パナソニック 3枚刃ラムダッシュ「ES-ST8R」のリニアモーターがもたらすパワフルな剃り味

価格.com「シェーバー」カテゴリーにおける人気売れ筋ランキングのベスト5に4機種がランクイン(2019年3月26日時点)するなど、価格.comユーザーから高い人気を得ているパナソニックの電気シェーバー「ラムダッシュ」。その中でも、手ごろな価格とすぐれたシェービング性能を両立した「STシリーズ」の前ラインアップモデル「ES-CST8Q」は、昨年2018年に発表された「価格.comプロダクトアワード2018」シェーバー部門において、堂々の金賞を受賞した。本記事では、2019年5月に発売された同シリーズの最新・最上位モデル「ES-ST8R」の実力を徹底チェックする。

リニアモーター“お風呂剃り”という過酷な環境でもパワーを落とさないリニアシェーバー

パナソニックの電気シェーバー「ラムダッシュ」の中で高い人気を誇るシリーズが、手ごろな価格とすぐれたシェービング性能を両立した3枚刃ラムダッシュ「STシリーズ」だ。このシリーズの前ラインアップモデル「ES-CST8Q」は、昨年2018年に発表された「価格.comプロダクトアワード2018」シェーバー部門において、堂々の金賞を受賞。価格.comユーザーをはじめとする世の多くの男性がそのシェービング性能に満足していた。そんな「STシリーズ」が2019年5月、最新モデルに生まれ変わった。

ES-ST8R
ES-ST8R

3枚刃ラムダッシュ「STシリーズ」は、毎分約13,000ストロークの高性能リニアモーターを搭載し、パワフルなシェービング性能を実現。通常の“ドライ剃り”はもちろん、“お風呂剃り”もパワフルかつ快適に行える多目的シェーバーとなっている。写真は、2019年5月発売の「STシリーズ」最上位モデル「ES-ST8R」

そんな「STシリーズ」の高いシェービング性能を支えているのは、パナソニックがシェーバーのために専用開発したリニアモーターだ。シェーバーにとって内刃を駆動させるモーターは心臓部となる重要なパーツだが、「STシリーズ」はここに高磁力の磁束高密度ネオジム磁石を搭載した、毎分約13,000ストロークのリニアモーターを採用。このリニアモーターは電気コイルが短いため、本体のハンドル部でなく、ヘッド部に内蔵させられるほどにコンパクト。それゆえ、モーターの駆動力をロスなく内刃に伝えることが可能だ。

そんなリニアモーターの実力は通常の“ドライ剃り”でも発揮されるが、「STシリーズ」が対応している“お風呂剃り”でこそ、最大限に味わえる。シェービングフォームやジェル、水などを付着させて行う“お風呂剃り”は、泡や水が潤滑剤となって肌にはやさしいが、それらを払いのけながらの駆動になるシェーバーには“ドライ剃り”以上に高負荷な環境となるため、搭載モーターの性能差が顕著に現われるのだ。

ES-ST8R

リニアモーター搭載モデル「STシリーズ(ES-ST2R)」と、2014年発売の回転モーター搭載モデル(ES-RL13)とで、“お風呂剃り”のパワーを比較したのが上のグラフだ。回転モーター搭載モデルは使用日数が経過するにつれ、ストローク値が下がるのに対し、リニアモーターを搭載した「STシリーズ」は100%をキープ。シェーバーにとって過酷な“お風呂剃り”を続けても、その性能は変わらない

リニアモーターを搭載した「STシリーズ」がパワフルである理由は、この動画を見るとよくわかる。磁束高密度ネオジム磁石の反発で駆動するリニアモーターは、その力をダイレクトに内刃に伝えて駆動させるため、回転式モーター搭載モデルような機構上のパワーロスがないのだ

体験レビュー剃り味はいかに?「STシリーズ」最上位モデル「ES-ST8R」を試す

それでは、3枚刃ラムダッシュ「STシリーズ」の最上位モデル「ES-ST8R」の剃り心地を確かめていこう。今回レビューを行ったのは、数年前に購入した廉価なシェーバーで普段ヒゲ剃りを行っているという価格.comスタッフ。それほどヒゲが濃いわけではないので、シェービングフォームなどは利用せず、風呂上がりにサニタリールームで“ドライ剃り”をしてきたというが、剃り心地がサッパリしそうな“お風呂剃り”にも興味を持っていたという。

ドライ剃り

ES-ST8R

まずは、普段のシェービングスタイルである“ドライ剃り”から試してもらった。電源を入れ、ヘッドをほおに当てると、しっかりとした密着を感じたようだ。「ヘッドがクイッとほおに吸い付く感じがあって、なかなかいいですね」と、当たりのよさが好印象だった様子。肌を伸ばしながら剃り進めていくうちに、リニアモーター駆動によるパワフルな剃り味が感じられたようだ。

「普段使用しているシェーバーは、購入してからだいぶ時間が経つため、モーターが弱ってきているのかもしれませんね。ヒゲを剃るために何度もストロークしなければならず、すべてを剃るのに時間がかかってしまうんです。しかし、このモデルはパワーが強力でグングンと剃れます。シェービングに時間をかけすぎると、肌がヒリつくことがあるのですが、短時間でキレイに剃れ、肌への負担もほとんど感じませんでした」と感想を語ってくれた。

スタッフが感じたこの剃り味のよさは、パワフルなリニアモーター駆動に加え、左右に30°可動する「密着スイングヘッド」や、ヘッド内に搭載された「30°鋭角ナノエッジ内刃」によるところも大きい。「密着スイングヘッド」が顔の凹凸に均一に沿って外刃を当て、日本刀と同様の製法によって作られた「30°鋭角ナノエッジ内刃」が硬いヒゲや太いヒゲをスパッと鋭くカット。肌にやさしく気持ちのよい深剃りを実現している。

密着スイングヘッド

ES-ST8R

外刃でとらえたヒゲを駆動する内刃でカットするのが、シェーバーの基本的な仕組み。「ES-ST8R」では、左右に30°可動する「密着スイングヘッド」が外刃を肌にしっかりとフィットさせるうえ、丸みを帯びた外刃「マルチアークフィット刃」が肌に負担のない当たりを実現している。パワフルなのに肌にやさしいシェービングは、こうしたテクノロジーによって実現されているのだ

30°鋭角ナノエッジ内刃

ES-ST8R

ヘッドの外刃フレームを取り外すと現れる内刃には、日本刀と同様の製法で、焼き、鍛えられたステンレス刃物鋼鍛造刃が採用されている。なお、刃先角度は30°、エッジの先端はナノレベルの0.3μmという鋭さだ

お風呂剃り

ES-ST8R

続いて、スタッフが興味を持っていた“お風呂剃り”を試してもらった。今回検証している「ES-ST8R」を含む「STシリーズ」は、快適な“お風呂剃り”機能を備えているのも特徴となる。

その代表的な機能のひとつが、洗顔剤(スクラブなし)やボディソープからふんわりとした泡が作れる「泡メイキングモード」。シェービングフォームがなくても、手軽にシェービング用の泡が作れて重宝する。手のひらに洗顔剤を取り、水をかけて泡立ちやすい状態にしたところに、「泡メイキングモード」に切り替えた「ES-ST8R」のヘッドを当てると、シェーバーの細やかな振動が洗顔剤を泡立ててくれた。この泡を利用することで、ヒゲがやわらかくなるうえ、泡が潤滑剤の役割を果たし、肌にやさしいシェービングが行えるのだ。

【動画】泡メイキングモード

電源ボタンを2秒以上長押しすると「泡メイキングモード」に切り替わる。手に取った洗顔剤やボディソープに水やお湯を加えて、本機のヘッドで混ぜたり、上下に動かしたりして約15秒。すばやくシェービング用の泡が作れた。手で泡立てるよりもキメ細かい泡が作れるのがありがたい

「泡メイキングモード」で作った泡を使って早速“お風呂剃り”を試してもらったところ、「泡を使う分、いつもの“ドライ剃り”よりも、ヘッドがスムーズに動かせる感じがしますね。泡をたっぷり付け、ヘッドを密着させて剃ったのですが、ヘッドが泡で詰まらないし、何より、お風呂で剃ると理髪店でヒゲを剃ってもらったときのような爽快感があって気持ちいいです」と、“お風呂剃り”デビューの感想を述べてくれた。

そんな気持ちのよい“お風呂剃り”が行える背景にももちろん、パナソニック独自のテクノロジーが隠されている。それが、泡やジェルを上手に操りながら、パワフルで肌にやさしい剃り味を実現する「スムースローラー」と「泡スルーヘッド」だ。「スムースローラー」が泡やジェルを適度に外刃に送り込み、「泡スルーヘッド」が適度に残しながら、ヒゲをカットしていく。これらの技術によって、シェーバーにとって過酷な“お風呂剃り”においても、リニアモーターのパワーを生かした深剃りを可能にしている。

スムースローラー

ES-ST8R

外刃の奥側に取り付けられている「スムースローラー」。このローラーが肌との摩擦を減らすように泡やジェルを外刃に届ける役割を担う。その手前に見えるのは、「ヒゲ起こしフィン」で、泡の中でも寝たヒゲを根元から立たせ剃りやすい状態にする※「スムースローラー」「ヒゲ起こしフィン」は最上位モデル「ES-ST8R」のみ搭載

泡スルーヘッド

ES-ST8R

スタッフの“お風呂剃り”の感想に「泡でヘッドが詰まらない」という言葉があったが、実はこれ「ES-ST8R」が搭載する「泡スルーヘッド」のおかげ。「スムースローラー」が外刃に送り込んだ泡やジェルを、ストローク時に肌に適度に残すことで、ヘッドの内部を泡やジェルで詰まらせることなく、スムーズなシェービングを可能にしている

デザイン&付属品使いやすさと美しさを両立したスポーティーなボディ

すぐれたシェービング性能をユーザーが無理なく使いこなせるよう、「STシリーズ」はボディの作りにもこだわっている。中央がキュッとくびれたグリップ部は手になじみやすいうえ、重量は約155g(「ES-ST2R」は約145g)と軽いので、カミソリのように逆手で持っても無理なく操作できた。なお、最新の「STシリーズ」は、ボディカラーに昨今のデザイントレンドであるマット調を採用。前モデルに比べて大人びた印象がある。今回検証した最上位モデル「ES-ST8R」は、スポーティーで躍動感のある「青」と、シックな印象の「グレー」の2色のカラーバリエーションをラインアップしている。

ES-ST8R

最新「STシリーズ」は、ボディカラーにマット調を採用したのがデザイン上の特徴。青の「ES-ST8R」をサニタリールームに置いてみたが、適度に存在を主張しながらも周囲と調和する。絶妙なカラーリングと言えるだろう

ES-ST8R
ES-ST8R

グリップ部の中央がくびれており、自然な形で本体をしっかりとホールドできる。このスリムなグリップと軽さのおかげで、カミソリのような逆手持ちのシェービングも無理なく行えた

また、付属品の使い勝手もよい。まず、ヘッドに取り付ける「シェーバーホルダー」。これは“お風呂剃り”対応シェーバーならではの機能として、ヘッドを乾かしながら置ける縦置きに対応。洗面台の鏡裏収納など、スペースが限られている場所にも清潔性を保ちながら、スッキリと収納できるのがありがたい。また、付属の「充電スタンド」もスペースを取らない縦置き型。約1時間でフル充電できる急速充電に対応しているのも便利なポイントだ。

ES-ST8R

ヘッド部を保護するための「シェーバーホルダー」は、縦置きに対応。写真のような状態で、洗面台の鏡裏収納などにコンパクトに収納できる

ES-ST8R

本体下部をスタンドのコネクターに接続して利用する「充電スタンド」も、縦置き対応だ。洗面台の狭いスペースでも、場所を取らずに充電できるのがありがたい

ES-ST8R

「ES-ST8R」には、「STシリーズ」の3機種の中で唯一、ハードタイプの収納ケースが付属。出張や旅行などにも安全に携帯できる

最新3枚刃ラムダッシュ「STシリーズ」を店頭で体験しよう!

ES-ST8R

毎分約13,000ストロークのリニアモーターによる、パワフルなシェービングが魅力の「STシリーズ」。現在、一部の家電量販店の店頭では、本モデルを試用できる「試し剃りスタンド」が展開されている。店頭で試せるのは“ドライ剃り”のみだが、普段なかなか試用することのできない最新シェーバーを実際に肌に当てて試せるまたとない機会。「試し剃りスタンド」を見かけたら、あなたもぜひ「STシリーズ」の実力を試してみてほしい。※ 写真は5枚刃ラムダッシュ 試し剃りスタンドのものです。

まとめ利用スタイルを選ばない、多目的な“ユーティリティーシェーバー”

以上、2019年5月に発売された3枚刃ラムダッシュ「STシリーズ」の最上位モデル「ES-ST8R」をチェックしてきた。「STシリーズ」はこれまでも価格.comユーザーから高い評価を得てきたシリーズだが、実際に使用してみて、その理由が実感できた。

そのひとつは、毎分約13,000ストロークというリニアモーターのパワフルな駆動力が“ドライ剃り”“お風呂剃り”を問わずに発揮され、どのような利用スタイルでも確かなシェービング性能を発揮してくれること。そしてもうひとつは、より快適な剃り味を実現するために、肌へのフィット感を高める「密着スイングヘッド」や切れ味が鋭い「30°鋭角ナノエッジ内刃」、さらには、泡やジェルを適度に外刃に送り込む「スムースローラー」やそれを適度に残す「泡スルーヘッド」など、利用スタイルに応じて考え抜かれたテクノロジーが搭載されていることだろう。極めてコストパフォーマンスの高い、多目的なユーティリティーモデルとなっているのだから、人気が出ないはずがない。そろそろシェーバーの買い換え時という人は、この3枚刃ラムダッシュ「STシリーズ」に注目してほしい。