夏場も便利なサーキュレーター機能付き!“基本性能の高さ”を追求した空気清浄機COWAY「AIRMEGA STORM」徹底レビュー

世界的に需要が高まっている空気清浄機。その市場にあって、いま最も勢いのあるグローバルメーカーのひとつが、韓国の「COWAY(コーウェイ)」だ。フィルター性能と風量といった、空気清浄機としての“基本性能”をとことん追求することで、世界中でユーザーを広げている。日本国内では2018年9月からプレミアムラインの「AIRMEGA(エアメガ)」シリーズを展開しているが、本特集では、そんな「AIRMEGA」シリーズの中から、夏場も便利に活用できるサーキュレーター機能を備えた「AIRMEGA STORM(エアメガ ストーム)」をピックアップ。素早く部屋の空気をキレイにしてくれるだけでなく、エアコン冷房とサーキュレーター機能を併用することで、部屋中に心地よい冷気を届けて省エネ効果も期待できるという、使い勝手のいい本製品の魅力を徹底レビューした。

ブランド概要空気清浄能力の高さで、世界各国で支持される「COWAY」

花粉やハウスダスト、ウイルスはもちろん、近年ではPM2.5や黄砂への対策としても期待されている空気清浄機。その需要は世界的に高まっているが、加湿機能やイオン放出機能などを備えた多機能モデルが主流の日本市場とは対照的に、海外市場では、空気清浄能力をとことん追求した単機能モデルの販売台数が伸びている。部屋の隅々まで素早く空気清浄できるパワーが重視されているためだが、こうしたニーズをしっかりくみ取ることで市場シェアを拡大させているメーカーのひとつに、世界40カ国以上で製品を展開する韓国の生活環境家電メーカー「COWAY(コーウェイ)」がある。世界的には認知度の高い空気清浄機メーカーの1社であり、2017年の販売台数は110万台にのぼり、世界で販売された空気清浄機の10台に1台はCOWAYの製品※1と言われる。

COWAY「AIRMEGA STORM」

世界40か国以上で空気清浄機を展開し、2008〜2017年の10年間で約755万台を販売した実績※1を持つ「COWAY」。韓国ソウルの国立ソウル大学にあるR&Dセンターでは、空気清浄能力の向上のため「フィルター」と「風量」、「気流」に関する研究が日夜続けられている

そんなCOWAYの空気清浄機は、「AIRMEGA FILTERISM(エアメガフィルタリズム)」と呼ばれる独自のフィルターシステムが採用されており、フィルター性能と風量を極める設計が製品の基本を成すという。日本市場では2018年9月から、プレミアムラインの空気清浄機「AIRMEGA」シリーズを本格展開しているが、今回はその中から、夏場も便利なサーキュレーター機能を備えた「AIRMEGA STORM(エアメガ ストーム)」に注目した。

「AIRMEGA」シリーズのラインアップ
COWAY「AIRMEGA 400」AIRMEGA 400
COWAY「AIRMEGA 300」AIRMEGA 300
COWAY「AIRMEGA 600」 AIRMEGA 600
COWAY「AIRMEGA 200」AIRMEGA 200

「AIRMEGA STORM」以外にも、日本市場では、左右2面フィルターによる高い空気清浄能力と個性的なデザインを兼ね備えた「AIRMEGA 400」をはじめ、「AIRMEGA 400」をひと回りコンパクトにした「AIRMEGA 300」、左右両面と底面の3面フィルターと多機能表示窓が特徴的な「AIRMEGA 600」、奥行きが短く設置性にすぐれた「AIRMEGA 200」などをラインアップしている

COWAY「AIRMEGA STORM」

今回レビューするのは、使用環境に合わせてカスタムフィルターを追加でき、部屋の空気を循環させながら空気清浄する「マルチサーキュレーション機能」を備えた「AIRMEGA STORM」。サーキュレーターとしても活用できるため、1年中利用できる

“基本性能”を追求したサーキュレーター機能付き空気清浄機

基本性能高性能フィルター×大風量により、8畳を約9分※2で空気清浄!

空気清浄機の“基本性能”である空気清浄能力を高めるうえで、COWAYがこだわったのは、フィルター性能を最大限に引き出すこと。本体前面のほとんどを占める大きな吸い込み口には、外側から順に、「プレフィルター」「活性炭脱臭フィルター」「抗菌GreenHEPAフィルター」の3種類のフィルターを基本搭載。「プレフィルター」が大きなホコリなどを最初に取り除いて集じん性能の低下を抑え、天然素材で作られた「活性炭脱臭フィルター」が、料理やタバコのニオイ、有毒ガスやVOC(揮発性有機化合物)を99%除去※3。さらに、独自開発の「抗菌GreenHEPAフィルター」が、0.3μmの微細な粒子を99.97%以上除去※4し、ウイルスや有害菌などを99.9%以上不活化※5する。空気清浄機としての基本性能に関しては必要十分といったところだ。

プレフィルター

フィルター性能を最大限に引き出すことにこだわり、前面の吸い込み口のほとんどをフィルターで占める設計とした。カバーを取るとまず見えてくるのが、大きなホコリや髪の毛などを除去する「プレフィルター」だ。マイクロメッシュを採用することで、集じん効率を向上させているという

活性炭脱臭フィルター

「プレフィルター」を外すと現れるのが、「活性炭脱臭フィルター」。フィルター内には粒状の活性炭がびっしりと詰まっており、料理やタバコのニオイに加え、一酸化窒素や硫黄酸化物などの有害ガスも効果的に除去してくれる

抗菌GreenHEPAフィルター

一番奥にあるのが「抗菌GreenHEPAフィルター」。0.3μmの微細なホコリや花粉など、目に見えない粒子を99.97 %以上除去※4できるほか、独自の抗菌素材がとらえた有害ウイルスや有害菌の活動を99.9%以上抑制※5する。こうした有害物質の抑制効果は、フィルター裏面の緑色の部分に施された独自の抗菌加工によって可能になっているという

さらに前述の通り、「AIRMEGA STORM」でユニークなのが、オプションで「カスタムフィルター」を追加できること。黄砂に含まれている二酸化硫黄や二酸化窒素の除去に特化した「黄砂フィルター」のほか、新築建材や家具などから放出されるホルムアルデヒドに効果のある「新築フィルター」、ニオイが気になる時に役立つ「ダブル脱臭フィルター」の3種類が用意されており、プレフィルターの手前側に装着して使用する。室内の環境に応じて選ぶことで、メインの脱臭/HEPAフィルターの性能低下を抑えられ、さらにワンランク上の快適な空間を作り出せるのだ。

カスタムフィルター

「黄砂フィルター」「新築フィルター」「ダブル脱臭フィルター」の3種類のカスタムフィルターがオプションとして用意されている。価格も1枚2,200円(税別)とお手ごろなので、空気の悩みに合わせて積極的に活用したい

「AIRMEGA STORM」は、風量にもこだわった。空気清浄機は、本体から空気を吹き出して部屋中の空気を循環させ、再び吸い込むことで、空気中の汚れや微粒子を吸引してこし取るのが基本的な仕組み。そのため、風量が強ければ強いほど、素早く部屋の空気を清浄できるわけだが、「AIRMEGA STORM」の最大風量は、8.3m3/分とかなりパワフル。8畳(13m2)を約9分※1で清浄可能。目安として32畳まで※1の部屋の空気をキレイにできる風量を実現している。

本体前面内部に搭載された大型ファンで強力に空気を吸い込み、本体天面と正面にある吹き出し口からキレイな空気を勢いよく吹き出す。最大風量は8.3m3/分で、8畳の部屋を約9分※1で清浄できる能力を持つ

空気清浄テスト

高性能なフィルターと大風量により、素早く部屋の空気をキレイにできる「AIRMEGA STORM」。密閉空間で運転させたテスト動画を見ると、スピーディーに空気を清浄している様子がわかる

“基本性能”を追求したサーキュレーター機能付き空気清浄機

+αの快適機能エアコンと併用で快適・省エネ!
夏も重宝する「マルチサーキュレーション機能」

本体から吹き出す風の方向により空気の流れを制御する「マルチサーキュレーション機能」により、部屋の中の空気をさまざまに循環させながら空気を清浄してくれるのも本機ならではの魅力。同機能には、吹き出し方によって3つの気流があり、環境や状況に応じて使い分けることが可能だ。

ノーマル気流
ジェット気流
サークル気流

部屋の空気をまんべんなくキレイにしたい場合は、上方向のみに吹き出す「ノーマル気流」、本体から離れた場所にあるキッチンなどの空気を素早くキレイにしたい場合は、前方向へ集中して吹き出す「ジェット気流」、子どもが遊び回るなどして近くで急に発生したホコリをキレイにしたい場合は、上と前方向へ同時に吹き出す「サークル気流」を使い分けることで、狙い通りに効率良く部屋の空気をキレイにできる

もちろん、部屋の空気を循環させて空気清浄を行う「マルチサーキュレーション機能」は、サーキュレーターとしても活用できる。特に夏場は、床面にたまりやすいエアコン冷房の冷気を部屋全体に届けてくれるため、エアコンをむやみに強めなくても心地よい涼しさが得られ、省エネ効果が期待できる。実際、エアコンと併用して「マルチサーキュレーション機能」を使用してみたところ、12畳程度のリビングルームの隅々だけでなく、隣接する3畳程度のカウンターキッチンにも冷気が行きわたり、広い範囲で心地よい涼しさが得られた。

COWAY「AIRMEGA STORM」
エアコンのみ
COWAY「AIRMEGA STORM」
マルチサーキュレーション機能とエアコンを併用
COWAY「AIRMEGA STORM」 COWAY「AIRMEGA STORM」

エアコンのみと、「AIRMEGA STORM」の「マルチサーキュレーション機能」とエアコンを併用した場合の、室内の温度分布を比較※6してみた。上図は運転開始から約5分後の状態だが、エアコンのみでは冷気が部屋の下方にたまってしまい、床上との温度差が3℃以上あったのに対して、「マルチサーキュレーション機能」を併用した場合には、1℃未満に収まっていた。これだけムラなく冷気が行きわたれば、エアコンの温度設定も控えめにできるので、省エネにもつながりそうだ

大風量をチェック

前方に大風量を吹き出す「ジェット気流」は、サーキュレーター代わりに便利だ。試しにパワーを「強」にして風車をかざしてみたが、5m離れた場所でも風車が力強く回っていた

“基本性能”を追求したサーキュレーター機能付き空気清浄機

デザイン・使い勝手空気の状態を見える化するLED搭載のスタイリッシュボディ

リビングルームなどに設置して使う空気清浄機は、設置性やデザイン性も重視して選びたい。その点、「AIRMEGA STORM」は前面吸い込み構造のため、壁際に寄せて使用できるうえ、奥行きが約240mmと短く、リビングルームの隅などにも設置しやすい。また、シンプルで洗練されたデザインなので、さまざまなインテリアになじみやすいのもメリット。そのデザインは世界中で高い評価を受けており、「レッド・ドット・デザイン賞」をはじめ、多くのデザインアワードを受賞している。

本体サイズは約410(幅)×240(奥行)×765(高さ)mmで、重量は約12.5kg。壁際に寄せて設置できるため、設置場所の制約が少ない。本体両側面には持ち手がついており、簡単に移動させられるのも便利だ

COWAY「AIRMEGA STORM」

本体のデザインは清潔感があってスタイリッシュ。部屋のインテリアにもなじみやすいので、1年中リビングルームに設置しておいても違和感はないだろう

最後に、「AIRMEGA STORM」の使い勝手をチェックしていこう。本機は、各種センサーで部屋の空気や明るさをモニタリングし、最適な運転モードへ自動的に切り替えてくれる「スマート運転」機能を搭載している。たとえば、3分以上空気がキレイな状態が続き、部屋の明かりが暗くなってくると、消費電力と運転音を抑える「おやすみモード」へと自動で切り替わる。また、パワフルながら運転音は静かで、最大風量での運転時も、動作音は約50dBとクラストップの静粛性だ。広いリビングルームで使用する場合なら、運転音はほとんど気にならないだろう。

本体天面の吹き出し口前方に、タッチ式の操作パネルを搭載。運転の切り替えやオフタイマーの設定などがすべてここで行える。なお、日本国内向けモデルでは「花粉モード」も選択でき、「サークル/ジェット/ノーマル気流」を順次切り換え、外部から入り込んだ花粉やPM2.5を素早く除去したいときに便利だ

青(きれい)
COWAY「AIRMEGA STORM」
緑(普通)
COWAY「AIRMEGA STORM」
黄色(やや汚れている)
COWAY「AIRMEGA STORM」
赤(汚れている)
COWAY「AIRMEGA STORM」

本体に内蔵された「ホコリセンサー」が空気の汚れをモニタリングし、本体前面の吹き出し口中央に搭載された「LEDリング」が、部屋の空気の状態を4色で知らせてくれるようになっている

COWAY「AIRMEGA STORM」

「AIRMEGA STORM」は静音性にもすぐれており、最大風量時でも動作音は約50dBと、ひそひそ声や木々のざわめきと同程度。実際に、「ノーマル気流」の「強」運転時の動作音を計測してみたが、約45dBだった

プレフィルターのお手入れは、約2〜4週間に1回が目安で、付着したホコリを掃除機で吸い取ればOK。なお、プレフィルター以外のフィルターは消耗品となり、適時交換して使うことになる。このクラスの製品では珍しく、吹き出し口のお手入れにも配慮されている。操作パネルの後方にある上部グリルは持ち上げることで、前面の丸いグリルは印の通りに回すことで、いずれも手軽に取り外せるため、簡単に汚れを取り除ける

“基本性能”を追求したサーキュレーター機能付き空気清浄機

まとめ空気清浄能力で選ぶなら、基本性能にこだわったCOWAYの空気清浄機

日本国内の空気清浄機市場では、加湿機能やイオン放出機能を付加した多機能モデルが人気だが、肝心の空気清浄において最大限の効果が得られているのか? そんな疑問を持っている人も少なくはないはずだ。その点、「AIRMEGA STORM」は、高性能なフィルターシステムと、その性能を引き出す大風量を備え、頼もしい空気清浄能力を発揮してくれる。また、オプションで「カスタムフィルター」が追加できたり、サーキュレーターとしても活用できたりするなど、使い勝手も十分。さすがは、世界市場で高い人気を集めている製品だ。花粉やウィルスが気になる春や秋だけでなく、1年中活躍してくれるパワフルな空気清浄機として、ぜひ本機の導入を検討してみてはいかがだろうか。

なお、今ならお得に購入できるキャンペーンも実施されているので、本機をよりお得に購入することもできる。その内容は、6月28日(金)〜8月31(土)の期間中、「AIRMEGA」シリーズを取り扱う家電量販店の店頭やECサイト、アマゾンで、税別の通常価格から10,000円が値引きされるというもの。こちらもあわせてチェックしてほしい。

COWAY「AIRMEGA STORM」