフと女性スタッフ、さらに6歳になる女性スタッフの息子にも参加してもらい、それぞれの視点から、新型「RAV4」の魅力をチェックしてみたい。

デザイン
SUVらしい力強さと洗練さ。
新型「RAV4」のデザインをチェック

小さな子どもがいるファミリー層のクルマ選びで、真っ先に選択肢にあがるのはミニバンだろう。確かに、家族みんながゆったりと乗車でき、荷物もたっぷり積めるミニバンは、現代のファミリーカーの定番である。でも、最初から選択肢をミニバンだけに絞るのはもったいない。というのも、家族みんなが乗っても居住スペースやラゲージスペースには十分なゆとりがあるだけでなく、デザイン的にスタイリッシュで、運転がしやすく、さらに、高い走破性や安全性を備えたクルマがあるからだ。

それが、トヨタの新型「RAV4」だ。2019年4月に登場した本モデルは、ミニバンにも劣らない室内空間やラゲージスペースに加え、押し出し感の強いエクステリアデザインや、先進の4WDシステムが実現する高い走行性能、充実した安全装備を備えており、SUVに注目している人だけでなく、ミニバンの購入を検討しているファミリー層にとっても選択肢に加えるべきモデルに仕上がっている。

そこで今回は、「最新SUVはつぶさにチェックしています」という価格.comの男性スタッフと、「家族で使えるミニバンを探していました」という女性スタッフ、さらに、女性スタッフの息子である6歳の男の子にも加わってもらって新型「RAV4」をレビュー。男性と女性、そして子ども、それぞれの視点から新型「RAV4」の魅力に迫ってみた。

トヨタ「RAV4」

30代の価格.com男性スタッフと女性スタッフ、さらに6歳になる女性スタッフの息子にも加わってもらい、それぞれの目線で新型「RAV4」を詳しくチェックした。なお、「RAV4」のグレード構成は、2.0Lガソリン車の「X」2,608,200円(2WD)/2,835,000円(4WD)、「G」3,202,200円(4WD)、「Adventure」3,137,400円(4WD)、「G“Z package”」3,348,000円(4WD)と、2.5Lハイブリッド車の「HYBRID X」3,202,200円(2WD)/3,450,600円(E-Four)、「HYBRID G」3,817,800円(E-Four)というラインアップ。今回試乗に使用したのは「X」(4WD)、ボディカラーのセンシュアルレッドマイカ<32,400円>はメーカーオプションとなる
※北海道地区、沖縄地区は価格が異なります。●価格はメーカー希望小売価格<(消費税8%込み) 2019年4月現在のもの>で参考価格です。価格、取付費は販売店が独自に定めていますので、詳しくは各販売店におたずねください。●価格はタイヤパンク応急修理キット、 タイヤ交換用工具付の価格です。●価格にはオプション価格、取付費は含まれていません。●保険料、税金(除く消費税)、登録料などの諸費用は別途申し受けます。●自動車リサイクル法の施行により、リサイクル料金 (11,040円)<2019年4月時点の金額>が別途必要になります。詳しくは、取扱い販売店におたずねください。

発売前にもかかわらず、価格.com「自動車」カテゴリーの人気・注目ランキングで1位(2019年4月3日時点)に支持されるなど、多くの人がその登場を待ち望んでいた新型「RAV4」。そのエクステリアデザインのコンセプトは「Adventure & Refined(アドベンチャー&リファインド)」だという。「Adventure」はアクティブな活動や多目的用途での利用を、「Refined」は洗練された都市部での利用をイメージし、2つの異なる側面をうまく融合させたデザインとなっている。

パッと見た瞬間、「このクルマかっこいい!」と、6歳の男の子のハートをつかんだのは、やはりそのデザイン。押し出し感のある大型フロントグリルは、幾何学形状の「オクタゴン」(八角形)をモチーフとしたデザインで、力強さとタフさの中に、洗練された遊び心が感じられる。こうしたポイントは男性スタッフにも響いたようで、黒で統一された多角形状のホイールアーチを指差し、「こういう、ちょっとスパルタンな雰囲気がとてもいいですね」と、新型「RAV4」にグッと引き込まれたよう。世代は違えども、男はやはりかっこいいクルマが好きなのだ。

いっぽうの女性スタッフは見るポイントが少し異なる。ボンネットのプレスラインに「すごくきれい」と注目したり、サイドウインドウ上部のシルバー加飾に「高級感がありますね」と感心したりして、繊細な意匠がお気に入りの様子。箱型のミニバンとはひと味違うスタイリッシュさに、3人の気持ちが自然と高ぶっているように見えた。

トヨタ「RAV4」
トヨタ「RAV4」

ボディサイズは4,600(全長)×1,855(全幅)×1,685(全高)mm。幾何学形状の大型フロントグリルや、切れ長のヘッドランプ、どっしりとしたリヤのデザインなど、スポーティーかつ安定感のあるエクステリアデザインだ

トヨタ「RAV4」
トヨタ「RAV4」

大型フロントグリルの「オクタゴン」パターンや、立体感のあるリヤコンビネーションランプなど、全体的に躍動感にあふれたデザインが施されている。それでいて細部に施された意匠は実に繊細。ライバルの多いSUV市場でも目立つ存在となるだろう

トヨタ「RAV4」

新型「RAV4」のアイコンのひとつとも言える切れ長のヘッドランプには、全グレードでLEDを採用。見た目だけでなく実用性、安全性にも配慮している

続いてインテリアデザインを見ていこう。インテリアにも、エクステリアと同様、幾何学的な多角形をモチーフとしたデザインが各所にあしらわれており、統一感と遊び心がうまく表現されている。運転席をのぞき込んだ男性スタッフは、「横幅がとても広く感じます」とコメント。水平基調のインパネデザインや、幅広く骨太なセンターコンソールによって、視認性の高さと感覚的な広がりを実現している証拠である。

女性スタッフが注目したのは質感の高さ。SUVらしさを感じさせる硬質な素材だけでなく、手や身体が触れる部分にはソフトパッドを配置するなど、「見た目の力強さとは違い、インテリアはシンプルだけど高級感がありますね」と目を輝かせた。ドライバーが直感的に操作できるセンターコンソールのスイッチ類のレイアウトを含め、決して派手ではないが、隅々まで考え抜かれた質の高いデザインとなっている。

トヨタ「RAV4」
トヨタ「RAV4」

広がりを強調するインパネ周りのデザイン。スイッチ類はセンターコンソールにまとめられ、運転中の視線移動が最小限に抑えられている
※オーディオレスカバー<1,944円(取付費が別途必要)>は販売店装着オプション。

トヨタ「RAV4」
トヨタ「RAV4」

インテリアは黒を基調とした色使いで、シックな雰囲気。ただシンプルなだけでなく、サテンメッキのドアハンドルグリップなどをアクセントとすることで、上質感をプラスしている

使い勝手
ミニバンに劣らない広さと使いやすさで
ファミリー層も納得

ファミリー層がミニバンを選択肢とする理由のひとつに、居住スペースやラゲージスペースの広さがあることは先にも述べたとおり。家族とアクティブな時間を楽しむ際は、目的地への移動中も窮屈な思いをせずにゆったりと過ごしたい、という気持ちの表れだろう。

そんな思いを持って新型「RAV4」に乗り込んだ男性スタッフは、その広々とした室内空間にかなり驚いた様子。運転席や助手席だけでなく、後席の足元や頭上にもかなりのゆとりがあるからだ。女性スタッフは「ジュニアシートに子どもを乗せても余裕があるので、後部座席で子どもの世話をする時も頭上を気にしなくていいのがうれしいですね」と微笑む。

そして6歳の息子は、ジュニアシートに座ったまま足をしきりにブラブラさせてご機嫌な様子。聞けば、女性スタッフの家のクルマは、ジュニアシートに座ると、前席のシートバックに足がぶつかってしまい、新型「RAV4」のようにブラブラさせることができないのだと言う。前席も後席も、ゆったりと過ごせることがファミリーカーの必須要件だとすれば、新型「RAV4」はその点においてもかなりポイントが高いと言えそうだ。

トヨタ「RAV4」

試乗車のシート表皮にはファブリックを採用。十分な厚みがあり、座るとしっかりと体全体が包み込まれる印象だ。適度なクッション性とサポートがあって、長時間運転しても疲れは感じなかった

トヨタ「RAV4」

身長163cmの女性スタッフと115cmの息子がリヤシートに座ってみた。足元、頭上のゆとりはたっぷりで、「ジュニアシートに子どもを座らせると、前席のシートをよく蹴ってしまっていたんです。このクルマはそれがなくていいですね」と、ママ目線での評価も高かった
※ジュニアシートはスタッフ私物。

トヨタ「RAV4」

車高の高いクルマの場合、小さな子どもは乗り降りで苦労する印象があるが、新型「RAV4」の場合は、広く設計されたステップに足をかけると、シートやグリップなどに自然と手が伸びて、ひょいっと簡単に乗り込める

さらに女性スタッフは、室内随所に用意された収納スペースにも感心していた。飲み物や財布、スマホなどをちょっと置いておきたいと思う場所に、収納スペースが用意されているのだ。「ただ数が多いだけでなく、使う人の気持ちがわかっているところがいいですね」とのこと。トヨタがミニバン作りで培ってきた、室内空間を有効に使うノウハウが、新型「RAV4」にもしっかりと生かされているのだろう。

トヨタ「RAV4」
トヨタ「RAV4」
トヨタ「RAV4」
トヨタ「RAV4」

センターコンソールに用意されたカップホルダーや、随所に用意されたオープントレイ、さらには後席用に装備された充電用USB端子など、室内には気の利いた装備が数多く用意されている

続いてラゲージスペースに目を向けてみる。ファミリー層にとってはラゲージスペースの積載性や使い勝手は重要なポイントで、家族それぞれの荷物に加え、ベビーカーや、子ども用の自転車といった遊び道具など、大きさや形状の異なる物も余裕で積み込める必要がある。

その点においては、男性スタッフも女性スタッフも「さすがに、積載力はミニバンにかなわないでしょう」と考えていたようだが、新型「RAV4」は、後席を使用した状態でも1,015L*1のラゲージスペースが確保され、580L*2(デッキボード下段時)というSUVではトップレベル*3のラゲージ容量を実現。後席を使用した状態で、ベビーカーや子ども用の自転車があっさりと積み込めてしまった。

さらに、後席は6:4の分割可倒式で、乗車人数や荷物の大きさ、形状に合わせた使い分けが可能だ。後席のシートを倒す際は、肩口のレバーを引くだけでOK。力はあまり必要としないので女性スタッフでも簡単に倒すことができた。ここでは、さまざまなシートアレンジを試しつつ、長尺の荷物などを積んでみたが、その抜群の収納力に男性スタッフ、女性スタッフともにびっくり。「ミニバンと比べても積載できる荷物の量に大きな違いはなさそう」と、驚きの様子だった。

トヨタ「RAV4」

ラゲージスペースは、後席を使用した状態でも1,015L*1と、十分な広さ。間口が大きく、荷物の積み下ろしもラクだ
*1.リヤシートバック下端〜バックドアトリム:1,015mm、リヤシートバック上端〜バックドアトリム:780mm。
*2.VDA法によるトヨタ自動車(株)社内測定値。
*3.ミディアムSUVクラスでの比較。2019年4月時点、トヨタ自動車(株)調べ。

トヨタ「RAV4」

後席を使用した状態で、高さ975mmのA型ベビーカーと、16インチの子ども用自転車を積み込んでみた。これらを載せても余裕たっぷりで、「子どもと一緒だとどうしても荷物が増えるから、これはうれしいです」と女性スタッフは目を輝かせていた

トヨタ「RAV4」
トヨタ「RAV4」

ラゲージスペースのデッキボードは、セットする高さを上段/下段の2段階で調整できる。デッキボードを下段にセットした状態のラゲージ容量は580Lで、このクラスのSUVではトップレベル*3。また、デッキボード裏面は樹脂素材となっており、「汚れた物、濡れた物を気にせず積み込めるのはいいですね」と男性スタッフ。汚れてもひと拭きできれいにできる
*3.ミディアムSUVクラスでの比較。2019年4月時点、トヨタ自動車(株)調べ。

トヨタ「RAV4」

後席は6:4の分割可倒式で、後席を倒せば1,880mmのラゲージ長を確保。試しに、長さ1,800mmの組み立て式ラックを用意したが、後席片側を倒すだけですっぽりと積み込めた。大きな物や、汚れた物、濡れた物、さらに長尺物も収納できるラゲージスペースの使い勝手のよさは、ファミリー層にとって強いアピールポイントになるはずだ

走り&安全性
運転しやすく走破性も高い。
そのうえ安全機能も充実

では、実際に新型「RAV4」を走らせてみよう。クルマの構造の基本となるプラットフォームには、4代目「プリウス」や「C-HR」「カムリ」などに続き、トヨタのクルマ作りの構造改革「TNGA」(Toyota New Global Architecture)に基づくプラットフォームを採用。高剛性化や低重心化などにより、走りの総合的な質を高める「TNGA」の恩恵がどう感じられるのか。男性目線、女性目線で確認してみた。

トヨタ「RAV4」

「もっといいクルマ作り」を掲げるトヨタの哲学を象徴する「TNGA」。新型「RAV4」にもそのプラットフォームが採用されている
※写真の車両はC-HR。写真はイメージです。

トヨタ「RAV4」

試乗車の「X」は2.0L直列4気筒ガソリンエンジンを搭載。最高出力126kW(171PS)/6,600r.p.m.、最大トルク207N・m(21.1kgf・m)/4,800r.p.m.というスペックで、パワフルな動力性能を発揮する。WLTCモード燃費は15.2km/Lで、燃費が気になるファミリー層も納得できるはずだ
※燃料消費率は定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用環境(気象、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)に応じて燃料消費率は異なります。
※WLTCモードは、市街地、郊外、高速道路の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モードです。市街地モードは、信号や渋滞等の影響を受ける比較的低速な走行を想定し、郊外モードは、信号や渋滞等の影響をあまり受けない走行を想定、高速道路モードは、高速道路等での走行を想定しています。

トヨタ「RAV4」

上位グレードの「Adventure」「G“Z package”」の4WDシステムには「ダイナミックトルクベクタリングAWD」を採用。前後のトルク配分に加えて後輪のトルクを、走行状況に合わせて左右独立制御する「トルクベクタリング機構」と、4WDが必要ない場合は後輪へ動力を伝達せずに燃費を向上させる「ディスコネクト機構」を採用した最新のシステムだ。なお、試乗車の「X」には、2WD状態と4WD状態を自動的に電子制御し、最適なトルク配分を行う「ダイナミックトルクコントロール4WD」が採用される

まずは男性スタッフが新型「RAV4」で試走してみた。車両重量は1,570kgと、決して軽量とは言えないが、4WD車ということもあり、走り出すとその重量は気にならない。低速域から十分なトルクを発生するため、軽くアクセルを踏むだけでスーッとなめらかに加速していく。
※メーカーオプションのチルト&スライド電動ムーンルーフを装着した場合、10kg増加します。
※メーカーオプションの18インチタイヤを装着した場合、10kg増加します。

連続するカーブでは軽快でありながらどっしりとした安定感があり、思った通りの走行ラインを正確にトレースできるハンドリングが心地よい。直線ではアクセルを踏み込み速度を上げてみたが、ギュンと一気に加速した。足回りは想像していたよりも硬めのセッティングが施されているが、道路のつなぎ目などはうまくいなしてくれて、ストレスになるような突き上げなどは感じない。

「SUVのような背の高いクルマには、高速道路での合流や車線変更で、ちょっとフラつく印象を持っていました。でも、新型『RAV4』にはそういった感覚がありません。どっしりと安定しているのに鈍重さはまったく感じませんでした。運転が楽しくなるクルマだと思います」。

ゆったりクルージングするのも、ワインディングなどでクルマとの一体感を楽しむのも、そして、もちろんオフロードでも、新型「RAV4」なら、さまざまな条件下でしなやかで安定した走りを味わえるはずだ。

トヨタ「RAV4」

男性スタッフが、走り始めてすぐに感じたのは走りの安定感。「足回りはSUVとしてはやや硬めですが、そのおかげでグニャグニャとした乗り心地の悪さがなく、安定感が高いですね」とのこと

トヨタ「RAV4」

直線では、「アクセルの踏み込みに反応してグングン加速していく感覚が気持ちよかったです」。最高出力126kW(171PS)/6,600r.p.m.のパワーの恩恵がダイレクトに感じられたようだ

トヨタ「RAV4」

足回りはSUVとしてはやや硬めのセッティングとなっているため、コーナーでもロールは控えめ。「曲がり終えた後の揺り戻しも小さくて安定感がありますね」。タイトなコーナーも試乗してもらったが、気持ちよく走れたという

トヨタ「RAV4」

シフトレバー横の「マルチテレインセレクトスイッチ」で、「MUD&SAND」「ROCK&DIRT」の走行モードの選択が可能。ブレーキや、トルク、4WDを最適に制御する先進装備だ。オフロードや滑りやすい路面での走破性も高く、さまざまな状況で安心してドライブできる

続く女性スタッフは、SUVの運転経験がゼロだという。「家のコンパクトミニバンはいつも運転していますが、それに比べると『RAV4』はかなり大きいので、運転が難しそう」と言っていたが、運転席に乗り込むと、その印象はすぐに変わったようだ。「座る位置が少し高くなるだけで、景色はこんなに変わるんですね。ガラスのエリアが広いから、前方はもちろん、左右もすごく見やすい。これなら安心して運転できそうです」。

走り出すと、まず振動の少ない、フラットな乗り心地に感心した様子。狭い道でも車両感覚がつかみやすく、「初めて乗ったクルマという気がしませんね」と言うほど。「子どもの送り迎えや買い物などでクルマは日常的に使うので、扱いやすいのはとてもうれしい。想像以上にキビキビ走れるから、主人と一緒に出かけた時も、私が運転したくなるかもしれません」と笑顔を見せた。

トヨタ「RAV4」

運転席に座って最初に感じたのは視界の広さ。「見晴らしがいいから、初めての道でも安心して運転できそうです」

トヨタ「RAV4」

しばらく走らせてみた感想は、「少し速度を上げても車内がとても静かで驚きました。乗り心地がいいから、子どもが寝てしまっても、起こさずに運転できそうです」

今やクルマ選びの必須項目となっている先進の安全装備は、大切な家族を乗せるファミリー層にこそ必要な機能と言える。新型「RAV4」は、トヨタの衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense」を全グレードに標準装備。これは単眼カメラとミリ波レーダーの2つのセンサーによって車両や歩行者、障害物などを検知して、ドライバーに注意を喚起したり、緊急ブレーキを作動させたりするもの。

搭載されるのは、(1)前方の車両や歩行者を検知して衝突回避支援または被害軽減を図るプリクラッシュセーフティ(歩行者[昼夜]・自転車運転者[昼]検知機能付衝突回避支援タイプ/ミリ波レーダー+単眼カメラ方式)」、(2)前方車両の追従走行を支援する「レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)」、(3)「レーダークルーズコントロール」使用時に車線維持に必要な運転操作を支援する「レーントレーシングアシスト」、(4)夜間の前方視界確保を支援する「オートマチックハイビーム」、(5)カメラで認識した道路標識をマルチインフォメーションディスプレイに表示する「ロードサインアシスト」、(6)前のクルマの発進を知らせる「先行車発信告知機能」の6機能だ。

男性スタッフと女性スタッフは2人とも「いつも安全運転は心がけていますよ」と言うが、運転中にスマートフォンの着信音に一瞬気をとられたり、自転車が急に飛び出してきたりと、ヒヤリとした経験は誰にでもあるもの。もちろん、こうした安全装備のお世話にならないのがベストだが、万が一の事態から家族を守るために、ぜひチェックしておきたい機能だ。

トヨタ「RAV4」

「Toyota Safety Sense」の“目”ともいえる単眼カメラが、フロントウインドウ上部に装備されている

トヨタ「RAV4」

安全運転を心がけていても、運転中、ヒヤリとする場面に遭遇することもある。「Toyota Safety Sense」の「プリクラッシュセーフティ(歩行者[昼夜]・自転車運転者[昼]検知機能付衝突回避支援タイプ/ミリ波レーダー+単眼カメラ方式)」は車両だけでなく歩行者も検知し、警告音やメーター内表示で注意をうながし、場合によっては緊急ブレーキで安全運転をサポートしてくれる
※安全運転を支援する装置は、あくまで運転を支援する機能です。本機能を過信せず、必ずドライバーが責任を持って運転してください。 

まとめ
家族みんなが高い満足度を得られる
注目の最新SUV

SUVらしい力強さと、実用的できめ細かな配慮を兼ね備えた新型「RAV4」。今回は、価格.com男性スタッフと女性スタッフ、そして、その息子にレビュワーとなってもらい、それぞれの目線でその魅力をチェックしてきた。タフさと力強さを感じさせながら、都会にもマッチする洗練されたデザインや、ファミリーユースの必須ポイントである積載性や使い勝手、新プラットフォーム「TNGA」と先進の4WDシステムがもたらす高い操縦安定性と走破性、そして、先進の安全装置による安全性。どれをとっても満足度は高く、完成度の高いクルマであることが確認できた。ミニバンは確かに使いやすい。でも、選択肢はそれだけではない。特に、アクティブに行動するファミリーにとって、新型「RAV4」は有力な選択肢となるはずだ。