「アプリケーションライブラリ」搭載のA4カラーレーザー複合機 キヤノン「Satera MF644Cdw」が 定型業務をワンタッチ化!

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印刷の速さはもちろん、すぐれた使い勝手を備えたレーザー複合機として評価の高いキヤノン「Satera MFP」シリーズ。その最新A4カラーレーザー複合機「Satera MF644Cdw」では、定型業務をワンタッチで実行できるようにする「アプリケーションライブラリ」に注目したい。もちろん、A4片面21枚/分、A4両面12.7ページ/分(ともにカラー・モノクロ)の連続印刷が行え、最大250枚のA4普通紙を収納できる大容量給紙カセットを備えるなど、使い勝手にもすぐれている。ここでは、「アプリケーションライブラリ」を中心に、本機の実力をチェックしていく。

注目機能 定型業務をワンタッチにする
注目機能「アプリケーションライブラリ」

プリントはもちろん、コピー、スキャン、FAXといったドキュメント業務を1台でカバーする複合機は、ビジネスの現場に欠かせないツールだ。それだけに、コンパクトなA4カラーレーザー複合機は多くの業種の、さまざまな現場でフル活用されている。そんなA4カラーレーザー複合機市場にあって高い支持を集めているのが、キヤノンの「Satera MFP」シリーズだ。

その中でも今回価格.comが注目したのは、A4片面21枚/分、A4両面12.7ページ/分(ともにカラー・モノクロ)という比較的高速な印刷スピードと最大251枚の給紙枚数を備え、価格とのバランスにすぐれた最新モデル「Satera MF644Cdw」。しかも本機は、コンパクトなボディに多機能を搭載するだけでなく、定型業務をワンタッチで実行できるようにする「アプリケーションライブラリ」と呼ばれるユニークな機能も備えているのだ。

キヤノン「Satera MF644Cdw」

Satera MF644Cdwキヤノンの最新A4カラーレーザー複合機「Satera MF644Cdw」。目を引くのは、前面に飛び出すように装備された「5インチカラータッチパネル」だが、このパネルを生かした「アプリケーションライブラリ」によって業務を効率化できる

「アプリケーションライブラリ」の機能を簡単に説明すると、「いつもの文書を印刷する」「スキャンしたデータを決まった宛先に送る」などといった定型的な操作をショートカットボタン化し、ワンタッチで実行できるようにするもの。たとえば、オフィス業務における申請書やクリニックにおける問診票など、繰り返し使用するフォーマットの印刷をショートカットボタンにしてホーム画面に登録しておくことで、いちいちパソコンを開いたり、面倒な設定を行ったりすることなく、操作パネルをワンタッチするだけで、それを実行できるようになるのだ。

キヤノン「Satera MF644Cdw」

「Satera MF644Cdw」が搭載している「5インチカラータッチパネル」。静電式タッチパネルとなっており、必要な機能を直感的に操作できてわかりやすい。「アプリケーションライブラリ」で作成したショートカットボタンはこのホーム画面に登録できる

一般的なオフィスワークと、アルバイトスタッフを使用している店舗ワークを想定して、オリジナルのホーム画面を作成してみた。オフィスワークでは、購入申請書フォーマットの印刷や自分のパソコンへの固定宛先スキャンを、店舗ワークでは、アルバイトスタッフのシフト表印刷や顧客のIDカードコピーを、ショートカットボタンにして登録してみた。これら以外にも、業務に合わせてドキュメント業務をワンタッチ化することが可能だ

オリジナルショートカットボタンを作成できる
「アプリケーションライブラリ」の機能一覧
①定型文書プリント ⑦FAX後に保存
②お知らせ表示 ⑧仕分けスキャン
③固定宛先スキャン ⑨Language(言語切替)
④プリセットIDカードコピー ⑩文字を濃くコピー
⑤消耗品情報 ⑪アプリケーションライブラリガイド
⑥節約コピー ⑫裏写り防止コピー

「アプリケーションライブラリ」のショートカットボタン作成は、パソコンのWebブラウザーから「リモートUI」にアクセスして行う。管理者モードでログインしたら、ポータル画面の右メニューから「アプリケーションライブラリ」を選択。アプリケーション管理画面に進むことで、必要なショートカットボタンを作ることができる

印刷性能 ファーストプリントも連続プリントも、その速さに不満なし

「Satera MF644Cdw」は、「アプリケーションライブラリ」によって定型業務を効率化できるだけでなく、基本的なブリンターの性能となる印刷速度も速い。「とにかく早く印刷したい、コピーしたい」というビジネスユーザーの要求にもしっかりと応えられるA4カラーレーザー複合機でもあるのだ。

それを実現している秘密のひとつが、キヤノン独自の「オンデマンド定着方式」だ。これは、瞬時に加熱するセラミックヒーターと熱伝導率の高い定着フィルムを定着器に採用することで、素早い立ち上げを可能にしたもの。一般的なレーザー複合機に比べて定着器が温まるまでの時間が少なくて済み、「Satera MF644Cdw」のカタログ上のウォームアップタイムは13秒以下と短い。

ウォームアップタイムを検証キヤノン「Satera MF644Cdw」

キヤノン独自の「オンデマンド定着方式」を採用した「Satera MF644Cdw」は、ウォームアップタイムが短いのが特徴。実際に、本体の電源ボタンを押して使用可能になるまでの時間を計測してみたところ、約12.09秒とカタログスペック以上の数値を記録した

では、肝心の印刷速度はどうだろう。カタログスペックでは、ファーストプリントタイムが10.5秒以下、連続印刷速度がA4片面21枚/分、A4両面が12.7ページ/分(ともにカラー・モノクロ)と速いが、実際のところを検証してみた。

ファーストプリントタイムキヤノン「Satera MF644Cdw」

まずA4カラー文書のファーストプリントを計測したところ、カタログスペックの10.5秒に対して、実測は約9.72秒とカタログスペックを若干上回った。この速さはありがたい

連続印刷速度

連続印刷は、カタログスペックがA4片面21枚/分、A4両面が12.7ページ/分。そのため、ここではそれぞれ21枚、13枚の連続印刷時間を計測した。すると、A4片面は約1分1秒、A4両面は約1分2秒となり、ほぼカタログスペックどおりの速度が確認できた

キヤノン「Satera MF644Cdw」 キヤノン「Satera MF644Cdw」

自動両面印刷は高速で便利なだけでなく、用紙の表と裏を活用することで、コスト削減にも大きく貢献してくれる。「2 in 1コピー」「4 in 1コピー」にも対応しているので、使用する用紙の枚数をさらに節約することも可能。ランニングコストが気になる人もこれなら安心だ

キヤノン「Satera MF644Cdw」

コピーやスキャンを行う際に便利なのが、上部のADF(自動原稿送り装置)。最大50枚のA4普通紙をセットでき、内部にはCIS(画像センサー)が2つ搭載されているため、表裏を1パスで読み取れる。なお、スキャン速度もA4片面カラー14枚/分、A4両面カラー27ページ/分と高速だ

使い勝手 多機能でも使いやすく、メンテナンスがラクなボディ設計

続いて、「Satera MF644Cdw」のボディをチェックしていこう。本体サイズは451(幅)×460(奥行)×413(高さ)mmとA4カラーレーザー複合機としてはコンパクトなうえ、無線LANに対応しているので、設置の自由度が高い。オフィスの狭いキャビネットや店舗のカウンターの上にもスッキリと置けそうだ。

キヤノン「Satera MF644Cdw」 キヤノン「Satera MF644Cdw」

「Satera MF644Cdw」の本体サイズは451(幅)×460(奥行)×413(高さ)mm。上部にADFを備えているため、やや高さと奥行きを取って設置する必要があるが、ドキュメント業務に必須の機能がギュッと凝縮されている印象だ

キヤノン「Satera MF644Cdw」

幅はボディスペース以上に必要としないため、左右にファイルなどを置いても支障はない。「ホワイト」を基調としたボディは、一般のオフィスはもちろん、店舗やクリニックなど、さまざまな雰囲気になじんでくれるだろう

キヤノン「Satera MF644Cdw」

「Satera MF644Cdw」は、A4普通紙を最大250枚収納できる大容量給紙カセットを搭載。一度に多くの枚数を印刷する必要がある場合も、給紙の手間が少なくて済む

キヤノン「Satera MF644Cdw」 キヤノン「Satera MF644Cdw」

「Satera MF644Cdw」のトナーカートリッジは、ドラム一体型。カラー機のため、CMYK 4色分のトナーカートリッジを装着する必要があるが、交換はそれぞれを抜き差しするだけなので、難しいことはない

キヤノン「Satera MF644Cdw」

前面の「5インチカラータッチパネル」は、前に傾けたり、上に向けたりできる無段階チルトに対応。設置環境に合わせて角度を調節できて便利だ

キヤノン「Satera MF644Cdw」

タッチ操作に対応した「5インチカラータッチパネル」は、テンキー表示も可能。たとえば、パスワードを入力が必要な「セキュアプリント」を行う際も、スムーズなパスワード入力が行える。「アプリケーションライブラリ」のショートカットボタンの配置だけでなく、直感的な操作を支援してくれる

キヤノン「Satera MF644Cdw」

スマートフォンやタブレット端末などのモバイル機器を最大5台までワイヤレス接続できる「ダイレクト接続」に対応。専用アプリ「Canon PRINT Business」(iOS/Android対応)を使えば、スマートフォンに保存した文書を手軽に印刷したり、スキャンデータを取り込んだりすることができる

いつも見守り、快適な使用環境を提供するサービス「NETEYE」に対応

キヤノン「Satera MF644Cdw」

「Satera MF644Cdw」を導入したらぜひ利用してほしいのが、キヤノンが法人向けに提供している無料の稼働管理サービス「NETEYE」(ネットアイ)だ。

「NETEYE」は、インターネットを通じて機器の稼働状況や消耗品残量などを監視し、万一のトラブル発生時に復旧サポートを行うエンジニアを手配したり、消耗品の交換時期が近付くと自動で交換用品の配送を行ってくれたりするサービス。複合機の使用頻度が高いビジネスユーザーにとって、故障や消耗品切れなどで複合機が使えなくなる時間はできるだけ少なくしたいだろう。万一のトラブルによって業務を停止しないためにも役立てたいサービスだ。

まとめ 多様な現場のニーズに対応でき、
業務効率をアップさせるA4カラーレーザー複合機

忙しいビジネスの現場において、むだな作業による時間ロスはなるべく減らしたいもの。使うたびに行わなければならない複合機の印刷設定などは、ささいな作業のように思うかもしれないが、そうしたむだのひとつである。それが特に、決められた帳票の印刷ならなおさらだろう。

今回検証したキヤノンの「Satera MF644Cdw」は、そうした課題を解決してくれるA4カラーレーザー複合機だった。「アプリケーションライブラリ」によって、よく行う定型業務をワンタッチで実行できるので、作業のむだが減るうえ、業務や機器の操作に不慣れなスタッフも迷わず業務をこなしてくれるようになるだろう。最新のA4カラーレーザー複合機「Satera MF644Cdw」は単に印刷性能が高いだけでなく、業務の効率化も支援してくれる頼もしいビジネスツールへと進化を遂げていた。