片手サイズで極上のエンタメ体験

2万円台前半(※)の高コスパ8インチタブレット「HUAWEI MediaPad M5 lite」徹底検証

※22,880円(税別。Wi-Fiモデルの市場想定価格)

手ごろな価格でありながら、動画やゲームなどを快適に楽しめるタブレット端末として、価格.com上でも評価の高い10.1インチモデル「HUAWEI MediaPad M5 lite」。これを8インチサイズにコンパクト化した最新モデルが2019年5月に登場した。近年、Android搭載の8インチタブレットの新製品はほとんど登場していなかっただけに、「10.1インチタブレットでは大きすぎるが、スマートフォンの画面では小さすぎる」と感じていた人に待望のモデルとなるだろう。ここでは、そんな最新8インチタブレット「HUAWEI MediaPad M5 lite」の魅力を徹底検証していく。

待望のコンパクトモデル「HUAWEI MediaPad M5 lite」に手軽な8インチモデルが登場 

動画や音楽などのエンターテインメントコンテンツを手軽に楽しむ端末として、愛用者の多いタブレット端末。そのため、今のタブレット端末には、映像がキレイに見られるディスプレイや、高音質なサウンドを奏でてくれるスピーカーが求められている。その点、2018年11月に発売された10.1インチタブレット「HUAWEI MediaPad M5 lite」は、手ごろな価格を実現しながら、フルHD解像度を超えるWUXGA(1920×1200)の液晶ディスプレイや、世界的なオーディオメーカー「Harman Kardon」がサウンドチューニングを行ったスピーカーを搭載。多くの人が望んでいたニーズを満たしていたため、価格.com上でも高い人気を集めた。

そんな「HUAWEI MediaPad M5 lite」シリーズに、2019年5月、ボディをよりコンパクトにした8インチモデルが仲間入りした。もちろん、10.1インチモデルが備えていた魅力はしっかりと受け継いでおり、高精細のWUXGA液晶ディスプレイに加え、「Harman Kardon」がサウンドチューニングを行ったスピーカーを搭載。それでいて、2万円台前半という低価格を実現しているのだ。8インチサイズのAndroidタブレットは長らく新製品が登場していなかっただけに、「10.1インチタブレットでは大きすぎるが、スマートフォンの画面では小さすぎる」と感じていた人に待望のモデルとなるだろう。

HUAWEI MediaPad M5 lite

片手で持てる8インチサイズでありながら、極上のエンターテインメント体験ができる「HUAWEI MediaPad M5 lite」。本機にはSIMカードに対応したLTEモデルと、対応しないWi-Fiモデルの2機種がラインアップされているが、ここでは、価格.com上でも人気を集めそうなWi-Fiモデルをレビューしていく

まずは、そのボディからチェックしていこう。本体サイズは約122.2(幅)×204.2(高さ)×8.2(厚さ)mm、重量は約310g。スマートフォンに比べて大画面でありながら、片手で持てるサイズと重量で、実に使いやすい。最近は「Amazon プライムビデオ」などのネット配信動画をスマートフォンで視聴する人が増えたが、8インチタブレットなら、スマートフォンのように片手で持ちながら、より迫力のある大画面で映像を楽しむことができる。しかも、ソファやベッドの上に寝転びながらでも、長時間ラクに画面を支えていられる絶妙なサイズ感なのだ。

HUAWEI MediaPad M5 lite HUAWEI MediaPad M5 lite

ボディはコンパクトなだけでなく、約8.2mmのスリムな厚さを実現。約310gの重量は価格.com上に登録されている8インチタブレットの中でも軽い部類に入る

HUAWEI MediaPad M5 lite HUAWEI MediaPad M5 lite

「スペースグレー」のカラーが施された背面は、エッジに向かって美しくラウンドしたメタルユニボディ。手でホールドしやすいうえ、表面に施されたサンドブラスト加工によって2万円台前半のモデルとは思えない質感を実現している。左側面に見えるスロットは、最大512GBまで対応するmicroSDメモリーカードスロットだ

HUAWEI MediaPad M5 lite

家での動画視聴用端末としてタブレット端末を使用している人は多いと思うが、8インチタブレットに求めたいのは気軽さと手軽さだろう。その点、軽量・コンパクトな8インチモデルの「HUAWEI MediaPad M5 lite」なら、ソファにどっぷりと身体を預けながらでもラクに手で持って視聴できる。もちろん、ソファやベッドに寝そべりながらでも視聴しやすい

HUAWEI MediaPad M5 lite HUAWEI MediaPad M5 lite

コンパクトな8インチタブレットは、外出先にラクに携帯できるのも魅力。10.1インチタブレットが収納できなかった小型のボディバッグにも、このようにすっきりと収まった。スマートフォンよりも大きな画面を外出先で手軽に使えるのがありがたい

家の中でフル活用エンタメ視聴も満足! WUXGAディスプレイ&高音質スピーカー搭載

8インチというコンパクトさがもたらす「HUAWEI MediaPad M5 lite」の魅力がわかったところで、本機の小さなボディに、どれほどのエンターテインメント性能が備わっているのか、チェックしていこう。

まずは、動画や写真などの映像を映し出す液晶ディスプレイ。ここには色再現性と視野角にすぐれたIPSパネルが採用されている。画面の解像度は一般的なネット配信動画の解像度であるフルHDを上回るWUXGA(1920×1200)なので、ネット配信動画の映像をドットバイドットで表示して楽しむことができる。また、アスペクト比は16:9よりも短辺が長い16:10なので、電子書籍などの閲覧にも適している。

HUAWEI MediaPad M5 lite HUAWEI MediaPad M5 lite

液晶ディスプレイの画素密度は、ひとつひとつのドットが目で見えない大きさの283ppi。色再現性が高く、視野角の広いIPSパネルを採用しているため、動画や写真なども美しく見やすい

映像を映し出すディスプレイだけでなく、スピーカーの音質がよいのも「HUAWEI MediaPad M5 lite」の特徴のひとつだ。前述のように、本機は世界的なオーディオメーカー「Harman Kardon」がサウンドチューニングを施したスピーカーを、ボディの上部と下部に1基ずつ搭載。低域の歪みが抑えられているだけでなく、それぞれのスピーカーを個別のパワーアンプで駆動させることで、8インチタブレットからの音とは思えないパワフルなサウンドが鳴る。高精細なWUXGAディスプレイに加え、高音質なスピーカーがあるからこそ、極上のエンターテインメント体験ができるのだ。

HUAWEI MediaPad M5 lite HUAWEI MediaPad M5 lite

「Harman Kardon」がサウンドチューニングを行ったスピーカーは、ボディの上下に配置。動画視聴に適した横位置にするとスピーカーが左右に来て、広がりのあるサウンドを実現してくれる。スピーカーの位置からも、本機が動画視聴に適した端末であることがわかる

HUAWEI MediaPad M5 lite

では、実際に映像をチェックしていこう。普段6インチクラスのスマートフォンで海外ドラマや映画をよく見ているスタッフだが、「HUAWEI MediaPad M5 lite」で映画を鑑賞してみたところ、その映像とサウンドの迫力の違いに驚いた。スマートフォンとの画面サイズの違いはわずか約2インチだが、手元での視聴となるため、その差はサイズ以上に大きく感じた

HUAWEI MediaPad M5 lite

「Harman Kardon」がチューニングを手がけたサウンドも詳細にチェック。サウンドの傾向は、低域に迫力がありながら中高域がクリアといった印象。音量を上げても音割れや歪みが感じられないので、BGM用の音楽プレーヤーとしても活用できそうだ

「HUAWEI MediaPad M5 lite」は、ファーウェイのスマートフォン同様、イヤホン/ヘッドホン使用時のサウンド効果をコントロールする「HUAWEI Histen 5.0 オーディオテクノロジー」にも対応している。この技術は、再生するコンテンツに合わせて自動で効果を最適化してくれるだけでなく、使用しているイヤホンやヘッドホンのタイプに合わせて効果を最適化できるのが特徴。スピーカーから十分な音を出せない夜間や外出先でも、イヤホン/ヘッドホンを装着してスピーカーと同様のサウンドを楽しめるのがうれしい。

HUAWEI Histen 5.0 オーディオテクノロジー

HUAWEI MediaPad M5 lite HUAWEI MediaPad M5 lite

「HUAWEI Histen 5.0 オーディオテクノロジー」の設定は、「設定」アプリの中の「サウンド」メニューから行う。この設定は、3.5mmジャックにイヤホン/ヘッドホンのプラグを挿入すると利用可能になる

外出先でフル活用カメラで写真を撮ったり、情報を入手したりなど外出先でも大活躍

最後は、コンパクトな8インチタブレット「HUAWEI MediaPad M5 lite」の機動性を生かして、屋外に持ち出し、街を散策しながら使ってみることにした。

HUAWEI MediaPad M5 lite

SIMカードに対応したLTEモデルもラインアップされた「HUAWEI MediaPad M5 lite」だが、スマートフォンのテザリング機能を活用すれば、Wi-Fiモデルでも外出先でフル活用できる。家の中で使っているだけではもったいないので外へも持ち出してみよう

散策中、まず活躍したのは、背面に設けられたメインカメラ。今やスナップ撮影に利用するのはスマートフォンのカメラという人がほとんどだと思うが、本機は数あるタブレット端末の中でもトップクラスの解像度を誇る約1300万画素のカメラを搭載(価格.comスペック検索において、2019年5月14日時点)。エントリークラスのスマートフォン並みの解像度であるうえ、HDR撮影やフォーカス追従、スマイルシャッターなどの機能も備えているので、スナップ撮影で十分に使える。スマートフォンよりも大きな画面で撮った写真の確認できるため、本機のカメラを便利に感じる人もいるのではないだろうか。

HUAWEI MediaPad M5 lite

「HUAWEI MediaPad M5 lite」のメインカメラは、タブレット端末の中でトップクラスの解像度となる約1300万画素。タブレット端末のカメラはスペックが低いオマケ的なものが多いが、本機のカメラは実用性十分だ

このメインカメラが活躍するのは、何も写真を撮るときばかりではない。インターネットに接続した状態なら、クラウド上にあるAI(人工知能)と連動させて一歩進んだ使い方もできるのだ。それを実現してくれるのが「HUAWEI AI Vision」機能だ。

「HUAWEI AI Vision」は、カメラアプリを起動した際の画面左上のアイコンから呼び出せる。画面下部に現れたメニューから、「識別」を選択して街のランドマークにカメラを向けると、その建物に関する情報を表示してくれるし、「ショッピング」を選んで商品にカメラを向ければWeb上でショッピング検索が行える。また、「カロリー」を選んで料理にカメラを向ければその料理のおおよそのカロリーを表示し、「翻訳」を選択して外国語の文章にカメラを向ければ日本語に翻訳を行ってくれる。精度に関してはまだ発展途上と感じるところはあるが、カメラの未来を感じさせてくれる実に楽しい機能だ。「写真はスマートフォンのカメラがあるから十分」と思っている人も、「HUAWEI MediaPad M5 lite」のカメラは1度起動してみる価値がある。

HUAWEI MediaPad M5 lite HUAWEI MediaPad M5 lite

街を散策していて出くわした東京タワーにカメラを向けてみたが、「HUAWEI AI Vision」がしっかり認識。表示された情報から、旅行サイトにアクセスして、東京タワーに関するクチコミや、展望台のチケットなど観光ツアーの予約ページにアクセスすることができた。旅行先などで便利に活用できる機能だろう

また、1画面に2つのアプリの画面を表示できる「マルチウインドウ機能」も便利だった。これは、「Android 7」から搭載されているOS標準の機能だが、当然「Android 9」を搭載した8インチモデルの「HUAWEI MediaPad M5 lite」でも活用可能。外出先では画面のいっぽうに訪問先の情報を表示しながら、もういっぽうの画面で地図を確認するといった使い方ができて便利だった。「HUAWEI MediaPad M5 lite」のディスプレイは8インチと大きいので、2画面を並べても表示が大きく見やすいのがいい。

HUAWEI MediaPad M5 lite

ディスプレイが8インチと大きいと「マルチウインドウ機能」もより実用的。街を散策していたらお腹が減ってきたので、近くのレストランを地図上で探しつつ、もういっぽうの画面でクチコミをチェック。いつもより簡単に評判のいい店が見つけられた。なお、「HUAWEI MediaPad M5 lite」(Wi-Fiモデル)はGPS、GLONASS、BDSの3種類の衛星測位システムに対応しているので、地図上に表示される現在位置もとても正確だ

HUAWEI MediaPad M5 lite HUAWEI MediaPad M5 lite

「HUAWEI MediaPad M5 lite」は起動も簡単かつスピーディー。前面のインカメラは顔認証に対応しているため、顔の前にサッとタブレット端末をかざすだけでログインできる。しかも、パスコードのように入力中にほかの人から盗み見られる心配もないので、外出先でも安心して使える

HUAWEI MediaPad M5 lite

約5100mAhのバッテリーを搭載した「HUAWEI MediaPad M5 lite」は電池持ちもいい。イヤホンで音楽を聴きながら、地図アプリで位置を確認したり、Webサイトを検索したりとほぼ1日の散策にフル活用し、帰宅後は1時間ほど動画を視聴したが、就寝前のバッテリーは約43%残っていた。使い方としてはヘビーなほうだと思うが、それでも半分近く残量があるのが頼もしい。なお、充電は底面のmicroUSBポート経由で行う

まとめ片手で持てる大画面が魅力の8インチタブレットに待望の最新モデル

近年、新製品が登場していなかったAndroid搭載の8インチタブレット。久しぶりに登場した最新モデル「HUAWEI MediaPad M5 lite」を使用して改めて感じたのは、片手で持てるコンパクトと大画面を両立した8インチタブレットは何かと便利であるということだ。スマートフォン感覚で家の中でも使いやすいうえ、本機においてはWUXGA液晶ディスプレイと「Harman Kardon」がチューニングを行ったスピーカーを搭載しているため、今流行りのネット配信動画を迫力の映像とサウンドで楽しめる。そして何よりうれしいのは、これだけの機能が盛り込まれながら2万円台前半という低価格を実現していることだろう。

10.1インチタブレットでは大きすぎるが、スマートフォンの画面では小さすぎる――。そう感じてきた人のすき間を埋める製品として、本機が大きな人気を集めることは間違いなさそうだ。

Wi-Fiモデル LTEモデル
型番 DN2-W09 JDN2-L09
カラー スペースグレー
ディスプレイ 約8インチ、WUXGA(1920×1200) IPS
CPU HUAWEI Kirin 710(2.2GHz×4+1.7GHz×4)
メモリー 3GB
ストレージ 32GB
外部ストレージ microSDメモリーカード(最大512GB)
外部インターフェイス microUSB(2.0)、3.5mmステレオヘッドホン/マイク端子
OS/UI Android 9/EMUI 9.0
カメラ 約1300万画素(メインカメラ)/約800万画素(インカメラ)
測位方式 GPS、GLONASS、BDS GPS、A-GPS、GLONASS、BDS
センサー 加速度
Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4/5GHz)
通信方式 FDD-LTE:Band 1/3/5/7/8/18/19/20/26
TDD-LTE:Band 40/41
W-CDMA:Band 1/2/5/6/8/19
GSM:850/900/1800/1900MHz
バッテリー 約5100mAh
スピーカー デュアルスピーカー、Harman Kardon音響チューニング
サイズ 約122.2(幅)×204.2(高さ)×8.2(厚さ)mm
重量 約310g